長崎街歩き～世界遺産を訪ねる春旅 2日目

2019/03/05 - 2019/03/07

ふと気がつくと、マイレージの期限が近いことに気がつき、特典航空券を使って長崎へ行ってまいりました。

それなら、初めての一人旅に挑戦してみよう、と一人でも回れそうな長崎にしました。
早めに飛行機の予約と宿の手配。
ホテルは早割で1泊の朝食付きで7,000円くらいでした。

日程が近くなるにつれ、ちょっと心細いのと、娘も行こうかな、と言うので、じゃあ、一緒に行こう、と母娘の初長崎旅です。

２日目は雨予報が出ていて、迷いましたが、なかなか行く機会がないので、思い切って軍艦島のツアーに参加。

世界遺産を見ることと、ちゃんぽんを食べること、原爆資料館に行くこと、
おおざっぱなやりたい事を決めて行きました。

エリア 長崎

朝起きたら、天気予報の通り雨。
しかもかなり降っています。
だんだんのんびりモード。

とにかく朝食を食べて、スケジュールを練り直しです。
天気予報のアプリとにらめっこしながら、午後にはさらに雨が強くなるみたい。
これは、軍艦島に行くなら午前中に強行すべき。
でも、雨なので行くかどうか迷い中。

そして、ガッツリ食べる私たち。

ＡＮＡクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル 宿・ホテル

奥のエリアに案内されました。

目の前の通りは、大浦天主堂に続く坂道です。

朝食は込み合っていなかったので、ゆっくりと食べられました。
オムレツは、お好みの具を入れて、目の前で焼いてくれます。

朝食のレストランを出たところのエントランス。

シャンデリアが素敵。

お部屋に持って帰れるコーヒーサービスもあります。
お腹がいっぱいで持ち帰りませんでした。

このサービスは朝食の時間だけみたいです。

部屋に帰ってから、ツアー会社に問い合わせしました。

ツアー会社はコンシェルジュというところ。
上陸率が高いというので決めました。

乗船時間の1時間前だったけど、まだ間に合うそうです。
とにかく、予約してから支度して出かけました。

乗船場所が、ホテルのすぐ近くなので助かりました。
遠くだったら諦めていました。

10:30に出発するので、それまでに受付で誓約書にサインしなくてはなりません。

もうすでにかなりの人が並んでいました。

帰りに撮った桟橋。
レトロな雰囲気が素敵です。
しかし、雨でそれどころではなかったです。

乗船できましたが、自由席は並んだ順番なので早めがいいです。
上陸費込みで4,500円でした。
私たちは遅かったので、船底の席。
何も見えず、出航したアナウンスがあっても、まだ動いていないのかな、と気づかなかったくらいです。

軍艦島ミュージアムのセットで買った方が絶対にオススメです。窓際の席が予約席になり、おしぼりや飲み物などがサービスされてました。

見学証。

景色が全く見えませんでした。

船の中では、ガイドさんが長崎の世界遺産や軍艦島の様子や生活の様子などTVで映像を見ながら、詳しく説明してくれるので、上陸してからもより理解ができました。

雨がひどいので、船の中でビニールのレインコートの販売も200円でありました。
船底の席は、見えない分の配慮なのか、使用したレインコートが配られました。
これは助かりました。

軍艦島に到着。
雨が降る中、上陸できて良かったです。

実際に見ると圧倒されました。

端島 名所・史跡

日本最古の鉄筋コンクリート建ての高層アパートもあり、東京都の9倍もの人口密度だったそうです。

当時の生き生きとした様子の写真を船の中で見てきたので、胸に迫るものがありました。

雨の中の軍艦島。

より孤島の寂寥感が増します。

近くなると、船の甲板の所に案内されました。

島の反対側に立つと全く見えず、人で溢れて身動き取れません。
でも、船を旋回して反対側の人も見えるようにしてくれます。

雨と風がひどくて、すでにびしょ濡れ。

天気によっては、上陸できない事があると、誓約書にもあり、島に近づいた様子で船長さんが決定するそうです。

心配でしたが、上陸できそうです。

島の俯瞰図。

上陸してすぐの広場にありました。

雨の中、ガイドさんが島の生活の様子や炭鉱の仕事の様子を説明してくれます。

船の中でTVで当時の写真を見たので、
重ねて見る事ができました。

年数が経っている事と台風などの影響で、
崩壊が進んでいますが、
長期の計画で修復しているそうです。

この小さな島に、病院も学校も娯楽施設も全て揃っていたそうで、驚くばかり。

ブロックを積み上げて、島を埋め立てている所もあります。

この後、船に乗り込みます。

いったん、ホテルに戻ってから、大浦天主堂の近くで遅めのランチ。

「カフェ KIZUNA」

昔のレコードが飾ってあり、広々とした明るい店内でした。

じっくり煮込んだカレーも気になりましたが、
やっぱり長崎に来たからには、「チャンポン」

2回目の長崎チャンポンです。

今回は、あっさりとしたスープで野菜と魚介がたくさん入ってヘルシー。
しかも胡麻団子付き。

路面電車で、目的地まで。

乗り方が分からなかった乗り換え。
先ほどのカフェの優しいマスターに聞き分かりました！

乗り換えの駅で降りる際に「乗り換え」と車掌さんに言うとチケットを渡されます。
乗り継ぎして降りる際にそのチケットを渡すと120円のままで行ける、と言う仕組み。
距離に関係なく1回120円の料金システム。

「原爆資料館」

一度は行かなければ、と思っていました。
ガラスのドームから光が注ぐ明るい建物です。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

螺旋階段のような通路を下ります。

年代が壁に書いてあり、年代がだんだんさかのぼって行くイメージです。

坂の通路を下りると、原爆が落とされた日の1945年8月9日の長崎。

熱で曲がった鉄筋や教会。
とてもリアルで胸に迫りました。

当時の様子や証言、長崎の被害が広がって行く模型など、
実際に目すると、言葉が見つかりません。

閉館間際でしたが、人も大勢いて、静かに見入っていました。

帰りは、路面電車で、長崎港にある出島ワーフへ。

雨が止んで夕日もちらっと見えました。

夕食は「海鮮市場　長崎港出島ワーフ店」

海鮮丼。

出島ワーフはおしゃれなイタリアンやカフェもありました。
お天気が良ければテラス席も良さそう。

早めにホテルに帰りました。
今日は雨にも濡れたし、ゆっくり休みましょ

海鮮市場 長崎港 出島ワーフ店 グルメ・レストラン