4度目のシンガポールは、初エアチャイナでドキドキ、母娘×２で遊ぶぞー！⑤　ー最終日ー

2019/03/07 - 2019/03/13

姪っ子の住むシンガポールへ行くから航空券の手配お願い！と姉から依頼を受け、色々探しているうちに、娘と「私らも行きたいなーーー」と。
姉は1ヶ月滞在するのでその間に行きたいんだけどいいかな？と、夫の許可を無事get！
シンガポール行きが決まったのは出発2週間前です。


さてさて、私にとってシンガポール行きは4度目となりますが、最後に行ったのは20年以上も前。
ずいぶんと変わってるんだろうな…
それこそ、あの頃はマリーナベイサンズホテルもなかったし、USSもなかった…
と、過去の旅行のガイドブックやパンフレットなどをしまってあるケースを引っ張り出すと、なんと1992年版の「地球の歩き方」が出てきました。

数日後、最新のシンガポール地図と比べると、ええーーー！こんなに違うの？って言うほど、マリーナベイ辺りの地形がずいぶん変わっていました。
ここは埋め立てたんだ、とか、川がなくなってる…とか。
また、その頃はまだマレー鉄道が走っていたらしく、現在の旧シンガポール駅にはたしかに「シンガポール駅」と明記してあります。
MRTも今の南北線、東西線しか見当たりません。

考え出したらワクワク感がハンパない！




それでは準備を始めましょう！

まず航空券ですが、予定外の旅行なので、今回は出来るだけお安く行くべく格安航空券を探しました。
エアチャイナ便(北京トランジット)が一番格安でした。今まで中国の飛行機は避けていたのですが、今回は仕方ないかな…ANAのマイレージも貯まるし、ここは良しとしましょう。但し、トランジットに往復とも約8～10時間。娘と2人なので何とか時間も潰せるね。ってことで、4泊7日の旅の始まりです。


姪の住まいはワンベッドルームの上、姉が滞在しているので私たちはホテルを予約することに。
姪が仕事中の時には姉とも行動を共にするので、姪の自宅近くに泊まるか、別の地域に泊まるか悩みましたが、結局、利便性のいいCity Hall近くに予算内で見つかったので決めました。


エアチャイナ　　 ￥40,890(1人)

ペニンシュラ エクセルシオールホテル
ツインルーム ￥59,910(SGD714.52)



3月7日(木)CA928 13:50関空発 16:10北京着
3月8日(金)CA975 00:10北京発 06:30シンガポール着

3月13日(水)CA970 00:15シンガポール発 06:20北京着
3月13日(水)CA161 16:05北京発 20:10関空着


3月8日(金)セントーサ島・USS
3月9日(土)アラブストリート・リトルインディア・ナイトサファリ
3月10日(日)チャイナタウン・マリーナベイ・ブレアロード
3月11日(月)FUTURE WORLD(チームラボ)・クラークキー・スペクトラ
★3月12日(火)サンズスカイデッキ・セントアンドリュース大聖堂

エリア シンガポール(シンガポール)

この日のスタートもカヤトーストから(笑)

母娘×1は、このカヤトースト、メチャメチャお気に入りになってしまったのです。

ホテルの最寄駅、MRT シティーホール駅のラッフルズシティーにも「ヤクン カヤトースト」があったので、今日はここで…

食後、前日買い物をしたTWGの支払いに間違いがあったので、返金してもらいにオーチャードのIONへ大急ぎで行きました。

朝からバタバタしましたが、その後ホテルをチェックアウトし荷物をコンシェルジュに預けて、最終日の街歩きスタートです。

ヤクン カヤ トースト (ラッフルズシティ店) カフェ

前日スコールが降り行けなかったので、サンズ・スカイパーク展望台へ行くことにしました。

ベイサンズのタワー3からガーデンズ側へ出ると、左側にガラスの扉があります。「SKY DECK」と書いてあるのですぐわかりました。中に入りエスカレーターを降りると、地下にチケットカウンターがあります。
カウンターでは、事前に購入したwebチケットなどの交換をしているようで、私たちは事前予約してなかったので、カウンター左側にある機械で買いました。


