オスロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
オスロから地下鉄の終着駅の一つ手前となるストーヴネル駅から入山し、山頂にある休憩所で一泊という予定。<br /><br />駅にあるスーパーで食材を調達し、たき火で調理して、寝袋で寝るという、不便と危険を感じるために行く、インドア派な私には理解できないアクティヴィティだが、アウトドアが好きな現地に住む友人Cが、だいぶ前から一緒に行こうと計画していたというので、渋々了承。<br />しかも出発したのはなんと!午後8時!!<br /><br />本来は昼食後に出発する予定だったが、興味深いボランティア活動があり、参加してしまったが故に、出発が遅れてしまった。

オスロとその郊外 その2 野外キャンプ

10いいね!

2018/05/14 - 2018/05/24

356位(同エリア932件中)

0

9

monk

monkさん

オスロから地下鉄の終着駅の一つ手前となるストーヴネル駅から入山し、山頂にある休憩所で一泊という予定。

駅にあるスーパーで食材を調達し、たき火で調理して、寝袋で寝るという、不便と危険を感じるために行く、インドア派な私には理解できないアクティヴィティだが、アウトドアが好きな現地に住む友人Cが、だいぶ前から一緒に行こうと計画していたというので、渋々了承。
しかも出発したのはなんと!午後8時!!

本来は昼食後に出発する予定だったが、興味深いボランティア活動があり、参加してしまったが故に、出発が遅れてしまった。

旅行の満足度
4.0
  • 到着した翌日。<br /><br />午後から予定していたキャンプは時間をずらしてボランティア活動に参加する。<br />サンドイッチを作って、薬物依存症の人たちに配るという『スープと友情』活動の一つで、駅の北側から川沿いに見たことのないオスロの闇ともいえる高福祉社会からこぼれてしまった人たちを目の当たりにした。<br /><br />話しかけると結構フレンドリーに接してくれるので、注射器を片手に持っていたとしても恐怖感はなく、こちらからも世間話はしても、薬をやめるよう働きかけるようなことはしなかった。<br /><br />カメラはプライバシーの保護があるため、持って行くことを禁じられてしまったので、写真は撮れなかった。

    到着した翌日。

    午後から予定していたキャンプは時間をずらしてボランティア活動に参加する。
    サンドイッチを作って、薬物依存症の人たちに配るという『スープと友情』活動の一つで、駅の北側から川沿いに見たことのないオスロの闇ともいえる高福祉社会からこぼれてしまった人たちを目の当たりにした。

    話しかけると結構フレンドリーに接してくれるので、注射器を片手に持っていたとしても恐怖感はなく、こちらからも世間話はしても、薬をやめるよう働きかけるようなことはしなかった。

    カメラはプライバシーの保護があるため、持って行くことを禁じられてしまったので、写真は撮れなかった。

  • 午後7時頃に解散となり、その後オスロ中央駅から地下鉄でヴェスティリ行きに乗り、終点一つ手前のストーヴネル駅で下車。<br />馬糞など、家畜の匂いがする。<br />集合住宅が一つあるだけのそのためだけに作られたような駅で、北欧らしく、そんなところにもショッピングモールがあり、食材を調達したスーパーは夜10時まで営業しているらしい。<br /><br />駅から一キロほど歩くと山道になる。<br />バックパックとスーパーで買った食材の手提げを持って急な道を上っていくのが辛い。<br />ここ半年、まともに運動をしてこなかったので、運動不足が祟って途中で膝が上がらなくなりそうだったが、もうダメだ!と思ったところで目の前が開けて頂上に出る。<br />

    午後7時頃に解散となり、その後オスロ中央駅から地下鉄でヴェスティリ行きに乗り、終点一つ手前のストーヴネル駅で下車。
    馬糞など、家畜の匂いがする。
    集合住宅が一つあるだけのそのためだけに作られたような駅で、北欧らしく、そんなところにもショッピングモールがあり、食材を調達したスーパーは夜10時まで営業しているらしい。

    駅から一キロほど歩くと山道になる。
    バックパックとスーパーで買った食材の手提げを持って急な道を上っていくのが辛い。
    ここ半年、まともに運動をしてこなかったので、運動不足が祟って途中で膝が上がらなくなりそうだったが、もうダメだ!と思ったところで目の前が開けて頂上に出る。

  • 頂上は岩盤の上に建てられた休憩所で、ここに寝袋を敷いて一泊します。<br /><br />時間は9時半頃。<br />5月なので日は沈みかけているが、まだ明るく、これからここでたき火を始めます。<br />つでにこの小屋の裏手はオスロ市の境界であり、裏手にはアーケルシュースという郡?州?県?になります。<br />マイナーすぎて上手く表現できない。<br /><br />都心部から地下鉄で30分もしないところに、ガッツリ自然が楽しめるところがあるなんていいな。

    頂上は岩盤の上に建てられた休憩所で、ここに寝袋を敷いて一泊します。

    時間は9時半頃。
    5月なので日は沈みかけているが、まだ明るく、これからここでたき火を始めます。
    つでにこの小屋の裏手はオスロ市の境界であり、裏手にはアーケルシュースという郡?州?県?になります。
    マイナーすぎて上手く表現できない。

