２ヶ月連続ミャンマー！④モンユワ近くのおもしろ寺院と巨大立像

2019/02/09 - 2019/02/16

今回の旅行で一番楽しみにしていたモンユワ。
おもしろいお寺と、巨大なスタンディングブッダとリクライニングブッダを見にきました！
表紙写真、壁のギザギザ模様みたいなものも全部小さな仏像なんです！

まず、明日泊まる宿に荷物を預けに行きました。
１泊分の荷物を持ってトゥクトゥクに乗り、モンユワへのバスステーションへ、と伝えましたが、調べていたのと違う場所に着きました。
トゥクトゥクが止まった瞬間「モンユワ！？モンユワ！？」と両側から取り囲まれます。こわ。
私が行きたいバスステーションはここだ、とトゥクトゥク運転手に地図を示しますが「同じだよ」と言われ、諦めて１,000ｋを払って降り、取り囲まれた中からひとりを選んでついていきます。

１０人乗りくらいの車でモンユワへ。３，０００ｋ。
乗客が集まるまで少し待って９：４０出発。

エリア モンユワ(ミャンマー)

すいかストリート。

川沿いにずらーーーーっとすいか屋さんが続きます。
車が走り出してからも、客集めで「モンユワモンユワモンユワ～！！モンユワモンユワ！！」と私の前の座席から外に叫び続けます。
１万回くらい「モンユワ」という言葉を聞き続けたんとちゃうか。

１時間半後に休憩タイム。
お手洗いは意外にも無料で借りられました。
運転手さんたちは車のエンジンのところ？を開けて、長いことホースで水をかけていました。
暇すぎたのでドライフルーツを買いました。４００ｋ

１２：３０頃、モンユワの少し手前で降ろしてもらう。
おもしろ寺と、でっかいブッダへは、ここからが近いのです。
そのへんのお店の人に相談。言葉は通じないので、別の場所で撮った涅槃仏の写真を見せてどうやって行けるか聞いていたら、ちょうどバイクタクシーが通りかかり、連れて行ってもらうことにしました。

１３：００　スタンディングブッダ到着！
レイチュンサッチャー
世界で２番目に大きい仏像、世界で３番目に大きい立像だそうです。

ブッダのだいぶ手前から裸足にならないといけません。
あっちぃ。

スタンディングブッダの足元からの景色です。
坐像を建設中。

スタンディングブッダの内部は登れるようになっています。

内部にはこういう地獄の絵が、何枚も何枚も何枚も何枚も何枚も・・・あります。
これはだいぶマシなほう。

左上から、

・人間フライ
・下半身を地面に埋められ、トゲトゲローラーが近づいてくるのを身動きできずに見ながらつぶされる人間だち
・人間をバラバラに解体して部位ごとに並べている
・殺す係と、串刺しにする係
・葉っぱの上に赤ちゃんを並べて、生でかぶりつく

初めは気分が悪かったけれど、慣れました。
ミャンマー人のちびっ子集団もいます。今夜は悪夢を見たりしないのかなと心配になります。

汗だらだらで登っていると、途中の階から天国の絵になりました。
てっぺんの３３階へ行っても何もないらしいのですが、せっかくなので登りきろうと思います。最上階で「やっぱり何もないんかーい！」って言って帰ります。
しかし終わりが見えません。絵と仏像があるだけで階層表示はありません。窓がなく外も見えません。
あとどれだけのぼるの？
やめようかな、でもせっかくここまで登ったし次の階がゴールかもしれないし、などとぼーっとした頭で考えながら惰性で進みましたが、ついに力尽きました。
下りながら数えたところ、私は２７階くらいまで行ったみたいです。
良かった、３２階じゃなくて。

バイクで移動、涅槃仏。

脇からさっきのぼった立像がのぞいています笑

比べるものがないのでわかりにくいですが、この足の裏は２５ｍプールくらい？それは大げさ？とにかくバカデカイです。

坐像の森でバイクが止まってくれました。

どまんなかに立って、３６０度動画を撮りました。

友達と来ていたら、私もこの中のどこかで同じポーズをして写真撮れたのになー。

今回いちばん楽しみしていたタウンボッデー寺。
最高！！

右にうつっている高い塔の模様に見えるものも仏像なんです！
屋根には無数の仏塔。
上から見下ろせる塔があるのですが、女人禁制らしいです。トゲトゲを上から見たかったな。

塔のアップ。
どんだけ。

内部もめっちゃおもしろい！

壁も全部仏像！
大きい仏像の下にもホトケさんいっぱい。

どこもかしこも。
楽しくてたまらない！
今まで見た中で一番の珍スポットです。

外人入場料は３ドル又は3,000K。チャットで払ったほうが得なのに、マヌケにもドルで払ってしまいましたー。あほー。

どこまでも

ミニミニブッダ、造りはわりと雑です笑

いらっしゃいませ～

あ～本当におもしろかった！！！！！

バス停に戻りますが、どれだけ待つのか、そもそもバスは来るのか不安なのでバイクタクシーにモンユワまで送ってくれないかとお願いしました。
この地域をめぐるのに５，０００ｋで話をつけていたので、８，０００ｋでどう？と聞くと穏やかで優しいおっちゃんは「うんうん」と言ってくれました。

hotel chindwin
ちゃんとしたホテルは久々で嬉しくて撮影！

優しいバイクタクシーおっちゃんばいばーい。
うすうす感じていましたが、おっちゃんは私にメロメロです。笑。
ミャンマー人はみんな優しくてニコニコしているのですが、おっちゃんはそれに輪をかけてやさしさに満ちているのです。
お互い言葉がわからないのでほとんどしゃべらないのですが、毎回私が立像や涅槃像や寺から出てきた瞬間に手を振ってここだよーと知らせてくれました。立像なんて上までのぼったり景色を眺めたり１時間近く滞在したのに、周りに人が何人もいる中、私がまだおじさんを探し始める前に遠くからすぐ合図してくれました。ずっと注意を払っていたのだと思われます。
そしてホテル前で別れる時、「ユー、ビューティフル」とはにかみながら言ってくれたので確信しました。
バイクを運転しながらどこかへ電話をかけ、ビューティフルビューティフルと言っていたのを私は聞いていたのです。
私にどうしても言いたくて、きっと知り合いに、きれいとは英語でなんて言うのかを尋ねていたに違いありません！

それか、もしかしたら、払った８，０００チャットが実は多すぎたためにサービス過剰に？

ともかく、お寺は期待以上におもしろかったし、素敵なおっちゃんだったし、幸せ。