2019/03/05 - 2019/03/06
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funasanさん
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マレーシア・インドネシア出稼ぎの旅の開始である。出稼ぎと言っても働きに行くわけではなく、マリオット・ヒルトンのホテルステイタス維持のための宿泊数稼ぎの王様旅行である。これが実に楽しい。今、私はこの東南アジア出稼ぎ(王様)ホテル修行に夢中である。
しかも、今回は13泊のホテル宿泊全部がホテルポイント使用によるもので何と13泊無料宿泊である。日本で有償でホテルポイントを稼いでKLで使う。ホテルポイントの裁定取引(アービトラージ)が、いかに価格破壊となるか、その手の内を全部公開する。
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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ヒルトン・ペタリンジャヤ(写真)はKLセントラル駅から鉄道LRTに乗ってタマンジャヤ、又はアジアジャヤ下車、駅から徒歩10分くらいで到着する。アクセスは悪くはない。立派なホテルであるが、残念ながら古い!
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写真左が新築のシェラトン・ペタリンジャヤ、写真右が現在急ピッチで建築中のマリオットペタリンジャヤである。この新築ピカピカのシェラトンとマリオットに挟まれたオールド「ヒルトンペタリンジャヤ」(写真中央)はどう見ても勝ち目はない。
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ここに私の狙いがある。当分の間、客室料金(通常1室1万円以下で泊まれる)の値上げは無理であろう。古くなっても堂々たるヒルトンホテルで最上階にエグゼクティブラウンジもある。よってコスパに優れている。このホテルはヒルトンの1万ポイントで1泊無料宿泊できる。よって、最近は全てポイント利用である。
写真:本日の部屋 -
1万ポイントで1泊ヒルトンホテルに無料宿泊できるという“価格破壊力”はあなどれない。例えば、日本のヒルトンホテルにポイントで宿泊した場合、東京ヒルトンで6万ポイント、大阪ヒルトンで5~7万ポイント、名古屋ヒルトンで4~5万ポイントである。宿泊時期により変動するが、スタンダードルームの1泊無料ポイントである。
写真:ホテルの部屋から見た朝のペタリンジャヤの風景 -
日本のホテルに比べれば5分の1程度の激安ポイント数(1万P)で無料宿泊できる。これは凄い!私の作戦は日本で有償でヒルトンホテルに泊まってポイントをかせぎ、貯まったポイントを東南アジアで使う。ホテルポイントの裁定取引(アービトラージ)である。
写真:ホテルの部屋から見た朝の渋滞 -
さらに、現在、ヒルトンが実施している「unlimitedキャンペーン」が凄い。1泊(1滞在)ごとに2000P,5泊(5滞在)ごとに10000P(5滞在を前提にすれば実質的に1泊2000P追加),unlimitedで、つまり上限なしでどれだけでもポイントをくれる。よって、このキャンペーンだけで1泊(1滞在)合計4000Pもゲットできる。
写真:ホテルグランド階のカフェ -
もう少しヒルトンポイントの実際を例に示してみよう。私は今年の1月26日(土)にヒルトン名古屋に泊まったのであるが、宿泊代金は21693円だった。ポイントの付加は「ベースPで 1730P、DIAMOND ELITE 100%BONUSで 1730P、、ダイヤモンド特典の1000P,ヒルトンの住友カードで2000P」合計で6460Pになる。これだけでも結構凄いのであるが、これに、今回のunlimitedキャンペーン4000Pが加わり、合計10460Pにもなる。
写真:ホテルグランド階にある朝食レストラン -
ヒルトン名古屋に1泊2万円程度で泊まるとヒルトン1万P獲得でき、これをクアラルンプールで使うと1泊無料宿泊できてしまう。結構凄いおまけになる。これで終わらないところにヒルトンの本当の凄さがある。
写真:ホテルの朝食レストラン -
あまりセコイことばかり考えていると豪華な王様旅行がつまらなくなくなる。昨夜は日本からロングフライトで夜遅くにホテルにチェックインしたので、今朝は朝寝坊をし、ゆっくり朝食レストランに行く。
写真:朝食レストランにて -
いつもながら、ここのホテルの朝食レストランは大盛況で、明らかに中国人団体御用達の雰囲気である。ヒルトンは中国資本と提携があるので、世界のヒルトンに中国人は殺到する。よって、最近の私はレストランを避けて、エグゼクティブラウンジ(写真)で朝食をとることが多い。
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確かに一般の朝食レストランは、他民族国家マレーシアの高級ホテルとして当然のように、マレー料理、中国料理、インド料理、西洋料理がブースを構えて並んでいる。しかし、その品数や品質は決して高くはない。私がいつも食べる西洋料理に限ればレベルは低い。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
一方で、ホテル最上階にあるエグゼクティブラウンジの朝食は西洋料理中心で実に充実している。朝からローストビーフ、ローストダック、スモークサーモン、スモークフィッシュ等(写真)が並んでいる。専属のシェフが常駐していて、卵料理を作ってもらえる。この日は「サーモンエッグベネジクト」を作ってもらった。
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西洋料理が好きな私にとってはラウンジのほうがはるかに朝食のレベルは上である。これは意外なことで、通常のラウンジ朝食は簡素な場合が多い。ここは逆転現象が生じている。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
それを裏付けるかのように、ラウンジ内(写真)のお客は欧米人が多く、アジア系も半分くらいは混在している。日本人らしき人も時々見かける。皆さん、静かに朝食ビュッフェを楽しんでいて、実にいい雰囲気の朝食風景である。
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ここから見えてくる朝食ビュッフェとは「お客のニーズに合わせた区別と選択」にあるような気がする。低価格の団体客は一般レストランの(コストを抑えた)ビュッフェで大量にさばき、エグゼクティブレベルの人はラウンジで優雅な朝食をとってもらう。明確にコンセプトを変えている。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
この流れから言えば、日本のビジネスホテルの無料朝食ビュッフェは日本料理を大衆に提供するという観点から言えば世界基準になる。アジアの大衆層は大喜びで泊まりに来るのでは?
