2014/01/10 - 2014/01/17
636位(同エリア1571件中)
爺一人旅さん
スペインと聞けば、躍動感のあるフラメンコ舞踊やガウディ―の建築を思い浮かべるが、その昔イスラム文化圏であったことは、当の昔に忘れていた。ギターを始めたころは、何時になったら「アルハンブラの思い出」が弾けるようになるのか、そんなことを考えていた。やがて沢山のスペイン音楽に接すると、何時の日か曲が生まれ演奏される文化を体感したくなった。バルセロナから入国してグラナダに向かうバスから、乾燥した赤茶色の大地や、時折現れるオレンジの木を見ると、スペイン音楽の描く風景と重なってきた。バスは、バルセロナの町に入って、いよいよ城下町に近づいてきた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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バスは、グラナダに入ると、高台に在る世界遺産のヘネラリフェに向かった。ここは、1300年初めに建築された別荘というが、修復された真新しい外壁が山と良く馴染んで落ち着いた雰囲気を造っていた。
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敷地の入り口は、正確に刈られた常緑樹の壁で囲まれていた。 我々は、左にグラナダの市街地を眺めながら、穏やかな午後の日差しの中、建物に向かった。
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入口は、少し傾いた日差しに染まって、青い空にレンガの色が濃く浮き出ている。
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中庭に入ると、ほとんど建物の全体を占めている細長い庭園がある。ヘネラリフェの庭園として有名だが、冬の今咲いている花は無い。
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奥に進んで、入り口方向を眺めると、日本庭園の様な人工的な空間はでなく、自然の花畑を連想してしまう。春先の写真を見ると、沢山の花に彩られた華やかな舞台に変わって素晴らしいのだが、建物が中心になる今も落ち着いていて良い感じがする。
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内部の壁には、イスラム独特の模様が彫られていて、部屋を落ち着かせている。その下の窓からは、城下町と雪を被ったシエラネバダ山脈が、澄んだ空気を通してくっきりと浮かんでいた。
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城下町に向かう途中で観たシエラネバダ山脈だが、同名の山脈はアメリカにも有る。スペインは、初夏には焼けたフライパンの様になると聞いていたので、この時期も得難い物かと思う。
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今日の畑には作物も無いが、春には青葉と城壁レンガが見事な絵を描きそうな景色がそこにあった。
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小さな跳ね橋を通って城壁内に入ると、そこには中世の街並みが続いている。石の建物は耐久性がある。地震が無ければ、日本にも石の家が造られていたかも知れないが、想像してみてもピンとこない。随分と違った街並みになったと思うが、何処ぞ国内にモデルが無いものかと思う。
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高い塔のある建物が出てきた。昔はモスクだったのか、今は教会だそうだ。後ろには、ミナレットが建っている。
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石畳を歩くこと10分、カルロス5世の宮殿に到着。大きいですね、スペインに来てからは、規模の点で感心することばかりです。
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王宮の内部は迷路で、ガイドの後を歩くだけになってしまいそうです。室内は、蔵の中の様な温度で、夏場は窓が無くても凌げるのではないかと思うほどです。
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派手さが無いので、見ていて飽きない壁の模様ですが、バリエーションは少ないですね。それは、キリスト教や仏教も同じ様ですが。
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綺麗なタイルの焼き物。
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暗いリビングの様な部屋でしたが、外を背にして王様の椅子が有りました。光源を背負う事で、謁見者に顔を隠すのだそうです。中々凝っています。
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ライトアップされていなければ見えない、室内の壁画です。
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王宮の天井は、鍾乳石で飾られていました。豪華ですね!!
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いよいよ、中庭に出ます。
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中庭には、狛犬の様なライオン像が出迎えてくれます。
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カルロス5世の宮殿の中心にある、石畳でできた円形の中庭礼拝所。過去に旅したイスラムの神学校や宮殿には、様々な形の石畳の中庭が必ずありました。
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いよいよアルハンブラの庭園に来ました。昔のレコードやCDのジャケットに使われている景色ですが、池に映る建物の姿が綺麗とか、質素な雰囲気が良いとかムニャムニャ解説に有りました。私は、建物全体を流れるゆっくりした時間に合わせた、ギター演奏を聴きたくなりました。
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城壁内の畑です。春には花畑になるのでしょうが、当時は何を育てていたのか気になります。
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城壁の上からグラナダの町が一望できます。長い間変わらない歴史の町には、多く魅力があります。少し望遠にすると、箱庭の様な中世の街並みが綺麗です。この後は、地中海の白い街、ミハスに向かいます。
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翌日は、少し雨模様でした。ミハスが有名になったのは、ハリウッドの俳優が別荘を持ったのに釣られて、沢山の別荘ができ始めたのが発端とか。最近は、地中海に面した多くの町や村は、軒並み白壁と茶色の屋根に塗り替えて、イメージ戦略で観光客を呼び込んでいる様です。「地中海と白い家」は、それだけでイメージの湧くキャッチフレーズです。
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駐車場の端っこで、アーモンドの砂糖菓子を製造販売している屋台です。添乗員さんは、親父と顔馴染と言っていました。そんなわけで、決して安くない菓子に群がって、購入することになりました。
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大きい鍋で、アーモンドと砂糖を一緒に煮詰めるだけの、製造中の菓子です。販売価格は、製造機密の開示代も入っていた感じだった。
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街の中は、徒歩だけですが、狭いので隈なく見ても1時間で十分です。雨模様で、肌寒い陽気になりました。先ずは近くの、崩れた教会から始めます。ここは、街を売り出したので、無理やり名所にしたような建物です。
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街から地中海に向かって、似たような建物が点在しています。天気が良ければ、青い海が見えたのに、残念でした。地図で見れば、その向こうはモロッコです。アフリカが近いです。
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まだ早い時間なので、観光客はちらほら見かける程度。観光バスが無かったので、出ているのは街中のホテルに泊っている人達でしょうか。
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青空だったら、綺麗なキャンパスに見える土産物店。
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ヨーロッパ雰囲気の出ているレストラン。午前の早い期間で、ほとんどの店には客は入っていませんでした。
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客は、中心街よりも、裏通りを楽しんでいます。
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何だか雨が降りそうで、肌寒い日になりました。見慣れてくると、同じ様な店ばかりに見えてしまって、さあ夫婦で暇つぶしどうするか。与えられた時間では、見るには長し、飲むには短しです。そろそろ、雨が降ってきました。この後は、セビリアに向かいます。
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