シニア夫婦のスペイン旅行－９　マドリード編　１

2018/11/25 - 2018/12/07

マドリードへはグラナダから高速バスで4時間半かかった。
CA付きで食事やワインが出た。音楽を聴いたり、マドリードの観光案内を読んだり、居眠りしたりで長時間だったが苦にならなかった。
プラド美術館、王宮の他にマドリード市内を散策するのが楽しみだ。
治安は思ったよりも良い感じがした。イタリア、パリなどに比べると安全な気がするが気を抜くと痛い目に合いかねないので最後まで引き締めていこう。
マドリードでは事前に予約をした観光名所はない、地下鉄で気ままに回る予定。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

これがマドリード行きのPremiumBUS（ALSA社）。グラナダ待機中。
外観も普通のクラスのバスよりも立派、豪華な感じ。

座席は指定制で、２－１の配列です。
僕たちは予約が遅かったので一番後ろで2列シート。
このように各自にディスプレイがあります、映像はスペイン語と英語のみ。

足元は広めです、シートはリクライニングがききます。
イヤフォンは配られたものです。

しばらくするとCAが食事を配りに来ます。16時頃なので夕食には早い、中途半端です。
サラダ、生ハム、右にある緑のパッケージは乾パンみたいなパンが入っていました。聞かれるのは飲み物、ワインもあります。

バスで配られた乾パンみたいなパン。
オリーブオイルがはいっている、パリッとして美味しい。
いくつでも食べられる。
美味しいので、CAに「これは美味しい、日本にはないよ」と言ったら、「もっと要るか？」と聞かれたので「Si！」。
妻の分と2個も余分にもらっちゃいました。

車両の中ほどにあるトイレです。
狭いのは仕方がないですが、清潔でした。
4時間を超えると、トイレが無いバスは辛いです。
ALSA社のバスはPremiumしか付いていないそうです。
コルドバからグラナダまでのバスはPremiumがなかったのでトイレなしでした。
そんなバスでも、結構バス停に止まるので、運転手に言えばトイレには行けるようです。

マドリードには定刻に到着しました。
バスターミナルはちょっとした鉄道の駅の広さです。
20時過ぎなのに人が多いです、日曜日だからかな。
サンチアゴ・デ・コンポステーラから着いたバスを見て興奮しました。
3年前のポルトガル旅行を思い出しました。

右側にあるカウンターは航空会社のようです。
スペインの鉄道を補って細かく路線があるので利用客が多いのでしょうか。
今回は鉄道は1回だけの利用でした。
意外と都合の良い時間帯に電車がないとかで、バスの方が便利で運賃も安いので利用客も多いのでしょうね。

バスターミナルのタクシー乗り場から中心部のホテルまで、20分ほどでしょうか。
15ユーロに3ユーロ加算（バスターミナルからだと３ユーロ加算されます）で18ユーロでした。
小雨模様でしたが寒いというほどではありません。
9時近いのに、とても人が多くて賑やかなのでお祭りかと思いました。
ホテル前に横づけですので雨でも安心、これは良かったです。

ホテル アトランティコ ホテル

ツインの希望はかなわず(´；ω；`)ｳｩｩ
でもフロントのおっちゃんが、「いつもありがとう、スイートにアップグレードしたよ」と言っていた。初めてなのに・・・
しかし初めてのホテルなので、スイートと予約した部屋の比較しようが無い。

ホテル アトランティコ ホテル

外も賑やかですし、バスでゆっくりと休んだので10時まで時間があるのでマドリードに初探索に出かけます。
暖かいので、セーターの上にフリースを来て外出します。
大通り（グランヴィア通り）にあるカジノです、中には入りませんでした。
バルセロナにもありましたので、スペインはカジノはOKなんですね。
カジノグランヴィア(Casino Gran Via)

スペイン料理のレストラン。
カジュアルなお店のようです。

床屋さんです。実家が床屋なのでどこに行っても、必ずチェックしてしまう。
万国共通の白、赤、青のサインポールで分かります。
台北では違う意味に使用されていると聞いたことがあるけど、どうなんでしょう。
16ユーロ位で出来るみたい、安いですね日本は4500円（30ユーロ）。
しかし、どんなスタイルになるのかが怖くて入る勇気がありません。

路地に入ったら、中華料理屋を近所に発見。
この周辺は庶民的なお店が多いので、飲み物（水、ビール、ジュース）とパン、生ハム、ポテトチップスを買ってホテルに戻る。

ラーメン屋？
ラーメン、焼きそば、カレーライス、牛丼みたいのがあります。
6.95～10ユーロ位で食べれます。
メニューにカレーkaifan?? kaifanは中国語でオープンライスと言うらしい。
怪しげなウェイターが教えてくれ、誘われたけど、「明日ね」と言って入らずに去りました。

