2019/03/13 - 2019/03/17
1080位(同エリア2183件中)
ミストラルさん
- ミストラルさんTOP
- 旅行記50冊
- クチコミ4件
- Q&A回答0件
- 39,053アクセス
- フォロワー6人
今回の八重山行きのメインは西表。
西表島は27年前にも行ったことがあるのだけど、学校行事で自発的に行ったものではないせいか、細かな記憶が残っていない。
ちなみに、その時がオレの初沖縄。
あやふやな記憶を辿るにしても、時間が経ちすぎているし、今回は大原泊まり。
27年前は上原だったから、初めて行くみたいなものかも知れない。
明確な目的はなく、島内をふらふらしただけだけど、西表、いいところでした。
これで忘れない記憶ができた、かな?
西表の話はひとつにまとめるつもりだったけど、長くなりそうなので、まずは前編。1日め。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
黒島から西表島へ。
見えているのに、1度石垣島まで戻らないといけないのが面倒で、お金も余計に掛かる。
仕方がないことなんだろうけど……
前日の行きと違い、帰りは海も荒れ模様で船は揺れた。
ウトウトしていると、いつの間にか石垣港へ。
大原行きの船が出るまでに、ターミナルで急ぎそばをかきこんだ。
そういえば今回、そば屋でそばを食べなかったなぁ。石垣港離島ターミナル 乗り物
-
大原(西表)行きの船は、乗ってみたかった双胴の大型船。
周辺航路で活躍している高速船ほど速くはないものの、それでもなかなかの俊足。
それでいて、静かで揺れない。
大原までの40分はとても快適だった。石垣港離島ターミナル 乗り物
-
3時半少し前に西表に到着。
この日は宿に行くだけだったので、港のターミナルをゆっくり見学。
まだ3月だというのに、地元産だというパイナップルが売られていた。
もちろん、いただきました。
約半年ぶりのパインは、ちょっと酸味があったけれど、味が濃くて美味い!!大原港 (仲間港) 乗り物
-
港近くの宿に荷物を置いた後は、周辺を散策。
郵便局にはシーサーの代わり? にヤマネコが。
シーサーより恐ろしげで、魔除けにはこちらの方が効果が高い?西表大原郵便局 名所・史跡
-
日本最南端らしい神社。
沖縄県の拝所と言ったら、御嶽のはずなんだけど、大原は移住者によって拓かれた歴史の浅い集落なので、御嶽ではなく神社なのだ、と聞いた。 -
港に通じる十字路にある信号。
西表島に2つある信号の内のひとつにして、日本最南端の信号。
都内じゃあり過ぎて鬱陶しい信号も、ここではちょっとありがたみのある存在? -
大原交差点あたりから10分くらい歩くと、仲間川へ。
河口だから広いのもあるけれど、沖縄では珍しい大きな川が広がる景色。
両岸はマングローブが沢山。 -
朝、黒島で出迎えた太陽を、夕方、西表で見送り。
雲が多くて、水平線より上で見えなくなってしまったけれど。 -
夜は宿主催のヤエヤマボタル鑑賞ツアー。
ホタルが暮らす夜の森へ入っていくと、カエルの聞いたことがない声が響き賑やか。
ホタルのポイントまで行くと、イルミネーションみたいにピカピカと素晴らしい光景が。
気温、風、湿度などの条件が揃った日で、かつ30分ほどしか見られない光景なのだとか。
いいもの見た。
写真もチャレンジしたけど、見たような光景は映らない。
まぁ、証拠写真、ってことで。 -
宿に戻った後、近所のスーパーで買ったゲンキクールサイダー。
個人的には普通のゲンキクールの方が好きだな。 -
翌日はレンタカーで島内散策。
まずは北部の上原を目指す。
レンタカーはデミオ。この型のデミオに乗るのは初めて。
シート、ステアリングの調整範囲が広くて、このクラスのクルマにしてはちゃんとポジションが取れるのがいいね。
ゆっくりしか走らなかったので、エンジンやハンドリングは何とも言えないけれど、快適なドライブが楽しめました。 -
西表島は日本で見られる7種類のマングローブ植物がすべて見られる。
東京住みの身にはありがたみすら感じる熱帯植物の象徴的存在のマングローブだけど、西表ではそこいら中にあって、この日の昼には見向きもしなくなってた(笑)
でも、この時は2日めの午前中なので、まだまだありがたくて写真を撮りまくってた頃。 -
朝方、パラパラと少し雨が降った。
雨上がりによく見られるというカンムリワシにも遭遇できた。 -
西表熱帯林育種技術園の展示林へ。
まぁ、植物園みたいなところ、ですな。
まだ3月の半ばだというのにツツジが咲いてた。
南国ですなぁ。西表熱帯林育種技術園 公園・植物園
-
同じく西表熱帯林育種技術園の展示林に生えてたリュウキュウマツ。
枝ぶりの立派な大きな木。
近くに樹齢40年という木が何本か生えていたけど、それらと比べると、この木は150年くらい経ってる感じだろうか?