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
そんなことを考えながら、ラウンジで2度目の朝食にする。私はスモークサーモンが好きなので、もう一般レストランには行けないな…。
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このホテルは団体が多いので、団体客は低層階のスタンダードの客室に宿泊し、個人客は高層階の部屋に通される。客室数が多いので、ヒルトンのエリートメンバーはメリットが多い。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
無理してヒルトンのダイヤモンドにならなくても、ヒルトン・ゴールドメンバーでもエグゼクティブルームへの無料アップの可能性がある。マレーシアの行事日程をよく調べてオフシーズンの時に予約してみては?
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
私のお勧めはイスラム教徒のお祭り「ラマダン時期」である。この時期にはイスラムの人達はあまり旅行に出かけない。よってホテルは空室が多い。今年(2019年)のマレーシアのラマダンは5月5日から6月3日まで。ラマダン明けは旅行時期となり超込み合うので避けたほうがいい。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
ヒルトンゴールドになる裏の手がある。クレジットカード「ヒルトンの住友ビザゴールドカード」を購入するだけでヒルトンゴールドになれる。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
よって、今年の連休明け、航空代金の激安になったところを見計らってフライトを予約し、ラマダン時期でマレーシア人が宿泊しないクアラルンプール近郊の「ヒルトン・ペタリンジャヤ」に1週間くらい宿泊する。
写真:ラウンジでの朝食メニュー -
宿泊代金は1泊2名で7000円~8000円である。そして、ゴールドメンバーとして、事前にメール(英語)で「可能ならエグゼクティブルームにアップして頂きたい」とリクエストしておく。当日も早めにチェックインして部屋のアップをお願いしてみる。ご夫婦なら結婚記念、若いカップルならハネムーン、としてスイートルームへの無料アップもリクエストしては?ダメ元である。
写真:ラウンジでのティータイム -
エグゼクティブルーム(又はスイートルーム)にアップさえしてもらえれば、「ラウンジ使いまくり」の王様滞在ができる。アルコールを含めて飲食フリーなのでこれは凄い!しかも、2名までOKだ。1人あたり1泊2食アルコール飲み放題付き4000円なり、もう笑いがとまらない…。
私のスイートルーム滞在の旅行は以下に詳しい
https://4travel.jp/travelogue/11375308
写真:フィットネス・ジム -
さて、再びヒルトンの太っ腹の話題にもどろう。マリオットはポイント宿泊すると何もポイントはくれない。ところが、ヒルトンはポイントで無料宿泊しても有償と同じようにポイントをくれる。今回のヒルトンペタリンジャヤは1万P使って無料宿泊した訳であるが、ダイヤモンド特典の1000Pとunlimitedキャンペーン4000Pがしっかり加算され、合計5000Pも付いてきた。よって、実質5000Pで泊まったことになる。
写真:フィットネス・ジム -
unlimitedキャンペーン期間中であれば、ヒルトン名古屋1泊2万円の宿泊がクアラルンプールでのヒルトン2泊(2滞在)の無料宿泊になる。有り得ない激安さ!
注:連泊は1滞在になるので、キャンペーンを利用するためには毎日ホテルを変える必要がある
写真:ガーデンプール -
もう1つ、極めて大事なことがある。それはポイント宿泊でもしっかりエリートナイト数にカウントしてくれることである。無料で泊まってもエリートナイトがどんどん増えていく。この太っ腹なサービスが、私をヒルトンダイヤに目をくらませた大きな理由である。
写真:ガーデンプール -
激安JALビジネスで東南アジアへ飛び、マリオット・ヒルトンの高級ホテルを転々とし、エリートメンバーとして最大限の歓迎を受ける。エグゼクティブラウンジ使いまくり、実質3食付宿泊である。しかもこれが全部無料宿泊(ポイント利用)なので、安くて豪華な旅の本領発揮である。
→もっと安い「ヒルトン・ガーデインKLサウス」に続く
写真:ヒルトンのプールから見上げた「シェラトン・ペタリンジャヤ(右側のタワー)」
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