グルテンフリーのベーカリーがありました。
http://www.celicioso.com/

ショーケースにはバラの花びらをかたどったマフィンのようなものが。
グルテンフリーはいいけど、この色が大丈夫なのかな？
中にテーブルがあるので食べる事が出来ます。

朝はゆっくりと起床。
昨夜買ってきたパンを食べてから外出します。
地下鉄の駅でマドリード地下鉄ICカードムルティーmultiを購入。
10回分を14.7ユーロで購入、初回はＩＣカードの代金2.5ユーとが加算されています。
これは２名で使える（入る時だけタッチします、下車時は改札無し）ので、入ったら妻に渡して使う事にして１枚だけ購入しました。

マドリードの地下鉄に初乗車。
そんなに混んではいませんが、周囲の怪しい雰囲気の人には注意を払います。
そしてバッグをしっかりと前に持って乗り込みます。

王宮に入ると入口で、僕のリュックはロッカーに入れろと言われました。
左奥に行きロッカーを見つけたけど１ユーロコインが無い、近くの紳士が両替してくれました。
大きな階段を上って内部に入ります。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

王宮は、まずチケットを買います。シーズンオフなので予約はしませんでした。
5分位ならんで買えました（1人、10ユーロ）、セキュリティチェックを通ってからアルメニア広場に出ます。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

ここからはしないが展望できます。
しかし広いです。
国王は常時この王宮には住んでいなくて行事があると来られるらしい。
行事によっては王宮の公開が休止されるらしいが、今日は何もないので問題なしです。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

広いです、場所によっては撮影はNGです。
でも大陸の人はお構いなしでパチパチ・・・係員に怒られても見えなくなると、バシバシ撮っていました。
周囲の人達の白い目が・・・僕たちは違うんだとアピールする。
妻と「日本と違って広くて豪華だね、日本は・・・」と、意味もなく英語で会話する。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

大きな部屋、広間でしょうか。
とにかく部屋が多い（ガイドの盗み聞きだと3,000以上も！）
楽器の部屋とか、客間、ダイニング（銀食器がずらり）とか。
でも撮影禁止が多かったです。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

イサベラ・カトリカ (カスティーリャ女王)の像が廊下にありました。
グラナダでお会いしているので、good see you againです。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

地下鉄でプエタ・デル・ソルにやってきました。
お腹が空いたので何か食べようとお店を探します。
路地に入って見つけたレストラン。La Riaで遅めの昼食。
お店の前には美味しそうなムール貝の絵があったのでつられて入りました。
ブリュッセルのに比べると小ぶりです。
レモンを書けたのとトマトベースの２皿を注文。
カラマリとパンも注文。
地元の人ばかり、英語はあまり通じないのに日本語のメニューがある。
日本語で注文しても分からないので指差し注文、でもメニューの中身が分かるので安心。

ワインはグラスではなくて、こんなおちょこみたいなので出てきました。
正直、飲みにくい。グラスの方が良いけどなぁ。

奥のテーブルに案内されたので、入って来たほうを見るとカウンターでは地元の人がワインを飲みながらお喋りをしてます。
足元にはムール貝の貝殻を捨てるようです。

店内の様子です。
闘牛、フラメンコなどのポスターが壁一面に貼ってあります。

ホテルに帰る時に気がつきました。
３，４軒隣にオレンジ（通信会社）がありました。
ここでもSIMが買えるはずです。
今回は日本で購入してきたので必要ありませんが。

ホテルに戻って休憩してからまた出かけます、できれば夕食も済ませてしまいたいと思いつつお店を探しながらブラブラしています。
そうすると面白いお店を見つけました。
WOK TO WALK
基本は焼きそばで、そばの3種類から１つ、次にトッピングを選んで（トッピング無しもありです）からソースを選ぶと隣の鉄板で焼いてくれます。
右のガラスで囲ってある鉄板で、選んだのを焼いてくれて出来上がると呼ばれるの取りに行きます。
入った時は炒めているお兄さんが一人で店番、英語で話しかけたら直ぐに奥に入って若い人を呼んできた。
このカウンタの向こうにいるお兄さんです、彼は英語はOKでした。

出来上がると呼ばれるのでカウンターまで取りに行く。
こんな感じです、テイクアウトのチャイニーズでよく見るヤツです。
手前のは少しスパイシーなソース、ビーフとパプリカを入れてもらいました。
妻はトマトソースにしてとっぴんは野菜系で注文していました。
おそばの量が多くて、我々には充分でお腹いっぱいになりました。
アルコールは置いてありません。ソフトドリンクのみです。
食べ終わったら横にあるごみ箱に捨てる、残ったらそのまま持ち帰ることも可。
帰りにスーパでビールを買って、シャワーを浴びてから飲んで寝ます。
スペインもあと２日間か、早いです。