のんびり大分 (1) いいもの見～つけた！

2019/02/25 - 2019/02/27

気分転換に特典航空券を使ってどこかへ行こう！もし雨でも温泉につかってぼ～っとすればいいや、と深く考えず大分に決定。インバウンドをかわしてゆったりのんびり大分の魅力に触れた旅となりました。

1日目　伊丹空港→大分空港→別府地獄めぐり→大分市内泊
2日目　大分→国東半島史跡めぐり→別府→明礬温泉泊
3日目　明礬温泉→別府→大分空港→伊丹空港

エリア 大分

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大分空港は国東半島にあるため、別府・大分市方面へはバスで約1時間。
まず向かったのは竹瓦温泉
https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail4.html
存在感のある建物は登録有形文化財、近代化産業遺産
市営で砂湯は1000円ですが、二人ともあの重たさが苦手、普通のお風呂100円に入ります。

入ってすぐ右手の番台で支払い、下駄箱（10円　返金あり）で靴を預け、ロッカー(100円）にコートや手荷物を入れます。
青い暖簾は男湯、赤い暖簾は女湯　脱衣場の階下に湯舟があります。 石鹸やシャンプー類はありません。

PH6.7 - 7.3　加水あり、加温なし、源泉温度　42 ～ 57.7℃
炭酸水素塩泉なので、美肌の湯ですがちょっと熱め、それほどゆっくり浸かっておれません。
休憩室は昔の写真が飾ってあり、レトロな雰囲気です。

壁に九州温泉道に認定された方々の名前が掛けてあります。
九州温泉道は「九州八十八湯選定委員会」が厳選した温泉を制覇すると認定されるようです。
https://www.88onsen.com/info/join

温泉の周りは昭和チックな風俗街ですが、マンホールは可愛らしく葉ボタン・椿、桃・パンジー、梅・水仙、などカラーバージョンが続きます。

駅前高等温泉
http://www.owl.ne.jp/beppusotoyu/kotoonsen/
200円　こちらも気になりましたが昼食前、しかもダウンコートがかさ高くて面倒になりパス

駅の「i」で地獄めぐりの行き方を聞くと、明らかに日本人ではない人が地図とバスの時刻表にチェックを入れながら丁寧に日本語で教えてくれました。そこは Beppu International Plaza でした。もらった鉄輪の地図は日本語・英語・韓国語・中国語　別府はGlobal社会！！

西口から亀の井バスに乗って約25分一番上の海地獄へ向かいます。PiTaPaポストペイもOK、ただし区間によって運賃が変わるので乗車時にもタッチすること。

海地獄　コバルトブルーの池は98℃　
http://www.umijigoku.co.jp/enjoy/index.html
極楽饅頭・えんまんの湯(温泉の素）・地獄蒸しプリン・温泉玉子なども販売しています。

熱帯スイレン　
温泉熱を利用した温室ではバナナも実っています。大鬼蓮はまだ小さかったのですが、夏になると葉の上に子供が乗ることができるそうです。

足湯
日本人はいません。
広大な敷地に施設が整い、赤湯もあって400円は値打ちがあります。

鬼坊主地獄
http://beppu-jigoku.com/bouzu/
こちらは99℃　灰色の熱泥が絶えず坊主頭を作り続けています。
これは動画で撮った方が楽しいかも。
帰りは鉄輪から山の手周りのバスに乗ったので、行きの倍近く時間がかかりましたが、棚湯で有名な観音寺温泉スギノイパレス・ビーコンプラザ・ラクテンチなどを車窓から眺め、町全体の雰囲気がつかめました。ただし料金も10円ＵＰ　

ＪＲ別府駅から14分でＪＲ大分駅へ
さすが温泉県、駅中のTOILETも暖簾をくぐって・・ですね。

駅の「アミュプラザおおいた」豊後にわさき市場は土産物が充実しています。
翌日購入した駅弁と洋菓子「ザビエル」は大好評でした。

ＪＲ九州ホテル「ブラッサム大分」の19~21Ｆは「CITY SPA てんくう」
http://www.cityspatenku.jp/
夜景を見ながら入浴できたらいいですね～

