ジブラルタル 訪問記

2019/01/26 - 2019/01/26

１月２６日、モロッコ・スペインをめぐる旅の途上、ヘラクレスの柱として知られる、イギリス領ジブラルタルを訪ねました。

(ルート)
　入国、スペインのアルヘシラスから
　　　　　バスで国境の街ラ・リネアへ
　観光、徒歩で国境を越え周遊
　　　　　滑走路・ザロック・要塞トンネル
　　　　　《昼食》フィッシュ&チップス
　出国、スペインのアルヘシラスへ
　　　　　フェリーでモロッコのタンジェへ

エリア ジブラルタル

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

国境(9:20)
国境まではラ・リネアのバスターミナルから徒歩約10分です。出国も入国もパスポートチェックのみで、荷物検査もスタンプもありません。

路線バスNo.5
国境を越えるとすぐ、街の中心に向かうバスが停っていました。イギリスらしい赤い2階建てバスです。

滑走路(9:30)
ここは、バスには乗らず歩きます。5分ほど行くと、ジブラルタル名物の、飛行機が通るとき赤になる信号機がありました。

滑走路
信号機の先へ進むと、ジブラルタル空港の滑走路と、道路が平面交差しています。ここを歩いてみたかったのです。

要塞
さらに進み、街の入口へやって来ました。いきなり街への入口は要塞のトンネルになっています。さすがかつて難攻不落を誇ったジブラルタルです。

ケースメイツ広場(10:00)
門を抜けるとレストランやカフェが並ぶ街の中心、ケースメイツ広場です。

電話ボックス
広場の一角には、イギリス仕様の赤い電話ボックスもありました。

アイリッシュタウン
そして広場から伸びる道メインストリート、アイリッシュタウンを進みます。

郵便局
アイリッシュタウンにある郵便局もイギリス仕様、ポストが印象的です。

ケーブルカー(￡11)
さらに15分ほどの歩くと、ザ・ロック(タリークの山)に登るケーブルカーの乗場です。

ザ・ロック
標高426mの山頂に登ると、この山がいかに急峻かがわかります。

アフリカ
南側には、海峡の向こうにアフリカ大陸を見ることができました。

ジブラルタルの猿
山頂からチャールズ5世の城壁に沿って下ると、猿たちのコロニーがありました。

ジブラルタルの猿
中には小猿をつれた猿の家族もいます。人に慣れているのか近づいても逃げません。

砲台
ザ・ロックには、いたるところに砲台や掩体壕があります。これはチャールズ5世城壁近くにあった砲台です。

砲台
こちらの砲台からも、ジブラルタルの港越しに、アフリカ大陸側のモロッコの山が見えました。

ドッグ
眼下には、かつて軍艦が多数入港していたドッグが見えます。

ミリタリー・ヘリテイジ・センター
ザ・ロックの北側には、特に多くの軍事要塞の遺構が集中しています。

ミリタリー・ヘリテイジ・センター
ここからはジブラルタル空港や、多くの要塞が見えます。地元の学生グループが、先生に連れられて来ていました。

グレートシージ・トンネル(12:00)
ここから少し坂を上り、グレートシージ・トンネル(日本語で大包囲トンネル)という要塞トンネルを見学します。

グレートシージ・トンネル(￡15)
1782年、ジブラルタルがフランスやスペインに包囲された時に作られた、要塞トンネルだそうです。

グレートシージ・トンネル
全長は1kmほどあり、いちばん奥まで行って帰ってくると、30分以上かかります。

グレートシージ・トンネル
トンネルの中では、人形を使って当時の姿を再現しています。

ガンホール
トンネルの中には幾つもの大砲が、崖の下を睨んで並べられています。中でもトンネル中ほどにあるこのガンホールは大規模です。

ガンホール
大砲を囲んで置かれている人形が、さすがマダムタッソーのイギリス、とてもリアルです。

第二次大戦時の見張り台
トンネルの南端には、第二次世界大戦当時に作られた見張り台があり、紺碧の海を見下ろしています。

ジブラルタル空港
このトンネルからは、ジブラルタル空港も見下ろすようによく見えます。

ジブラルタル空港
ちょうど軍用機が着陸して、朝通ってきた道路を横切ってターミナルへ向かうところでした。

WWⅡトンネル(￡8)
少し下ると、第二次大戦時に作られたトンネルもあります。こちらは突貫工事で天井が脆いため、２時間毎のツアーでしか入れません。

アイリッシュタウン(13:00)
ザ・ロックを下り、アイリッシュタウンに戻ってきました。ケースメイツ広場に向かい、手前を左折した路地に、雰囲気のいいイギリス風パブを見つけました。

ザ・スターバー
昼食にフィッシュ&チップスと英国ビールを注文します。ここで登場したフィッシュ&チップスが、不味いイギリス料理のイメージを覆しました。

フィッシュ&チップス(￡12.5)
それがこれ、白身魚のまるごと揚げたて、クリスピーでめちゃくちゃ美味しかった。ビールが冷えていたのは残念、英国風に常温で欲しかった。

ケースメイツ広場(14:00)
その後ケースメイツ広場に戻り、食後のカプチーノを飲みながら名残を惜しみます。

ジブラルタルポンド
ここでしか使えない、ジブラルタルポンドの残りは、お土産に持って帰ることにします。

ジブラルタル空港
帰り道、幸運にも英国航空の旅客機が道路を横切って行くのを見ることができました。道路は踏切のように警報器が鳴って、遮断機が降りていました。

ジブラルタル海峡(16:00)
スペインに戻りアルヘシラスの港から、モロッコのタンジェへ向かいます。ジブラルタルのザ・ロックが、遠ざかっていくのが見えました。

この旅行記へのコメント （2）

• ロムルスさん 2019/04/03 01:21:13

  メッセージありがとうございます

  旅行三昧さん
  
  こんばんは、旅行記見ていただきありがとうございます。私もジブラルタル海峡を渡るのは長年の夢で、やっと実現しました。
  いつも旅に出る前は、ガイドブックや4traを繰り返し読み、つい詰め込み過ぎになってしまいます。そろそろのんびり旅をといつも思うのですが。
  これからもよろしくお願いします。
  良いご旅行を。

• 旅行三昧さん 2019/04/02 02:02:53

  ジブラルタル

  ロルムスさん
  
  こんばんは。旅行三昧です。
  
  やっぱり、ジブラルタルですよねっ！「BALEARIA」ってフェリーで渡りました。
  
  それにしても素晴らしい旅をされてますね。
  ラクダにも乗らなかったし、白のテトゥアンにも行かず。。あんまり時間なかったし。。トドラにも行きたかったなぁ。。
  
  そう！旅行タイプが違うんですよねっ☆
  ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
  
  また行きますよ！も少し時間作って！！
  
  あー、羨ましい！！良いなぁ。。
  
  
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