2018/02/03 - 2018/02/04
10位(同エリア188件中)
かっちんさん
金浦(このうら)は秋田県南西部に位置し、日本海に面した漁業の町です。
以前は金浦町でしたが、現在は象潟町、仁賀保町と合併し「にかほ市」にあります。
「掛魚まつり(かけよまつり)」は、冬の寒鱈漁期にあわせて2月4日(立春の日)に毎年行われ、約300年も続く歴史あるお祭りです。
当日は各船主が海上安全と豊漁を願い、金浦漁港に水揚げされた重さ10kgもある寒鱈(かんたら)を奉納者たちが2人1組で担いで、町内約2kmを練り歩き、金浦山神社の守護神に奉納します。
神事の後、勢至公園広場では、鱈汁(有料)が振る舞われ、冬の旬の味が堪能できます。
2019年は2月4日(月)に掛魚まつりが開催されます。
今日は川崎駅から東海道・東北・奥羽・陸羽西・羽越線を経由し、東北の雪景色を眺めて酒田で宿泊します。
翌日、酒田駅から羽越線を北上し金浦駅で下車。9:30からの掛魚まつりを見学します。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・あきたファン・ドッと・コム「掛魚(かけよ)まつり」
・にかほ市観光案内「掛魚まつり」
・SHUN GATE「小さな漁師町で300年以上続く「掛魚まつり」」
・全国観るなび「金浦神楽」
・"Ackee"のブログ「駅を訪ねて『奥羽本線(山形線)赤岩駅』」2017-7-10
・TOGENOCHAYA.COM「峠の力餅-峠駅立売り(窓越し販売)」
・山形県「近代化遺産、新庄駅機関庫及び転車台」
・pixiv「[JR東日本]ドアにご注意[ドアステッカー]」
・日本マンホール蓋学会「にかほ市のマンホール」
・にかほ市「にかほ市の概要」
・金浦神楽保存会「にかほ市指定無形民俗文化財、金浦神楽」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
掛魚まつり(2018年のポスター)
「掛魚(かけよ)まつり」は、9:30金浦漁港に奉納者からの鱈が集まり、10:00に鱈を担いだ行列が町内を練り歩き、10:30から金浦山神社に鱈を奉納し神事が始まります。
イベント会場では、10:30鱈汁食券を販売開始し、11:00から鱈汁と交換できます。
2019年2月4日開催予定は下記URLで確認できます。
http://www.nikaho-kanko.jp/pwm/kakeyo.html -
イチオシ
美しい「吾妻小富士」(福島付近の車窓)
福島駅から米沢行き普通電車に乗ると、左手に吾妻小富士が眺められます。 -
雪に埋もれる赤岩駅(奥羽本線の車窓)
平成28年(2016)12月1日以降、列車の停車しない駅(営業休止)になっています。
牛山氏の秘境駅ランキング2018年度版では第5位。
駅から徒歩30分程の所にある大平(おおたいら)集落は限界集落化しており、駅と大平地区を結ぶ林道を徒歩で辿り着くのは容易ではなく、冬季には積雪で通行不可になります。
JR東では誤って降りた乗客が遭難や事故にあうことを防ぐため、全列車通過としました。 -
スイッチバック駅だった板谷駅(奥羽本線の車窓)
急こう配の板谷峠を越えるため、途中の駅にはかつてスイッチバックが設置されていました。
平成4年(1992)山形新幹線開業に伴い、スイッチバックが廃止されましたが当時の面影が残されています。 -
峠の力餅(峠駅)
普通電車が峠駅に到着すると、出来立ての「峠の力餅」がホームで立売り販売されています。
停車時間はわずか30秒。駅前にある峠茶屋からやって来る売り子さんが、電車の最後尾から前に向かって「ちから~もち~」と声を張り上げ歩いてきます。
立売り販売は、昔は当たり前でしたが、今では珍しい光景となりました。 -
山形新幹線「つばさ」(米沢)
-
巨大なつらら(舟形)
米沢駅から山形、新庄行きの電車に乗り換え、舟形駅の巨大なつららに驚きます。 -
新庄駅に到着
ここから最上川沿いを走る陸羽西線のディーゼルカーに乗り、日本海側の酒田へ向かいます。 -
新庄駅機関庫(車窓)
明治36年(1903)に竣工した旧国鉄の機関庫です。
開業当初の機関庫の姿を留める貴重な建物です。
建物前後の延長部分は木製で、主要部分は赤レンガの建物です。 -
赤レンガの建物(新庄駅機関庫)
建物は今でも使われているので、列車からの眺めが唯一です。 -
景色が楽しめる座席(陸羽西線の車内)
2両編成のうち1両は、一人掛け座席が45度回転します。 -
雪国の風景(陸羽西線の車窓)
排雪トラックが、道路から積み込んできた雪を捨てています。 -
イチオシ
窓に付着した雪の輝き(運転席の窓)
さっきまで降っていた雪が止み、正面から陽が射してきました。 -
古口駅で反対列車と交換(陸羽西線の車窓)
-
冬の最上川(陸羽西線の車窓)
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夕暮れの風車(陸羽西線の車窓)
最上川下流につくられた立川町(現、庄内町)の風力発電施設です。 -
酒田駅の0番線に到着
列車は余目駅から羽越本線に入り酒田駅に17:24到着。
川崎から普通列車を乗り継ぎ、酒田まで10時間程かかりましたが、ゆっくりと雪景色を楽しめました。 -
夕食(酒田)
今晩の宿「ホテルα-1酒田」に併設された「魚民」で夕食。 -
秋田行き普通電車(酒田駅)
翌朝、酒田7:55発の電車で金浦(このうら)へ向かいます。 -
羽越本線の路線図
酒田から北上し(地図では右方向)、象潟(きさかた)の次が金浦です。
途中、日本海の冬景色と鳥海山が眺められます。
