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地下鉄丸ノ内線に後から出来た西新宿駅からスタートし、まずは成子天神社へ。土曜ということで新宿中央公園はにぎわっていましたが、成子天神下という交差点名にもなっている割には訪れる人はまばらでした。青梅街道に面した正面から表参道を進むと、七福神が左右で出迎えてくれます。鳥居の先の美事な門をくぐると、天神社らしく撫牛が。正面の本殿も華やかです。ちょうど梅も咲いていました。御朱印は、本殿の右の授与所窓口の窓を開け、呼び鈴を押すと受け付けていただけます。外国人も来ていました。その後北側の参道へ抜けると、立派な富士塚があったのですが、周囲の高層ビル群の谷間で何か淋しく佇んでいるようにも見えました。<br />そこから都道302号線を西武新宿駅方向へ進み、中央線のガードをくぐってすぐの細い道を左折しました。近づきすぎると渡れないので、北新宿百人町交差点までには北側へ渡っておくことをおすすめします。まっすぐ北上すると、皆中稲荷神社が右手にあります。小ぢんまりした神社の割に参拝客は多く、ひとり一人の願い事が長い!です。そう、ここは「みな中(あた)る」として、私のような弓道にちょっと関係する者以外にも、レアチケットの当選などを願う人々が多く訪れるスポットなのです。そのため、以前は頂けたという御朱印は頒布が廃止されていました。残念です。その代りと言ってはナンですが「宝くじ入れ」なるものを求めました。<br />再び南へ歩き出し少しずつ東に折れながら進んでいくと(この最短ルートは、お子さん連れや健全なカップルにはオススメできませんが)、新宿の一つの顔であるゴールデン街に近づきます。まもなく花園神社です。大都会の只中にオアシスのように現れた境内には立派な社殿が建っています。御朱印は右側の社務所で頂けました。威徳稲荷神社の鳥居をくぐっている人も少なくありませんでした。外国人に人気のエリアである新宿(三丁目駅すぐ)ということで、たくさんの言語が耳に入ってきました。<br />大鳥居の方に出て、伊勢丹の新宿三丁目交差点を左折して新宿御苑を巡りながら、新宿通りを東に進むと、四谷三丁目。この区間は丸ノ内線で2駅なのでショートカットすることも可能です。<br />もう少し先へ進むと、フルーツパーラーフクナガの角に須賀神社参道入口の小さい看板があります。そこを右折して南下すると、外苑スタジオの先にまた看板が。その角を左折すると須賀神社があります。驚くことに神社の入口を素通りしてさらに東へと進んで行く人の数が多めです。その理由は解かっていたのですが、まずはお詣りと思い境内へ。参拝を終えて社務所を見ると窓が閉まり白い布が! ガ~ン、定休日?と思って近づくと、お昼休みを13時まで1時間いただきますとありました。時刻は12時05分(笑) 已むを得ず順序を変更し、表参道の先にある「例の階段」へ。そう、社会現象と言っても過言ではない、新海誠監督の映画「君の名は。」でシーンの舞台の一つとして有名な「聖地」があるのです。高台から記念写真を撮る人たちが列を作り、中国語なども多く聞こえる場所となっています。<br />そして、社務所が再開するまでの時間を活用して、一つ西側のブロックに位置する於岩稲荷へ。先ずは田宮神社。御朱印は今日は書けませんとの掲示が! 残念ながら御朱印は不定休のようです。ちなみに「貞女・お岩が、夫である伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」話だと私が理解していた東海道四谷怪談は、四世鶴屋南北の創作であり、本当のお岩夫婦は仲が良かった、と書かれていましたが、どうにもこうにも、子供の頃からの戸板返しのイメージが強すぎて、少々身震いがしました・・・。続いて陽運寺に。こちらの御朱印は書き置きながら頂けました。広くはない境内にはカフェもあって、何名かがティータイムを楽しんでいました。<br />13時前に須賀神社に戻って社務所の前に私が立つと、境内で時間を潰しながら待っていたと思われる何名かが列を作りました。プレッシャーを掛けたつもりは無かったのですが、少し早めに再開してくださり、すぐ御朱印を頂けました。「君の名は。」の聖地であることも影響してか、書き置きです。<br />再び新宿通りへ戻り、東へ向かうとすぐJRなどの四ツ谷駅があります。以前徳光さんがバス旅番組で「風ぐるま」というコミュニティバスに乗っていたことを思い出し、バス停に行ってみましたが、1時間に1本の運行で、残念ながら時間が合いませんでした。<br />さらに新宿通りを東へ歩を進め、麹町駅を過ぎてしばらくすると、クッキーで有名な泉屋東京店があります。サボイ、大好きでした。その角を右折してしばらく歩くと、平河天満宮があります。スタート地点の成子天神社同様に撫牛がいますが、梅よりも沈丁花の香りが辺りに漂っている素敵な境内でした。御朱印は正面左の社務所で頂けました。最寄りの地下鉄半蔵門線半蔵門駅を今日のゴールとしました。<br /><br />

西新宿から半蔵門までの寺社巡り散歩

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2019/03/10 - 2019/03/10

70236位(同エリア84675件中)

