2019/01/25 - 2019/01/27
1位(同エリア49件中)
mishmishさん
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- 旅行記60冊
- クチコミ52件
- Q&A回答0件
- 198,880アクセス
- フォロワー99人
ブルサに続き、オスマン帝国の古都巡り第2弾。
エディルネには、オスマン帝国を代表する偉大な建築家ミマール・スィナンが設計した、セリミエ・ジャーミィがあります。信者で埋め尽くされた集団礼拝の写真が美しすぎて、いつか行ってみたいと思っていた場所です。
でも、エディルネは、ブルガリア、ギリシャと接する国境の街。空港がないため、イスタンブールから約3時間、バスでの移動となります。
<オスマン帝国の首都について>
1299年に始まったオスマン朝。その首都は、ビザンツ帝国領に侵攻する過程で、まずはブルサに(1326年~)、次にエディルネに(1361,2年~)、最後にイスタンブールに(1453年~)置かれました。エディルネは約90年間、オスマン朝第二の首都として、そして領土征服のための重要拠点としてその機能を果たしてきたのです。
ブルサやエディルネではオスマン朝初期そして発展期のイスラム建築を楽しむことができ、イスタンブールとはまた違った魅力があり、オススメです。
今回の旅のラインナップは以下のとおりです。
*夜のイスタンブールを楽しむ不良主婦
*エディルネへの行き方(by bus)
*可愛い!美味しい!オススメお宿
*名物のジエル(レバー)が美味しい
*エディルネの3大モスク巡り
*お土産紹介(石鹸、クッキー、ワイン)
*エディルネの橋巡り
以上です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【1月25日(金)、1日目】
思いがけず、金曜日の夜からイスタンブールに行くチャンスに恵まれ、それなら土日でエディルネに行っちゃおう、ということに。
夫は用事があって先にイスタンブールに入っているため、途中まで久々の一人旅。久々の夜の外出…!私もすっかり主婦なのね、、、としみじみ。
19時5分にイスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港に到着です。ハワシュ(Havaş)の空港バスでカドゥキョイまで出ます。片道14リラ(約280円)。金曜日ですのでいつもより少し渋滞していて50分かかりました。サビハ ギョクチェン国際空港 (SAW) 空港
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カドゥキョイからは、フェリー(私はいつもTuryolの水上バス)に乗って、エミノニュへ向かいます。
しかも、夜のフェリーは初めて!こんな素敵な夜景が見られるなんてロマンチック。乙女の塔×ボスフォラス大橋のコラボです。
もう21時、、、でもせっかくイスタンブールに来たし、夫と合流する前に何か食べたい!どこか行きたい!またハセキでシリア料理食べたいけど、この時間じゃなぁ~って考えていたら、夫から電話が。
夫「ハセキで待ち合わせよっか」
私「え!いいの!?」
約1か月で、まさかのハセキ再訪です~。乙女の塔 建造物
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フェリーはまずカラキョイで止まって、その後エミノニュへ。
その時に見えた、ガラタ橋とスレイマニエ・ジャーミィ。このモスクも、大建築家ミマール・スィナン(翌日の観光の主役)が手掛けたもの。カラキョイ魚市場 市場
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そして、振り返るとガラタ塔。夜もお美しいです。
夜のフェリー、贅沢ですね。
エミノニュに着いたら、トラム(路面電車)でハセキへ。エミノニュ広場 広場・公園
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ハセキ(Haseki)に着きました。
こんな時間でも、この辺りは賑やかでホッとします。
前回の旅行記で興奮気味に書かせていただきましたが、この辺りはアラブ系のお店が多いのです。
私「私、軽くていいんだよね。他のお店も開拓してみる?」
夫「前回と同じお店で、イチゴジュース飲みたい」
私「え…ジュース目当て…?」
というわけで、前回と同じマフルーセ(Mahrouse)というシリア料理屋さんにやってきました。他のお店を開拓する必要がないくらい、このお店、美味しいです。 -
まずは、お目当てのジュース。
夫はイチゴ、私はパイナップル。濃厚です。
店長「アラビア語?トルコ語?英語?」
私「アラビア語で!」まぁ、注文するくらいの語学力は残ってます笑。
私「私たち、前にシリア人のお友達と一緒に来たんだけど、覚えてる?」
店長「やっぱり、そうだよね!あの席だったよね。」
この店長さんは、知り合いのシリア人に似ていて、懐かしくなります。 -
夜遅いのに、賑やかな店内。
なんと、この日はミュージシャンの方がいます。
目の前の席で食事です。
哀愁漂う、懐かしい音楽。シリアにいた頃、プロじゃなくても、友人達がこうやって音楽を奏でてくれたなぁ…なんて。
男性3人組が時折チップを渡して曲をリクエストしていたのですが、ミュージシャンの方がある曲の中で「フィラスティーン(パレスチナ)」と連呼していたので、男性3人組はパレスチナ人なのだと思います。
途中で「シーン(中国)」と連呼しだしたので、「ん、まさか…」と思ったら。最後に、「すみません、間違えました、ヤーバーン(日本)です」って訂正してました笑。 -
軽くって言ってなかったかしら…?
