2018/05/03 - 2018/05/07
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orangeさん
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2014年以来毎年訪れているスコットランド。
去年まではパリ経由でエディンバラに滞在していましたが、今年はヒースロー経由グラスゴー滞在です。かつ、今年は7月、8月に休暇が取れないことが分かったためGWに行きました。
【行った場所】
①グラスゴー大聖堂
②プロバンド・ロードシップ
③グラスゴー・ネクロポリス
④ピープルズ・パレス
⑤グラスゴー市役所
⑥ケルヴィングローブ美術館&博物館
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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グラスゴー大聖堂
グラスゴーはスコットランドで一番人口が多い町です。
市内は主に4つのエリアに分かれており、グラスゴー大聖堂周辺は"East End”と呼ばれる地区で、歴史的建造物が多くあるエリアです。
日本でも門前町など神社・寺周辺に人が住んでいたように、グラスゴーも初期は大聖堂周辺に人が住み始め発展していきました。
大聖堂は聖マンゴーが7世紀に教会をこの地に創設したことに由来しています。
現在の建物は、12世紀にスコットランド国王デイビッド1世が建設し、15世紀に現在の形になります。
16世紀にやってくる宗教改革による教会破壊を免れて残ったゴシック建築です。 -
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祭壇
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聖マンゴーの墓
大聖堂の地下には大聖堂の元を作り上げた聖マンゴーの墓があります。
603年に亡くなり、ここに安置されています。 -
ステンドグラスは本当に綺麗です。
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プロバンド・ロードシップ
1471年にグラスゴー大聖堂が建設し、大聖堂司教の住居だったとされています。1700年から1900年までは1階が商店、2階は宿として使用され、1906年頃には理髪店、菓子店、商店などとして使われましたが、建物の重要性に保護団体が気づき、現在は博物館です。
グラスゴーで一番最古の建物です。 -
17世紀頃使用されていた椅子
建物内の多くの家具、調度品はウィリアム・バレルにより寄贈されました。
彼は19世紀後半にグラスゴーで生まれ活躍した海運業を営む資産家であり、個人として”バレルコレクション”という美術館を市内に保有するほどで、プロバンド・ロードシップの保護団体メンバーの一人でもあり、当時の生活がどのようなものか再現するのに貢献しています。 -
司教の部屋
正面に映るのは1500年代当時の大聖堂司教 Cuthebert Simson
当時の司教の役割は町のリーダー、グラスゴー大学教授、病院管理者など幅広く、彼も同様の役割を担いました。 -
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司教のダイニングルーム
ここで食事や接客を行いました。 -
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プロバンド・ロードシップには、かの有名なスコットランド女王メアリーも訪れていたようです。
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ネクロポリス
大聖堂の裏にはグラスゴー出身者の記念碑や墓がある丘があります。 -
ひたすら丘を登ります。
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誰かのお墓です。
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お墓がいっぱいあります。
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ネクロポリスから見たグラスゴー大聖堂
次はここから20分ほど歩いた”ピープルズ・パレス”に向かいます。 -
歩いている道中に落書きを発見。
ただの落書きではなく、グラスゴー市が芸術家にお願いし描いてもらったものだそうです。市内散策していると他にも出くわします。 -
ピープルズ・パレス
19~20世紀にかけてのグラスゴー市民の生活や町の歴史を展示した博物館。 -
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グラスゴーを語る上で欠かせないのが”クライド川”
町を東西に分断した川で、産業革命時の川沿いには造船所が多くあり、”帝国第二の都”と呼ばれたグラスゴー。 -
The Steamie
公衆洗濯場のことです。洗濯機が一般的でなかった20世紀までの主婦たちは
"The Steamie"で一家の洗濯物を洗っていました。 -
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昔はこういった所でお母さんたちが毎日手洗いしていたんですね。
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シングル・エンド
1930年頃まで一般的だった労働者の住居。
かなり狭いです。ベッド、キッチン、小さなリビングスペースがあるだけの簡素な家に住んでいました。風呂がないため、バケツにお湯を溜めて体を洗ったそうです。 -
ベッド
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キッチン
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James Howden
グラスゴー出身の造船所経営者。1854年、"Howden Engineering"を創設し先進的な造船技術を生み出しました。1862年に"スコッチボイラー”を発明、1884年には”forced draught sysytem(強制通風)"を生み出し、蒸気機関船のエンジン効率を格段に改善し石炭消費量を減らすことに成功しました。 -
ピープルズ・パレス裏には”ボタニックガーデン”が併設されています。
室内は年中温室に保たれており、植物が植えられています。カフェもあり休めます。 -
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スコットランドにハイビスカス。
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温帯地域でしか見られないような植物がいっぱいでした。
グラスゴー市役所などがある中心部に戻ります。 -
グラスゴー市役所
市民憩いの場ジョージ・スクウェアにあります。
現役の市役所兼市議会議事堂。平日には無料で中を見学できるツアーが行われています。 -
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Merchant house of Glasgow
グラスゴー商工会議所です。 -
暖かいせいか日向ぼっこしている人がいます。
次はケルヴィングローブ美術館&博物館に向かうため地下鉄に向かいます。 -
グラスゴーセントラル駅
駅内部にはグランドセントラルホテルが併設されており、チャーチル元首相やケネディ元大統領が宿泊したそうです。 -
グラスゴーは1950年代ニューヨークの街並みに似ているらしく、映画撮影によく使われるようです。
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グラスゴーには地下鉄があります。
イギリス国内で地下鉄があるのはロンドンとグラスゴーだけ。 -
日本の車体と比べるとかなり小さく天井も低いです。
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最寄りの"Kelvinhall駅"で下車し、美術館へ。
左手に見えてきました。 -
ケルヴィングローブ美術館&博物館
1888年にグラスゴーで開催された国際博覧会の収益を元に1901年に建設されました。ゴッホ・モネ・ダリなどの絵画や古代エジプトの美術品など見ていて飽きません。 -
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よく見ると喜怒哀楽いろんな表情の顔がぶら下がってます。
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おーーでかい。
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処刑台に立つメアリー女王
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十字架の聖ヨハネ ダリ作
この美術館で一番人が群がっていました。 -
ヴィクトリア女王
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展示物の見せ方が豪快で、リアルに感じられます。
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あっという間に暗くなり閉館時間に。
館内は広く、地図必須です。ないと自分がどこにいるか分からなくなります。
今日はこれにてホテルに帰ります。
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