強い台風が来る島で、これだけ長く枝を伸ばして茂れるなんてスゴイ!!西表熱帯林育種技術園 公園・植物園
-
松の巨木の根本周辺には、発芽間もなさそうな小さな松がいくつも。
この小さな松も、あと何十年かすると、周りの巨木みたいになるのだろうか?
その様子を見届けることはオレにはできなさそうだけれど……西表熱帯林育種技術園 公園・植物園
-
西表野生生物保護センター。
自然博物館的な施設。
生体の展示はごくわずかだけど、西表や八重山に暮らす鳥や動物の剥製などがてんじされていて、見掛けたものの名前を調べたりできる。
予習、復習? のため、2日連続で足を運んだ。西表野生生物保護センター 美術館・博物館
-
船浦海中道路から見えるピナイサーラの滝。
27年前は滝のふもとまで歩いて行ったのだけど、その時、手前の海の水が引いて広い干潟になっていて、その干潟を走り回った記憶がある。 -
上原周辺はパイナップルの畑も多い。
知らなかったのだけど、ピーチパインの発祥の地らしい!! -
パイナップルは大好物。
どこかで見掛けた案内パンフレットに載っていたパイン園に寄ろうと思ったら、道路の脇の畑に看板が置かれているのを発見!! -
店舗はこの無人販売所のみ。
この日に帰る訳ではなかったから、パイナップルそのものは買わなかったけど、手前のボックスに入って売られていたカットパインを購入。1本150円。 -
パイナップルは産地で食べるに限る!!
このパインが作られたであろう畑の横でいただく。
味が濃い!!
ピーチパインは特別好きな品種ではないんだけど、半年ぶりの生パインはやっぱり美味い!!
宿の朝食でもパイナップルを出してくれていたし、帰り道でもこの無人販売所に寄ったので、この日だけで合計3個くらいピーチパインを食べたかも(笑) -
花からパイナップルへと変化しつつある株。
パイナップルがアナナス科植物であることが分かりやすい段階。
意外と綺麗で、赤が目を引く。 -
パイナップル畑が観光スポットになるのは、ウチくらいかも知れない。
ウチでもパイナップルを鉢植えで育てているから、生産現場は興味津々なのだ。
当たり前だけど、株のデカさ、密生具合、割と無造作な感じとか、驚きがいろいろあった。
とりあえず、ここの畑の土が植木鉢一杯分だけ欲しい!!(笑) -
星砂の浜。
27年前、ここで泳いだことを憶えている。
写真のあたりは、何となく記憶にあるような気がするのだけど……
今は観光地になってるようで、昔はなかった食堂とか立派な駐車場とかができてた。
島の北側に位置するこの浜は、やっぱりゴミだらけ。星砂の浜 (西表島) ビーチ
-
浦内川の河口あたりの湾。
27年前、ここの浜から対岸まで泳いだことは、はっきり覚えている数少ない当時の記憶。
その時の海はこんなに静かじゃなくて、大荒れだった。 -
月が浜。
大荒れの海で泳いで渡り、帰りはこの月が浜を歩いて宿舎まで帰ったのだけど、この浜で引率者に見つかって、ものすごく怒られた、という黒歴史に近い記憶の場所。 -
浦内川。
固有種が多い川でもあり、見てみたい魚も沢山いる。
しかし、釣りをしないので、それらに会う手段もなし。
橋の上から思いをはせるのみ。 -
浦内川で見られた唯一の魚。
ミナミトビハゼ(笑)
分かりにくいけれど、手前の水たまりの前にいる。 -
祖納港の向かいくらいにあるまるま盆山。
地元の歌にも歌われるような場所ながら、それを知らせるような案内看板とかは一切なし。
まぁ、ただの小島ではあるけれど……
先の西表野生生物保護センターでは、まるま盆山節の歌詞と意味もパネル展示されていた。 -
西表の道路の終着地、白浜。
船でしか行けない集落、船浮に行くための港がある。
でも、風が強かったこの日は欠航。白浜港 乗り物
-
正面の山の裏手当たりが船浮だろうか?