↑こちらはガーデンズ バイ ザ ベイ
向こうには停泊しているたくさんの船が見えますね。

サンズ スカイパーク (空中庭園) モニュメント・記念碑

反対側に見えるのは、シンガポールグランプリのコースでしょうか？

すごい！水上にサッカーコートが浮かんでいます。
フローティングステージって言うんですね。

夜に見るのとは全く違う表情のビジネス街の高層ビル。

それにしてもすごい数の高層ビルですね…。

オレンジ屋根とグリーンのコントラストが綺麗です。

シンガポールって魅力的な街です。

マリーナベイサンズの中。あまりにも天井が高いので、上ばっかり見て歩いてました(笑)

マリーナ ベイ サンズ ホテル

早朝からカフェは賑わっていました。

展望台からの景色を楽しんだ後、MRTシティーホール駅へ戻って来て、ラッフルズシティの中をブラブラし、小腹が空いたので「鼎泰豊」に入りました。

台湾ではいつも行列が凄くて1度しか行ってませんが、店内はお昼時だったので賑わっているものの待ち時間なく入店できました。

大好きな小龍包(撮影前に既に食べてしまいました)とチャーハン(写真撮り忘れましたが)。

鼎泰豊 (ラッフルズシティ店) 中華

ビジネスマンらしきお客さんが多かったような気がします。

MRTシティーホール駅から地上に上がり、セントアンドリュース大聖堂へ向かいました。

毎日、ホテルへの道すがら見ていた大聖堂。一度中に入ってみたくて、結局最終日になってしまいました。

外観は真っ白でとっても綺麗です。

尖塔は高さ63.1メートルにも及ぶそうです。

セント アンドリュース大聖堂 寺院・教会

中に入ってビックリ！
祭壇の後ろはまるでウェッジウッドのジャスパーのような水色です。ホワイトとのコントラストがたまりません。

ヨーロッパで色々な大聖堂を見て来ましたが、こんなに心落ち着く爽やかな感じは初めてかも…

このステンドグラスは、シンガポールに住んでいた（1823年ー1826年）ジョン・クロフォード博士を記念して奉献されたそうです。

中央祭壇奥のステンドグラスは、シンガポールの創始者、スタンフォード・ラッフルの記念として1861年に奉献されました。

こちらが大聖堂正面入り口です。

正面入り口の上方にあるステンドグラスには、4つの福音書を書いた、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネが描かれています。

上階にはパイプオルガンが設置されています。

洗礼盤

真ん中に写っているのが、主教が礼拝を執り行う時に座る主教座。

煌びやかな派手さは全くありませんが、とてもシンプルで落ち着いたこの大聖堂は、私の「大聖堂ベスト５」に入ること間違いないです。

シンガポールで一番古い、由緒ある教会だそうです。
またシンガポールに来ることがあれば、必ず訪れます。


この後ホテルへ荷物を取りに行き、姪の自宅へ向かいました。

姪の自宅でシャワーをして1時間ほど休憩しました。ソファーに座っていると、知らぬ間にウトウト…

毎日毎日、暑い太陽の下歩きまわっていたので、体もかなりお疲れです(笑)

この日は姪の帰宅が遅くなるというので、夕飯はテイクアウトのチキンライスにしようーーーってことになり、自宅から徒歩15分ほどのとこにある、有名な「黎記海南鶏飯」へ娘とやって来ました。

黎記海南鶏飯 アジア料理

まだ17時過ぎだったので来店客もまばらで、日本人のお嬢さん二人組が、ちょうど食べてました。

店内はシックなトーンで落ち着いたインテリア。
有名人の写真でしょうか、たくさん壁に飾ってありました。

プラナカン装飾のような綺麗なタイルが帯状に並んでいます。

こちらのお店、2018年度のミシュランガイドに掲載されたんですね。

チキンライスが出来上がるのを待っている間に、暑いでしょ？とこんなドリンクを出して下さいました。

娘と、これなんやろ…!?
コップの底を見るとなんだか米粒のような物が見えます。
味は、というと、砂糖水に色を付けた感じで、特にコクがあるわけでもなく。
「これは何のドリンクですか？」と尋ねると、店員さんがgoogle先生の翻訳画面を見せて下さいました。見ると、「大麦」と書いてありました。

