モンサンミッシェルとパリの旅　7日間

2019/01/31 - 2019/02/06

気が付けば欧州の中の大国フランスへ行ったことがありません。イタリア、チェコ、ドイツ、英国ときたらやっぱフランスでしょ！ということで今回はHISのツアーに参加し初フランスとなりました。
最初はパリのみのフリーツアーを考えていましたが、せっかくなのでミンサンミッシェツとベルサイユ宮殿も回り、あと二日間はフリーのツアーに参加することにしました。フランスと言えばフランス語の国ではありますが、英語での会話も全く問題なく、またみなさんとても親切な人々で楽しく過ごすことができました。これだったら最初からフリーのツアーでも大丈夫だったかもと思えましたが、それでもたまには大人数でのバスツアーもいいもんだと思えました。あっという間の7日間でしたがとても有意義に楽しい旅となりました。

1日目　　成田集合　14時半集合　38名のツアー参加者と共に　17時半のエディハド航空でアブダビへ　乗り換えて　パリへ

2日目　　早朝　パリ到着　　バスでモンサンミッシェルへ　途中オンフルールで観光

3日目　　モンサンミッシェルからバスでベルサイユ宮殿へ　これがけっこうの長距離でした。

4日目　　一日自由行動　　オペラ座　周辺のデパート散策　ルーブル美術館へ　サントノーレ通りで買い物

5日目　セーヌ河クルーズ　凱旋門　シャンゼリゼ通り　サンジェルマンデプレでランチ　夜は　味噌ラーメンと餃子

6日目　早朝　ホテルから出発　アブダビ乗り換えで帰国

7日目　12時半　成田着　　

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今回は団体ツアーなので14時半に集合でした。
簡単な説明を聞き個々に搭乗しました。
17時25分発のエディハド航空でアブダビ経由でパリへ向かいます。

成田国際空港 空港

機材はアブダビまではB787　アブダビからパリまではA380です。
さすがに中東の航空会社だけあって機材は最新のものでした。
シートは超快適です。

アブダビまで12時間、乗り換えで2時間、アブダビからパリまで6時間・・。
長旅でしたがパリに到着しました。
ここからはバスで同行した38名とガイドさんでモンサンミッシェルへ向かいます。

空港を出発したときはうす暗かったですが、徐々に明るくなってきました。
道中の民家の家並みが美しいです。
広大な大地を見るとフランスは農業国なのだと実感しました。

途中で休憩です。
日本の高速道と同じくPA内はガソリンスタンド、ショプ、トイレなど
施設は充実していました。

フランスで最初の食事になりました。
高速道路のPAで買ったパンです。
さすがにフランス、美味しいパンでした。

パリから2時間ほど、ノルマンディー地方にある港町が「オンフルール（Honfleur）」。多くの画家や芸術家達がスケッチに訪れ愛した町だとか。おしゃれなカフェやお土産屋さん、美術館などがあり、充実の街歩きを楽しめます。

周辺はりんごの産地だそうです。
ランチにはシードルを頂きました。
リンゴを原料にしたブランデーのカルバトスも有名です。

名物のムール貝です。
小粒でしたが味付けはグッドです。
フランスにいるんだなーと実感しました。

基本的に欧州は石造りの建物ですが、この町は木造の建物で有名だそうです。フランスに現存する最古の木造の教会が残っています。

なかなか雰囲気のある街並みです。
人口8000人の街の割にはお店も多い気がします。
観光地だからでしょうか。

オンフルールを出発して2時間くらいで二回目の休憩です。
立派なGSも併設されていました。

PAの中に入っているパンやさん。
どれも美味しそうです。買ってみたい気持ちはありますが
あとのことを考えて我慢します。

空港から出てすでに6時間以上は経ったでしょうか。
車窓からモンサンミッチェルのシルエットが見えてきました。
テンションが上がります。

モンサンミッシェルの入口まで来ました。
ここからはシャトルバスに乗り舞えます。
徒歩だと30分くらいの距離です。

到着しました。ここからは徒歩で入場します。
この時は満ち潮ではありませんでした。
それにしてもさすがの世界遺産・・・迫力があります。

モンサンミッシェル修道院 寺院・教会

入場してすぐにあるのが有名なオムレツのお店です。
ネットで調べるとかなりの高額なお店で、あまり評判はよくないみたいですが外観もお店の中も可愛らしく興味を惹かれます。