色々食べたくなって頼みすぎる私。22時過ぎてるのに…。
手前左:ホンムス(ひよこ豆のペースト)
手前中央:タッブーレ(パセリとブルグルのサラダ)
手前右:ヤランジ(葡萄の葉でご飯を包んだもの)
奥:モロヘーヤの煮込み
うん、やっぱりどれも美味しい、レベル高いです。
モロヘーヤはエジプトでは細かく刻んでスープにしますが、シリアでは鶏の出汁で煮込みますので、形が残っています。アラブの国々では、モロヘーヤは乾燥させて料理に使っています。
でも、このお店のモロヘーヤの煮込み、もう少し塩味薄めにしてほしかったです。
お会計は確か全部で98リラ(約1960円)。
「ミュージシャンにもチップを渡していいよ」と夫から別途お金をもらったものの、「これじゃ少ないよ!」と賃上げを要求。これだから、我が家の家計管理は私には任せられないのでしょうね・・・。
無理に食べる必要のなかった22時の食事が、今回の旅で一番高い食事になりました。 -
このレストランの最寄り駅は、実はハセキではなく、ユスフパシャ。
改札を通ったら、長椅子に座っていた男性が「チャイナ!」と。あぁ懐かしい、この感じ。こんな可愛いちょっかいを出してくるのは、間違いなくアラブ人。
シリアに住んでいた時も、道を歩けば「チンチャンチョン!」とちょっかいのオンパレードだったので、私も無視したり、睨んだり、舌打ちしたり。(私も相当大人げない笑)
でも、久々すぎて嬉しくなって、「ジャパンよ!」と言い返す私。喜ぶアラブ人。なんだか良いことした気分。私にも大人の余裕が出てきたのですね。
ホテルはタクシムなので、途中でメトロ(M2)に乗り換えてタクシムに向かいました。 -
メトロですが、金角湾に架かる橋(ハリチ駅)で一度地上に出ます。
ここから見えるガラタ橋とエミノニュの夜景が綺麗でした。金角湾 海岸・海
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ホテルはタクシムのnippon hotelを利用。
怪しいですが、普通のビジネスホテルでした。
もちろん日系のホテルではありませんが、HPを見たら"Inspired by Japanese minimalist design…"と紹介されていました。
偶然深夜2~4時にホテルで断水工事があり、その後水が白く濁ってしまったのが残念でしたが。それ以外は、そこそこ快適で、悪くはないです。ニッポン ホテル ホテル
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【1月26日(土)、2日目】
朝はゆっくりめに起きて、朝食を食べて、この日はエディルネに。
予約したバスは10時発なので、8時半にホテルを出て、タクシム駅からメトロ(M2)に乗り、イェニカプ乗換でオトガル駅(M1)まで行きました。
昨晩と同じように、金角湾に架かる橋から見える、ガラタ塔と旧市街の景色。やっぱりイスタンブール好き…。金角湾 海岸・海
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オトガル(長距離バスターミナル)に着きました。
ここはEsenler Otogar(エセンレル・オトガル)とも言いますし、私達が利用したメトロ・ツーリズムのバスの場合、Bayrampasa(バイラムパシャ)と表示されます。
「こういう所って、なんだか学生時代を思い出すね!」と盛り上がる夫婦。「どこに行くんだ?」といろんなおじさんが話しかけて来ます。これはトルコも同じですね。
排気ガスで空気が悪かったです。 -
各バス会社の窓口は、出発のホームと連結しています。例えば写真は私達が使うメトロ・ツーリズムの窓口ですが、ガラス扉に番号(115~118)が振られているのが分かりますでしょうか。これは、この窓口の裏に、No.115~118の4つのホームがあるということです。
私達のエディルネ行きは115番ホームから出発するという情報を途中でゲットしたので、この窓口で待ち、時間になったら裏の扉からホームに出てバスに乗りました。
ちなみに、メトロ・ツーリズムというバス会社は大手で、英語のHPもあるので、使いやすいです。
www.metroturizm.com.tr
このサイトで時刻表の確認、チケット購入もできますが、予約時にトルコのID番号が必要になりますので、トルコ国外に住む外国人旅行者は難しいと思います。(ネットで調べたところ、ID番号がなくても予約きる旅行サイトもあるようですが、詳細は不明です。)
日程に余裕があれば、前日に(もしくは当日でも)オトガルもしくは市内のバス会社支店でチケットを購入するので問題ないと思います。トルコの祝日や長期休暇は満席の可能性があるので要注意ですが。
私達は事前にメトロHPでチケットを購入しておきました。イスタンブール~エディルネ間、片道50リラ(約1000円)でした。 -
エディルネまでは、バスで約3時間。エディルネのオトガルで、市内行きのミニバスに乗りました。料金は3リラ(約60円)。
ミニバスに乗る時、英語が話せる若い男性(しかもイケメン!)が助けてくれたのですが。どのバスに乗ればいいのか教えてくれた上に、私達を中心部で降ろしてもらえるように運転手さんに話してくれたのです。彼は最初私達の近くに座っていたものの、バスが発車する前に、(まだ空席があるのに、多分これからバスが混むことを想定して)席を立ったのです。紳士な対応にきゅんとしてしまいました。
ミニバスはこの辺りで下車しました。
https://goo.gl/maps/bfDTGbuys1n
写真の建物は、Tarihi Rüstempaşa Kervansarayıというハーン(隊商宿)です。このハーンも実はミマール・スィナンの設計で、1560~61年に建てられたものだそうです。
この前の道が商店街になっており、そこを歩きながらまずはホテルに向かいました。 -
「ほうき作り名人の像」
エディルネのほうき作りは有名だそうです。ほうきのお土産も売っています。 -
エディルネは、ボレキ屋(トルコ風パイ)さんが多かったです。
このお店もなかなか良い雰囲気。細長いナンの中に具が入ったパンが気になりました。 -
あら、エディルネで第一ネコちゃん発見です。ちょっと威嚇気味ですが。
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それと、エディルネに来て驚いたのは、トルコ語だけでなく、ギリシャ語とブルガリア語併記のお店が多いこと。さすが国境の街ですね。
エディルネは、元々トラキア人の街でしたが、紀元前2世紀にローマ帝国によって征服され、ハドリアノポリス(アドリアノープル)と名付けられました。そして、ビザンツ帝国時代はコンスタンティノープルに次ぐ第二の都市として、オスマン朝時代は前述のとおり約90年間首都として栄えました。
19世紀以降は、露土戦争、バルカン戦争で戦火にさらされましたが、ブルガリア人もギリシャ人もその数を減らし、最終的にエディルネはトルコ共和国の街となりました。 -
活気ある魚屋さん発見です。
魚市場通り(Balık Pazarı Caddesi)を通って、、、 -
この日のお宿に到着です。
築110年のオスマン風の家屋を、本来の姿を残したまま改装したブティックホテル。かなりオススメです。またここに泊まりに来たいと思えるホテルは久々でした。
Hotel Edirne Osmanlı Evleri
https://goo.gl/maps/oHttPk4arUz
http://www.edirneosmanlievleri.com/en/index.html -
まず入るとフロントがあります。
歴史が感じられる調度品にうっとりです。古臭さは一切ありません。愛着を持って手入れされているのが分かります。
そしてこのホテルの何よりの魅力はスタッフの方々。皆さん、素朴で優しいです。多分英語はそんなに話せないんじゃないかと思いますが、ホテルと観光の案内が英語で書かれた紙をチェックイン時にもらえますので、外国人の受け入れ態勢にも力を入れています。 -
お部屋はこんな感じ。とても可愛いです。清掃も良く行き届いていて、快適です。
冷蔵庫、ポット、ミネラルウォーター、紅茶・コーヒーもあります。
暖房はセントラルヒーティングではなく、エアコンですので、就寝時の乾燥対策は必要です。
このホテルは、カーペットがすごく素敵なんです。特に、この写真の花柄のカーペット。どこ産なのでしょう。すっかり気に入ってしまいました。余っていたら買い取りたいくらいです…! -
お風呂はこんな感じ。タイルが使われていて、可愛いですよね。
水圧もばっちりです。 -
このホテルの内装は、こだわりが感じられて、すごく良いです。
このカーペット、やっぱり欲しい~。
ホテルのスタッフさんに、オススメのジエル(レバー)屋さんを聞いたら、二つ教えていただけました。
*ジエル(レバー)屋さん
Ciğerci Niyazi Usta
https://goo.gl/maps/PuzziFXSqzj
http://www.cigerciniyaziusta.com.tr/tr/
*キョフテ(ハンバーグ)屋さん
Kofteci Osman
https://goo.gl/maps/Sc4TgEFXwJJ2
何店舗かあります。 -
エディルネ名物のジエル(レバー)は外せないよね!ということで、まずはオススメのジエル屋さんに。