白浜港 乗り物
-
沖縄ではあまり水田を見ないような気がするのだけど、西表にはそんな水田が結構あった。
覗き込んでみると、結構砂が多いようで、本土の田んぼとはちょっと印象が異なっていた。
海にも近かったりして、潮の影響とかもありそうだし、米作りは大変そうだ。 -
祖納集落にあった西表小中学校。
道路に面したところに植わっていたデイゴ。
デイゴは各所で沢山みたけれど、ここのこのデイゴが一番綺麗だった。 -
すぐ近くにあった子午線モニュメント。
東経123度45分6.789秒なんだそうだ。子午線モニュメント (祖納) 名所・史跡
-
浦内川の展望台。
奥に川が見えるけれど、手前のマングローブ林がデカすぎて、川を見ている気がしない。
マングローブもあちこちで見たけれど、西表のそれは桁違いに凄いね。 -
船が欠航で静かな上原港。
付近を散策していたら、草取り要員のヤギが。
すごくおとなしい子だったけど、足がやけに短かった。
こういう子もいるんだね!! -
サキシマスオウの木。
古見の集落の近くにある群落。
案内看板は出ていたのに、どこにあるか分からないでいたら、群落に続く遊歩道の入り口が植物に覆われて見えなくなっていたから。
ここではサキシマスオウの木とマングローブ(もういい)が見られます。 -
大原の近くまで帰ってきたけど、まだまだ明るい。
という訳で今度は豊原集落方面へ。
途中にいたまだ若い草取り要員。
西表で見掛けたヤギの中で一番可愛いと思った子。
近寄ると、はしゃいで飛び跳ねまわっていたけど、急に任務を思い出したようで、辺りの草をモリモリ食べ始めた。
この辺りは蚊が多くて、早々に退散。 -
そのまま道なりに南風見田へ。
ヤマネコ発見の碑が立ってた。
模式標本となる個体が捕獲された場所だそうだ。
その時の写真が碑に載っているのだけど、紐でしばられて怯えた目をしたヤマネコに同情的な気分になる。イリオモテヤマネコ発見捕獲の地 名所・史跡
-
南風見田の浜。
島の南側の浜はゴミもなく綺麗。南風見田の浜 ビーチ
-
クルマで走っていると、緑色をしたハト、チュウダイズアカアオバトが。
慌ててカメラを取り出し、逃げないように、それが止まった電線へとちょっとずつ近づいていく。
すると、下にいるオレに気付いたのか、こちらに視線を。 -
アッ、飛んじゃった!!
と思ったら、近くの藪へ着陸。
ずいぶん撮りやすくなった、と思ったら、さらに近くに飛んできた。
撮影にとても協力的。他の鳥も見習ってほしいね(笑)
ここでは、ずいぶん変わった鳴き声も聞かせてくれた。 -
さらに近くへ。オレとの距離は2mくらいまで近づいてきてくれた。
撮れた? と言わんばかり。
オレが撮ったのを見計らったように、飛んで行った。
どうもありがとう!! -
ハトが止まっていた藪に絡んでた小さなスイカみたいな植物。
オキナワスズメウリというらしい。 -
夕飯は宿の食堂で、リュウキュウイノシシチャンプルー。
臭いが気になって食べられない肉が多いのだけど、そんなオレでも気にせず食べられるくらい、臭みがほとんどない。
やや歯応えのある豚肉な感じだけど、味は豚肉とは違って、チャンプルーの濃い味もあるのだろうけど、美味しくいただけました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
西表島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46