2019/02/22 - 2019/03/03
34位(同エリア986件中)
2013tomoさん
- 2013tomoさんTOP
- 旅行記357冊
- クチコミ158件
- Q&A回答235件
- 413,611アクセス
- フォロワー80人
この旅行記のスケジュール
2019/02/22
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車での移動
ホテルのシャトルバス6時発に乗車少し遅れて出発、昆明空港入口には簡単なチェックあり
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電車での移動
メトロの昆明空港6:30発東部バスターミナル下車7時過ぎ
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バスでの移動
東部バスターミナルパスポートチェック7:40発、実際は8時発、9時過ぎトイレ休憩後、乗客が増えた。
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徒歩での移動
羅平バスターミナル11:30頃到着後、出口を左に徒歩15分ホテルチェックイン
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車での移動
ホテルで車をチャーター2か所で4時間位で200元
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この旅行記スケジュールを元に
写真は羅平の金鶏峰に広がる一面の菜の花畑です。
冷たい霧雨が降っています。
蘇東坡の漢詩ではありませんが
「羅平は菜花、元陽は棚田
未だ到らざれば千般の恨み消えず」の通り今回の旅の
目玉のひとつです。
1時からの観光は最初に牛街螺の渦巻き状の菜の花畑を
訪ねました。
しかし菜の花畑のお花の多くは既に菜種になっていて
花の盛りは過ぎていました。
牛街螺は寒くてかつ白い霧が発生していて渦巻き状の菜の花畑を
充分見ることは出来ませんでした。
金鶏峰の菜の花畑も同じような状態かも知れないと
心配していたのですが来て見ると目にいっぱいに黄色い
菜の花畑が広がっていました。
<羅平のスケジュール>
○23日(土)は羅平へバスで移動
ホテルからホテルのシャトルバス6時発で空港の地下駅へ行って
6:30発メトロ5元17分で東部バスターミナル駅へ行く。
目の前が長距離バスターミナル(市内バスTとは別)。
バスは始発7時発252km68元、7:40発、8:20発、9時発などあり。
(参考)羅平直通高速バス72元(途中のパーキングで10分休憩),
更に1時間走って11:20に羅平到着。
午後はタクシーで金鶏峰、牛街螺○(虫師)田を観光した(2人で200元)
※3人で1日660元(11220円)、4か所行った人もあり。
タクシーで九龍滝にも午後から行こうとしたら3か所なら400元と言う。
一日ではご飯を食べる暇もなく帰りが遅くなると言われた。
雨も降ってるし足元も悪いのであきらめた。
日本で調べたら土日は雨の予報だったので
羅平は一泊に減らしホテルを予約し直した。
(ホテル)2月23日(土)チェックイン24日(日)チェックアウト、
羅平に1泊
石 河 エクスプレス ホテル (羅平石 河快捷酒店)バスターミナル出て
左へ2つの大きめ交差点を通り過ぎて合計10分。
ガソリンスタンドの手前を右に入って10m
住所: No.107 Yungui Road, Luoping, 655800, 中国
云 路107号, 羅平
電話: +86 135 7746 3549 GPS座標: N 024° 52.670, E 104°
18.6932月20日キャンセル無料
スタンダードツイン、朝食なし、ユニオンカード可¥2,147
(税込)(131,65元)。
○2月24日(日)は石林風景区経由で昆明へ向かう予定だった。
バスの車内から見たので石林の観光はしないで直接昆明に向かった。
(ホテル)2月24日(日)チェックイン25日(月)チェックアウト
当日キャンセル可(2月28日、3月1日も宿泊する)
ジンホワ インターナショナル ホテル(Jinhua International Hotel)
錦貨国際酒店「貨は貝は十と書く」199元、
税込(マスターカードで3,343円)、
住所:650011 中国 昆明 官渡区 No. 96 Beijing Road北京路96号
(参考)昆明空港27kmからエアポートバス2B号線に乗っていけば
下りたら目の前
バス2号線Bは朝の2時発まであって昆明汽車駅700mも歩いて行ける。
空港バス2号線の終着駅の錦江大酒店ホテルのすぐ隣が宿泊するホテル。
