鶴山城（かくさんじょう）の別名を持つ津山城をぶらぶら／ここは広島城と姫路城とともに日本三大平山城のひとつ

2018/04/28 - 2018/04/28

　2018年のゴールデンウィークは法事もあって、連れの故郷の鳥取に帰ることにしました。
　鳥取空港に到着すると義姉が車で迎えに、市街の小洒落た喫茶店でモーニングを食べ、さてこれからどこに行くかと３人で思案。とある目的で津山を提案し、２人にも同意を得てさっそく目指すことにしました。県境を越えることとなりますが、鳥取市とは車で１時間半くらい近い距離です。

エリア 津山(岡山)

鳥取行きの飛行機から見た富士山。

富士山 自然・景勝地

鳥取空港で飛行機を降りて、拉致されたように車に乗車して連れてこられた小洒落た喫茶店のアンドリュース。
朝からべちゃくちゃと喋る客もいなく、壁に掛けられた液晶テレビでモーニングショーを見ながら、ゆったりとした気分で朝食を食べられました。

アンドリュース グルメ・レストラン

こんな感じの女性が好みそうなモーニング。二人に釣られて頼んでみました。
まあたまにはこんなものもいいでしょう。

腹ごしらえを終えて高速に乗り津山へ、とある所要を終えて津山城跡へ到着。

津山城(鶴山公園) 名所・史跡

石垣が本当に立派ですね。

ここは日本三大平山城のひとつに数えられています。

天守があった江戸時代には、外郭を含めて77棟の櫓が建ち並んでいたといわれ、広島城の76棟、姫路城61棟の規模を超える巨大な城であったそうです。

公園内を進みます。

それにしても大きな階段です。

ここに櫓があったりと強力な要塞であったのでしょう。
江戸幕府が開かれた1604年にこの城が出来たそうですが、戦乱の時期がほぼ終わっていたこともあり、ここを舞台にした戦闘はついに起きませんでした。

天守は明治時代初期に取り壊されていますが、備中櫓が復元されています。
設備の維持には莫大の費用がかかるのですね。いざ戦いになると不可欠なものだけど、平時にはお金をがぶがぶと飲み込む、現代における空母みたいなものでしょうね。

それを天守と脳内で置き換えて楽しみます。

上からの眺め。こちらは単なる住宅街でした。

さらに進みます。

本丸に到着。

広場になっています。

藤棚

綺麗に咲いています。

備中櫓の入口。

備中櫓の中に入ります。

外の眺め。

本丸をぶらぶらします。

石垣をもう一段上がってみますと

愛の奇石だと。
こういうの嫌いですけど、こういうのがないと来ない層もいるから、設備維持のためにやむなしでしょうね。

確かにハート形の石ですね。でも、おっさんにとってはそれ以上、それ以下でもない。

上からの中心街の眺め。
この時に駅の方角から「ポー♪」と汽笛らしいものが聞こえた。何だろう？耳鳴り？
これ次の旅行記で答えが出ます。

備中櫓をやや上から眺められます。

紅葉の葉が青々としています。

3月モクレン、4月桜、5月つつじ・藤、6月あじさい、9月彼岸花、11月紅葉と四季折々の花を楽しめるスポットだそうです。桜は散ってしまってましたけど、確かに藤棚は綺麗でした。そろそろお城を後にします。

せっかく津山に来たのですから、B級グルメを食べないと。
ホルモンうどんで有名になった橋野食堂へ。

橋野食堂 グルメ・レストラン

マスコミにも取り上げられていますね。
何を隠そう私もTVで見まして(笑)

ここならこれ一択。
健康と美容のために１玉にしました。

10分ほどで出てきました。想定していたよりも美味しかったです。
これ観光用に作られたものでなくて、昔からあるものらしいです。いつも通っているような地元住民も食べに来ていました。
我々のような観光客が集まるようになって、気軽に来れなくなった地元住民にさぞご迷惑をおかけしているかと。m(__)mごめんなさい。
でも、お店の店構えは観光ずれしていなくて、接客や店内の店構えよかったです。