【2019海外】冬のグランドサークル周遊5日間 #06 ～アメリカの原風景 モニュメントバレー～

2019/01/01 - 2019/01/06

2019年の旅行初めはアメリカへ。
実は当初より予定していたわけではなく、うっかり使いそびれていた航空券を慌ててアレンジ。
有効期限1週間前にギリギリで使い切ることが出来ました。
・・・さて、アメリカ行って何しよう・・・
ということで、年明けらしくカウントダウンでもしてみようかと。
カウントダウンするならラスベガス、じゃぁついでに以前から行きたかったグランドサークルも・・・
・・・ってな感じで、ほとんど勢いで慣行。
終始、行き当たりばったりだった割にはうまく回れたと思います。

滞在4日目はページの町からモニュメントバレーを訪れてみました。
アメリカの原風景とも言われるモニュメントバレー。
個人的にはこの旅で一番、「日常からかけ離れた光景」を目にすることが出来た。
あらためてアメリカのスケールのデカさを実感しました。


※飛行機や宿の情報はこちらから
【2019海外】グランドサークル周遊5日間 #01 ～ラスベガスでカウントダウン～
https://4travel.jp/travelogue/11446368

エリア モニュメントバレー周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

アメリカ4日目。
本日はモニュメントバレーへと向かいます。

朝食を終えて、いざ出発。
・・と、その前に車内のセットアップ。
スマホスタンドは100均で購入したのもの。
使い捨てにしたけど、かなり役立った。

7:00
いざ、出発～

モニュメントバレーまでは2.5時間ほど。
距離的には約200Kmの長距離ドライブ。
ここんとこ毎日5時間以上運転してるので、だんだん感覚が麻痺してきた・・・

https://youtu.be/QCl1da2ZBJo

道中はほぼ一本道。
途中、2、3回右折左折したくらいだったと思う。
モニュメントバレーが近くなってくると、景色はどんどん開けてゆく。

https://youtu.be/QwjFSROEjjY

ひたすら延びる一本道。

https://youtu.be/KQWgyg8-iAs

思わず車を止めて写真撮影。
ただ、この辺りの景色の雄大さはこんなもんじゃない。

出発から2時間半。
モニュメントバレーには予定通り到着したんだけど、一旦通り過ぎてさらに車を20分ほど走らせます。
本日はもう１つお目当がありまして。

https://youtu.be/pmVgyqVGyck

到着したのがこちら。
周りは荒野しかないんだけど、このスポットだけ人が集まっていたのですぐ分かった。

https://youtu.be/kwECD1g01KM

ここはフォレストガンプ・ポイント。
トムハンクスの代表作にもなっている英語「フォレスト・ガンプ」のシーンに登場した場所です。

https://youtu.be/GvehQylpX0A

この道を主人公のトム・ハンクスが走るんだよね。
季節はだいぶ違うけど。
ちょっとした人気スポット。

ただね、にわかにポジション争いが発生して、なかなかソロショットは撮れない。
オフシーズンでこれだから、ベストシーズンだと・・・
人が写り込まないように撮るのは不可能に近いかもしれない。