エディルネの旧市街は、そこら中にオスマン風の家屋が残っていて、街歩きが楽しいです。オスマン風というのは、簡単に言うと、2階以上が出窓になっているのが大きな特徴だと思います。
綺麗に修復されているところもあれば、そのまま放置されているところもあります。個人的には出窓が崩れ落ちるんじゃないか?と心配になるような木造建築が好みです。トルコにおける修復作業を見ていて思うのは、新品のように綺麗にしすぎないでほしいということですかね。。。 -
エディルネ名物のジエル屋さんに来ました。
地元の家族連れで、とても賑わっています。さすが地元民情報。
Ciğerci Niyazi Usta
https://goo.gl/maps/PuzziFXSqzj
http://www.cigerciniyaziusta.com.tr/tr/
もちろん、お目当ては、、、 -
ジエル(レバー)です!実は、初挑戦。
皆さん同じメニューを頼みます。
具体的には、タワ・ジエル(Tava Ciğeri)、レバーの唐揚げです。
子牛のレバーだそうです。びっくりしたのは、臭みがなく、すごく柔らかいということ。
私は、レバニラのような火を通した固いレバーは苦手で、焼き鳥の柔らかいレバーが好きなのですが、このレバーはだいぶ抵抗感なく食べられました。
それに、レバー単体ではなく、生の玉ねぎやトマト、唐辛子のオイル漬け(写真左奥)、唐辛子のソースと一緒に食べるとすごく美味しいです。私が気にいったのは、レバーと生の玉ねぎの組み合わせ。
それに、このサラダが、ドライフルーツが色々のっていて、すごく美味しかったです。
会計は60リラ(約1200円)。 -
エディルネは、乾燥させた唐辛子も名物です。
辛い物好きの私でもちょっとずつしか食べられませんが、この唐辛子がレバーによく合います。 -
昼食後は、観光です!まずは、レストランを出てすぐ右にある、アリ・パシャ市場へ。
1561年完成。宰相セミズ・アリ・パシャの命でミマール・スィナンが設計した市場です。茶色と白のストライプのアーチが特徴的。主に日用品を扱う市場ですが、お土産もあります。アリ パシャ市場 市場
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アリパシャ市場を出たところに、チューリップのモニュメント。
チューリップの原産国はトルコ。モスクの絨毯やタイル、マーブルアートや書道など、様々なところでモチーフとして使われる特別なお花です。
エディルネでもチューリップは特別。
これから見学するセリミエ・ジャーミィの丘には、かつてチューリップ畑があったそうです。ミマール・スィナンにとっては、自分の理想とするモスクを建設するために入念に選んだ土地。でも、チューリップ畑の地主は土地の買収になかなか応じず・・・。
このストーリーの続きは後程出てきます。 -
セリミエ・ジャーミィが見えてきました。
4本のミナレット(尖塔)が天を突きさすように高く伸びています。
手前の銅像が、オスマン帝国を代表する偉大な建築家ミマール・スィナンです。
<ミマール・スィナンについて>
本名は、スィナン・ビン・アブドゥルメンナン。ミマールは「建築家」の意です。カイセリ近くの村でキリスト教徒のギリシャ人の家庭に生まれました。デウシルメ(オスマン帝国によるキリスト教徒の徴兵)で徴兵され、イェニチェリに入隊。従軍中に各地の名建築に触れる中で、建築に関する知識を身に着けていったとされています。
1538年に宮廷建築主任に任命され、1588年に死去するまでの50年間、つまりスレイマン1世、セリム2世、ムラト3世(第10~12代目)の時代に渡って、477件もの建築に携わりました。16世紀後半は、オスマン帝国が政治的、軍事的、経済的に最も豊かであった時代。ミマール・スィナンを中心に数多くの名建築が生み出されたこの時代の建築は、「オスマン朝古典期の建築」と呼ばれるそうです。
参考文献
飯島英夫『トルコ・イスラム建築』セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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ミマール・スィナンがこのモスクを設計したのは、なんと80歳の頃。
イスタンブールで、幾つもの大モスクを手掛けた後、それでもやはり「アヤソフィアを超えるドームを造りたい!」と晩年のミマール・スィナンが挑んだのがセミリエ・ジャーミィです。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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セリミエ・ジャーミィには、アラスタ市場から入ります。
モスク見学後にここでお買い物をしたいと思います。セリミエ ジャーミィと関連複合施設 建造物
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アラスタ市場の中央にある階段を上ると、セリミエ・ジャーミィに出ます。
セリム2世の命で1568~75年に建設されたモスク。
ミマール・スィナンの最高傑作です。2011年に「セリミエ・ジャーミィと関連複合施設」として世界遺産に登録されました。
やぱり4本のミナレット(尖塔)が細くて、美しいです。71mもあるそうです。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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中に入ってみましょう。
まずは中庭。中央の泉で、身を清めている方々がいます。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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礼拝の時間ではなかったので、観光客(ほとんどトルコ人)で賑わっていました。
入り口は男女共通です。脱いだ靴は、中の下駄箱に。女性用のスカーフやマントも中に入ってすぐのところにありました。
中に入って、まず驚くのが、、、セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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この大きなドーム。
トルコのイスラーム建築に最も影響を及ぼしたとされるのが、ビザンツ建築の傑作アヤソフィアですが、アヤソフィアのドームを僅かに超える約31.5mのドームを実現したのが、このセリミエ・ジャーミィでした。
スケールが大きすぎて、私のカメラと技術では、全然伝わりませんね。。。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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その巨大なドームを支える8本の柱。壁近くに配置されているので、遮るものがなく、空間がとても広く感じられます。
信者で埋め尽くされた集団礼拝の写真が、とても美しく感じられるのは、この広い空間がもたらす一体感なのではないかと思います。
水平に広がるランプの環も、トルコらしくて好きです。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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それにしても、窓が多いですね。幾つあるのでしょうか。
晴れている日は、もっと明るい光が差し込むのでしょうね。この日は曇りだったので、どのモスクに行っても薄暗かったです。
ドームの装飾が、本当に美しいです。でも、綺麗に修復され過ぎてしまっている気がするのは気のせい・・・?セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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前方には、ミフラーブ(メッカの方向を示す壁の窪み)とミンベル(説教壇)。
写真には写っていませんが、ミフラーブ周辺の壁がイズニックのタイルで装飾されていて、とても美しかったです。もっと近くで見たかったのですが、前方は礼拝者専用で、お祈りをしている方がいたので、断念。
前方の空間は修復され過ぎていなくて、好きです。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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モスクの中央には、ムアッズィン(礼拝の呼びかけであるアザーンをする人)のマフフィル(台のようなもの)があるのですが、この装飾もすごく綺麗でした。
台の上には、ムアッズィン用のマイクや扇風機などが置かれていて、ここだけ生活感があります笑。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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このマフフィルの天井部分の装飾もすごく好みです。