酒田~女鹿(めが)間が山形県、小砂川以北が秋田県です。 -
懐かしい「アッキー」(車内)
JR東日本秋田支社のドアステッカーです。
ヒョウのキャラクターは、国鉄秋田鉄道管理局時代からのマスコット「アッキー」の女の子版です。 -
雲に隠れる鳥海山(車窓)
吹浦(ふくら)付近を通過中。頂上は残念ながら雲の中です。 -
冬の荒々しい日本海(車窓)
秋田県に入り、小砂川付近を走っています。 -
女性の車掌さん(車内)
無人駅から乗車したお客さんに車内券を発売しています。 -
金浦駅に到着
駅舎には、にかほ市立図書館「こぴあ」が併設されています。 -
皇帝ペンギンがお出迎え(金浦駅前)
南極探検隊の白瀬中尉は金浦の出身なんです。
では、掛魚まつりの集合場所になっている金浦漁港まで15分程歩きます。 -
旧金浦町のデザインマンホール
「白瀬南極探検隊記念館」と「鱈を担いだ掛魚まつり」、「勢至公園の桜」等が描かれています。 -
ここは「にかほ市」
平成17年(2005)に仁賀保町、金浦町、象潟町が合併し誕生したのが「にかほ市」。
秋田県で唯一のひらがな自治体です。 -
金浦漁港に到着
金浦駅からここまで650m。
掛魚まつりの出発会場はさらに350m先の秋田県(漁協)南部総括支所のところです。 -
湾頭キャンパス(金浦漁港)
白瀬中尉と寒鱈が自慢の金浦ですね。 -
活きのいい寒鱈(漁協前)
掛魚まつりで奉納する寒鱈が漁協前に並んでいます。
寒鱈には地元の漁協・企業・有志など、奉納者の名前を書いた札がつけられています。 -
掛魚まつりの準備作業(漁協会場)
奉納する寒鱈がこの会場に集められ、竹竿に次々とぶら下げています。 -
竹竿にぶら下がる寒鱈(漁協会場)
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ふっくらとしたお腹(漁協会場)
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ちょっと可愛いお顔(漁協会場)
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荒縄でしっかり釣り下げた寒鱈(漁協会場)
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イチオシ
まさに寒鱈の品評会(漁協会場)
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直売している寒鱈(漁協会場)
会場の半分の場所では、寒鱈を直売。
6,000円~7,000円の値がついています。 -
包丁研ぎ(漁協会場)
直売場では切り身も売っているので、包丁研ぎ屋さんも大活躍。 -
金浦神楽(きんぽうかぐら)
9:30になると、奉納神楽を数人の小学6年生が披露します。 -
掛魚まつりの行列
10:00になると掛魚まつりの行列が金浦山神社へ向けて出発します。
先頭は金浦神楽の一団で、小中学生の男女がバチを振って太鼓を打ち鳴らしながら町中を練り歩きます。 -
続いて寒鱈を担ぐ行列
寒鱈をつるした竹竿を2人で担ぎます。
10kgの寒鱈は重そう・・・ -
漁港を歩く掛魚まつり
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町中を練り歩く行列
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寒くて身が縮んでいる寒鱈
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金浦山神社に到着
行列は30分ほど町中を歩いて到着します。 -
境内を歩く行列(神社)
雪が激しく降ってきました。 -
寒鱈が睨んでいるような・・・(神社)
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イチオシ
奉納する立派な寒鱈(神社)
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狛犬のお出迎え(神社)
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奉納される寒鱈(神社)
ちょこんと付いた胸ひれが手のようで可愛い。 -
掛魚まつりの神事(神社)
10:30になると本殿前で金浦神楽が始まり、次に神主による祈祷。 -
イチオシ
みずみずしい寒鱈(神社)
新鮮で生き生きしています。 -
イチオシ
寒鱈の横顔はハンサム(神社)
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イベント会場の勢至公園
神事が終わると、11:00から神社の前にある公園で鱈汁(有料)が振る舞われます。
鱈汁は500円、限定1200杯。10:30から食券の販売を開始するので早めにGetしておきます。
ここでは掛魚まつりの行列ではなく、鱈汁を待つ行列が見られます(笑)。 -
鱈汁
行列に並んで40分、ようやくありつけた鱈汁。
味噌仕立ての汁に鱈の身、ネギ、豆腐が入り、冷え切った体が温まり美味しかったです。 -
古いこ線橋(金浦駅)
金浦駅に戻って来ました。
こ線橋は駅の東西を結ぶ歩行者用通路でもあり、乗降客以外の人も利用できます。
これで寒鱈を担いで奉納する「掛魚まつり」の旅を終え、川崎に帰ります。
今回は首都圏から酒田までフリーエリアで、土日の2日間有効の週末パス(8,730円)を利用しました。
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