門をくぐるとお土産やさんなどがいっぱいです。
ホテルも数軒あります。今夜は島の中のホテルに泊まるのかと思っていましたが違いました。泊まったホテルは対岸の観光用にできた街の中のホテルでした。

島の中腹から海を眺めた景色です。
個性的な建物が多く絵になります。
個人宅もあるみたいでした。生活感もあります。

修道院の内部です。それほど豪華というわけではありませんが
なかなか見応えはあります。
このシーズンは人が少ないので誰もいない空間に入るとちょっとコワイかも・・

修道院の中にある中庭です。回廊になっています。
そういえば日本には回廊ってあまりないような気がします。
西洋の建築様式なのでしょうか。

修道院から眼下の眺めです。
満潮時には橋の下も海水で満たされるのでしょうが、
今は潮干狩りができそうな雰囲気です。
この橋はシャトルバスのみが通行可能です。

大聖堂の天辺です。
天使ミカエルをモチーフにしてるのでしょうか。

そういえば海の中にある宗教施設ということで世界遺産の厳島神社がある広島県廿日市市と、ル・モン＝サン＝ミシェルは観光友好都市だそうです。

島内の小道です。
お土産屋さんやホテルなどがあります。
中世を彷彿させる雰囲気で散策がなんとも楽しいです。

日も暮れてきましたが来た時よりも青空になっています。
島内の散策を十分楽しんだので今夜の宿に戻ります。

モンサンミッシェルより２Kmほど離れたところにある観光用にできた
街です。なので歴史はありません。
スーパーで買い物もしてみました。
それにしてもここは牛をモチーフにしたものが多いですが
なんででしょう。

夕食はホテル近くのレストランで頂きました。
モンサンミッシェルの名物料理のオムレツです。
オムレツといってもメレンゲに卵を入れて焼いた感じで
フワフワです。味というより食感を楽しむ料理かもしれません。

せっかくなので白ワインを頂きました。
安いハウスワインですが充分美味しいです。

メインは魚料理です。
白身の魚に黄色いソースでとても美味しい料理でした。
横のコメ料理は何気に微妙かな・・。

お世話になったホテルです。
意外とモダンな造りになっていました。
奥は朝食を食べるダイニングになっています。

宿泊した部屋です。狭いですが快適でした。
この色使いはフランスだなーと妙に納得です。

旅行三日目　

モンサンミッシェルを出発して5時間くらいでしょうか。
次の目的地であるヴェルサイユ宮殿のある街にやってきました。
いかにもフランスだなーという雰囲気です。

ヴェルサイユ宮殿への入場は予約制で時間があったので、それまでは自由行動ということで遅めのランチをしました。
ローカル感満載のブラッスリーに入ってみました。

日替わりメニューの中からラムの煮込みと鴨の料理を頼んでみました。
これぞフランス人の日常の食事という感じで感無量です。
なかなか美味しく満足です。

デザートも頼んでみました。
リンゴタルトというかアップルパイのような温かいデザートに
アイスクリームです。さすがに本場です。超美味。

ついにやってきましたヴェルサイユ宮殿です。
想像以上にでかいです。

四谷の迎賓館もこれを真似して作ったんでしょうな・・。
これはこれで素晴らしいですが日本は日本の建築様式で
迎賓館を作るべきかなと思います。。。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

