2014/01/10 - 2014/01/17
1051位(同エリア2820件中)
爺一人旅さん
コルドバを出て300kmも走ると、赤茶けた大地の向こうに、盛り上がった丘が見えてきて、その上に風車が顔を出した。やがて、バスは小さな町のドライブインに入った。風車と言えばドンキホーテとばかり、それらしい展示と一見関係のない土産物が並べてあった。展示には、日本の侍が「侍ドンキーホーテ」として登場していたのは、驚いた。一息して再出発。小さな町中をくぐる様に進んで、いよいよ風車のある丘に着いた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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バスは、もうすぐ風車に着くという手前で、閑散としたドライブインに入った。まるで人気がなく、やっているのだろうか。
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トイレを探していたら、ドンキホーテの人形が、中庭に一人で立っていた。石の文化圏は、強い日差しには映えるようだが、曇った冬の季節は何やら寂しい。
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土産店とは別棟に展示施設があって、入ってみると、意外に小道具が多く置いてあった。この部屋は、何を訴えているのだろうか、セルバンテスの創作風景か?
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他にもある展示物の多くは、書物と絵だった。
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変わり物は、日本の侍ドンキホーテ。侍とは、意味合いが違うと思うのだが、誰が企画したのだろうか?
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おどろおどろしい絵画だが、小説に有ったのか記憶にない。
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展示施設を出て、土産店でフラメンコギターのCDを買ったのだが、ひどい音でがっかりした。バスが、丘に向かって町の通りを登っていくと、前方に城塞と風車の頭が見えてきた。コンスエグラの風車だ。
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風車の役目は、麦をつくことだから、地域には麦畑が多くあったはずだが、周りは赤茶けた大地だけだ。もっとも、風車の移設もあった様なので、この地域のオリジナルとも限らないが、観光客にしてみれば、オランダの風車と並んで、存在その物が絵になって楽しい。ガイドブックに載っていそうな場所から撮ったが、全部で7基在った。
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風車の中では、土産物を販売しているが、天井を見れば動く構造も見える、民族博物館にもなってる。
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周りは、不毛の大地に見えるが、春からは麦栽培が始まるのだろう。その時に、また訪れてみたい気持ちになったほど、興味が尽きない光景だった。
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着いて暫くすると、天候が急変して雨模様に。それも直ぐに止んで、今度は虹が出てきた。平地の少ない国に暮らしていると、見渡す限りの開放感は心地良いものだ。
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マドリードに着いた翌日、観光客で混まないうちにと、早朝に出発した。最初は、スペイン広場から。人通りの無い公園にある、大きな塔に腰かけた「セルバンテス」を取り巻くように、ドンキホーテと従者の像がある。両脇の台の上には、小説の中で主人公から見える姫のイメージ、右には普通の人が見える姫(村娘)の銅像が置かれている。
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主人公が、勇ましく進む姿。
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その後歩いて行った、スペイン王宮の全貌。兎に角大きい。
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通りを挟んで対面には、名のある方々の石像。それからもう一度、バスに乗って、、、
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ラッシュ前の、静かな街を眺めながら、、、
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アルカラ門脇を通過して、ソフィア王妃芸術センターの開館時間までだらだらと市内観光を続けて、、、10時少し前にセンター前に到着。
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混むと言うので、オープンと同時に入場して、ピカソの「ゲルニカ」まで走りましたが、ほとんど無人でした。やはり、1月です。ゲルニカは撮影不可だったので、代わりにじっくり観察しました。写真で知っていましたが、本物を見た感動?ほとんど無かったと言うより、正直よくわからない絵でした。手帳を読みながら、知っているような説明した現地のガイドさん、心は伝わってきません。ピカソの死後、ニューヨーク美術館から戻されたと事実は分かりました。
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流石本物と、感動する絵は沢山ありました。
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ダリです。「夫人の子供の記憶」とでも訳すのか、ム~ン?
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これもダリ「The Endless Enigma」。説明された時は、分かった様な気がしましたが、今は抜けきっています。
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「大自慰者」だそうですが、よくわかりません。
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ピカソ「青衣の女」。ピカソの青年期までは、青色をベースにした絵が沢山残されています。バルセロナに在るピカソ美術館――昔豪商が使っていた館を利用――には、母親が保存していたピカソの幼少から青年期までの絵が、沢山ありました。ピカソの普通の絵を知らなかった、無知の人間には驚きでした。この後は、プラド美術館に行って、ベラスケスのラス・メニーナスなど鑑賞したが、説明されないと分からないくらいの無知でも、宗教画以外は十分に楽しめました。
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駆け足で絵画を見てから、マヨール広場に向かった。
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映画に登場しそうな、何か夢のある場所。昼食を頂きましたが、集客は今ひとつでした。混むのは、夜だそうです。ホテルからタクシーで15分ほどの場所、夜になると、同じパック旅行の若いグループが、次々と出ていきました。我々年配者は、まとまってスーパーに買い出しです。夕飯が無かったので、地元のパンと飲み物で済ませました。
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翌日は、最後の訪問地トレドです。城壁の在る街で、道路から上の入り口まで、エスカレーターで上がります。
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登り終わった場所から、ひたすらガイドの後を歩きます。中世の街並み、良いですね!
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普通に生活感ある街なので、通りが皆土産店ではありません。
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ダビデの星を見つけました。ユダヤ人街です。
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サント・トメ教会で、グレコの「オルガス伯爵の埋葬」を見ました。 ガイド曰く、初めは教会として使っていたが、バチカンの認証を受けていなかったため、その後は絵画を飾った館になりました。撮影は、禁止でした。素人なので基準は分かりませんが、世界三大絵画は、「モナ・リザ」「夜警」「オルガス伯爵の埋葬」「ラス・メニーナス」の中になると言われています。幸運にも、私は「モナ・リザ」以外は見ました。
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また、歩きます。
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見えてきました、トレド大聖堂です。大聖堂が多すぎて、そろそろ嫌になってきました。今まで通過してきた町には、大小入れたら幾つの聖堂が有ったのか。
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大聖堂の全貌ですが、この距離からでも大きすぎて入りません。石畳の広場には、鳩も地元の人も、普通の日課をこなしています。
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さあ、中に入ります。
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暗く広い聖堂内で、至る所に鉄格子に守られた、偉人だった人の墓の様な空間があります。宗教画も沢山ありましたが、素通りでした。
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眩いばかりの金細工を、所狭しと並べてある展示室がありました。
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金のプレートですが、はて?何なのか。
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これは、普通の本に見えますが、羊の皮に書かれた大変貴重なものです。
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歴代の司教を描いた壁。
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ミサの祭壇です。大きさと豪華さは、これまでの聖堂では一番かと思えるくらいです。
トレドを最後にスペインを離れましたが、イスラム文化を伝える、アルハンブラ宮殿の慎ましさ。キリスト教時代以降の、豪華さと権威主義の教会まで、スペインの置かれていた時代背景に接っしてみて、もう一度世界史を読み返してみたい気持ちになれたのは良かった。
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