    都心部から地下鉄で30分もしないところに、ガッツリ自然が楽しめるところがあるなんていいな。

  • 麓のスーパーで購入したもの。<br /><br />近くに水源がないので、飲料水は必須。<br />牛乳は朝ごはんのポーリッジを作るために購入、たき火と言ったら付き物のソーセージも。<br /><br />私はヴィーガンなので、果物が欠かせない。<br /><br />もちろんこの他にも家から持ってきた紅茶やナッツ類、ボランティア活動であまったパンも頂いたので、結構豪華な夕食になった。<br />

    麓のスーパーで購入したもの。

    近くに水源がないので、飲料水は必須。
    牛乳は朝ごはんのポーリッジを作るために購入、たき火と言ったら付き物のソーセージも。

    私はヴィーガンなので、果物が欠かせない。

    もちろんこの他にも家から持ってきた紅茶やナッツ類、ボランティア活動であまったパンも頂いたので、結構豪華な夕食になった。

  • 休憩所の前にはコンクリートで作ったバーベキュー用のグリルがあり、網が稼働式なので、火を起こすのに便利。<br />何度も来ている友人が休憩所に集めておいた薪と紙を使ってマッチで上手に点火。<br /><br />

    休憩所の前にはコンクリートで作ったバーベキュー用のグリルがあり、網が稼働式なので、火を起こすのに便利。
    何度も来ている友人が休憩所に集めておいた薪と紙を使ってマッチで上手に点火。

  • 日が傾き、気温が下がってきたので上着を着る友人。<br />既に11時近く、当たりは暗くなってきた。<br /><br />グリルの上には麓で買ったソーセージとノルウェーの伝統食であるジャガイモ入り薄焼きパンで、ホットドッグのパン替わりに良く食べられるようです。<br />手前の四角いはチーズを巻いた薄焼きパン。<br /><br />ご覧の通り、こんなところでも電波があるのでスマホで写真撮影&SNSに上げています。

    日が傾き、気温が下がってきたので上着を着る友人。
    既に11時近く、当たりは暗くなってきた。

    グリルの上には麓で買ったソーセージとノルウェーの伝統食であるジャガイモ入り薄焼きパンで、ホットドッグのパン替わりに良く食べられるようです。
    手前の四角いはチーズを巻いた薄焼きパン。

    ご覧の通り、こんなところでも電波があるのでスマホで写真撮影&SNSに上げています。

  • 一晩開けて、朝焼けに染まる市街地。<br /><br />12時から3時半くらいまで真っ暗になり、4時頃からゆっくりと日が昇り始めた。<br />5月のノルウェーにしては、気温が高く、ヒートテックから毛糸の帽子まで防寒着をバックパック一杯詰め込んできたのにそこまで寒いことはなかった。<br />

    一晩開けて、朝焼けに染まる市街地。

    12時から3時半くらいまで真っ暗になり、4時頃からゆっくりと日が昇り始めた。
    5月のノルウェーにしては、気温が高く、ヒートテックから毛糸の帽子まで防寒着をバックパック一杯詰め込んできたのにそこまで寒いことはなかった。

  • お日様と伴に行動する友人は5時になる前から朝食を準備。<br /><br />牛乳を沸かしてポーリッジを作ったり、お湯を沸かしてお茶を入れたりとキャンプ慣れしていて頼もしい。<br />ヴィーガンの私はパンとバナナで朝食を摂るが、コーヒーがたまらなく恋しい。

    お日様と伴に行動する友人は5時になる前から朝食を準備。

    牛乳を沸かしてポーリッジを作ったり、お湯を沸かしてお茶を入れたりとキャンプ慣れしていて頼もしい。
    ヴィーガンの私はパンとバナナで朝食を摂るが、コーヒーがたまらなく恋しい。

  • 6時には下山。<br />この日は10時から修道院の庭仕事を手伝う予定があるのと、飲料水が無くなったので、早めに戻ろうということになったのだが、地下鉄の始発までまではまだ少しあるとのことで、遠回りしながら山を下りることになった。<br /><br />広場に出たので一度バックパックを下ろして休憩。<br />この中身はほとんどが寝袋と防寒着、非常食のナッツと空っぽの水筒。<br /><br />適度に湿り、ひんやりとした空気が心地よく、途中で小川も発見したが、その水を汲んで煮沸する時間はなかったので、地下鉄の駅へと急いだ。

    6時には下山。
    この日は10時から修道院の庭仕事を手伝う予定があるのと、飲料水が無くなったので、早めに戻ろうということになったのだが、地下鉄の始発までまではまだ少しあるとのことで、遠回りしながら山を下りることになった。

    広場に出たので一度バックパックを下ろして休憩。
    この中身はほとんどが寝袋と防寒着、非常食のナッツと空っぽの水筒。

    適度に湿り、ひんやりとした空気が心地よく、途中で小川も発見したが、その水を汲んで煮沸する時間はなかったので、地下鉄の駅へと急いだ。

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ノルウェーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ノルウェー最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ノルウェーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP