欧州Panda-vermelho紀行 Jardim Zoologico(リスボン動物園) 個人史上最西端レッサーはケージの上で観客を魅了

2019/02/23 - 2019/02/23

ポルトガル・リスボンでの休日に街歩き観光も兼ねてリスボン動物園に行ってきました。
将来も含めたジルルカ個人史上でもっとも西（日本が中心の地図で見た場合の最西ですが・・・）の訪問園となるはずのリスボン動物園でもレッサーパンダに会うことが出来ました。
最西端だろうがどこだろうがレッサーパンダはやっぱりキュート・・・自分たちが入る用のケージの乗っかる可愛らしいパフォーマンスを見せてくれました！！

これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア リスボン(ポルトガル)

２日間の仕事を終え土曜日は１日フリーになりました。
リスボン市内観光を兼ねて動物園に行きたいと思います。

こちら宿泊したホテル・・・とても良かったです。

ホテル近くの駅から電車と地下鉄を乗り継いで動物園最寄り駅まで行きます。

今日はあらかじめ空港のインフォメーションで買っておいたリスボアカードを使います。
リスボン近郊の鉄道、地下鉄、トラムが乗り放題、各種施設の料金が無料、または割引になるカードです。
２４時間券は１９ユーロですが、入場料１０ユーロのジェロニモス修道院が無料、動物園も２割引きになり十分もとは取れました。

地下鉄のJardim Zoologico駅から歩いて５分ほどでリスボン動物園着・・・正式名称は地下鉄の駅名と同じJardim Zoologico・・・に到着です。

入園料を支払うブースが見当たずあたふたしましたが、このゲートは動物園のある公園に入るためのゲートでした。

公園内をてくてく歩くと結構分かりにくい場所に動物園のゲートがありました。

空港でもらったリスボアカードのパンフに動物園が書かれていなかった（見つけれなかっただけかも）ので、リスボアカードを見せ「ディスカウントある？」と聞くと「あるよ」との事で、２２ユーロの入園料がが１８．７ユーロとなりました。

入園券にレッサーパンダがいますね。

園内はこんな感じ。

まあ、雰囲気的には日本の動物園とそう大差はありません。

サイ君寝食べ。

キリンがたくさん飼育されていました。

６頭は暮らしていると思います。

仔キリンちゃんもいました！！

キリンの子供はまったくキリンのプロポーションでサイズだけ小さいので可愛いですね。

この子はお年召した個体なのかな？

他の子と一緒に暮らしていましたので皮膚病とかではないと思います。

レッサーパンダ舎に近づくと、ちょうど１匹が木を登っていく姿が見えました。

レッサーパンダはポルトガル語でPanda-vermelhoだそうです。

調べてみるとvermelhoはやはりredの意味でした

放飼場には１面のみで大きな木が植えられています。

そして、樹上のかなり高いところに３匹がいました。

取りあえず光学ズームだけでは追いつかないので電子ズームも動員してお顔を撮影。

画質はだいぶ落ちますが、一期一会となる可能性大の海外の動物園でお顔を撮れないよりよっぽどましですから（苦笑）

木の枝なんとかかいくぐり残りの２匹のお顔を写真に収め、３匹全員の写真を撮ることができました！！

これが国内の動物園なら個体識別しつつ各パンダの出来るだけいい写真を狙っていくのですが、海外では、まあ、ある意味これでミッションコンプリートではあります。
これ以上のいい写真が撮れればラッキーですし、撮れなければそれはそれで仕方ない・・・とにかくそこにいるレッサー全員の写真を撮ることに重きを置いています。

