2019/04/07 - 2019/04/07
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たびたびさん
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天津司の舞は、甲府市小瀬町の天津司神社に伝わる祭り。鎌倉時代にはすでにあったという文献もあって、850~900年の古い歴史を持つというちょっとびっくりの祭りなんですね。そして、そんなこともあって、国の重要無形民俗文化財第一号。ちなみに、第一号で認定されたのは、僅か30件です。
さて、この舞いは、等身大の9体の人形を操る舞い。まず最初は天津司神社での神事。その後、赤い覆面で顔を覆った人形を掲げつつ、これも同じ町内にある諏訪神社へ歩いて移動。舞いの奉納はその諏訪神社で行われます。
そして、舞いは、円形に幕を張った囲いの中から外の観客に向かって演じられる。田楽、カラクリ、能の三部構成。空中を軽やかに飛ぶような動きや少し神妙な面差しなど。あっという間の出来事は夢かうつつか。いろんな要素が混じりあっての不思議な世界は、ある意味、人形ならでは。しかし、自由で軽やかな動きには、想像と違って高雅な気品も感じました。歴史が古いというだけではない。確かに、普遍的な価値がある芸能なのだと思います。
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イチオシ
天津司の舞の行われる小瀬町は、甲府市の郊外。バスの時間がまだなので、その前に甲府駅の周辺をぶらぶら。
よく知られた信玄公像は南側ですが、 -
北側にあるのがこの信虎像。信玄に追放されたことで、評価が低くなってしまいがちな信虎ですが、甲斐国を実質的に統一、躑躅ヶ館も建てているし、武田家の中興の祖であることは間違いないでしょう。
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これは山手御門。
甲府城跡は、線路によって北と南が一部分断されていて、こちらは線路の北側にあって、歴史公園として整備されているエリアです。枡形がきれいな形で再現されていて、現在、甲府城にある門の中では一番堂々とした門。実戦に耐えられる門として感じられるのはこの門だけかなと思います。 -
さて、小瀬町では食堂があるのかないのか。不安なので、ここで弁当を買っていきましょうか。
グルメマルシェは、セレオの二階。総菜やおにぎり、お弁当のお店です。朝のオープンと同時にお弁当が次々並べられて、活気がありますね。 -
豚肉の時雨煮みたいなお弁当を買いました。駅弁みたいな感じで手軽に買えるのがいいかなと思います。
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甲府市内の観光で路線バスを使うことはあまり必要がないのですが、天津司舞に行くのに利用しないわけにはいきません。しかし、路線は地元の人じゃないとなかなか分かり辛い。甲府駅の南側にバスの案内所があって係の人が詳しく説明してくれたので、本当に助かりました。
なお、バスはパスモも使えます。 -
最寄りのバス停から、まずは小瀬スポーツ公園を目指しまして、
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天津司神社は、この敷地に隣接した一角にあるんです。
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これは、公園内にある山梨中銀スタジアム。
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立派な照明に見上げるようなスタンド席も素晴らしいです。この日は、地元のチームが野球の試合を伸び伸びと楽しんでいましたが、これはかなり贅沢なことかなと思いました。
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さて、これが天津司神社ですね。
境内の桜がちょうどいい感じです。 -
小さな本殿ですが、祭りの準備がすっかり整った感じですね。
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紫色の袴をはいた人たちがたくさん集まってきて。
宮司さんでもないし、どういう人たちなんでしょうか。
ちらり話をすると、普通の地元の人みたい。たぶん、この神社の氏子さんですね。 -
あ~、これが宮司さんですね。正装でしっかり決まってますよ。
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さっきの集団が宮司さんを迎えます。
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本殿の中では神事が始まりましたね。
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イチオシ
神事が終了して、お神酒が配られます。
今日一日の無事を祈りますって感じかな。 -
祝詞を挙げて、いざいざ。
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お囃子が始まりました。
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イチオシ
と。
ほ~ -
ほ~
これが舞で使う人形たちですね。 -
一体一体、さっきの紫色の袴の人たちが大事に抱えて出てきました。
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なるほどね。この人たちはそういう役目だったんですね。
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田楽で用いる楽器、びんざさらを持った御編木様(おささらさま)に
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こちらは、太鼓を持った御太鼓様(おたいこさま)。
御編木様と御太鼓様は、それぞれ、二体あります。 -
そして、お気づきかもしれませんが、どの人形も赤い覆面をしています。
怪しげですよね。 -
これは行列を鼓舞する太鼓。ちょっと重そうです。
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これも田楽。口にしているのは、横笛かな。御笛様ですね。
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むむ、ちょっと大きめの人形。
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イチオシ
両手を大きく広げて、刀を持っていますね。これは気を付けて運ばないといけませんね。
順番からするとカラクリですか。御鹿島様(おかしまさま)です。 -
ほー
この鮮やかな赤色は目立ちますねえ。 -
美しい赤ですよ~
御姫様。 -
白い衣装の人形、鬼様が続いて、
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この一対は能でしょう。
そして、これらも同じく赤い覆面です。 -
行列はけっこうな長さ。
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人形を高く掲げて、一直線に続きます。
なんか独特の雰囲気がありますね。 -
行列は、ここから舞を奉納する諏訪神社に向かいます。
先導は、消防団。 -
宮司さんから
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人形を抱えた集団。
