2019/03/02 - 2019/03/02
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kemurさん
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当旅行記のリストをご覧いただければおわかりいただける通り、2019年になってからは小型サンショウウオばかり狙っています。
Favoriteといえるヒダサンショウウオは攻略したので(こちらの記事にまとめております:https://4travel.jp/travelogue/11474917)気分的にはすごく落ち着きましたが(それだけ病的にヒダサンショウウオを追い求めていたのです)まだまだ小型サンショウウオの探索は続きます。
ヒダサンショウウオに続く、第四の小型サンショウウオは「コガタブチサンショウウオ」です。
※2019年夏、コガタブチサンショウウオが細分化され、この地域に生息していた個体群は"マホロバサンショウウオ"になりました。
初めて聞いたときは正直、不細工な名前だなーと思ったものです。「ヒメブチサンショウウオ」とかだったらまだわかるのですが。2008年まではブチサンショウウオとして扱われていたそうですが遺伝的に別種ということがわかってコガタブチサンショウウオとして新種登録されたのだそうです。
小型サンショウウオは2000年代に入ってからもこのような新種登録が相次いでおり、素人ながら研究が進んでいるんだなと実感しますね。分類だけでなく、生態に関しても研究が進むことを願います。
※希少なサンショウウオの生息地保護の観点から、当記事に指定している「エリア」はダミーです。何卒ご了承くださいませ。
■■お知らせ■■■
下記のサイトにも小型サンショウウオやカエルなど両生類を中心とした記事を寄稿しております。よろしければご覧くださいませ。
https://totokore.com/
私の記事の一覧ページはこちら
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いきなりですが、近年、ネットオークションなどの商業目的による乱獲が、日本の両生類の絶滅リスクを高める要因となっています。
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特に小型サンショウウオは見つけることが非常に難しいのですが、安易に購入に走らないことも大切です。購入する人がいる=市場に需要があると、乱獲と販売が収まらないでしょう。購入しないことが大切です。
とは言え、トウキョウサンショウウオのように法規制することが最善でしょうから、法規制を急いでいただきたいところです。 -
2019年に入ってから小型サンショウウオ探索に合流しつつある知人におおよそのポイントを連絡したところ、暇を見つけて現地に赴いて調査してきてくれました。感謝。
数日後、現地へ同行させてもらいました。
思ったよりも標高が高いポイントで、この時期にしては沢の水量も多かったです。
コガタブチサンショウウオはヒダサンショウウオと違って沢の流水の真っただ中に産卵するわけではなく、伏流水(地下を流れる水脈)に産卵するそうなのです。
ただこのポイントは繁殖期になると沢の付近で成体が目撃されていることから、沢の地下に産卵に適した伏流水があるのかもしれません。
非常に雰囲気がよく、沢登りをするだけでも楽しいポイントだったのでコガタブチサンショウウオが見つからなくても問題ないくらいだったのですが・・
こちらが知人が見つけてくれたコガタブチサンショウウオです!
さすが強運の持ち主。
※一時的に採取して撮影していますので、これ以下は生態写真ではありません。 -
イチオシ
おそらくオスだと思われます。
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体の側面にはブチサンショウウオの名を冠することになった所以と思われる、綺麗なブチ模様!
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サイズはヒダサンショウウオほど大きくなく、カスミサンショウウオほどで可愛いサイズなのです!
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イチオシ
そしてこの何とも言えないチョコレート色の体色も可愛い!
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可愛いは正義!としか言いようがない、可愛すぎる小型サンショウウオです。
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ヒダサンショウウオを見つけてすっかり気が抜けていましたが、この可愛らしさのおかげでまた目を覚ますことができました。
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まさかこんなに短期間に複数の小型サンショウウオを観察できるとは思ってもみなかったです。
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これも小型サンショウウオを観察したいという志をもった人々のチームワークが成せる技かもしれません。感謝感謝です。
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それにしても食べてしまいたいくらい可愛いですね、コガタブチサンショウウオ。食べないですけど。
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この個体は図鑑でしか見たことがない「ハクバサンショウウオ」のような模様があり、見ていて飽きない魅力がありました。
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小型サンショウウオは10cm弱くらいのサイズが非常に可愛いです。
サイズ的に10cmを越えてくると爬虫類的なかっこよさが現れてくる気がしますが、このコガタブチや若いカスミサンショウウオのように10cm弱の個体は全てが小作りで可愛さにあふれています。 -
「可愛い」しかコメントが思いつかんのですよね。
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カスミサンショウウオと比べると瞳が大きいような気がしますが、個体差かもしれません。
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今回は苔の上の方が綺麗な体色が引き立つかなと思い、苔の上で撮影です。
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この小さな生き物が伏流水で繁殖行動をしているのかと想像すると、可愛すぎてたまらないものがありますね。
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コメントがどんどん変態じみてきていますが、おそらく気のせいだと思います。
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伏流水の中での繁殖行動となるとなかなか研究が難しいとは思いますが、逆にロマンもありますね。
繁殖期以外でも地中生活をしているそうです。 -
2020年を目前にして、繁殖行動が明らかになっていない生き物がいること自体、とてもロマンがあります。
この記事を書いている時点(2019年4月)では繁殖期の真っただ中のはず。ついつい思いを馳せてしまいますね。 -
ただし地中生活をしているせいで生息していること自体が人間に気づかれていないせいで、生息が知られぬまま生息地が開発されてしまうことも少なくないんだとか。
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こちらは近くで発見されたメスです。
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抱卵し始めているようで、腹部が若干膨らんでいました。
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イチオシ
これも個体差だと思いますが、オスと比較するとブチ模様が少なく、チョコレート色が目立ちます。
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可愛い可愛いといい歳した男が気持ち悪いですが、それしかコメントが思いつかなかったです。。。可愛い。。
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また機会があればこの可愛さに出会いたいものです。
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「可愛いは正義!」
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