取りあえず３匹のレッサーの写真が撮れたので、他の子達に会いに行く事にします。

レッサー舎の左隣は日本ではお馴染みのキョンちゃんがいました。

園路を挟んで右隣にはオオアリクイがいました。

気持ちよくお昼寝中のホワイトタイガー。

シタツンガですよね？この子は・・・いまだに”シタツンガ”なのか”ツタシンガ”なのか分からない（笑）

園内では定期的にイルカショーやバードショーが行われていました。

こちらのショーでは何やら大きな黒い鳥が活躍していました。
日本の園館では見かけないなかなか迫力のある鳥でした。

地域を代表する動物としてイベリアオオヤマネコが飼育されているようで、放飼場に続く階段に幟がたっていました。

真ん中の幟の子は超絶的美猫ですね！！

イベリアオオヤマネコ舎で超絶美猫君の姿を探しますが・・・さすがにここに隠れられると見つけることが出来ませんでした。

園内を軽く一周してレッサーパンダ舎に戻ると２匹が地上に降りてお食事中でした。

まったく何の根拠もないですが２歳くらいの双子に思いました。

そうそう先ほどはご案内するのを忘れていましたが、やはりここのレッサーパンダもネパール系のニシレッサーパンダですね。

お食事の後は散策・・・放飼場になぜか転がっているケージが気になるようです。

近く移動でも予定されていて、慣らしのために置いているのでしょうか？
あるいは、毎日ケージで出勤しているのでしょうか？

いろいろとチェックして、

よいしょっと！！

観客の期待に見事に応えてくれました！！

この時の観客のヒートアップぶりはなかなかのものでしたよ。

そして、もう１匹もやってきました。

「何してるの？」

「ケージが転がってたから乗ってみた」

２匹同時乗りを期待しましたがさすがにそれは叶いませんでした（笑）
先ほどまでケージに乗っていた子は降りて立ち去り、後から来たこの子はケージが気にはなるようですが乗ってはくれませんでした。

望外にも可愛らしい姿も撮れたし、レッサー紀行的には大満足です。

先ほど園内を見た時にちょっと気になったトラ舎へ。
先ほどご紹介したホワイトタイガー（ベンガルトラ）とは離れて2種のトラが展示されていました。

看板によるとこちらアムールトラ・・・年齢が分からないのであれですがちょっと小柄かなぁ？

そして、こちらはスマトラトラ。

日本の動物園のスマトラトラはアムールトラと比べると小柄で毛色も濃いのですが、この写真の子と上の写真の子はサイズ感から毛色までそっくり・・・この子は本当にスマトラトラなんでしょうかね？

なんか、僕のこれまでの日本の動物園経験から感じた雰囲気では、２歳くらいになったアムールトラの双子の兄妹を別展示にするにあたり、放飼場が足りないので片方はスマトラトラと交替展示にしました、的なものでしたが・・・まあ、僕の直感が当たっている訳はないと思いますが。

動物園を満喫した後はやはり人並みに市内観光です。

リスボンと言えばこのトラムですよね。

コメルシオ広場前のアルコ・ダ・ルア・アウグスタ・・・なんか立派すぎて遠近感がおかしくなります。

リスボンで（世界で？）一番美味しいとされるパステイス・デ・ベレンのエッグタルトを買いに電車でベレンへ。

甘さ控えめの味もいいですが、パリッパリの土台が美味しいこと美味しいこと！！
お値段も1.1ユーロとお手頃で大満足の一品でした。

ベルンに来たからにはもちろんジェロニモス修道院も見ておきますよ。

さきほども書き噛ましたがリスボアカードの提示で無料で入場出来ます。

修道院の中は荘厳な雰囲気に包まれていました。

観光シーズンでは入るのに数時間待つこともあるそうですが、オフシーズンが幸いして待ち時間なしで入ることが出来ました。

修道院近くの発見のモニュメントを見てこの日の観光を終え、翌日、日本に向け帰国の途につきました。

ウィーン、リスボン共に観光は短い時間でしたが、動物園ではレッサーパンダに会え、街歩きも存分に楽しむことが出来ました。
また、機会があれば訪問したいです。

この旅行記へのコメント （2）

• ピヨうさぎさん 2019/03/11 16:44:00

  ニシ

  チケットに載ってるパンダはシセンぽいけど居るのはニシってのが海外は多いですね。
  他の園の画像を使ってるのか、昔はいたのか・・・
  ズームでも画像は良いですね(^ー^* )ﾌﾌ♪

  jilllucaさん からの返信 2019/03/11 20:50:22

  RE: ニシ

  ピヨうさぎさん
  
  こんばんは。
  
  > チケットに載ってるパンダはシセンぽいけど居るのはニシってのが海外は多いですね。
  > 他の園の画像を使ってるのか、昔はいたのか・・・
  > ズームでも画像は良いですね(^ー^* )ﾌﾌ♪
  
  そうなんですよ、チケットの子はシセンっぽいですよね。
  「ひょっとしてシセン？」と思って放飼場にいきましたがやはりニシでした。
  海外では個体識別に力込めなくてもいいので気楽に動物園で過ごせていいです。
  
  jillluca