空港から昆明までメトロで行くと6元(2回乗換あり)。
ホテルの近くの駅から昆明南駅へは地下鉄で40分位。
ホテルはTrip.comでログインして予約した。
キャンセル無料、日本から電話0120925780
クレジットカードなしで予約可能。
ビジネススタンダードルーム25-30 m2フロア 14-17、
マルチ電源コンセント110Vコンセント、シングルベッド2台
禁煙ルームリクエスト 、向かいの中国工商銀行のATMの中には
日本語対応でキャッシングできたものがあった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この風景は金鶏峰の展望台から見た菜の花畑の遠景です。
黄色い菜の花の絨毯の中から特徴的な山々が置き石の
ように点在しています。
「なの花や遠山鳥(とおやまどり)の尾上(をのへ)まで」
という蕪村の俳句を想い起こします。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
-
1時にホテルのご主人の運転で牛街螺と金鶏峰の菜の花畑の
観光に出発いたしました。
車には何故か小学生上学年のご主人のご子息が助手席に座っています。
しばらくして理由が分かりました。
彼はスマホを使えるのでご主人の運転のナビゲーター兼
自動翻訳機を使って私たちとの通訳を兼ねていたのです。
「えぇ!ご主人は観光のプロじゃないんだ…。200元も払ったのに。」
ご主人は無口な方で車の運転に集中しています。
羅平には冷たい雨が降って来ました。
フロントガラスはたちまち雨の水滴で前方が見えにくくなりました。
ご主人がワイパーのスイッチを入れシャワーをガラスに噴射させます。
しかしシャワーには洗剤が入っていないのか水滴がフロントガラスの一面
に広がるだけです。
途中で車を停車させ男の子がタオルを手に外へ出てフロントガラスを
拭き水滴を取り除きます。
しかし車が走り出すと前面ガラスは再び雨の水滴で覆われました。
こんなことを繰り返しながら
私たちは牛街螺の菜の花観光スポットにやってきました。
霧のような冷たい小雨が降っていて風も吹いてきました。
ご主人は駐車場の外に車を止めて
「ここで待っているからしばらく観光してください。」とか
言っています。
周りを見ると駐車場に車を停車させた観光客たちが道路の
上の方へ歩いて上がっています。
上の方のか展望台らしき場所があって人だかりが見えました。
私たちも寒さに震えながら展望台へ向かって歩いて行きます。
旅行ガイドには雲南省は「常春の国」とか書いてありましたが
ここ羅平の気象は異なるようです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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展望台にやってきました。
大勢の観光客がカメラを構えて眼下の
菜の花畑を撮っています。
白い霧を通して渦巻き模様の菜の花畑が
見えました。
ただ時々濃い霧が視界を防いでしまうので
菜の花の黄色が霧の白い真綿に覆われて
しまいます。
私たちも観光客の隙間を見つけて空いた空間から
眼下の菜の花畑の写真を撮りました。
近くに桃の木でしょうか濃いピンク色の花が枝に
咲いていました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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霧が晴れると渦巻き状になった菜の花畑が
はっきりと見えてきました。
白い霧の中でピンクと緑と黄色の淡いコントラスト
も趣があると思いました。
芭蕉の奥の細道の「象潟」に「雨も又奇也とせば」という
言葉がありますがこれは蘇東坡が西湖をしたって詠んだ
「山色(さんしょく)空朦(もう)として雨も又奇なり」
西湖を把(と)って西子に比せんと欲すれば
淡粧濃抹(たんしょうのうまつ)すべて相宜(あいよろ)し」
(飲湖上初晴後雨(湖上に飲す初めは晴れ後に雨ふる)七言絶句)
という一節から引用されているとのことです。
「象潟や雨に西施がねぶの花」(芭蕉)
芭蕉のこの一句が蘇東坡の七言絶句から来ているのを
初めて知りました。
旅をしながら読むとはこのことだと思います。
旅はいつも私に色々な事を教えてくれます。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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濃いピンク色の桃のような花の向こうに黄色の菜の花の世界が
広がっています。
昆明で見たテレビのコマーシャルでは一面黄色ではなく