そして!ここには見逃してはいけない、あるものが。(実は、すっかり忘れていて、最後にもう一度セリミエ・ジャーミィに戻って見たのですが笑)セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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その「あるもの」とは、マフフィルの柱の部分です。
セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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逆さに刻まれたチューリップ(Ters Lale)です。
セリミエ・ジャーミィが立つ丘には、かつてチューリップ畑がありました。ミマール・スィナンにとっては、自分の理想とするモスクを建設するために入念に選んだ土地。でも、チューリップ畑の地主は土地の買収になかなか応じず、スィナン側を困らせました。
しかし、最終的には、モスクの内部にチューリップを描くことを条件に、地主は土地を売ることに同意しました。
そのため、このモスクには、101ものチューリップが描かれているそうですが、中でも一番有名なのがこの逆さチューリップ。スィナンがこのチューリップを逆さにしたのは、地主のひねくれた性格を表すためとか。。。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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モスクの左前方の隅にあるのは、ヒュンカル・マフフィル。スルタン用のお祈りスペースです。2階部分に上がることはできませんが、タイル装飾が素晴らしいそうです。
セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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植物模様とアラビア語のカリグラフィーが作り出す美しい装飾。
窓の下に描かれているチューリップやパンジーなどの花が可愛いです。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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最後に、絨毯チェック。
ここの絨毯は本当に可愛いと思います。ちゃんとチューリップも描かれていますね。
なお、ミマール・スィナン設計の(とされる)大モスクは以下のとおり。
*シェフザーデ・ジャーミィ
*スレイマニエ・ジャーミィ
*ミフリマー・スルタン・ジャーミィ
*スィナン・パシャ・ジャーミィ
*カラ・アフメット・パシャ・ジャーミィ
*ソコルル・ジャーミィ
*リュステム・パシャ・ジャーミィ
*セリミエ・ジャーミィ
*ピヤーレ・パシャ・ジャーミィ
参考文献
飯島英夫『トルコ・イスラム建築』
スィナン先生のモスク巡りも楽しいかもしれませんね。セリミエ ジャーミィ 寺院・教会
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セリミエ・ジャーミィの中には、メドレセ(神学校)の建物を使った博物館もあります。
興味深いものが色々展示されていますが、地味に気になったのが、このアンティーク時計。いわゆるインド数字×ヨーロピアンな花の装飾のコラボが可愛いです。セリミエ ジャーミィと関連複合施設 建造物
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セリミエ・ジャーミィ付属のアラスタ市場でお土産を物色です。
まず入ったのがこちら。
Renk Mis Sabun
http://www.renkmissabun.com/
お店の方が親切で、英語で商品の説明をしてもらえます。値段も良心的でオススメです。もうすぐネット販売も始めるそうです。 -
ここは、エディルネ名物のフルーツ石鹸を扱うお店。カラフルで可愛いです。
贈り物として購入する人が多いそうです。実際には石鹸としてではなく、芳香剤や飾りとして使います。 -
ナチュラルな手作り石鹸もたくさん扱っています。こちらもエディルネ産だそうです。
カタツムリの石鹸が人気だそうで。6年前の韓国旅行で買ったカタツムリパックが良かったな~なんて思い出して、1つ購入しました。まだ使っていませんが。
このお店でなぜか夫がクマの形をしたバスケットを買っていました。謎・・・。 -
続いては、アラスタ市場内のお菓子屋さんへ。
エディルネはアーモンド系のお菓子も名物で、私達のお目当てはアーモンドクッキー(Bademli Kurabiye)。
Keçecizade
https://www.kececizade.com/
市内にたくさんお店があります。Keçecizadeの他に、ArslanzadeとOsmanlı Şehzadeが三大ブランドといった感じです。 -
食べかけですみません。
スノーボールのような触感の、月の形をしたクッキーです。ギリシャ発祥のお菓子だそうです。
これは私達夫婦の中でもかなりヒット商品。もっとたくさんお土産に買っていけば良かったと思いました。
私がこのお店の袋に別のものを入れて持ち歩いていたら、とてもグルメなトルコ人の知り合いが、このお店を知っていて、「食べたい!」と興奮してらっしゃったので、やっぱりもっと買っておけば良かったとその時も後悔・・・。
私が住んでいる街には、支店がないので。ネット注文しちゃおうかしらって思う今日この頃です。エディルネに行かれたら、オススメのお土産です。 -
続いては、エスキ・ジャーミィ。
実は、今回の旅の目的であるセリミエ・ジャーミィを差し置いて、一番気に入ったのがこのモスクです。
エスキは古いの意。ブルサのウル・ジャーミィ(1400年完成)の影響を強く受けています。外観を見てもわかるように、多ドーム式のモスクです。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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入り口の両側にあるアラビア語書道が目立ちます。
左がムハンマド、右がアッラーです。
ここで、また付け焼き刃な歴史の話を~。
1361年頃にエディルネ(旧アドリアノープル)を征服し、バルカン半島に領土を拡大したのが第3代目スルタンのムラト1世。その勢いで第4代目バヤズィト1世もアナトリアに侵攻し、次々に軍事的成功を収めていきましたが、1402年のアンカラの戦いでティムール朝に敗北。捕虜となり憤死すると、5人の息子達による後継者問題が発生し、オスマン朝は分裂状態になりました。そして約10年の空位状態を経て、1413年に即位したのが第5代目メフメト1世。オスマン朝の再建に乗り出しました。
そんな時代に、バヤズィト1世の息子で、エディルネを拠点にしたスレイマンが1403年に建設を開始し、1414年に兄弟で次期スルタンとなったメフメト1世が完成させたモスクがエスキ・ジャーミィです。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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ちょうど16時頃のアスルのお祈りと時間が被り、信者が続々と集まってきましたので、約30分後に出直すことにしました。
ちょうどモスクの中にいるときにアザーンが流れ始めたのですが、始まりと終わりにFAXのような電子音が聞こえたので笑、きっとこの時のアザーンは録音だったのかなと思います。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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このモスクは、4本の太い柱と、9つのドームが特徴的です。太い柱によって、全体への見通しが悪いので、空間の一体感はそこまで強くありません。
エスキ・ジャーミィとセリミエ・ジャーミィを比べると分かるように、オスマン朝時代のモスク建築は、巨大なドームで空間の一体感を重視したものに徐々に変化していきました。イスタンブールで見る有名なモスクはその多くが大きなドームが特徴的だと思います。それがトルコの美しいモスクの完成形なのだと思いますが、建築の知識がない私には、どれも同じに見えてしまうんですよね。。。
だからこそ、ブルサにあるウル・ジャーミィやエディルネのエスキ・ジャーミィは、オスマン朝初期のモスク建築として、様式が興味深いですし、飽きない魅力があると思います。
モスク建築がお好きな方には、ブルサとエディルネはぜひ訪れて欲しいと思います。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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エスキ・ジャーミィは、ブルサのウル・ジャーミィと同様、アラビア語書道(カリグラフィー)がとても見事です。
