2019/01/19 - 2019/01/19
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ちびのぱぱさん
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やっぱり、武蔵丸がだんとつ似ているかな。
とにかく男たちに愛された。
武蔵丸の顔はおとこを惹きつけるだろうか。
どうしても写真を撮らせなかった。
男が惚れちゃう男というのはいますけど、本人はあんがい迷惑だったりして。
大きく叩けば大きく鳴る、小さく叩けば小さく鳴る……か。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
福岡-鹿児島の高速バス
千歳から福岡空港、そして博多駅前バスターミナルから鹿児島まで高速バスを利用。
午後6時発「南九号」というのがネットで2950円。
鹿児島空港はなんだか交通の便が悪いように感じましたので。
調べたら博多駅の北口から出て左手に新しくできたターミナル。
右手に以前からある大きなバスターミナルがあるようですが、反対側にも発着場ができたらしい。
行ってみると真新しいバスターミナルが誕生していました。 -
カプセルホテルも入っているみたいです。
Heartsバスステーションというらしい。
バスターミナルとバスステーション、選択肢が増えたという事だろうか。
徹底的に比較した訳ではないのですが、全般的に安い料金を提示している。
ローソンで夕食におでんとビールを買って乗り込む。
暗くなってからのバスは、ちょっと侘びしい。
おでんにビールはさらに侘びしさを増幅させる。
いいね。
おでんを食べ終わるとすることもなくなり、郊外に出ればもう窓の外の景色もただの闇。
幸い、後ろの座席が空席なので思い切りリクライニング。
目をつぶるとここしばらくの忙しかった日々が目蓋の裏に蘇ります。 -
鹿児島中央駅前には定刻通りの午後9時50分に到着。
280㎞を3時間50分で走り抜けました。 -
ホテルのある天文館までは路面電車で。
170円だったかな。 -
天文館公園はちょうどイルミネーションの真っ最中。
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写真は、翌日の夕方に撮ったものです。
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噴水もあってミニトレインがゆっくり走っている。
親子連れが乗っていました。
300円……だったか。
相方が乗りたいなといったのですが、本気だろうか。 -
朝、天文館から歩いて城山の方を散策してみます。
途中、江戸時代にここに天文台を造った島津重豪とお付きの者の銅像がありました。
昭和59年製の市電を横に見ながら、城山が見える方角に歩く。 -
鹿児島県立博物館の前を通ります。
昭和2年に県立図書館として建てられた建造物です。
中には入りません。 -
こちらは県立興業館として明治16年に建てられた建物で、考古学資料館になっています。
場所は県立博物館のすぐ裏。
その後ろに、西郷どんが最後に立てこもった城山を従えている。 -
考古学資料館の前に、世界で初めて精子が発見されたソテツが植わっています。
東京の研究所から通って、世界を驚かせる発見がなされました。
って、ソテツには精子があるのか。 -
ソテツの花は不気味な感じですが、ここから精子が雨に濡れて動き出すという。
なぜ、ソテツとイチョウだけが花粉でなく精子なのか。
大学時代の断片的な知識がふわふわと浮かんでは消えます。
そもそも、有性生殖というのはリスクが伴います。
今の日本の少子化だって有性生殖という仕組みの持つリスクが生み出した負の遺産の一つと言えなくもない。
朝、気がついたら腰のあたりに赤ちゃんがぶら下がっていて、段々大きくなって数日後にぽとりと落ちて新しい命が生まれるのなら、少子化なんて起こりえない。
この浮世で起きる喜びも悲しみも、相当少なくなるだろうなあ。
精子という言葉から相当妄想が広がってしまった。 -
城山の麓には、歴代の薩摩の殿様の立像が要所要所に建っています。
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暖かそうだなあ。
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島津忠義候の銅像から西郷隆盛の銅像というサインに従って歩いていたら、こんもりとした茂みに持明院(じめさあ)がひっそりとおられました。
人間、顔じゃないということの代名詞のような奥方様だった。
今でも毎年女性たちがお化粧してあげるとか。 -
せごどんがじめさあと背中合わせてお立ち遊ばされていました。
昭和12年の作で、モデルはアイカナの子菊次郎の息子で西郷隆治という人らしい。
つまり、せごどんの孫ということで、知る人の中ではせごどんに最も似ていると言われていたとか。
ドラマを見た感想としては、とにかく行き場を失った武士たちを最後まで面倒見たんだと思うなあ。
そりゃあ、好かれる訳だよな、と思うんです。
ラストサムライということですね。
実像なんて言うのは本人だけが分かっていればいいものです。 -
こちらはご存じ上野の山の西郷さん。
昨年秋に前を通りかかりました。
高村光雲作で明治31年に除幕式が行われました。
ドラマの冒頭で糸さん(西郷の奥さん)がこんな人じゃなか、って言っちゃってます。
この話はこどもの頃、母からも聞いた事があります。
人を惹きつけてやまない唇の感じがどうしてもうまく行かず、光雲を悩ませたのだとか。
もっとも糸さんが気に入らなかったのは、このうさぎ狩りの出で立ちだったという。
まあ、家族というのはそんなもんでしょうかね。
わたしとしてはこっちの方がなじみ深いなあ。
こどもの頃にこの銅像をちゃかすような歌が流行りました。
「かわいそうだようえののやまのさいごうさん
あさからばんまでたたされぼうず
あたまのうえにははとのふん」……だったかな
最近、頭に鳩は止まらなくなったんだなあ。 -
中央公民館が西郷隆盛の銅像と道を隔ててあります。
南国風の建物だなあ。
道路付近にお立ち台があって、道の向こうの西郷さんとツーショットで写真が撮れるようになっている。 -
さらに鶴丸城の方に歩く。
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水の枯れたお堀で、アオサギがじっとしています。
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近くの城壁には無数の弾痕がある。
西南戦争の最後の激戦の時のだという。
玉砕というのは変なエクスタシーがあるのではないだろうか。
今の人間にはとうてい理解できない。
父親は軍人でしたが、そういうものはみじんも感じさせない人でした。 -
お抱え外国人医師として日本の医療の発展に貢献したウィリアム・ウィリス博士と高木兼寛の銅像の間を抜け……
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かつての県庁の玄関だった建物。
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辰野金吾と同郷にして同じジョサイア・コンドルに学んだ曽祢達蔵による設計。
玄関だけで相当立派。
いっそ全部残しておいたら良かったのに。
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