ちょっとポジションを変えるとこんな感じ。
皆さん、車を止めて写真撮影して行きます。

一人遊びタイム。

一人遊びタイム・・・

一人遊びタイム・・・

・・・って、寂しい。
時々通りすがりの観光客に写真撮ってもらったり。

https://youtu.be/_BPa5rnxmJA

前も後ろも先が霞む程の一本道。
観光客が途切れたタイミングでど真ん中に座ってみた。

めちゃくちゃ寒かったけど、いい思い出になった。

https://youtu.be/_BPa5rnxmJA

さて、フォレスト・ガンプポイントも満喫したところで、いよいよモニュメント・バレーへ。
来た道を少し戻って、、、

https://youtu.be/5Yov7gwO1cA

モニュメントバレー・ナバホ・トライバル公園に到着。
駐車場に入る前に料金所があって、車1台につき20ドルお支払い。
一人旅だとコスパ悪い・・・
カード払い可。

ちなみここはアメリカの国立公園ではなく、ナバホ族管轄の土地。
つまりナバホ族へのお支払いというわけだ。

駐車場の脇には伝統的なナバホ族の家が再現されていた。
周りは土しかないので、家の材料も必然的に土。

そして、ビジターセンターから見られるのが、、、

じゃーん、この光景。
さまざまな形のビュート（孤立丘）やメサ（平たい岩山）が数多くあるアメリカの原風景。

そうそう、これが見たかったんだ。
雪景色でマーブル模様になった大地も綺麗。

ビジターセンターにはお土産物屋や小さなミュージアムもあるんだけど、ここはまた後で訪れることにする。

モニュメントバレーは遠目に眺めるだけじゃなくて、バレー内をドライブすることも出来るんだよね。
もちろん行くしかないでしょう。

ビジターセンターの脇からバレーの中へ。
道はオフロード。
2WDのコンパクトカーだとちょっと辛いけど、まぁ走れないことはない。

https://youtu.be/3ywgQNfj1v8

この季節、むしろ気を付けたいのが雪。
きちんと除雪されているわけじゃないので、スタックしている車もいた。

バレー内にはいくつかビューポイントがある。
赤いコースを基本にぐるっと走ってみます。

最初に訪れたのはJohn Ford Point。

https://youtu.be/Xp_ViK2_aEc

岬のように突き出した地形が特徴的。
その「岬」へ行ってみる。

https://youtu.be/tFH90WVXMDg

岬の先っぽ到着。
自然の見晴台だな。

ちなみにポイント、馬の糞が散らばってます・・・

観光用のお馬さんがいるんだよね。（要別途料金）
この日は見かけなかったけど。

見事に茶色と白と青の3色。
ガイドブックとかで紹介されるのは茶色一色が多いけど、雪景色も意外とイイ。

反対側にはスリーシスターズという岩。
左の3本柱ね。

https://youtu.be/e0h7ZgyyeFU

もっこもこのワンコがやって来た。
遊んで欲しいらしく、ずっと付いてくる。めちゃかわいい。

ワンコと遊んでいたいけど、バレー内のドライブはまだ序盤。
次のポイントへ向かわねば。

雪道を走ります。
スタックが心配だったけど、踏み固められた雪は意外と走りやすい。
でも、スピード出し過ぎには注意。
時速30Kmくらいでゆっくり走る。

車道の脇には馬が歩いた跡も。

先ほどJohn Ford Pointからも見えたスリーシスターズ。

一人で走っているとちょっと不安になるくらい、周りは静か。
こんなとこで車にトラブル起きたら、ヤバいかもな。。。

巨大な岩を眺めながら走る。
道はほとんど一本道なので、迷子になることはない。

https://youtu.be/cmsRS0d-6uE

Rain God Mesaと名付けられた巨大な岩。

そして、大きな岩のふもとにはナバホ族の居住区もある。
プライベートなエリアなので、撮影には留意。

ちなみにナバホとは「涸れ谷の耕作地」という意味らしい。
その名の通り、枯れた川があったり。

奥に3本立っているのはトーテム・ポールと呼ばれるもの。
高さ約250m近くもある細い岩。

ドライブを続けます。
位置的にはこの辺りから折り返し。

景色を眺めながらのドライブ。
まるで別世界に来たような感覚になる。

https://youtu.be/4nGX29RiwYc

続いてやって来たのはArtist's Point。
ここは少し高台になっている。

