2019/01/18 - 2019/01/18
207位(同エリア472件中)
元杜鉄工さん
JAXAの中型ロケット「イプシロン」の4号機の打ち上げパブリックビューイングを見に行きました。
このロケットは革新的衛星技術実証機の記念すべき1号機であり鹿児島県内之浦から打ち上げられました。
ロケットの打ち上げを見たい!でも、大隅半島まではなかなか行くことができないため、全国のJAXAの施設や科学館などでLIVE中継を見るイベントが開催されます。
今回は横浜からほど近いJAXA相模原キャンパスに行ってきました。ここは内之浦とのつながりがあります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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やってきました相模原キャンパス。
普段は10時から見学可能ですが、打ち上げ時刻が9時50分のため、この日は9時20分に繰り上げとなりました。 -
THE 研究所 って感じですね。かっこいい。
JAXA 相模原キャンパス 美術館・博物館
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守衛所に寄って案内してもらって中に入ります。
見学の受付、パブリックビューイング(PV)会場は宇宙科学探査交流棟になります。 -
宇宙科学探査交流棟の前にはロケット。
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今回打ち上げになるイプシロンの先代にあたるM-Vです。
「はやぶさ」を乗せたロケットとして有名ですね。 -
M-3SIIロケットが向かい側にあります。
尾翼がついてて面白い。 -
M-Vの前に活躍していたものだそうです。
ハレー彗星の探査機の打ち上げに活躍したとか。 -
さて、中に入りましょう。
受付で「見学者」の首から下げる名札をもらいます。 -
PV会場には特大モニタと椅子が準備されました。
座席定員は50人くらいかな。 -
打ち上げ前にお勉強。
この打ち上げライブ動画自体はYouTubeでライブ配信されているものなので、家に帰ってからまた見ることもできます。
JAXA職員による解説等もなく、平日ということもあり参加者30人ほどで淡々と動画視聴。 -
日本のロケットなのでカウントダウンは日本語です。
駆動用電池起動!
SMSJ点火!
第一段点火 リフトオフ! -
平成31年1月18日9時50分20秒 打ち上げられました!!
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白い一筋の雲を残してあっという間に空の彼方に消えていきました。
ライブ後半は、Google Earth。 -
この後、目標の軌道に入ったら衛星を切り離してロケットは役目を終えます。
衛星を切り離すのは地球を半周してブラジル~メキシコ湾当たりの上空だそうです。
打ち上げから50分かかるので、その間に衛星の紹介動画が流れました。人工流れ星とか本当にできるんでしょうかね。 -
この建物は展示施設になっているので、せっかくなので見学しましょう。
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日本初の人工衛星「おおすみ」
予備機として地上に残ったもの。名前の由来は打ち上げ地、内之浦のある半島の名前です。 -
内之浦のジオラマもありました。
イプシロンもちゃんと立っています! -
ここ相模原のJAXAは東大の研究室が源流。日本初のロケット・衛星開発が本格的に始まった場所。
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解説ツアーもありました。予約不要です。日時は事前に確認しましょう。
http://www.isas.jaxa.jp/visit/reserve/index.html
JAXAの方がいろいろわかりやすく詳しく教えてくれます。
こちらはM-Vロケット。固定しているボルトを火薬で焼き切って分離するんだそうです。 -
イプシロンの1/10模型。
200人くらいの人が必要だった打ち上げ作業が10人ちょっとで済むのが強み。打ち上げ費用もお安くなりました。 -
秋田県能代で行われているリユーザブルロケットの実験機。
打ち上げた機体がそのまま地球に帰ってくる(垂直離着陸)ので燃料を詰めれば何度でも使えるらしい。 -
みんな大好き「はやぶさ2」と小惑星「りゅうぐう」。
小惑星に着陸して最大4回サンプルの採取ができるそうです。
たくさん持って帰ってこれるよう祈っています! -
こちらは初代「はやぶさ」が持って帰ってきた本物の小惑星「イトカワ」のカケラ。
「はやぶさ」の帰還カプセルやパラシュートなども展示がありましたが、撮影NG。 -
衛星と通信するためのパラボラアンテナ。
現在の臼田が引退して佐久に移るのは初耳でした。 -
こちらはNASDA系列のロケット。つくばに行くともっと詳しい展示があります。
相模原はISAS系列なのでどちらかと言えばM-V、イプシロン推し。
今はNASDAとISASがくっついてJAXAになりましたが。むしろなぜ2つも研究機関があったのか。 -
というわけで人工衛星もISAS系列の研究・探査のものが多め。ちょっと内容が難しいかも。
実利用目的の「ひまわり」「みちびき」「だいち」とかはいません。 -
気が付けば11時半。おなかが空いたので食堂へ。
見学者も利用できます。
入口で食券を買って列に並びます。 -
スペシャルそば<カレー> 350円
美味でした。
JAXAのエリート集団の方々も出入りしています。なんかオーラが違いますよね。 -
生協もありました。
文房具からカップ麺まで大学のそれとおんなじ雰囲気。
お土産用のJAXAグッズもあります。はやぶさの絵ハガキセットが400円から100円に安くなっていたのでイプシロンのピンバッチとセットで買っちゃいました。 -
相模原キャンパスというように大学とおんなじ研究機関の一つなんですね。
生協で単位が売っていたので買ってしまった。108円でJAXAの単位を取得しよう!
(粒あんパンです) -
終わりに相模原キャンパスまでのアクセス紹介。
最寄りの淵野辺駅(南口)。JR横浜線の駅です。 -
改札前には「はやぶさ」の看板。
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松本零士の絵画もありました。
電車の発車メロディーも銀河鉄道999です。 -
駅からJAXAまでの案内標識には探査機や衛星の解説がついています。
徒歩20分ほど。だいたい道なりなのでそこまで迷わないと思います。
ロケットの打ち上げは成功したそうです。
これから衛星たちが軌道上で活躍を始めます。たくさんの成果を出してくれることを願います。 -
お土産のイプシロンロケットのピンバッチと今日の空。見事な快晴でした。
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