一面ピンクの花が咲いていました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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展望台の柵に砂糖きびのような茎が束になっておかれていました。
この展望台では地元の少数民族の人たちが露店を開いています。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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露店では鍋から白い湯気が立っています。
私たちはお昼を食べた所なのでお腹は空いていませんが
寒さで体が冷えてくるので何か温かい物が欲しくなりました。
でも後でお腹が心配になりますのでここは我慢です。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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観光客の女性たちは地元の少数民族の人たちが
つくる花冠を購入して頭の上に乗せ記念撮影を
していました。
花冠が似合う女性もいますが花冠を引き立てる方も
いると思いました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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寒さのために私の顔は固まっています。
こんなに寒いのならダウンジャケット
を持って来るのだったと反省しましたが
後の祭りです。
ここでまたニーハオトイレの話になります。
ニーハオトイレの話題が嫌いな人はこの部分は
スキップしてください。
写真に撮れなかったので文書でできるだけ詳しく
レポートいたします。
「牛街螺の恐怖のニーハオトイレのレポート」
私たち夫婦は体が冷えて二人ともトイレに行きたくなりました。
展望台の周りを見回してもトイレらしきところはありません。
「そうだ確か駐車場で「厠(かわや)」という文字がある小さな建物を
見たぞ。あそこはトイレだ。きっと男女別になっているよ。」
と二人で話し合いいそいそと急ぎ足で道路を下り降りました。
広い駐車場の右奥に大きく「厠」と表示された建物がありました。
左側に「男」と書かれ、右側に「女」と書かれています。
近寄るとそれぞれの入口にはビニールの敷物の様なものが
カーテンとしてぶらさげられています。
それが強い風にあおられてひらひらと舞いあがります。
男性はまだ良いのですが女性の場合は外からおしりが
見えそうで不安な状況です。
しかも女性の方のカーテンは何故か地面から50センチも
丈が短くて強い風が吹くと無慈悲に内部が丸見えになって
しまいそうです。
でも背に腹は代えることは出来ません。
私たち夫婦は意を決してハマグリのように二身に分かれて
「厠」の中に入って行きました。
「あぁ!これが名にし負う本物のニーハオトイレだ!」
確かに部屋の中央に窪みはありました。
しかし以前に使用した方々の体内から排出された固形物が
累々と地層のように積み重ねられています。
堆積物はかなり広範囲にその裾野を広げており足の踏み場を
確保するためには危険区域からできるだけ離れた所に立ちます。
「何時頃カラコンナ状態ナノダロウ…?」
私の場合はリキッドだから間合いが取れるが、これが固形物の
ソリッドの場合だったら距離の確保が困難となり更に後退する
ことで堆積物の裾野を更に拡大することになるであろう。
建物内部の前面下には固形物を外へ排出するための穴があけられて
いるが人間からの堆積物は防波堤の様に固まっていて機能していない
ようだ。
記録のために写真を撮ろうと考えたが恐怖のため指が震えてポトリと下へ
落とそうものなら堆積物の中に埋没したカメラがどれだけ私に大切でも
指で掘り起こす勇気はない。
私のカメラは旅の大切な思い出と一緒にこの堆積物の中で長い眠りに入る
ことになるのである。
いつか遠い将来人糞の分厚い化石の中からカメラが発掘されるという
珍しい発見が紙上を賑わせることになるかもしれない。
そんな奇妙な妄想が浮かんで来たのでここを脱出することにした。
今日が寒い日で良かった。
これが暑い真夏の日の出来事だったら
眼や鼻やの粘膜をさすような耐え難い化学臭に身を包まれるだろう。
またこの空間は無数の銀蠅の狂宴の場と化していて私の体は餌食として
全身をハエの大群に真っ黒に覆われ彼らの鋭い嘴で苛まれるかもしれない。
そんなおぞましいことを考えながら風でひらひらまくれ上がるカーテンを
くぐり抜けた。
家内の方は如何だったのだろう?心配だ!