壁画もでかいです。
宮殿内には多数の美術品があります。
そのまま美術館でもいいじゃんと思えてしまいます。

一番有名な鏡の間です。
ここもでかいです。これが豪華絢爛ということなのでしょうね。
それにしても見応え充分です。

宮殿の中庭です。
なかなか美しい庭ですが、とにかく無駄に広いです。
夏に来たらもっと印象はいいだろうなーと思います。
激しく寒かったのが残念です。

ヴェルサイユ宮殿へ続く並木です。
ここも美しいなーと思いつつ散策してみました。

宮殿を後にしてパリ市内へ向かいました。
いよいよ華の都パリです。
おおお　車窓からエッフェル塔が見えてきました。

エッフェル塔を見るためにバスを停めてくれました。
降りたそこはけっこう素敵な街でした。
街角にはカフェあり、華の都パリそのものです。

夕暮れのエッフェル塔・・絵になります。
建立されて130年です。美しさという意味でも東京タワーより
はるかに上です。

エッフェル塔 建造物

車窓から凱旋門が見えてきました。
それにしても　でかい。。。
雷門と比べたら物の比ではありません。あたりまえですが・・

夕暮れの凱旋門はとても美しく、門の周りはロータリーになっていて
車の往来が激しいです。
それにしてもよくこんなでかいものを作ったなーと感激です。
パリを象徴する建物です。東京にもこーゆう象徴的な場所があっても
いいかと思います。しいていえばスカイツリーですかね。

このあとバスで市内を回りホテルへ着きました。
旅行三日目は終了です。

凱旋門 建造物

ホテルに到着し今夜の食事はホテル横のショッピングセンターで買った食材とマックのビックマックです。
フランスのビックマックはバンズがぜんぜん違います。
日本のビックマックよりもずっと美味しい気がしました。

今回のツアーは朝食付きでした。
パンはさすがに充実です。
他にもハムや卵料理などありました。

旅行4日目

今日から自由行動です。ホテルから徒歩1分のところに地下鉄の駅があり
そこからパリ市内の中心といっていいオペラ座に向かいました。
パリの地下鉄はスりが多いのだとか。細心の注意を払いながらの乗車です。

オペラ座です。これも写真でみるよりはるかに大きいです。
そして写真よりずっと立派です。
これはすごいなーと見とれていました。

オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー

オペラ座周辺の街並みです。
東京でいう銀座あたりでしょうか。
高級感が漂います。

最初に向かったのはギャラリーラファイエットです。
パリの代表するデパートです。
内部がなんと美しいことでしょうか。
さすが華の都パリです。

デパートといっても目的な食品だったので別館の地下に来ました。
さすがにフランス、パンが充実しています。
どれも美味しそうです。

本場のエクレアです。種類も豊富で美味しそうです。

フランスの紅茶ブランドであるマリアージュフレールのショップもありました。店員さんのユニフォームは日本のショップと同じでした。
そういえば日本もパリも店員さんは男性のみです。
どうしてでしょう？

スパイスも山盛りで売られています。
パリでもこれだけスパイスが売られているということは
パリの食もかなり多様なのだと思います。

飲食のスペースもあります。
最近日本のデパートにもこのようなスペースができていますが
原点はパリなんでしょうね。

パテのような肉製品も種類が豊富です。
今回は買いませんでしたが次回は買って食べてみたいと思いました。

野菜も豊富です。フランスはかなりの農業国で自給率も軽く100％を超えています。野菜の種類も豊富です。食文化が豊かなのは当然なのかもしれません。

買い物が終わり、次に向かったのがルーブル美術館です。
オペラ通りを右折しガラスのピラミッドが見えてきたときには
鳥肌が経ちました。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ガラスのピラミッドがエントランスになっています。
ハイシーズンだと2時間以上も待つのだとか。
今回は20分ほどで入館できました。

言わずと知れたミロのヴィーナスです。

名画中の名画。
この絵を知らない人はいないんじゃないかなーという超有名な
モナリザです。
遠目で見ると古ぼけた絵に見えますが近く見ると正真正銘の
名画でした。

ルーブル美術館はもともと宮殿だったとか。
広大な館内です。三万点以上の美術品を数時間では鑑賞できません。
それにしても素晴らしい美術品の数々です。

映画ダヴィンチコードのラストシーンはこの場所でした。
今は子供が小さいピラミッドに群がって遊んでいます。
逆ピラミッドの先端に手を当てると風を感じました。

美術鑑賞のあとはランチです。
ブラッスリーを探しながらの散策です。
パリの美しい街並み。どこを撮っても絵になります。

気に入ったブラッスリーを見つけました。
最初にフランスのビールです。想像以上の旨さです。
フランスと言えばワインですがビールも美味しいです。

ステーキとハンバーガーです。
なんとなくアメリカンな気もしますが立派なフレンチです。
味はどちらも美味しく頂きました。

デザートです。数種類のデザートにエスプレッソがセットになっています。
どれを食べても超美味しいです。フランスのデザートは別格です。

ブラッスリーの店内です。
フレンチテーストなのが印象的です。

ランチのあとはサントノーレ通りで買い物です。
フランスブランドはいろいろありますが、フランスで買うと日本の価格より半額程度で買えるブランドもあります。
目の保養も兼ねてそのお店に向かいました。