ここでも、アラビア文字の「ワーウ」(ひらがなの「の」を右に90度回転したような文字)がたくさんありますね。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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左前方の隅にあるマフフィルは、スルタン用のお祈りスペースということですね、きっと。
その左のカリグラフィーが、「ビスミッラーヒル ラハマーニル ラヒーム」、「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において」です。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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モスク中央にあるマフフィルと螺旋階段が素敵。2階は子供達の遊び場になってました。時々警備の人に注意されてましたが。
エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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前方のミフラーブ(メッカの方向を示す壁の窪み)とミンベル(説教壇)。
エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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このミンベル(説教壇)の装飾と色合いもすごく好みです。オレンジと緑って、珍しいと思います。
エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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ミフラーブとミンベルの間で、セルフィーを撮っている女性が多くいたので、神聖な場所でインスタ映えなんて不謹慎な、と思ったのですが笑、近づいてみたら壁に美しい装飾がありました。
これは何でしょう?
トルコ語の説明があるのですが、私のトルコ語力では良く分からず。。。
どうやら、透明なケースで覆われた黒い石は、メッカのカーバ神殿の石で、”Rukn-u Yemani”と呼ばれるそうです。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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左端のカリグラフィーは、アッラー(黒字)とムハンマド(黒の縁取り)が重なっていて、珍しい気がします。なんだか現代的。
真ん中は、アッラーは唯一なり、でしょうか。「ワーウ」の文字が強調されています。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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ここからは、私が勝手に選んだ柱のカリグラフィーコレクション。どれも、もはや芸術的すぎて、私の少ない知識では読めません・・・。そもそも装飾としてのカリグラフィーですしね。
そういえば、ブルサのウル・ジャーミィを訪れた時、そこで偶然会った校長先生が「左右対称のカリグラフィーはオスマン様式」とか言ってました。気になっているものの、いまだに真偽を確かめられていません。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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柱のカリグラフィーで特に注目すべきは、下の黒地のカリグラフィーだと個人的には思います。
というのも、この写真の黒地のカリグラフィー、モスクの形に見えません?芸術的です。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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上のカリグラフィーは、「スブハーナ」で、(神に)讃えあれという意味。
エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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これは、「アブー・バクル」です。他にも「ウマル」や「ウスマーン」など正統カリフの名前のカリグラフィーがありました。
下の黒地の書道も、芸術的。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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ドームも修復されすぎてなくて好みです。装飾がすごく細かいです!
しましまのアーチが、コルドバのメスキータを思い起こさせます。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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入り口のお花模様も可愛いです。
私がトルコで一番好きなモスクは、今のところブルサのウル・ジャーミィなのですが、同じ流れをくむこのエスキ・ジャーミィもかなり好みです。イスタンブールの観光地で見るモスクとは、また違う独特な魅力があります。エスキ ジャーミィ 寺院・教会
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これは、エスキ・ジャーミィの斜め向かいにある、エディルネ市の歴史的な建物、たぶん。中に入って見学することができます。
赤い絨毯が敷かれた素敵な階段や、建国の父アタテュルクの部屋があります。 -
続いては、ウチュ・シェレフェリ・ジャーミィ。
エディルネがオスマン朝の首都になってからしばらくは、ブルサが宗教と文化の中心でしたが、エディルネにおけるイスラム教徒の人口が増えたため、第6代目ムラト2世が集団礼拝のための巨大なモスクとして1437年に建設を開始し、1447年に完成させたのが、このモスク。
写真では見えないのですが、4本のミナレット(尖塔)があります。本来アザーンを流すためのミナレットですから1本で十分ですが、2本以上は装飾と権威付けのため。4本のミナレットを建てたモスクは、ウチュ・シェレフェリ・ジャーミィが初だそうです。
4本のミナレットのうち、3つはバルコニーがついているので、ウチュ(3つの)シェレフェリ(バルコニー付きの)ジャーミィ(モスク)と言います。
特に写真奥のミナレットが、ねじれていて特徴的。色の違う石を積み上げる装飾には、シリアやエジプトの影響が見られるそうです。
参考文献
飯島英夫『トルコ・イスラム建築』ユチュ シェレフェリ ジャーミィ 寺院・教会
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設計したのは、ミマール・スィナンの師、ミュスリヒッディン・アーというお方。
ユチュ シェレフェリ ジャーミィ 寺院・教会
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このモスクは、オスマン朝建築の歴史上、転換点となる建築。
なぜなら、ドームの大きさが直径24.1mと、今までのモスクのドームに比べて、飛躍的に大きくなったのです。
しかし、このモスクは強度の面で問題があったようで、所々補強されているのが写真でも分かりますでしょうか。
このモスクは、あまり光が入らず、じっくり見学していると足から徐々に底冷えしました。ユチュ シェレフェリ ジャーミィ 寺院・教会
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ミフラーブ(メッカの方向を示す壁の窪み)とミンベル(説教壇)がある前方の壁の装飾が断トツで可愛いです。ドレスにしたくなるような美しい色合いです。
ユチュ シェレフェリ ジャーミィ 寺院・教会
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ドームとドームの間の細部にまで、こだわりが。
今回の旅で3つのモスクを見学しましたが、建設されたのは、①エスキ・ジャーミィ、②ウチュ・シェレフェリ・ジャーミィ、③セリミエ・ジャーミィの順番です。
この3つのモスクだけでも、トルコのモスク建築の変遷をたどることができる気がします。
この日の観光はこれでおしまい。ユチュ シェレフェリ ジャーミィ 寺院・教会
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ホテルに向かって歩いていたら、むむ!行列発見です。
よく見ると、ジエル(レバー)屋さんです。きっと有名店なのでしょうね。気になりますが、昼も夜もレバーというわけにはいきませんので。次来るときのお楽しみに。
AYDIN CİĞER
http://www.aydintavaciger.com/
https://goo.gl/maps/ayTBcbTUqxT2アイドゥン タワ ジエル 地元の料理
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続いて、あら、ワイン屋さんですか!