家内からこれ以上は書くなと禁止された。
でも家内は私より大変だったと後で聞いた。
こっそりとレポートするが
家内の場合は中国人女性と二人連れで横に並んで
太腿を触れ合わせるようにして用(小)を足したそうだ。
外では彼女のお友達が待っていたとのこと。
また何故か家内がしゃがんだいた後ろの壁には一筋の排せつ物が
一筆書きの墨跡のように描かれていたそうだ。
どうしてそんなことになるのか私の想像力を超えている。
家内は背中のリュックサックがその壁に接しないように
注意しながら用をたさなければならなかったと言っていた。
これがの私恐怖のニーハオトイレのレポートです。
(表現にはできるだけ留意したつもりですが…。)
トイレ事情について少しお国が変わりますが
私が北スペインの巡礼路「カミーノ・デ・サンチャーゴ」
を歩いている時も巡礼達は同様にトイレに困っていました。
10㎞くらいごとにレストランや小さな町にタイミングよくたどり着け
ばよいのですが風雲急を告げる状態では人間は時と所を選ぶことは
出来ません。
仕方がないので巡礼路を少し離れた場所で用を足すことになります。
こればかりは男女の区別はありません。
仲間と一緒に歩いている時は荷物を見張ってもらってそそくさと茂み
(と言っても背丈の低いブッシュが多いですが)の中に入り込んで用事
を済ませる時もあります。
私も同様の状況でしたが不思議とこの用事を済ます場所は共通して
いるようです。
本能的に安全で安心して用を済ませる場所は環境が似ているのでしょう。
私も茂みの中に入った時に前の巡礼が残した痕跡に遭遇したことが
ありました。いわゆる「野○○」ということですね。
この体験から考えると中国の「ニーハオトイレ」の方が文化的に優れている
という結論に達しています。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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私たちは牛街螺の菜の花畑をあとにして
金鶏峰の菜の花畑にやってきました。
ホテルのご主人は駐車場の前まで来て
「ここで待っているから」とか言っています。
駐車場で駐車すると駐車料金を取られるので
嫌なのでしょうか。
ドライバーが待っている道の脇の反対の山の方を見た。
漢字で観光スポットの表示がしてありそこを登って行く車もあった。
違うスポットで小山と菜花を見られるのかと思った。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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駐車場横の窓口で入場料をキャッシュで払って
観光用の菜の花の畑のスペースに入ります。
菜の花畑の入口まで通路には露店がズラッと
並んでいました。
様々な食べ物や土産物が売られています。
露店が途切れて右に曲がれば菜の花畑です。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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金鶏峰の菜の花畑の方が牛街螺より
観光客が多いようです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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入口までの通路ではかわいらしい姑娘(クーニャン)
たちが露天商から食べ物を買っていました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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駐車場から「モー、モー」という牛さんたちの鳴き声
聞こえていました。
露天商の通りの向かい側には美しく飾り立てられた
牛さんたちがワゴンに繋がられていました。
菜の花と牛車という平和なイメージです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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数は少ないですが馬もワゴンをけん引していました。
人が歩けるルートとは別でこの道路沿いをまっすぐ行くルートみたいです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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菜の花畑と置き石の様な山(丘?)を背景に
記念撮影をしています。
やはり自撮りの人が多いです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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菜の花畑の中に入って撮影する女性もいます。
羅平の菜の花は背が高いので花の上には
顔しか出ていません。
記念撮影には良いかもしれませんが
菜の花の根が傷むので花たちが可哀そうです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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菜の花の黄色い水平線に蜃気楼の様に