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中ほどに太鼓があって、全体の調子を整えます。
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それにしても、今日はいい天気。
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日の光の中だと、衣装の鮮やかさがいっそう映えますよね。
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コースは、小瀬スポーツ公園の真ん中を突っ切るような感じ。
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これなら安全だし、
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大事な人形を傷める危険もないでしょう。
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地元のローカルなお祭りなので、観光客はまばら。
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イチオシ
自由にポジションを変えつつ拝見します。
愉快、愉快。 -
遠くには園内の斬新なデザインの建物とかも目を引いて、ここは憩いの場所。
でも、今日はこのお祭り。遊んでないで、こっちを見る方がいいと思うんですけど。。 -
さて、ご一行は無事に諏訪神社に到着。
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お疲れさまでした。
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本殿前に集まって、
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いったんやれやれ。
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整列して
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こちらでも拝礼。
舞の無事を祈ります。 -
と、集団が動き始めて
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境内の煙幕の中へ入っていきます。
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なるほど。
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これが舞台というわけですね。
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どこが正面なのかわからないですが、取りあえず近くで見れるポジションへ。
お囃子が始まり、人形の影が現れました。 -
ほ~
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ほ~
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スイー、スイーっと
中空を飛ぶように駆ける人形。 -
操り人形でもこんな動きですよね。
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赤い覆面を解いた人形は、顔が見えると、途端に命が宿ったような感じ。
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意外にきりっとした表情で、
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これは田舎の人形芝居ではない。
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イチオシ
かなり高雅な雰囲気がありますよ。
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田楽の三体はそれぞれに個性もあるし、
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素晴らしいじゃないですか。
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スイー
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スイー
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スイー
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見上げるように見る角度も独特な感覚。
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煙幕に少しさえぎられて
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ちらりと見える感覚も
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イチオシ
ちょっとじらされるような感じがあって、それも悪くない。
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見る角度によって、人形の表情は生き生きとした変化があるし、
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それら全部がうまく融合して
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なんでしょうねえ。
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夢か、うつつか。。
背景の桜も満開だし、春爛漫。そんな感じがぴったりです。 -
田楽が終わって、今度は、カラクリ。
これは湯のみを持っているような感じに見えますが、鼓かな。御鼓様です。 -
こちらは、横笛ですが、
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両肘をそれらしく張って、まさに笛に口をつけんとする姿。
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これも、スイー。
じっと見て確認しようとしても、あっという間に去っていきます。 -
例の刀の人形。
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両手をいっぱいに広げて大胆ですけど、襲い掛かっていくような感じではない。
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むしろ、
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顔には静かな笑みをたたえて、
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イチオシ
相手を自分の懐に包み込むような雰囲気ですね。
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これもスイー。
迫ってきては、スイーっと去っていく。その繰り返しです。