米のとぎ汁に砂糖を加えた、と言うのが的確な表現だと思います。

娘はちょっと苦手、とひと口だけで飲むのをやめてしまい、私も甘すぎたのですがせっかく出して下さったので、頑張って2/3ほど飲みました。

めちゃくちゃ暑いこの国で、冷え冷えのドリンクを出して下さる、ちょっとしたことですがホントに嬉しい出来事でした。

テイクアウトしたチキンライスはこんなにもしっかりした容器に入れられてありました。

こちらローストチキン。

こっちはスチームチキン。

両方とも、チリソース、ガーリックソースと味噌だれのようなのが付いていました。
一人前がSGD9なので少々お高めですが味は抜群でした。

今回、天天海南鶏飯と黎記海南鶏飯のチキンライスを食べましたが、私的には、チキンは天天が、ライスは黎記に軍配が上がりました。
どちらもホントに美味しくって、なかなか甲乙付けがたいのですが…

0時過ぎのフライトに備え、21時頃にチャンギ空港に到着。

空港へは姪が「Grab」というアプリで呼んだタクシーで行きました。
アプリで手配した時点で、ドライバーさんの名前や評価(★の数で表示されている)が見れるそうで、配車されたのは五つ星のドライバーさんでした。

車内で少し話したのですが、とっても明るくて運転も丁寧で安心して乗車できました。料金がSGD18だったのでSGD20渡し、「お釣りは少ないけどチップです」と言ったら、「えーーー！チップくれるの？コーヒーが一杯飲めるよーーー」ととっても喜んでくれました。
チップと言えるほどの額ではなかったのでお恥ずかしいですが。

空港に到着し、10分ほど待ったらチェックインカウンターがオープンしたので、早々に荷物を預け出国し、免税店など空港内のショップを見て回りました。

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

娘がTWGのマカロンを買って帰りたい、と言っていたのでお店を覗いて見ました。

TWG ティーブティック (チャンギ空港ターミナル2店) 専門店

レギュラーフレーバーが10種類、そしてシーズンフレーバーの「SAKURA」の計11種類が売られていました。

ご存知かと思いますがこのマカロンはばら売りしてくれるので、1個でも５個でも、何個でも買えるのです。

母娘の財布に残った小銭を合計すると、SGD22とちょっと。
マカロンが1個SGD1.87なので、11個買える計算です。

娘と「凄いやん!11種類やから全種類買ったらちょうどやでーーー」と言いながら、店員さんに「全種類ひとつずつ、11個下さい」と言うと、「マカロンを入れる箱が、12個入り箱だから11個にすると箱の中でマカロンが動いて割れたりするよ。12個にしたら？」と言われたんです。
娘と顔を見合わせ「お金足りへんもんな」とほほほ…

店員さんに「12個買うにはお金が足りないから」と言ったらその彼、怪訝そうな顔をしていました。「余ったお金で買いたいの」と言えばよかったんだ、と後になって思いましたが。

何とか11個を購入、そしたらお釣りを2セントですが余分にくれたんです。
娘と「よっぽど貧乏人やと思われたんやろうな」と笑いました。

恥ずかしかったので早々とTWGショップを後にし、他のお店も見て回り搭乗口へ進みました。

そして見て下さい。これがその時に購入したマカロンなんですが、搭乗口で袋から出して箱を覗いて見ると、なんとなんと！マカロンが12個入ってたんですよ。
下の段の右隅は少し見えにくいですが、ナポレオンティーという黒いマカロンが入ってるんです。

これ見て母娘×１は、「ええええーーーー！マジ?強面のお兄ちゃんやったけど、ひとつ余分に入れてくれてたんや！しかもお釣りも２セント多かったし。」と大感激!!
もっと早くに知ってれば、ちゃんとお礼言ったのに…
しばらく母娘×１は、嬉しさと優しさに遭遇して、あの強面のお兄ちゃんの話題から離れることができませんでした。

そしてもうひとつ、空港まで乗ってきたタクシードライバーさんに、もし2ドルのチップを渡さなかったら、難なく12個のマカロンが買えていたのですが、チップを渡したからこそTWGのお兄ちゃんの優しさに遭遇することができたんやでーーー！いい事したら絶対返ってくるんやで！
と、母娘は大盛り上がりしました(笑)