山(丘)がぽっかり浮かんでいます。
「菜の花や昼ひとしきり海の音」(蕪村)
という情景です。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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菜の花が黄色い海原のように広がっています。
風に菜の花の波の音が聞こえて来そうです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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向こう見える山々は黄色い海に浮かぶ島々です
金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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展望台に集う観光客は菜の花の海を旅する
船人でしょうか。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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一面の菜の花に囲まれて風景に酔うような
気持ちがしてきました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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梶井基次郎氏の小説で「桜の木の下には死体が眠っている」
がありますが黄色の菜の花の上には何故か「虚無」の風が
吹いているような気持がしてきます。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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菜の花のほとりには被写体用に立派に飾り立てられた
大きな角を持った雄牛が小雨に濡れながら静かに立ていました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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お金が必要なのか誰も一緒に並ぶ観光客は
いませんでした。
角が立派な牛さんの背中がなんだか寂しそうです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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展望台の反対側には駐車場が見えました。
駐車している車は少なかったです。
今日は雨模様で寒かったからかもしれません。
満開を予想して日本からチケットを取って行くのは
大変です。
例年2月半ばから後半らしいのでスケジュールを
立てましたが遅かったようです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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展望台の下から見ると展望台へ登る階段が
見えます。
綺麗に整備されているプラスティックの階段です。
踊り場もあり写真スポットのようです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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「春は馬車に乗って」(横道利一氏著)ではありませんが
菜の花畑は自転車ワゴンで観光することが出来ます。
家内が見たのですが若い男性が運転する自転車ワゴンが道路の
溝へ脱輪してしまい
彼のガールフレンド(?)が激しく彼を攻め立てていたようです。
家内は「結婚前から人前でああなら早く別れた方が良い。」とか
言っていました。
お互いの我慢が大切なのは日本でも中国でも同じです。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
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牛ワゴンが観光を終えてゆっくり帰ってきました。
もう太陽が傾いてきました。
「夕陽(せきよう)、吾が西に在り」という風情です。
今日も一日の仕事が終わります。
ところでまたトイレ事件が起こりました。
入り口を入って10m位右端の新しいプレハブ小屋に男女一つづつ
水洗トイレがありました。
流れる水は茶色ですが臭いはありません(リサイクルかなぁ?)。
途中のパーキングエリアの水洗トイレの水は黄色でした。
夫婦別々にトイレに入って鍵を掛けました。
通常鍵を回した分だけ反対に元に戻したら開くはずです。
ところがもう一回転しないと開かなかったのです。
ドアの建てつけが悪いのかとガチャガチャしたら開けられるのかと
やみくもにドアノブを回して焦りました。
妻は体が入るくらいの窓がトイレの壁の上にあったので
そこから脱出しようかと思案していたとのことでした。
二人ともほぼ同時に監禁トイレから脱出することが出来ました。