ポイントカードの期限の関係で、宿泊は駅から徒歩8分のダイワロイネット大分
一服してから市内を散策します。

大分銀行赤レンガ館
1913年　辰野金吾氏による設計で旧二十三銀行本店として建てられた洋館。
国の登録有形文化財に指定されています。

アーケードの商店街が縦横に走り、熊本・長崎・京都行きなど長距離のバスセンターもあります。

民芸の店ぶんご
http://www.mingei-bungo.com/
空港バスの中の小冊子に載っていた記事を見て、府内五番街にある店を訪ねました。

小鹿田焼きは「おんたやき」と読みます。
柳宗悦・濱田庄司・河井寛次郎・バーナード・リーチらによって世界的にも有名になったそうです。

小鹿田焼きの継承者は我が子一人だけの「一子相伝」で、十軒の窯元が300年以上変わらぬ技術を守り続けているそうです。
現在も機械を使わず、工程すべて家族の手作業とか、重要無形文化財となっています。

技法には、飛び鉋・打ち刷毛目・打ち掛け・流し掛け・櫛描きなどがあり、豊富な品揃えです。
気に入った1枚をいただきました。実は明礬温泉の宿で実際に使っている器を見てまた欲しくなり、別府市内や空港で探すことになります。

夕食は「紙ふうせん」
”りゅうきゅう”って何ですか？
ブリ・サバなど新鮮な魚をショウガや胡麻を入れ醤油のつけ汁に浸したもの
”とり天”は有名ですが、これもお初！アツアツの鶏に酢醤油と練りがらしをつけていただきます。
唐揚げ・関あじ・焼き鳥・椎茸餃子など「こんなに食べる客は少ないよ~居酒屋は飲むところだから」と2号
食べ過ぎて「てんくう」の温泉は諦めました(^^ゞ

部屋に戻ると、窓に現れた大分城（府内城）の仮想天守にびっくり
明日は国東半島史跡めぐりです。

この旅行記へのコメント （4）

• salsaladyさん 2020/05/20 10:12:47

  竹瓦♨ー砂湯！

  ☆大分出身なのに、別府のことをほとんど知らない私に、大分の良さを教えてくれたのがsugicyanさんでしたが、別府の竹瓦温泉を実際に利用された感想はこちらが初めて！
  
  ☆建物は有名でインバウンドが必ず訪れる♨なので、逆に日本人は遠慮して（100円だけにめちゃレトロ過ぎ？）入る人は少ない。入り口でUターンします。
  
  ☆数年前近くの鶴屋ホテルに集まったときも、♨でなく斜め前のロックミュージックホールへ入り浸って同級生とロカビリー気取りで踊ったり～
  
  ☆車窓からラクテンチが見える？（山の上ですよね）又同窓会で行こうと思います。

  スーポンドイツさん からの返信 2020/05/20 15:55:38

  Re: 竹瓦♨ー砂湯！

  saisaladyさま
  ご訪問いただき有難うございます。
  大分ご出身ですか、いいところですね。「空から日本を見てみよう」の録画を見て予習しましたが、すべての温泉に入ってみたかったです。sugicyanさんの旅行記にも伺ってみますね。
  インバウンドを恐れていましたが、竹瓦温泉もそのひとつだったとは！早かったのが幸いでした。
  すーぽん

• とんちゃん健康一番さん 2019/08/13 07:27:43

  大分の旅行記にお邪魔させて頂きます。

  こんにちは♪
  
  冬の温泉って最高ですよね♪冷えたが身体が芯まで温まる♪
  大分県は未踏のなので興味津々でスーポンドイツさんの
  旅行記を拝見させて頂いております。
  
  下駄箱の10円返金あり！個人的にツボです♪
  レトロな休憩室のフォト、とても良かったです!(^^)!
  
  ＞熱帯スイレン　
  とても綺麗な色をしていますね。
  
  暑い夏でも温泉に行きたくなっちゃいました♪
  また、ゆっくりお邪魔させて頂きます!(^^)!
  
  まだまだ、暑い日が続くと思いますが、
  暑さに負けないよう毎日、楽しく過ごせますように♪
  

  スーポンドイツさん からの返信 2019/08/13 20:40:40

  RE: 大分の旅行記にお邪魔させて頂きます。

  とんちゃん、有難う。
  今回、別府の中心地から少し離れた旅館を選んだので、静かにゆったり過ごせました。
  最近はこの色の温泉にはまっています(^^♪
  スペインもクロアチアも、そして別府もC・K国の観光客がいっぱい。個人旅行の私たちはなんだか圧倒され遠慮してしまいがち。街の案内表示もパンフレットも数か国語、日本人って親切です。
  
  とんちゃん、ドイツ語はもうペラペラでしょう。偉いなぁ〜！ドイツは移民が増えていると思いますが、どうでしたか？駅やお店でドイツ語以外の表記はありましたか？
  スーポン2号は仕事でしかドイツに行っていないので、とんちゃんスタイルのドイツ旅行をさせてあげたいわ。　　　　　　　　　　　　　　　　すーぽん