両国 ももんじや で 「山くじらすき焼き」こと いのしし鍋（ぼたん鍋）を食す旅

2017/03/15 - 2017/03/15

お店の前を通る度に気になっていた
両国の山くじらすき焼き（ぼたん鍋）の『ももんじや』さんへ行きました。
（行ったのは2017年3月の事です）

最近（2019年2月）お店の前を通ったら、店頭にぶら下げられているイノシシが
一頭から三頭に増えており、見やすい様改装もされていました。
「そういえば今年はイノシシ年だもんな」
「イノシシ食べに行く人も増えるかな」
（その年の干支のものを食べると縁起が良いそうです）と思ったので
ちょっと古い話ですが、旅行記にしてみました。

エリア 両国(東京)

今（2019年2月11日現在）の店頭のイノシシ。
三頭並んでいます。

イノシシ横の注意書き。

ここから↓↓最後までが2017年3月15日の写真です。

JR両国駅構内。大阪場所の真っ最中。

武蔵丸に白鳳。まだ油絵の具で着色している額。

千葉支社の駅長犬も両国では土俵入り。

おしりだけテカテカ。

駅前の通りにも力士像がいくつか並んでいます。

JR両国駅から徒歩５分弱。
こちらが山くじらすき焼きこと、
イノシシ鍋（ぼたん鍋）のお店、ももんじや。

お店の前を通る度、気になっていました。

今（2019年）と違い、店頭にはシャッター越しに
一頭のイノシシが吊るされていました。

お店の中にも、クマと何かを剥がした皮または革。

満席ではないらしく、同じ部屋に他のお客さんは無し。
（お隣りかどこか近くの部屋から声は若干聞こえます）

メニューのタイトル「獣肉お料理」。

イノシシだけじゃなく鹿や熊などもあり。ジビエ料理という感じですね。

野獣肉コース￥6800を注文しました。

猪鍋・先付け・鹿刺身・鹿竜田揚げ・熊汁・デザートのコース。

まず先付けで猪の煮込み。

鹿刺身。
養殖物なので生でも大丈夫なのだそうです。

鹿の竜田揚げ。
「獣の肉喰ってる」感が凄いです。ウマい。

さて、いよいよ、猪鍋。
八丁味噌スープのすき焼きで。

「深紅色した赤身と白い脂身が特徴の猪鍋は
その色合いから「ぼたん鍋」とも言われています。」

お店のHPより。

お店の方が来て作ってくれます。

香りの強いセリと葱もたっぷり入れて。

煮込めば煮込む程味がしみ込むそうで、
やはり豚に似てるけど、肉が厚めでしっかりした味で
味噌に合って甘くて美味しいです。

何一つ残さず完食。ここに、

うどんを入れて〆。

出汁の出方が半端ない。

熊汁。
クジラの肉を少し獣っぽくした感じです。
初めて食べましたが、こちらも濃いめの味付け、
八丁味噌でウマい。

デザートと緑茶でさっぱりです。ゴチソオサマデシタ。

全体に獣臭さは無く美味しく頂けました。

私は本格的なジビエ料理は初めてで
「うめえうめえ」と食べ尽くしましたが、

普段美味しい牛肉、美味しい海鮮、などをよく食べてる人に
「たまには変わった物を」と接待するにもピッタリのお店かな、
とも思いました。　　そんな機会は私に無いけど。

お店の外壁に、かつてのJCBのロゴ。

昔は江戸でお肉が食べられなかったので
隅田川を渡ったすぐの所にあるお店です。

今ランチ営業は無く、夜も20時半ラストオーダーと早く
日曜定休、とお近くじゃない方は若干利用しにくいですが
猪年のうちに是非お越し下さいませ。