家内から「あなたが助けに来てくれると思っていたのに…。」
とお小言を頂戴してしまいました(ぼくも監禁されていたのだ!)。
今後はリスク分散として同時にトイレに入ることは戒めようと
思います。
東部バスターミナルの
50個はあるドア付きのトイレでこんなことがありました。
女性用のトイレで中年のおばさんがドアを全開にして
こちらを向いて用をたしていました。
鍵を掛けないで少しドアを開けておけば
閉じ込められないと思いました。
でも今回は道に面していたので男性にも見られてしまいます。
一人も待っていなかったし、さてどうしたものでしょう。
今回の旅はトイレにまつわる事件が連続して発生しています。
金鶏峰の菜の花畑からホテルへの帰り道で渋滞が発生しました。
羅平でも帰宅時は道路が混むんだと思っていると少し様子が変です。
公安関係者が出ていて交差点をストップしています。
何か事件でも起きたのかと前方を見ていますと赤い大きな中国の
国旗を掲げた若者が交差点の真ん中を走り抜けて行きました。
「デモだ!」と思っていると後から後から若者たちが走ってきました。
これはマラソン大会です。
彼等は赤い旗を先頭に黄色い菜の花畑の中を一列になって走って行きました。
今日は菜の花マラソンが開催されていたのです。
交差点の渋滞はしばらく続いていましたが長時間の渋滞に我慢できなく
なったのか男性が公安の前に立って大きな声で何か訴えています。
先頭に停止していたトラックに「前に出て来いよ!」というと公安は横に
移動して車が動き始めました。
中国では公安に対しても「言ってなんぼや」という言葉が通用するという
ことがわかりました。金鶏峰 牛街螺師田 (キンケイホウ ギュウガイラシデン) 自然・景勝地
-
宿に帰って部屋の窓から外を見ると
遠くに立派な高層ビルが見えます。
目の前では新しいビルが建設中でした。
良く見ると鉄柱が傾いていたりして
大丈夫かなという建て方でした。
建物が完成してしまうと外からは見え
ませんがこれで良いのでしょうか? -
7:15分ごろまだ薄暗い中、歩いてバスターミナルに向かいました。
写真は羅平バスターミナルの周辺の風景です。 -
これは道路から見たバスターミナルの駐車場
の様子です。 -
これは駐車場の出口から写した道向かい正面の写真です。
ターミナルの建物内の窓口で買うのではなく
ここで切符を「昆明!昆明!」と大きな声で叫んでいる
女性がいます。
名簿を持った男性から直接バスチケットを購入いたしました。
パスポート等の身分証明書を提示しなくてもチケットを
購入することが出来ました。
何故か行きより5元位高かったです。
出発直前でしたので待たずに出発で良かったです。 -
バスの駐車場の引っ込んでいる所にバスターミナルの建物が
ありました。
バスが走り出して写したので良くわからないと思いますが
右下がバスの出口です。
走り出してT字路を大きくUターンしました。
朝で車が少なかったのでできたのだと思います。 -
昆明への帰り道では再び石林を通過しました。
-
途中のパーキングエリアでバスは停まります。
今度は近代的な新しい建物です。 -
写真の左に見えるトイレも新しくて
所謂ニーハオトイレではありません。
近代的な清潔な水洗トイレでした。 -
私たちの昆明へ帰るバス。
乗り心地は悪くなかったです。
羅平は寒くて今にも雨が降りそうなお天気だったのに
昆明に近くなるとお天気は良くなって来ました。 -
バスを降りた場所が乗った場所と少し違ったのですが
乗客の後を付いて行ったら2分でメトロに着きました。
東風広場で2号線に乗り換え2駅して下車し
エスカレーターのあるD出口から
地上に出ました。合計8駅(約40分)で到着です。
東部バスターミナルのすぐ向かいがメトロです。
地下鉄ピンクの3号線3元(60円)でホテルの最寄駅の
環状南路に向かいます。
<昆明のメトロの切符の買い方>
自販機で切符を購入します。
※自販機前は一般的に混んでいて長い行列が
出来ていますので仲間がいる時は分かれて
別々に並んで順番を確保する方が良いと思います。
何元か分からない時は何号線か選びます。
駅名が出るのでタッチすると何元か出ます。
右に何元かあるのでタッチします。
お札は一枚ずつ挿入します。
戻って来たら違うお札で試します。
枚数が出るのでタッチします。早くタッチしないと
画面が消えてチケットは1枚しか出て来ません。
もう一度最初から同じことを繰り返します。
つり銭と切符が出ます。
3号線に向かいます。
その前のセキュリティで荷物と体をチェックして
右手の改札にピッとあてます。
左手でやって開かないと困惑している方もいました。
左の他人のドアを開けてしまったのです。
扉が開いてホームに行きます。
改札を出る時は改札機の上部に緑色に光っている
挿入口があるのでチケットを挿入しましょう。 -
車内は中心部に近づくまで混んでいませんでした。
ドアの上の電光掲示板にどこの駅か表示されているし
英語でアナウンスもあるので安心です。 -
地下鉄の構内は広くて掃除が行き届いています。
床に天井の照明が映えています。 -
ジンホワ インターナショナルホテルに到着いたしました。
こんな立派なホテルなら英語が通用するだろうと
受付スタッフに英語で
話し掛けると怪訝な顔をして「チンプトン(分からない)」と
言っています。
「中国で英語が通用するホテルは少ないと言うのは本当だ!」
仕方ないので私の日本語なまりが強い中国語で話しかけると
また「チンプトン(分からない)」と言われてしまいました。
(ガッカリ!)