https://youtu.be/ko6GTj8AQJo

名前のとおり、「アーティスティック」なビューポイントです。

https://youtu.be/19Rinh5LiYs

絵になるねぇ。

「ザ・モニュメントバレー」って光景。

https://youtu.be/CIyAYUloDec

そりゃ、ポーズも取りたくなるよねー

雲1つ無い青空。
めっちゃ寒いけど、空気も澄んでいて、クリアな写真が撮れる。
うん、満足した。

じゅうぶんバレードライブを堪能したので、ビジターセンターへ戻ります。

https://youtu.be/1uTmA7vkujg

https://youtu.be/UXa0S2MRn9Q

ビジターセンターへ戻って来ました。
ああ、暖かい・・・

ミュージアムを見学。
ナバホ族の衣装とか。

アクセサリーとか。
ナバホ族って馴染みが無いけど、アメリカの南西部に先住するインディアン部族です。

第2次世界大戦で沖縄に上陸したときの写真。
「ナバホ族は戦争でも活躍した」という栄誉を称えた一枚。

インディアンは暗号通信兵として活躍したそうだ。

～以下、ウィキペディアより
2000年にはナバホ族のコードトーカーに議会名誉黄金勲章（Congressional Gold Medal）が授与されている。

本来、戦争とは無縁の原住民だったはずだけど、アメリカのために戦ったわけだ。
そんな歴史に翻弄されたナバホ族。

お土産物フロアへ。

織物とその原材料となる植物がセットになったフレーム。
面白いアイディアだな。

お客が少なかったこともあって、店員さんたちものんびり、
店員さんはおそらく皆さんナバホ族。
顔立ちはアジア人に近くて、なんか親近感を覚える。

モニュメントバレー、満喫できた。
最後に1枚。

絵葉書にもなりそうな景色を記念に。

さて、町へと戻ろう。
ふと、車の泥除けをみると氷柱が。
気温はマイナスってことだな。

帰り道。
しばらく続いていた雪景色も、、、

やがて茶色の大地に変わる。
そして、走ること2.5時間で、、、

https://youtu.be/3Kg0Lwc_1QQ

ページの町に到着。
ようやく携帯の電波も入るようになったので、ここで本日の宿を予約。
明日はラスベガスまで戻るので、この日のうちにカナーブの町まで移動することにした。

ページからさらに走ること1.5時間。
カナーブの宿に到着。

実は途中でガス欠気味になって、かなりゆっくり走った。
ちょっと焦ったけど、無事到着して一安心。

この日はトータル7時間くらい運転してた。
というか、モニュメントバレー自体も車で観光なのでほとんど車内で過ごした感じだったな。

カナーブは３日前にも一泊したけど、今回はまた違う宿に。
設備に大差は無いけどね。
そもそも小さな町で宿も少ないので、選択肢があまり無い。
今回は最安だったから選んだだけ。

時間は18:30。
近くのスーパーへ夕食の調達。

キャンベルの缶詰。
アンディ・ウォーホルの絵で有名なやつね。
さすが、アメリカ。種類豊富。

本日の夕食。
豚肉が安かった♪

・1パック　4ドル（＝440円）
・キャンベルの缶詰　2.2ドル（＝250円）
・おつまみチーズ　0.4ドル（＝45円）

ということで、本日の夕食はレンジでチンして作ったポークチョップとクリームシチュー。
ここ数日、野菜摂ってないけど、まぁいっか。。。

こうして4日目も終了。
寝る前に部屋の窓からの星空を眺めて。

明日はいよいよ最終日。
ラスベガスへ戻って、そのまま日本へと帰国します～

この旅行記へのコメント （2）

• Matt Yさん 2019/03/13 01:00:02

  やっぱりここ

  やっぱりここですよねー。
  大好きなので3回も行ってしまったくらいなのですが、赤い岩に雪がまた映えますねえ。
  本当にいいものを見させてもらった感です。
  
  冬だからといっていつでも雪積もっているわけではないので本当に羨ましいです。そしてあそこ一人で行った時の寂しさ、、、分かります(笑)。

  森 武史 さん からの返信 2019/03/14 23:46:20

  RE: やっぱりここ

  ここですよねー。
  雪景色、冬でも見れなかったりするんですね。
  極寒でしたが、貴重な経験だったのかも！？
  雪景色も綺麗でしたが、太陽がギラギラ照りつける季節にも訪れてみたいと思いました。
  弾丸じゃ無理ですけどね・・・苦笑