シンガポール→北京便の機内食です。
チキンとチャーハン、マカロニサラダ、スイカ・パン、と相変わらず質素です。

夜中なのでほとんど食べず、ひたすら眠りました。

北京で約10時間待ちの後、関空に向けて飛び立ちました。

雲の上に入ると空が綺麗ですね。

翼が赤く染まっています。


北京空港でのトランジットが少々長すぎて、時間を潰すのが大変でしたが、それを除くと本当に楽しいシンガポールとなりました。

母娘×２での貴重な時間、春から新社会人になる前の娘との貴重な母娘旅。
留守番をしてくれた夫と息子には感謝です。

そうそう、年末のイタリア旅では夫が最後にやらかしてくれましたが、今回は娘が…

ナイトサファリの帰りのこと、MRTのホームに着いた瞬間、電車のドアがもう少しで閉まるっていうタイミングだったのですが、なんと飛び乗ったのは我が娘のみ。私の目の前でドアが閉まったんです。
私と娘はお互い「ええーーー！」と、声は聞こえないけど「次の駅で降りて！つ・ぎ、つ・ぎ！」と口を大きく動かして伝え、娘も「つ・ぎ？つ・ぎ？」と復唱したので私は大丈夫と確信。
娘の後ろに立っていた中国人の若い男性二人はその様子を見て笑っていました(泣)

大丈夫と確信しても顔を見るまで心配でしたが、無事、次の駅で娘は乗車して来ました。

こんなアクシデントもあったのですがそれも笑い話です。

そして私たち母娘のハートを射止めたカヤジャムです。

これは、ヤクン カヤトーストのオリジナルカヤジャムです。
290ｇ入りがSGD5.20でした。

アジア各国に店舗があるようです。

原料を見ると、卵、ココナッツミルク、パンダン。保存料、香料、着色料等は含まれていないようなので、安心して食べれますね。

これからシンガポールに行かれる方、これかなりおススメですので一度お試しあれ…


シンガポール旅行記、今回で終わりとなります。
長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （3）

• ひぽぽたますさん 2020/01/06 02:34:28

  はじめまして

  はじめまして。
  こんどシンガポール旅行に行くことになったのですが、詳細に記載されてるmaggieさんの旅行記はその時のテンションまで伝わってくるようでとても参考になり楽しく読ませていただきました。
  
  ひとつ質問があるのですが、TWGのマカロンはどのようにして持ち帰ってこられたのでしょうか？
  乗り継ぎ時間もあったようですが、購入時から常温のまま機内持ち込みの手荷物でしょうか？
  わたしもぜひマカロンを買って帰りたいと思っているのですが、みなさんどうやって持ち帰っているのか気になったのでもしよろしければ教えてください。
  よろしくお願いします。

  maggieさん からの返信 2020/01/10 14:01:35

  RE: はじめまして

  ひぽぽたますさま♪
  
  
  はじめまして＾＾
  シンガポール旅行記をお読みいただき、ありがとうございました。
  また、メッセージをいただいていながら、たった今まで気づいていなくて、返信遅くなり申し訳ございませんでした。
  
  こんな旅行記ですが参考になる、と言っていただき、ほんとに嬉しいです♪
  
  TWGのマカロンは、空港のショップで購入したので、私はそのまま常温で機内に持ち込みで持ち帰りましたが、もし気になられるようなら、小さな保冷バッグなどを持参されてはいかがですか？
  確かではありませんが、ショップでの陳列を見ても冷蔵ケースという感じでもなかったですし、帰宅後食べても何ら問題ありませんでしたよ。
  
  
  こんな返信でお役に立てたかはわかりませんが、シンガポール楽しんでいらっしゃって下さいね*^^*
  
  
  maggie
  
  
  

  ひぽぽたますさん からの返信 2020/01/12 23:29:25

  Re: はじめまして

  丁寧な返信ありがとうございました。
  やはりクッキーなどは先に購入してスーツケースに詰めたとしても、マカロンは空港で買ってて荷物ですよね。
  そんなに大量に買う予定では無いのでmaggieさんのようにそのまま手荷物で持っていこうと思います。
  ありがとうございました。