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20

TOSHI

TOSHIさん

地下鉄丸ノ内線に後から出来た西新宿駅からスタートし、まずは成子天神社へ。土曜ということで新宿中央公園はにぎわっていましたが、成子天神下という交差点名にもなっている割には訪れる人はまばらでした。青梅街道に面した正面から表参道を進むと、七福神が左右で出迎えてくれます。鳥居の先の美事な門をくぐると、天神社らしく撫牛が。正面の本殿も華やかです。ちょうど梅も咲いていました。御朱印は、本殿の右の授与所窓口の窓を開け、呼び鈴を押すと受け付けていただけます。外国人も来ていました。その後北側の参道へ抜けると、立派な富士塚があったのですが、周囲の高層ビル群の谷間で何か淋しく佇んでいるようにも見えました。
そこから都道302号線を西武新宿駅方向へ進み、中央線のガードをくぐってすぐの細い道を左折しました。近づきすぎると渡れないので、北新宿百人町交差点までには北側へ渡っておくことをおすすめします。まっすぐ北上すると、皆中稲荷神社が右手にあります。小ぢんまりした神社の割に参拝客は多く、ひとり一人の願い事が長い!です。そう、ここは「みな中(あた)る」として、私のような弓道にちょっと関係する者以外にも、レアチケットの当選などを願う人々が多く訪れるスポットなのです。そのため、以前は頂けたという御朱印は頒布が廃止されていました。残念です。その代りと言ってはナンですが「宝くじ入れ」なるものを求めました。
再び南へ歩き出し少しずつ東に折れながら進んでいくと(この最短ルートは、お子さん連れや健全なカップルにはオススメできませんが)、新宿の一つの顔であるゴールデン街に近づきます。まもなく花園神社です。大都会の只中にオアシスのように現れた境内には立派な社殿が建っています。御朱印は右側の社務所で頂けました。威徳稲荷神社の鳥居をくぐっている人も少なくありませんでした。外国人に人気のエリアである新宿(三丁目駅すぐ)ということで、たくさんの言語が耳に入ってきました。
大鳥居の方に出て、伊勢丹の新宿三丁目交差点を左折して新宿御苑を巡りながら、新宿通りを東に進むと、四谷三丁目。この区間は丸ノ内線で2駅なのでショートカットすることも可能です。
もう少し先へ進むと、フルーツパーラーフクナガの角に須賀神社参道入口の小さい看板があります。そこを右折して南下すると、外苑スタジオの先にまた看板が。その角を左折すると須賀神社があります。驚くことに神社の入口を素通りしてさらに東へと進んで行く人の数が多めです。その理由は解かっていたのですが、まずはお詣りと思い境内へ。参拝を終えて社務所を見ると窓が閉まり白い布が! ガ~ン、定休日?と思って近づくと、お昼休みを13時まで1時間いただきますとありました。時刻は12時05分(笑) 已むを得ず順序を変更し、表参道の先にある「例の階段」へ。そう、社会現象と言っても過言ではない、新海誠監督の映画「君の名は。」でシーンの舞台の一つとして有名な「聖地」があるのです。高台から記念写真を撮る人たちが列を作り、中国語なども多く聞こえる場所となっています。
そして、社務所が再開するまでの時間を活用して、一つ西側のブロックに位置する於岩稲荷へ。先ずは田宮神社。御朱印は今日は書けませんとの掲示が! 残念ながら御朱印は不定休のようです。ちなみに「貞女・お岩が、夫である伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」話だと私が理解していた東海道四谷怪談は、四世鶴屋南北の創作であり、本当のお岩夫婦は仲が良かった、と書かれていましたが、どうにもこうにも、子供の頃からの戸板返しのイメージが強すぎて、少々身震いがしました・・・。続いて陽運寺に。こちらの御朱印は書き置きながら頂けました。広くはない境内にはカフェもあって、何名かがティータイムを楽しんでいました。
13時前に須賀神社に戻って社務所の前に私が立つと、境内で時間を潰しながら待っていたと思われる何名かが列を作りました。プレッシャーを掛けたつもりは無かったのですが、少し早めに再開してくださり、すぐ御朱印を頂けました。「君の名は。」の聖地であることも影響してか、書き置きです。
再び新宿通りへ戻り、東へ向かうとすぐJRなどの四ツ谷駅があります。以前徳光さんがバス旅番組で「風ぐるま」というコミュニティバスに乗っていたことを思い出し、バス停に行ってみましたが、1時間に1本の運行で、残念ながら時間が合いませんでした。
さらに新宿通りを東へ歩を進め、麹町駅を過ぎてしばらくすると、クッキーで有名な泉屋東京店があります。サボイ、大好きでした。その角を右折してしばらく歩くと、平河天満宮があります。スタート地点の成子天神社同様に撫牛がいますが、梅よりも沈丁花の香りが辺りに漂っている素敵な境内でした。御朱印は正面左の社務所で頂けました。最寄りの地下鉄半蔵門線半蔵門駅を今日のゴールとしました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
私鉄 徒歩
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