毎年恒例!? 八重山離島ホッピング 1日めは黒島

2019/03/13 - 2019/03/17

毎年4月に出掛けている南の島旅。唯一、水族館と関係ない旅行。
今年は4月の予定の関係で、1カ月早めることに。
今年は2年ぶりの八重山。
黒島→西表→石垣というスケジュール。
3月の八重山はどんな感じなのかなぁ？ 暑いの？　涼しいの？
とりあえず天気にも恵まれ、楽しんでまいりました。

初日は黒島。
水族館関係ないと言いながら、八重山で唯一、水族館相当施設がある島。
もちろん、行かない訳はなく……
でも、今回は黒島に移り住んだ知人に会うのも目的だったので、水族館はあくまでついで（笑）

という訳で初日の黒島の話。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田6時35分発JTA石垣行き。
搭乗後、離陸まで30分くらい待たされたお陰で、飛行機の中で4時間近く座ってた。
飛行機の中で寝られなかったことも加え、ずいぶん長く掛かったような印象。

空港を降りてバスに乗り、石垣港離島ターミナルを目指す。
時間はお昼どき。超早起きしてるので、このあたりで空腹は限界。
ターミナルの食堂でそばをかきこむも、それだけじゃ足りず、売店でおにぎりと“石垣セット”。
ゲンキクールとミルミル本舗のアイスを食べると、石垣来たなぁ、という気分になる（笑）

石垣港離島ターミナル 乗り物

離島ターミナルから船に乗り、約30分。
海は静かで揺れもなく、心地いい風に気分も高まってきて、思わず歌をくちずさんでしまうくらい。
初日、目的地の直前。一番楽しいかも知れない時間帯。

黒島に上陸。
変わってないぁ。って、変わりようがないかな。牧場の島だから。
人やクルマも少なくて、のどかな景色が広がっているだけ。
暑くもなく、寒くもない気候と相まって、心の底からホッとする。

ヤギ。
草刈り要員として、あちこちにいる。
こやつは2年前、一緒に遊んだ仔ヤギ（多分？）。
大きくなってたけど、2年前とほぼ同じ反応で、頭をぐいぐい押し付けてくる。
へとへとになるまで相撲？　の相手をしたけど、次に会う時はもう無理だろうなぁ。

八重山唯一の水族館相当施設、黒島研究所。
相変わらず、楽しゅうございました。
初めてではなかったから、じっくりゆっくりではなかったけれど、結局、着いた日、翌日の2回も行ってしまったよ（笑）

黒島研究所 動物園・水族館

研究所を出て、島内をふらふら散策していると、またヤギ。
カールした前髪が特徴的（笑）

ほーら、オレの前髪を見な!!

前髪自慢された（笑）

大好きなデイゴ。
3月だからまだ咲いてないかと思ってけど、沢山咲いてた。
これが見られたのはラッキーだった。

伊古桟橋にも行ってみた。
この日は小潮だったのだけど、すごく引いていて、桟橋の周りはほぼ陸地。
2年前はしっかり海の中の桟橋だったから、その変化に驚いた。

伊古桟橋 名所・史跡

浅く残った海は綺麗で、ずっと眺めていたくなるんだけど……
吹き飛ばされそうなくらいの風が吹き付けていて、そこにいると寒い。
その風に押し戻されるように、陸地の方へ。

伊古桟橋 名所・史跡

桟橋の先から海を覗き込むと、大きなアオリイカ。
あんまり泳ぎ回らず、逃げもしなかったから、元気がないのかも。
その大きさからすると、寿命か!?
死ぬ間際だったなら、美味しくいただきたかったような……（笑）

伊古桟橋 名所・史跡

残った水場ではクロサギが策餌中。
時期、時間帯、何が良かったのかは分からないけど、今回はいろいろな鳥に遭遇できた。
ただ、時期が早かったようで、アカショウビンの声は聞けなかったけれど……

伊古桟橋 名所・史跡

北から吹き付ける強風のせいで、桟橋周辺、島の北側はゴミだらけ。
かなり“マイクロ化”したプラスティックも多くて、何とかしたい気分になる。
でも、大量のゴミを宿に持ち込む訳にもいかず、東京に持ち帰ることもできず、何とももどかしい。
どうにかできないものか。

伊古桟橋 名所・史跡

まだまだ明るいけれど、これでも5時半頃。
ふらふら寄り道しながら、宿の方へ。
黒島、本当に静かでいいところだなぁ～!!

自転車で走っていると、目の前に白い巨大な動物が!!
牛にしては小さいし、何だあれ!?　と思って近づくと、巨大なヤギ。
その大きさに驚きつつ眺めていたら、牛小屋からネコが出てきて、ニャーニャーいいながら近づいてきた。
遊びたかったらしく、オレの周りをゴロゴロ転がって、スリスリしてくる。
別にネコ好きじゃないんだけど、連れて帰りたくなるねぇ（笑）

ネコと遊び始めた時には1匹だったのに、次から次へと出てきて、気づけば5匹に取り囲まれてた。
最初の1匹は、他のネコがオレのところに来るのが気に入らないらしく、シャーシャー言いながら離れていった。
後から来たネコはお構いなしでネコ祭り。
そろそろ行きたいんで、靴の上から降りてもらっていいかな？

ネコ祭りを振り切って？　宿の近くまで帰ってきた。
6時は過ぎてたけど、まだ明るいから近くの海岸へ。
潮はものすごく引いてるけど、何となく磯散策。
近くで宿のお父さんがアーサ取りをしていた。ありつけるかぁ？

ウミウシ発見!!
イシガキリュウグウウミウシ？

宿の夕飯に出てきたアーサ汁。
黒島のアーサは特に質がいいのだとか。
量もたっぷりで美味しかった。

翌朝の散歩（自転車でだけど）は港の方へ。
雲は多いけれど、何となく朝焼け。
夕方、なかなか暗くならない分、朝は遅くて、この時、7時過ぎ。

宿の庭に置いてあったF.ウンベラータ。
最初は鉢植えだったようなのだけど、気根がその辺に出まくりで、もはや鉢に入っているのはごくわずか。
もさもさに茂っていて、うらやましい限り。
葉っぱの質も違うし、こんなの見ると、ウチで育てているのがイヤになってくる。

朝食後、2年前には行かなかった黒島灯台へ。
島のほぼ南側まで。

黒島灯台 名所・史跡

ゴミだらけの北側と違い、南側はほとんど漂着ゴミもなく綺麗。
人もいないので、プライベートビーチのよう。

島の人口の15倍くらいいるという牛。
基本、臆病なようで、こちらを見ても寄ってきてくれることはほとんどないのだけど、時々、寄ってきてくれる子もいる。
あんまり仲良くなると、石垣牛の焼き肉やステーキが食べにくくなる。
2年前のオレは、牛肉食べるの止めようかと思ったし。
ところでキミ、有刺鉄線痛くないの？

可愛い子牛ちゃんの姿もあったけれど、小さな子牛は絶対に近寄ってきてくれないので、遠くから眺めるだけ。

観光施設的なものは何もない島だけど、こういうの眺めて楽しいと感じる人なら、黒島、最高です!!
静かだし。