ここの名所です。
なんだっけかな・・・。
欧州ではこーゆうのをよく見ます。

マドレーヌ寺院です。ここも写真で見るよりもはるかに大きいです。
お菓子のマドレーヌはここからきているのだとか。

マドレーヌ寺院 寺院・教会

朝の起点だったオペラ座に戻ってきました。
夜見るオペラ座もとても美しく見えました。

旅行4日目

実質的な最終日です。今朝はツアーの特典であったセーヌ川クルーズに出発です。エッフェル塔の近くにフェリー乗り場があります。

フェリー乗り場に着きました。
クルーズと言えば夏ですが、まあ寒いけど船内は
ガラス張りなのでよしとしましょう。

ガラス張りの船内からの眺めとなりましたがそれでもけっこう
楽しめました。ノートルダム大聖堂は間近でみることはできませんでしたが
印象に残る建物でした。

クルーズ船から下船し駅に向かう途中でフェラーリを見つけました。
このフェラーリをレンタルできるサービスだとか。
左ハンドルなので躊躇してしまいますが右なら乗ってみたいですね。

世界で最も有名な通りといってもいいシャンゼリゼ通りを歩こうと思い凱旋門までやってきました。
今日も観光客で溢れていました。

シャンゼリゼ通りは歩道が広いです。
沿道にはハイブランドのショップが軒を連ねています。

ここがルイヴィトン本店です。
店内には日本人スタッフもいますので日本語での買い物も可能です。
ここが本店かと思うと考え深いものがあります。

シャンゼリゼ通りを後にし地下鉄でサンジェルマンデプレにやってきました。文化的な地域ということで特別な趣を感じます。
カフェもかなりおしゃれです。

遅めのランチです。このお店に入ろうとしましたがランチの時間が終わり間に合いませんでした。素敵な外観です。

他のお店を小道で探しました。
小さいお店ですがたくさんのお客さんで賑わっていたので
入ってみたのですが、なんとギリシャ料理のお店でした。
店員さんオススメのサラダを前菜で頂きました。
フランスの野菜は味が濃く美味しいです。

このワイン、たぶんブルゴーニュワインだと思いますが最高に美味しいです。安いハウスワインには思えません。
ワインのレベルはさすがに高いですね。

メインは豚の焼き物です。
串にさしてあり親しみやすさを感じました。
サワークリームと一緒に食べます。

チョコレートのデザートです。
ねっとりとした食感で超がつくほどの美味しさです。

地下鉄で一旦ホテルに戻ります。
駅で気が付いたのですが地下鉄の車輪が鉄ではなくタイヤです。
どのような構造でレールの上を走っているのか不明ですが興味深いです。

夜はオペラ通りから入った日本レストランが集まる地区があります。
そこでラーメンを食べてみました。
ひぐまという名の老舗らしいですが、フランス人のお客さんで賑わっていました。ラーメンの味はけっこう美味しくいただきました。

ラーメン ひぐま アジア料理

ついでに餃子も・・・。
これは皮が厚いのと冷凍になったものを焼いているのでイマイチでした。
それでも日本の味が恋しくなったらいいのかもしれません。

オープンキッチンで日本の大衆中華料理店という感じです。
料理人は中国人の人々でした。
ホテルに戻り明日はいよいよ帰国日です。

旅行6日目

早朝ホテルを出発し空港に到着しました。
パリの空港だけあって何気におしゃれです。
帰りもエディハド航空でアブダビ経由になります。

パリから6時間ほどでアブダビの街が見えてきました。
ここで乗り換え10時間ほどで成田です。
あっという間の7日間でした。初フランスでしたがなぜか親しみを感じました。移民の人たちもいっぱいいてイメージしていたフランスとも違っていましたが、それがよかったのかもしれません。
パンやデザート類は最高に美味しかったです。
また街並みもきれいでした。地下鉄は汚かったけど・・。
そのうちまた再訪したいと思います。

最後までご拝読ありがとうございました。