仕事を休んでハノイに行こう！（１）

2019/03/09 - 2019/03/12

1月のとある日、「何か、仕事に疲れたなぁ、このままだと振休の消化もできないま年度末を迎えるなぁ･･･」と思いながらネットを見ていたら、ベトジェットエアの100円セールの広告が目に飛び込んで来ました。年度末は、次年度の準備や役員会への対応などもある時期で、仕事を休むのは躊躇しましたが、そうやって躊躇し続けてきた結果が今の疲れた私ではないのか!?
ベトナムには、日本語教師として活動中の友人2人もいます。仕事やら彼女たちの都合やら、いろいろ日程を調整した上で、100円チケットの日には当たらなかったたけれど、思い切って休みを取り、ハノイに出かけることにしました。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトジェットエア

成田空港に着いて知った、9:30発予定のハノイ行きVJ933は2時間15分の遅れ･･･。しかも、行きは荷物も軽いだろうからと、7kg制限の機内持ち込み荷物だけのつもりで行ったら、チェックインカウンターで重量を測られ、まさかの2kgオーバー。急きょ荷物を預けることとなり、3,570円を支払いました(-_-;)
この件で動揺していたのか、座席の希望を聞かれたとき「通路側」と答えたのですが、その場できちんと搭乗券を確認せず、あとでよく見ると「F」列になっている。んん？「F」って窓際ではないのか？ベトジェットは、「A･B･C」と「D･E･F」という、通路を挟んで左右に3席並びのはず･･･。

成田空港第2ターミナル 空港

あー、もう、済んだことは仕方ない！今からチェックインカウンターに戻っても、もう通路側の席はないかもしれないし。とっとと気持ちを切り替えて、セブンのおにぎりとビールで朝食、いやブランチを取りました。このとき、セブンはおにぎり2個200円セール中。搭乗前に1個食べて、もう1個は機内で食べることにします。

さてさて、2時間待ちましたよ。初のベトジェット、いよいよ搭乗です。

離陸時はいつも眠くなって寝てしまうのですが、飛び立ってしばらくしてから窓の外を見ると、きれいな雪山の眼下に！もっと早く目覚めれば、富士山も見えたのかも･･･。何かの縁で窓側になったのだから、せめて景色でも楽しむこととしましょう。

離陸後6時間15分でハノイ・ノイバイ空港に到着。成田空港でレンタルしたwifi、スイッチオン！

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

財布には1ドンも入っていないので、空港で両替します。レートは1円＝207.03ドンでした。

ターミナルの外に出ました。そこで見つけたプレート。この空港は、日本のODA（政府開発援助）の対象になっているのですよ。威張ることではないけれど、誇りに思いましょう。

当初の予定では、ベトジェットエアのバスで市内に向かうつもりでした。事前に下調べもしていて、こちらの「フォートラベル」さんのQ&Aでも、体験者に質問させていただいていました。そのときの結論としては、「ベトジェットエアのウェブサイトでは24時間前までに予約が必要と書いてあったけれど、実際は予約なしで乗れる、呼び込みもしているくらい」ということでした。しかし、私が到着したときはタイミングが悪かったのか、ベトジェットエアのバスは見当たりませんでした。次の手段として86番バスの利用を考えていましたが、どなたかのブログで「86番バスはターミナル1から出ている」と読んだ覚えがありました。今いるターミナル2から移動しようかと考えつつ、スマホで確認していたのですが、ふと顔を上げると、86番バスが視線の先に停まっているではないですか！慌てて走って行って、このバスに乗ることができました。

ローカルバスに乗ると、車掌さんが乗車賃を集めに来ます。お金と引き換えに、このようなチケットに手で切込みを入れたものを手渡してくれます。おつりもちゃんともらえますが、高額紙幣を出すと、もっと小さいのはないか聞かれる可能性があります。ハノイ・ノイバイ空港とハノイ駅を結ぶ86番バスの乗車賃は35,000ドン（約175円）です。

86番バスの終点は、ハノイ駅前です。このようなブースがありました。空港へ向かうときも、ここから乗ればよいわけですね。

ハノイ駅 駅

ぼやけてますが、これが私が乗ってきた86番バスです。

ハノイ駅を斜め前からパチリ。

スマホのナビを頼りに、ホテルに向かいます。今回のお宿は、ブルー･ハノイ･イン･レジェンド・ホテル。

いったん荷物を置いて、ハノイ在住の友人と夕食を共にするため出かけます。このときもハノイ駅の前を通ったので、先ほどのブースに貼り出してあった空港行きのバスを確認しておこうと時刻表を写真に収めました。だいたい30分に1本ですね。

ハノイ駅を正面近くからも1枚撮っておきます。まだ比較的きれいで新しそうです。

こちらが今日の夕食にと思っていた、お目当てのビンミンです。日本人にとても人気があり、いつ行っても日本人客がいます。写真左手は、店先で炭火で肉や野菜などを焼いているところです。

ビンミン その他の料理

この「ビンミン通り」（と勝手に私は呼んでいます）を、一応、いちばん奥まで確認しに行くのも、なんとなくお決まりになっているので、今回も奥まで進みます。この通りの両側には、ビンミンのような焼き鳥屋さんが左右にたくさん並んでいて、魅力的です。お客さんが多いのは、いちばん手前のビンミンと、いちばん奥の店です。

さて、ビンミンに戻りました。今回は初めて2階席を案内されました。これは2階のベランダからの1枚。通りの反対側の店も、それなりに繁盛しているようです。

ビールと「足」。あぁ、間違えて注文しちゃった。ビールは生ビールがよかったし、食べたいのは「足」じゃなくて「もも」だった･･･。

日本語メニューもあります。しかし、値段は書いていません。以前は書いてあったと思うのですが･･･。観光客値段となることを覚悟して行った方がよさそうです。ただし、バカ高い金額ということはないです。

ビンミンでおなかいっぱい食べ、2次会に向かおうとしたとき、友人がタクシーを呼んでくれたのですが、混んでいるようで、あきらめました。徒歩で2次会会場に向かうことにします。

じゃん！2次会は、ハノイ駅の向かいにあるiBiero Craft Beer Stationです。友人は写真いちばん左のTropical Breathを。私は小さなグラスが並んでいる4種飲み比べセットを。しかし、この4種、いちばん右といちばん左が同じ種類だったのです！ということは、3種じゃないか！4種がないなら「ない」って言えばいいのに、そういうことは言わないのですね。
ちなみに入店時間が遅かったので、「No food」と言われました。

すべて空になりました。閉店間近なのに、お代わりを聞いてくれました。せっかくなので、もう1杯ずつ飲んで帰ります。

ホテルに戻ってきました。テレビをつけると･･･！見てください、この日本のテレビ番組のラインナップ！NHKで3チャンネル、その他民放もフジ、日テレ、テレ朝、TBS･･･。これは長く部屋にいても飽きません。

ハノイ1泊目の夜はぐっすり眠り、すっきりとした翌日の朝を迎えました。朝食会場は1階です。飲み物とフルーツ、ヨーグルトなどはセルフですが、料理は、メニューの中から自分が食べたいものを注文すると、その場で作ってくれます。私は、ハムやチーズが入ったオムレツを作ってもらいました。あと、チキン・サンドイッチもお願いしました。

ちなみにこちらが朝食メニュー。部屋にも置いてありました。じっくり確認してから朝食会場に向った方がいいですね。だって、朝食会場の入口で聞かれるんだもの。現場では、気が焦ってしまいます。

「仕事を休んでハノイに行こう！（２）」に続く。