2017/05/01 - 2017/05/01
989位(同エリア3768件中)
柚子柚さん
サンタマリアノヴェッラ、サンマルコ
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駅からすぐのサンタマリアノヴェッラ教会。青空をバックに緑とピンクの大理石がかわいい。美しいというよりかわいい。かわいいが大好きではない。
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中はとても豪華。教会寄進者である貴族の個人礼拝堂が並ぶのはよくあるパターンだが、それぞれが美術館の一部屋のよう。
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トゥルナブオーニ礼拝堂 うまいとか下手とかいう鑑賞の仕方は必要ない。大きくてきれいで物語があってドラマチック。まさに宗教の重要ポイントやね 訪れる信者はまるで大スクリーンで映画見る気分だったろうね。
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出口を抜けると、光あふれる中庭に出る。
教会巡りで一番好きな廻廊(キオストロ)、ここは外界から遮断された小宇宙だといつも思う。神様の目からさえ逃れられる気がするのは自分だけかな。 -
シロツメクサ?が咲いている。草丈が短い。
手入れもしているのだろうが、日本の草よりやわらかそう。 -
回廊に沿って古い壁画が続く。ところどころ剥げて欠けたままだ。
その鄙び方かよくて、2周してしまう。だんだん眠気も増してくる。よく悟れそうな感じだ。悟り=良き眠気か? -
眠気をなそう犯人の一つにこの半円アーチのリズムにあるのではと、密かに思っている。
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おじさんも悟りながら眠る…
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回廊から何気無しに入ったら、謎のドーム
宗教画だけど、何か違うぞ -
書きたかったのは坊さんではなくて、おそらく足元の犬たちだろな 人間よりよっぽどリアリティがあって、画家のやる気を感じる
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イエスより悪魔
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ここにも悪魔 悪魔のバリエーションも豊かだ
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天井まで一面聖書の世界 あの帆船はノアの箱舟かな?
この部屋、その後調べたところ、スペイン礼拝堂そう。 -
続いて、フラ·アンジェリコで知られる僧坊、サンマルコ修道院 回廊はごく普通 朝早くて人影まばら。とてもよいシチュエーションです。
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左右に修道士のための小部屋が並ぶ。この静寂感! 部屋には入れない。部屋ごとに架かるフラアンジェリコのフレスコ画をそっと覗き見させてもらう感じだ。
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受胎告知 マリアも天使ガブリエルも肩の線がか細い。そのあたりから、処女懐胎というテーマが清潔に伝わる。いい絵だなあ
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イエス誕生 生まれたばかりのイエスを囲むマリア、ヨセフ …
この市井の人々の平凡さ、善良さ。あの目もくらむバチカンから感じるカトリックと対極の世界。 -
ユダの接吻 こいつがイエスだと兵士に知らせる合図の接吻。この瞬間のイエスの表情は実に美しく哀しい。
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別棟にあった、アンジェリこの聖母戴冠。こちらはおそらくどこかの教会に寄進された立派な祭壇画。大きくて鮮やかだ。そして、構図も見事。こういう絵も書くアンジェリコの内面を見せてもらった気がしたサンマルコ修道院でした。
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出口の売店で、一番有名なこの絵ハガキを買った。本物は階段の踊り場を曲がって見上げた先に突然現れた。見とれて写真に納めなかったことを後で気づいて落ち込んだ。でも、写真は本物と全然違う。万分の一も伝わらない。また再訪してこの目で再会しよう。(必ずしようね、何故か呼びかけ…)
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