Arda Bağcılık -
なんと、エディルネ産ワインなんてあるんですね。
しかも鳩が描かれているこのワイン、スーパーで見たことあります。
というわけで、初めて見るDokuz Sekizというワインのハーフボトル(15リラ、300円)を購入してホテルで飲むことにしました。おつまみはスーパーで買ったチョコ。
ホテルのスタッフさんがイスラム教徒かどうか分からない状況の中で、「ワインオープナーを貸して」と聞くなんて、私のポリシーに反する!と思ったものの、(飲みたいのを我慢できなくて)失礼を承知で聞いてみたら普通に貸してもらえました。
お味は、普通に美味しいですが、渋みが強めで全部は飲めませんでした。 -
夫には、Hardaliyeという葡萄ジュースを購入。
でも、甘いジュースだと思って飲んだら、お酢の風味が感じられる、微妙な飲み物でした。Hardalってそもそもマスタードのことですもんね。 -
市長のポスターが、トルコ語だけじゃなくて、ギリシャ語やブルガリア語でそれぞれあってびっくり。さすが国境の街です。
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夜ご飯は、ホテルの方オススメのもう一つのお店へ。
キョフテ(ハンバーグ)をいただきました。写真は普通のキョフテですが、チーズ入りのキョフテがすごく美味しかったです。
Kofteci Osman
https://goo.gl/maps/Sc4TgEFXwJJ2 -
夜ご飯の後は、セリミエ・ジャーミィのライトアップを拝んで、この日は終了です。
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【1月27日(日)、3日目】
朝ご飯は、暖炉のある空間で、カフヴァルトゥ(トルコの朝食)をいただきます。 -
ここのカフヴァルトゥ、感動的な美味しさでした。この朝食を食べるために、またこのホテルに泊まりたいくらいです。
私達のトルコ化が進んでいるのか。それとも朝食が特別に美味しいのか。冷静に判断できないのですが…、とにかくどれも素材が美味しかったです。ほぼ完食したのは初めてかもしれません。
目玉焼きが半熟(ほぼ生)なのも嬉しいですし、カイマックも、蜂蜜も、ジャム、オリーブも美味しい。普段は苦手な白チーズが塩っけがなくてすごく食べやすかったことに感動しました。
トルコに来て1年半、まさかこんなにカフヴァルトゥが好きになるとは思っていませんでした。どこまで被れやすいんだ、私。。。 -
午前中は観光する時間があったので、ギリシャ国境に近いメリチ橋まで歩くことに。途中、シナゴーグがありました。中を見学したかったのですが、開いていませんでした。残念。
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さて、メリチ川に向かったのは、橋を見るため。
まずは、メリチ川の手前にあるトゥンジャ川に架かるトゥンジャ橋。私は次に見るメリチ橋より、このトゥンジャ橋の方が気にいりました。水面に映る模様がひし形と円を形作っていて可愛いです。 -
薄暗いですけど、この景色綺麗だなと思いました。勝手な印象ですが、東欧っぽいです。
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続いて、メリチ川に架かるメリチ橋。263メートルもあります。元々ミマール・スィナンの設計とされていますが、現在のものは1847年に再建されたもののようです。
この辺りはカフェが幾つかあるので、夏は良い感じに賑わうと思います。
エディルネには幾つも橋があり、他にもミマール・スィナンの設計のものがあるようですので、橋巡りをしても楽しいと思います。
ここからギリシャ国境へは約5キロです。 -
少し時間がありますので、商店街をぶらぶら。その後、ホテルで荷物をピックアップしてバスターミナルへ向かいました。
写真は、文房具屋の看板猫×野良ちゃん。 -
街中からミニバス(確か3B?)に乗って、バスターミナル(オトガル)へ行きました。
13時発、行きと同様メトロ・ツーリズムのバスで、イスタンブールのオトガルに戻りました。帰りもやはり約3時間の旅。
イスタンブールのオトガルに着いた時、同じバスに乗っていた知らないおじさんが、「一緒に行こう」と地下鉄の駅まで連れていってくれました。エディルネから出てきたおじさんより、私達の方が詳しいんじゃないかって一瞬思いましたが(失礼…笑)、人に聞きながら地下鉄の駅まで連れて行ってくれたおじさんの優しさに感謝。こうしたお節介なくらいの優しさに、私達は日々救われているのだと、つくづく思います。 -
イスタンブールに着いたら、まずタクシムに寄ることに。というのも、夫がタクシムでイエメン料理のお店を見つけたと言うのです。
行ってみたら、ホテルのレストランでした。たぶんアラブ人御用達のホテル。電光掲示板もアラビア語のみ。夫はこれを見て、イエメン料理のマンディーがあると分かったようで。日本人が来たので、お店の人もびっくりだったでしょうね。
正直全然お腹が空いていなかったのですが、せっかくイスタンブールに来たのだから、普段食べれないものを食べとかなきゃ!という心理が働くようで、頑張って食べました。 -
左がマンディー、右がムタッバル(ナスのペースト)。
普通に美味しかったですが、マンディーはもっと本格的なのを想像していたので、ちょっと残念。イスタンブールには、評判の良いイエメン料理屋が他にあるようなので(リサーチ済み)、次はそちらに行きたいと思います。
この後、夫はタクシム広場で濡れバーガーとドネルサンドも食べてました。。。 -
そろそろ帰る時間です。カラキョイからフェリー(Turyolの水上バス)に乗って、カドゥキョイへ。そこからハワシュのバスでサビハギョクチェン空港へ向かいます。
カラキョイ魚市場 市場
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この日は結構寒かったので、チャイを注文して正解。
チャイを飲みながら、綺麗な景色を眺めながら、人間観察。 -
ボスフォラス大橋もライトアップされて、ロマンチック。やっぱりイスタンブールのフェリーの旅は格別です。
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あら、お隣さんもロマンチックな雰囲気。
帰りのフライトは21:35発。目一杯週末を楽しむことができました。
オスマン帝国の古都巡りは、これにて終了です。このシリーズ、やっぱりオススメです。モスク建築好きの方は、ぜひイスタンブールだけではなく、ブルサ、エディルネにもお立ち寄りいただきたいです。
次の旅行記はオスマン朝時代の古い街並みが残るサフランボルの旅になる予定です。というわけで、オスマン朝シリーズ、もう少し続きます♪
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (11)
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- のこちゃんさん 2019/03/02 13:01:17
- エディルネ素敵ですね!
