2019/02/17 - 2019/02/17
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kiyotakaさん
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2019年2月、東日本大震災から8年目を迎えようとしている時、福島帰還困難区域へレンタカーで行ってきました。
福島第一原発事故の放射能のため、長らく立入禁止になっていた区域ですが、国道6号沿い・常磐自動車道に限り車での「通過」のみできる区域です。
この度レンタカーで国道6号を通り、現状を見てきました。
いわき駅→いわき市久之浜「浜風きらら」→広野町→楢葉町「Jヴィレッジ」→富岡町「富岡駅」「津波被災パトカー」「富岡町図書館」→大熊町・双葉町「帰還困難区域」→浪江町「浪江駅」「東日本大震災慰霊碑」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
いよいよ「帰還困難区域」へ入ります!
-
ここまでは「避難指示解除準備区域」として立ち入りは自由でしたが、
ここからは原則自動車での「通過」しかできません。
二輪車の立ち入りも禁止されています。
国道6号線以外は通行禁止で全ての脇道は閉鎖され、沿道の建物・歩道も全てバリケードが貼られています。
本当に非現実的な雰囲気です。 -
入り口にはガードマンがいます。
防護服着なくて大丈夫!? -
また英語の看板。
二輪車立入禁止の掲示です。 -
国道から脇道に入るには通行証が必要です。
ガードマンが厳重にチェックしています。
彼らに防護服いらんのか!?
帰還困難区域なのに・・・
もっと労働環境を改善させるべきでしょう -
しまむらは営業中!?
と、思ったら何やら様子が変です。
「安藤ハザマ・不動テトラ・浅沼・岩田地崎・・・?」
建設会社のJVが接収して仮設事務所にしているようです。
戦後GHQが第一生命ビルを接収して本部にしたの思い出しました。 -
隣には福島ローカルのパチンコ店「TSUBAMEグループ」
こちらもガッツリ接収されています。
本当に非常事態です! -
沿道の建物も廃墟だらけです。
8年前震災・原発事故以来、放射能から身を守るため立ち退かされたままです。
こちらのファミリーマート。
ここも廃墟ですが、商品がそのままあり、自動ドアは開いたまま(汗)
風雨も吹きさらしでしょう
8年間そのままだと思うとゾッとします。
まるで核戦争で人類が滅亡した後の世界のようです。
車から延々廃墟を撮り続けました。 -
南の富岡町側から北の浪江町まで国道6号を通り抜けました。
行きの北に進む時はビデオで、
帰りの南に戻る時は写真で撮りました。
ここからの写真は北からの帰りの時の写真です。
ここは「ラーメンめん丸」だったようです。
もちろん営業していません。
ガードレールと入り口にはバリケード。
部外者が勝手に立ち入らないようにしています。
沿道はどの店も民家もバリケードが貼っています。 -
クリーニング屋さんとコインランドリー。
生活感があったであろう、この通りも草が生い茂り寂しい限りです。 -
動物病院とお魚やさん。
田舎によくある光景もバリケード。 -
スズキの自動車屋さん
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シェルのガススタもバリケード。
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双葉郵便局も草ボーボーです。
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道路の向こう側の荒野には、放射能汚染物質を入れた大きな黒い袋が辺り一面に広がってます!
年が経つにつれて、どんどん増えていくでしょう。
今後が心配です。 -
事故を起こした福島第一原発のすぐ隣を走っています。
ちょっと分かりにくいですが、線量計が2.1μSV/hを超えました!