ただ、チラッと見るその加減が夢かうつつか。ミソなのかもしれんせんね。 -
あ、例の鮮やかな赤い衣装の人形。能の部に入りましたね。
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金の王冠を被って、手にはこれも錦の豪華な扇。
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赤い衣装の美しさがますます輝くようです。
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そして白い衣装のこちらは、赤いお面をつけている。
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それも、人間ではなく、猿のようなお面。
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しかし、そのお面はやっぱり神を思わせる。赤い衣装の人形にも、その存在感はまったく負けていませんよ。
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赤と白。
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二つの人形が
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対角線で
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スイー、スイー。
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つかず、
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離れず、スイー、スイー。
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そして、この女性の人形はなんとかベストショットを狙いたい。
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たびたびさん、
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イチオシ
必死ですけど。。
動きが速いので、悪戦苦闘。 -
白い方は少し動きを止めてくれる場面があるんですけどね。
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女性の方は、あっちを見たり
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こっちを見たり。
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意外に落ち着かない動きなんですよね。
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イチオシ
それでも、
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まずまずかな。
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舞の動きとリズムが分かってきて、
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なんとか
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かんとか。
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それらしいショットが撮れたようです。
ありがたや、ありがたや。 -
気が付くとカメラマンがそれなりに。
あっという間の出来事でしたが、皆さんの心にも高雅な舞のシーンがしっかり刻まれたことと思います。 -
さて、帰りのバスの時間にはまだ余裕があるので。
来る時、山城小学校近くの小瀬スポーツ公園通り沿いで気になっていた氷華さんへ。こんなところに?といった感じのジェラートのお店。御夫婦で仲良くやっているアットホームな感じもいいですね。 -
いただいたのは、お店のイチオシ「アジロン」というぶどうのジェラート。
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もう作る人が少なくなったようですが、昔からあるぶどうの品種で味や香りが抜群なのだとか。確かに甘くて芳醇な味わい。甲府に来ないと味わえない貴重なうまさだったかなと思います。
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さて、岡島百貨店の方まで帰ってきましたよ~
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ちなみに、岡島百貨店は、甲府駅から山梨県庁を過ぎたさらに南側。甲府駅から考えると不便な場所のような気がしますが、オールド甲府とでも呼ぶべき、昔ながらの甲府の街の中心は実はこの辺り。岡島百貨店とこれに続く春日モールの一帯が伝統的な甲府の繁華街です。
店内は見通しの良い広々した空間。ただ、その分、お客さんが少ないことが目立ってしまうような。ということで、あんまり流行っていないかな。地方の百貨店の限界はあるような気はします。 -
早川ベーカリーは、岡島百貨店の南側の商店街の一角。名前はベーカリーですが、品ぞろえは洋菓子屋さんです。
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看板商品の一つ、レモンパイをいただきました。ふわふわのスポンジケーキに甘いクリームはさすがですが、レモンの欠片も忍ばせてこれがいい香り。老舗の実力を垣間見たような逸品です。
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岡島百貨店から甲府駅に帰る途中、何か雰囲気があるなあと思った寺崎コーヒーです。
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通りに面してテイクアウトの窓口がある小さな構えのお店なんですが、
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ここの焼き菓子いいですね。見た目の美しさも素晴らしいのですが、餡子と生クリームのコラボにマカダミアナッツみたいな木の実を加えて、おいしさが二重、三重になった感じ。最後、ちょっとホロホロしたところが残ってしまうのは仕方ないかな。しかし、ここまで来ていればもう十分です。
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そして、甲府駅前の山交百貨店。
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松月堂の栗せんべいは山梨の人なら誰でも知っていて、お土産物にもお勧めの逸品。甲府市内に店舗はありませんが、この山交百貨店で扱っているので、ここでゲットします。
小麦粉と卵で焼いた煎餅はよくありますが、この栗せんべいはそこにたっぷりと栗の粉が入っていて、本当に「ク・リ」といった濃い栗の味がします。表面が黒くなるくらい焼いてあって、表面のざらざらした感じもまた味わいの一つかなと思います。
さて、これで二日目も終了と言いたいところですが、ここから夜の部。東京への帰り道なので、これからさがみ湖イルミリオンへ向かいます。
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