- mishmishさん、はじめまして。
セリミエ・ジャーミィの素晴らしい装飾に見とれてしまいました!
確かに、修復されすぎ?かもしれませんが。
落ち着いた色のせいでしょうか、古いものを無理やり新しくしたような
いやな感じはしませんね。
そしてエスキ・ジャーミィの方はカリグラフィーに魅かれました。
私は見た目で単純にいいなぁーと思ってしまうんですが。
mishmishさんのように意味が分かって鑑賞できたら、さらに楽しめる
でしょうね。
トルコは20年前に3週間ほど旅行しましたが。
mishmishさんの旅行記で、もっとたくさん魅力的なところがあるなぁ、
また行きたいなーと思ってます。
他の旅行記もゆっくり拝見させていただきますね♪
のこちゃん
- mishmishさん からの返信 2019/03/04 23:24:54
- RE: エディルネ素敵ですね!
- のこちゃんさん、はじめまして。
エディルネの旅行記、読んでくださり、またコメントまでくださりありがとうございます!
エディルネは、モスク好きにはたまりません^^のこちゃんさんも、きっとお好きでいらっしゃいますね。セリミエ・ジャーミィは、綺麗にしすぎちゃってる?って部分もありましたが、のこちゃんさんの仰るとおり、色が落ち着いてますし、装飾が繊細すぎて、その美しさに溜息が出てしまいました。修復されているとしても、それを修復できる技術があるってことですもんね。ほんとすごいです。
エスキ・ジャーミィのカリグラフィー、かっこいいですよね。私は(大して知識がないのに)無理して読もうとしちゃいますが、本来は装飾の一種ですので、その美しさを楽しむので十分だと思います^^日本では、アラビア書道が習える教室が幾つもあって、私も昔通ったことがあるのですが、アラビア語が分からなくてもその文字の美しさに惹かれて習いに来られる生徒さんが多かったです。
のこちゃんさんも、トルコを旅行されたことがあるのですね。しかも3週間も!きっと、私より色々なところに行かれて、今とはまた違うトルコの姿をご存知なのだと思います。またぜひいらしてくださいね!
実は、今週末キプロスを旅行する予定で、どこに行こうか悩んでいたところ、のこちゃんさんの旅行記にたどり着き、すごく参考させていただきました。同じく弾丸ですが、がんばってきます〜
これからも、時々のこちゃんさんのページお邪魔させていただきますね^^
mishmishより
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- senda3さん 2019/02/19 15:43:08
- いいですねえ
- 私も次回イスタンブールを訪れる機会があれば、エディルネに足を伸ばそうかと。
それにしても、60リラ=1,200円は、リラ大暴落ですねえ。
私が少し前に行った時は、60リラ=3,000円でした。(@_@)
- mishmishさん からの返信 2019/02/23 18:52:58
- RE: いいですねえ
- senda3さん、こんにちは。
エディルネ旅行記を読んでくださり、ありがとうございます!オスマン朝時代のモスク、市場、家屋・・・と見どころがたくさんありますので、オススメです。
senda3さんは、登山がご趣味でいらっしゃるんですね。トルコも自然豊かで、(私は詳しくないのですが)登山、ハイキング等楽しむことができますので、ぜひトルコに遊びにいらしてくださいね。
私がトルコに来た1年半前ですらすでに1TL=30円で、そこから1TL=20円に暴落してしまいました。それに伴い日用品の便乗値上げも甚だしく笑。でも、海外からトルコに旅行でいらっしゃる分にはとてもお得感があると思いますので、ぜひ。
senda3さんの旅行記、時々訪問させていただきます◎
mishmishより
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- スイカさん 2019/02/19 10:44:14
- チャンリンシャン
- こんにちは、mishmish さん
この辺りの雰囲気とてもいいですね。行ってみたいです。
アザーンってやっぱり生放送だったんだ。
一日中何度も流れるから録音だと思っていたんですが、どこかで聞いた時に、咳をするアザーンがあったから生じゃないかと思ってました。
nippon hotel どんなのか気になりますね。なんとなく想像はできますが。。
中国のはひどいですよ。日式と言うのですが、床に直置きベッド、壁に意味不明な文字や漫画や居酒屋のメニューみたいのや旗、のれんなどがあるだけです(ちゃんとした日式ホテルもあるかもしれませんが)。
スイカ
- mishmishさん からの返信 2019/02/21 06:21:23
- RE: チャンリンシャン
- スイカさん、こんにちは。
エディルネ旅行記、読んでくださりありがとうございます!
アザーンが生放送かどうか、私もよく分からなくて。いまだに謎です。アラブの国にいた時は、録音を使ってるモスクも結構あるな〜なんて印象でした笑。でも、生放送が基本なんですかね。トルコはどうなんでしょう。気になるので、知り合いに聞いてみなきゃと思います。
nippon hotel、普通のビジネスホテルでした〜。もちろん日系企業が絡んでいるわけでもなく。ホテル内の施設にSakuraルームみたいな感じで日本っぽい名前がついていましたが。
中国には「日式ホテル」なんて言うジャンルがあるんですか!?ある意味楽しそうです笑。でも、床にベッドを直置きは嫌ですね。
ちなみに!チャンリンシャンとは何ですか!?中国語ですか?ググったら、若かりし頃の薬師丸ひろ子のCM(ちゃんとリンスしてくれるシャンプーです)が唯一ヒットしましたが〜。たぶん違います・・・?
mishmishより
- スイカさん からの返信 2019/02/21 07:01:47
- Re: チャンリンシャン
- そうですよ。もちろん薬師丸ひろ子です。まさか知らなかった!?