この旅の最高記録です。
この区域に入るまでは0.1μSV/h程度なのが20倍以上になってます。
帰還困難区域に指定する理由がよく分かります。 -
すき家もバリケード。
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これも田舎によくある光景。
JAのガススタ。
やはりバリケード。 -
YSっていう車検工場。
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JAは新車売ったり車検もしてます。
ここはしてましたと、過去形です。
放置された車と止まった信号機。 -
右手に見えるパチンコ屋も廃墟。
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左手に見えるパチンコ屋も廃墟。
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八龍という中華料理屋さん。
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メガスロットB5。
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トヨペット双葉大熊店。
「柚子や」という和菓子屋さんとレストランも並んでいます。
どれも閉鎖中です。 -
ここは大熊ドライブインでした。
草ボーボーです。 -
ENEOSガススタも封鎖中。
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NISSANディーラーも壁もガラスも破れて吹きさらし。
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ケーズデンキも草で覆われ閉鎖中。
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富岡町側の出口に近づいてきました。
線量計は1.826μSV/h
前より少し下がりましたが、まだまだ高い数値。 -
しまむらも8年前から商品を残したまま。
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その隣のカローラいわき富岡ですが・・・
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このカローラ店が一番ムゴかった!
壁もガラスも天井も全壊!
柱だけ残って、中の事務所・備品も全て吹きさらし。
ヒドイもんです。 -
かっぱ寿司と・・・
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その隣のお好み焼き屋さん。
ここもバリケード。 -
コナカの看板もかなり色あせています。
-
ついに帰還困難区域を抜けます。
富岡町側の出口には警備員が。
防護服も何も着ていません。
どうかお体にはお気をつけて! -
帰還困難区域を見て。
震災後も8年間も残る非現実な世界。
ココは地球の裏側の紛争地域でもなく、
B29が飛んでくる戦時中の話でもありません。
ココはスマホもネットもチェーン店もある現代の日本です。
ここに住んでいた人は震災まではごく普通に、
学校に行って、会社に行って、子育てをして、
本当に平和な日常を過ごしていました。
それが突然の震災で全てを奪われました・・・
その後8年が経ってもココはそのまま。
悲しさが込み上げてきます・・・
私たちが今、当然のように過ごしている平和な日常も、
突然の災害で奪われてしまうかもしれません。
今、過ごしている当たり前の日常の大切さを、
深く噛みしめる必要があると思います。
この地区のよさこいと桜まつり。
この美しい街を、住民の笑顔を、
完全に取り戻す時が来ると信じていたいです・・・
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この旅行記へのコメント (1)
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- WADAさん 2019/05/20 19:59:40
- 先週土曜(5/18)、私も国道6号を南下してみました…。
- 旅行記、興味深く拝見いたしました。
私も現在の福島第一原発の状況を知りたく、国道6号を南下してきました。kiyotakaさんおっしゃる通り、車両の通行のみ許された“バリケード封鎖地帯”は異様そのものでした。ここは現代日本なのか…。そして高線量で帰還困難区域のはずなのに通行証チェックの関所に軽装で立っておられる方々の健康を、私も案じざるを得ません。
たしかにパチンコ屋はゼネコン各社の拠点と化してましたね。
そして私が最も強烈に印象に残ったのは、カローラいわき富岡店とその隣のしまむらのボッコボコぶり…よく見るとしまむら店内は販売用の服もそのままに、ただただ8年前のあの日そのままのような乱雑な状況でした。
私は国道6号を南下し、東電の廃炉資料館へ立ち寄りました。館内を見回っていると「ご説明いたしましょうか?」と東電職員の男性。核燃料の取り出しの現状を主に説明してくれたのですが、私が「それにしてもひどいもんですね」と言ったのに対し「(取り出し作業は)でもだいぶ順調に進んできました」という返事に強烈な違和感。いやいや、順調でなんで人が住めない高線量区域がいまだにあるの?私には福島第一原発を取り囲むクレーン群が、ほっといたら暴走してしまう悪魔を必死に取り囲んでいるようにしか見えませんでした。
ちなみに私が行った日も、ある所だけ2.1μ㏜/hと高めでした。私は写真を撮れなかったものですから、kiyotakaさんの旅行記は大変貴重だと思います。ありがとうございました。
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