万策尽きたかと思いかけていると彼女はスマホをおもむろに
取り出して「ここに用件を話せ。」と言っています。
「チェックインしたいのですが。」というと画面表示を見て
「ミンパイラ(わかりました)」といって中国語で手にした
スマホに何か話しかけ、文字が現れたのでそれを私に見せます。
今度は私が「カンプトン(見ても分からない)」です。
スマホの画面にはハングル文字が表示されていました。
「私たちは日本人ですよ!」と言うと急いで変換し直し
日本語表示の画面を見せてくれました。
「スマホの音声自動翻訳機はとても便利だ。」という意見を聞いたことが
ありますが旧人類のわたくしにはコミュニケーションを形成するには
極めて不便な機械だと思います。
良い第一印象をつくるためのコミュニケーション理論の一つとして
マレービアンの法則があります。
これによると良いコミュニケーション形成する3要素(内容、声、外見ー
ジェスチャー)の割合は内容が7%、声が38%、外見ージェスチャーが
55%だということです。
スマホによる自動翻訳の画面表示だけですとコミュニケーションの内容の
7%しか形成されていないことになります。
(それでも全く分からないより益しでしょうが)
このシステムは今後は更に進化するのでしょうが旧人類に属する
私には無用の長物であることを今回で強く認識いたしました。
私は今後も私なりのコミュニケーション力
(Communicative Competance)の向上に努めたいと思いました。 -
部屋のベッドはツインですが一つが大きくて
好みの硬めでゆっくり寝れました。
今回の旅のホテルはどこも日本のコンセントと
同じ形のがありました。
我々のデジタルカメラの充電は110Vでも200Vでも
大丈夫な仕様なのでそのまま使えました。 -
洗面室も広くてきれいでした。
リンスは持参した方が良いと思います。
軽い携帯ウオシュレットは持参して役に立ちました。
東南アジアのマレーシアやインドネシア、ミャンマー、
ベトナムなどではハンドウオシュレットが供えつけてあるので
持参しませんでした。 -
今日はここで靴下や下着の洗濯ができます。
足ふきやバスタオルに挟んで水気を吸い取ります。
1900mと高地なので乾燥しているのか早めに乾きました。 -
浴槽も設置されています(ラッキー!)。
浴槽で熱いお湯にゆっくりつかると
旅の疲れの回復が違います。
蛇口のハンドルの部分を温いに向けないとお湯は出ません。
マレーシアでも同じでしたが日本と反対ですね。
何と1部屋3,343円と安いですね。
一人分1672円ですので中国や東南アジアの物価は助かります。
今回の旅で一番高かったのは関空近くのホテルの11,000円でした。 -
部屋の窓から見るとすぐ眼下に昆明バスターミナルが見えました。
東部バスターミナルで昆明バスターミナル行きのバスを見ました。
地下鉄とどちらが早いのかな。昆明鉄道駅 バスターミナル バス系
-
隣りの錦江大酒店ホテルのすぐ右の
台湾の中華レストランで昼食を食べることにしました。
中華のファーストフードレストランの様です。
1階のレジでお料理を注文すると小さなレシートを
くれます。
2階の食事スペースに行ってスタッフにこのレシートを
手渡すと座席まで注文したお料理を運んでくれます。
お料理は直ぐに運ばれてきました。
レジで注文した時点で調理室に連絡が行くシステムの様です。昆明ジンジャン ホテル (錦江大酒店) ホテル
-
メニューはたくさんありました。
絵で何を注文したか分かるので便利です。 -
つゆ物2碗15元と18元と飲み物6元で
39元(約750円)でした。
これだけでお腹が一杯になりました。
旅行中で胃袋が小さくなったせいかもしれません。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nao-takeさん 2019/03/17 00:06:14
- お天気が悪くて残念でしたね。
- 私も昨年同様に羅平で菜の花を見て来ました。昆明のホテルも同じく錦華国際酒店でした。設備や場所はいいのですが、国際ホテルと銘打っていながら英語使えませんでしたね。
- 2013tomoさん からの返信 2019/03/17 01:36:27
- Re: お天気が悪くて残念でしたね。
- nao-take様
お便りいただきありがとうございます。
2013tomoです。
私(夫の方)はもともと「晴れ男」なのですが
この時は冷たい霧雨になってしまいました。
それでも蘇東坡の詩ではありませんが
「山色朦朧として雨も亦奇なり」ということで
霧の中に朦朧と見える菜の花畑の黄色を楽しみました。
nao-take様が宿泊された同じホテルの錦華国際酒店では
私が従業員に一生懸命勉強してきた片言の中国語で話しかけても
彼等はすぐにスマホの自動翻訳機を使うのでがっかりしました。
「ゆっくり話すし、手書きでも説明するから自動翻訳機を使わないで
下さい。」とお願いしてもダメでした。
時には変換されて表示された言語がハングルになっていたので
「中国語の方が分かります。」と言ってしまいました。
スマホの自動翻訳機能は便利なのですがコミュニケーションの
本来的目的である「人間同士の繋がりを促進させる」と相反するような
気持ちがして悲しくなります。
私たちの旅はいつも想定外のハプニングが多いのですが
帰国して振り返りますと旅の思い出は深くなります。
やっぱり旅は面白いですね。
これからもお互いに旅を楽しみましょう。
それでは、また。
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