そうか。。。世代ですねえ(^_^)
いつか訪れて「チンチャンチョン!」とからかわれたら、「それはチャンとシャンプーとリンスしなきゃダメだぞ!」って意味だぞって教えてあげようと思ってタイトルにしたんですけど、難解すぎました。
アザーンの件、国家機密かも知れないし、謎のままの方がいいかもしれません。
ちなみに、変面は中国国家機密ですよ。
注)変面: 覆面を次々と変える演技。最大の技は、最後に素顔を晒した後に再び一瞬で覆面姿に戻るところ。
youtubeにあると思います。
国家機密の暴露は厳罰に処されますよー(^_^)
スイカ
スイカ
- mishmishさん からの返信 2019/02/26 06:23:35
- RE: Re: チャンリンシャン
- スイカさん、ちょっと難解でした^^;もちろん生まれてましたが、私はどちらかというと「リンスのいらないメリット」世代なので・・・って若いアピールになってるのかなっていないのか・・・。
トルコ人は紳士的なので、残念ながら「チンチャンチョン!」って言ってこないんですよね。アラブの国に再上陸したら、ぜひ試してみようかと。(Maさんに呆れられてしまいそうですが笑)
変面って国家機密なんですか。なんてスリリングな響きでしょう。でも国家機密と言われると、カラクリが気になって仕方ありません。youtubeでじっくり見てみましたが、ほんとお見事ですよね。そして変面師の方々の素顔が素敵です。
トルコのアザーンについて、知り合いに聞いてみたら、「もちろん生だよ。今はスピーカーを使ってるからミナレットに登る必要はない。」との模範解答をいただきまして。もっと詳細をと思いましたが、スイカさんの仰るとおりトルコの重要な国家機密かもしれませんので、これ以上はやめておきました笑。
mishmishより
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- gamzeさん 2019/02/18 23:11:23
- エスキジャーミーに一目惚れ
- mishmishさん、こちらにもお邪魔します。
エディルネ旅行記、楽しく拝見しました!
エディルネ旧市街やエスキジャーミー、とても素敵ですねー!煌びやかなモスクもいいですが、エスキジャーミーの建築様式にも非常に惹かれます。
まだ20代前半だったか、ひとりでふらっとエディルネを訪れたことがあります。しかし、その時は地元の見知らぬトルコ人男性に付きまとわれ、あちこちで待ち伏せされ、しまいには恐怖を感じて逃げるようにイスタンブールに戻るハメに…。
セリミエの巨大さだけは記憶にありますが、町の記憶が皆無なので、改めてエディルネの良さを発見。リベンジでいつかまた訪れたいなと思いました!
シナンの建築を巡る旅もいいですね。夢枕獏さんの『シナン』は読まれましたか?日本人がオスマン帝国の建築家の生涯を描くなんてどんだけマニアックなんだ!と思いますが、時代背景がわかりやすくてオススメですよ。
ホテルも素敵ですが、また朝食の美味しそうなこと!トルコでも最近は美味しい朝食のつくホテル探しは大変ですが、こちらは文句なしに美味しそう。きれいな目玉焼きにこんがりスジュック。カイマックに蜂蜜……。魅惑的すぎます。Afiyet olsun!
サフランボル旅行記も楽しみにしていますね!
- mishmishさん からの返信 2019/02/21 05:56:57
- RE: エスキジャーミーに一目惚れ
- gamzeさん、エディルネ旅行記も読んでくださり、またメッセージもくださりありがとうございます!
エディルネ、とても魅力的な街でした。わざわざアンカラから行った甲斐がありました笑。エスキ・ジャーミィは本当に良かったです。トルコのモスクは、アラブの初期の建築様式だけでなく、ビザンツ建築の影響も大きく受けていますので、独特で美しいなと思います。特に、装飾の美しさと高い技術力には溜息が出てしまいます。さすがオスマン帝国です!
gamzeさんは、一人旅の際に怖い思いをされたとのこと。あちこちで待ち伏せされ、、、ってほんと怖いですよ!ストーカー被害じゃないですか〜。ご無事でよかったです。イスラム的価値観のある社会は、色々な人が助けてくれて安心して旅行できる反面、外国人なら良いでしょって感じで変な目で見てくる人いますもんね。私も大学生の頃は、アラブの国に行くと男性の目線が気になって警戒心丸出しだったな〜って思い出しました。(今なんて、誰もちょっかい出してくれませんが〜^^;)
ぜひまたエディルネ旅行、リベンジされてくださいね!
夢枕獏さんの『シナン』、ご存知なんですね。さすがgamzeさん!私もすごく気になっているのですが、まだ読めていないんです〜。ほんと、マニアックな作家さんですね笑。
朝食も美味しくてうっとりでした。素材にこだわりを感じられました。素材を楽しめるトルコの朝食、(最初は良さが分からなかったものの笑)今はとても好きです。まさにsimple is best。
サフランボル旅行もすごく良かったですよ。旅行記出来上がったらぜひ読んでくださいね。gamzeさんの旅行記も楽しみにしております^^
mishmishより
- mishmishさん からの返信 2019/02/21 05:56:57
- RE: エスキジャーミーに一目惚れ
- gamzeさん、エディルネ旅行記も読んでくださり、またメッセージもくださりありがとうございます!
エディルネ、とても魅力的な街でした。わざわざアンカラから行った甲斐がありました笑。エスキ・ジャーミィは本当に良かったです。トルコのモスクは、アラブの初期の建築様式だけでなく、ビザンツ建築の影響も大きく受けていますので、独特で美しいなと思います。特に、装飾の美しさと高い技術力には溜息が出てしまいます。さすがオスマン帝国です!
gamzeさんは、一人旅の際に怖い思いをされたとのこと。あちこちで待ち伏せされ、、、ってほんと怖いですよ!ストーカー被害じゃないですか〜。ご無事でよかったです。イスラム的価値観のある社会は、色々な人が助けてくれて安心して旅行できる反面、外国人なら良いでしょって感じで変な目で見てくる人いますもんね。私も大学生の頃は、アラブの国に行くと男性の目線が気になって警戒心丸出しだったな〜って思い出しました。(今なんて、誰もちょっかい出してくれませんが〜^^;)
ぜひまたエディルネ旅行、リベンジされてくださいね!
夢枕獏さんの『シナン』、ご存知なんですね。さすがgamzeさん!私もすごく気になっているのですが、まだ読めていないんです〜。ほんと、マニアックな作家さんですね笑。
朝食も美味しくてうっとりでした。素材にこだわりを感じられました。素材を楽しめるトルコの朝食、(最初は良さが分からなかったものの笑)今はとても好きです。まさにsimple is best。
サフランボル旅行もすごく良かったですよ。旅行記出来上がったらぜひ読んでくださいね。gamzeさんの旅行記も楽しみにしております^^
mishmishより
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