2018-9 台湾4日目 台南さんぽ

2018/12/31 - 2018/12/31

2018/12/28～2019/1/4　台湾8日間旅の記録

4日目は台南へ。
高鉄(新幹線)3日パスで、この日から3日間日帰りの遠出。
台北はずっと天気が悪かったので、南部へ逃れて良かったと思います。
雰囲気も穏やかで、台北とは時間の流れが違うようでした。

人の多いところが苦手なので、王道を外れにくい台南へ行くか、ギリギリまで悩んだ末に決行。
でも1本裏道に入りさえすればとても静かで、とびきり美味しいものにも出会えた。
これと言った観光地はどこにも寄らず、裏道ばかりの旅行記です。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高鉄3日パスは予約確認書とパスポートを持参し、高鉄窓口で高鉄パスに引き換えてもらいます。
その時に3日分の指定席を予約してもらったのですが、12/31と1/1の夕方から夜(台北方面)は満席でした。
ですが台北発、台南や高雄から乗る場合は自由席が空いており、予約なしでも大丈夫でした。

台北駅 駅

高鉄台南駅から、無料シャトルバス(H31)で台南市内へ。
シャトルバスはすぐ満席になり、次のバスに促されている人たちもいました。
わたしは建興國中(府前路)で下車。

適当に散歩を開始。

「隣にあった建物の跡」好きなんですよね。

まだ開いていない店が多く、静かな町を楽しみました。

テーブルがいい

「永楽牛肉湯」を絶賛した記事を読んで、私にしては珍しく特定の店を探して行ってみました。
牛肉湯とごはんで100元(≒373円)。
ごはんはサービスみたい。
スープも生姜のたれもかなり甘く、ちょっと私の好みではありませんでした。

でも喧騒の中で食べるのは、アジアっぽくて楽しかった。
すごい排気ガスだと思うけれども。

ピンク色のおばちゃんが多い

近くの市場を歩きます

牛舌餅
デメルの猫の舌のチョコレートのお洒落さと比べてしまい、牛の舌という発想がおかしい。

市場は地元の人が多く、その活力が楽しい。

若い女性が喧嘩かと思うほどの大声で商売していて、どんな人生だろうと思いながら歩く。

トイレが有料でした。
男性10元、女性は5元。なんの差？

市場の前で、本数が少ないという「88安平線」のバスがちょうど来たので、ひょいと乗り、安平へ移動しました。

バスの中で安平の地図を忘れてきたことに気付き、「延平街」で下車して適当に歩くことに。

沖縄の田舎みたいにゆったりしていて、適当な散歩がとても楽しい。

廃墟もあり

ふらふら歩いていると、突然お店が。
のぞくと自信と誇りに満ちた美味しそうな店。これは美味しい店の顔をしているわ、と思い、お腹減ってないけれど、乾麺(40元≒150円)を注文。

予想通りとっても美味しいです。これは素晴らしい。
「唖巴麺店」という耳の聞こえない方がやってみえるお店で、歴史もある名店のようです。次から次へお客さんが来て、常に満席でした。

台南で会った犬は皆こんな風で、一度も吠えられなかった。

雪国の小学生みたい。

何を干してるのかしら。

近づいてもわからない･･･

基隆とは大違い

なんて可愛い食卓（なぜか外です）

上のトタンを塗った塗料？こんなに楽しく飛ぶだろうか。

安平は猫も多い

待ってー

電線まで愛しく感じる

この子は遊んでくれた

お家に帰るのかな

裏道には誰もいないのだけれど、目抜き通りは「うっ」というくらい人が多い。
わたしは横切るだけで踏み込めなかった。

タンクとかドラム缶とか、何が嬉しいのか好きなんですよね。

巨木も多くて楽しいです

開けっ放しの家がけっこうある。

どれだけ歩いても飽きません。

安平楽しかったな～

88番のバスで台南へ。「安平古堡」や「安平樹屋」に行き損ねたことにバスに乗ってから気付きました。
墓地の場所も調べてあったのに（そもそもそのために安平へ行ったのに）、すっかり失念。
あまりにも裏道が楽しかったからだと思います。

台南に戻りました。
少し離れているだけで、安平と台南は全然雰囲気が違います。
安平に行ってよかった。

工事中の幕に絵が描いてあるのが楽しい。

観光用の通りは苦手なのだけれど、府中街を歩いてみました。
木が多くてほのぼのしています。

府中街 散歩・街歩き

何を焼くんだろう。店主は留守。

何の店だか、全然わからない。

ここから帰るまで、台南の裏道さんぽ。
窓にこのような枠を付けている家が多いのだけれど、台南がいちばんバリエーションに富んで楽しかったです。

すりガラスも素敵

こういうの好き

ペタペタと鳴らして歩いていた

切り絵、すきなんですよね。

ビールのクリスマスツリーだ。
瓶はエビスで、樽はサッポロ。

階段の跡も好き。

お寺や廟には、大抵電光掲示板が付いています。
何をそんなに伝えたいのでしょうか。

お茶屋さん
空気の濃度が濃い。

どうも

道教には竈の神様がみえるようで、竈をよく見ました。

新聞、そこに入れるんだ

もう止めといてあげてください

お祈りセット

台南は、建物を見て歩くのが好きな人には、とてもお勧め。

昼間の食べ過ぎで夕食は入らず、ドラゴンフルーツで済ませました。
これが甘いだけでなく花のような芳醇な香りで感動的。
いままで食べたドラゴンフルーツは何だったのか、全然別物。

安平のバス通りの果物屋さんで買ったもので、50元(≒185円)でした。
かなりの量で、冷蔵庫に入れて3日間くらい食べ続けました。

20時過ぎに台北駅に着くと、大混雑。
この日は大晦日で、花火があるからなのか、地下鉄も人が多かった。

わたしは花火のあるビルがどれなのかもわからず、ホテルで静かに寝ていましたが、花火の音は想定外に大きく、びっくりして飛び起きました。
こんなに音が近いなら、どこかから見えたかもなーと思いながら再び眠りに･･･付きたかったのですが、ホテルの他の部屋や外(路上)で騒ぐ人々の声で何度も起こされ、ぶつ切れの睡眠になりました。

この旅行記へのコメント （2）

• ElliEさん 2025/01/05 14:58:20

  おんなじところを歩いてる！

  ねこいしさん、こんにちは！
  年末年始は、どこかへご旅行だったんでしたっけ？
  旅行記楽しみにしてますよ。
  
  私は安平の旅行記を書き終わって、台南に手をつけたところですが、ふとねこいしさんの旅行記見ると、わぁーい私もここ行ったわぁ～～っていうところが何箇所も！
  裏道歩きはほんとに楽しいですよね。
  
  安平のお墓へ行こうとしていたとのことで、地図で見てみると・・・。
  日本のお墓ともヨーロッパのお墓とも全く違う！
  古墳みたいなお墓がいっぱいですね。
  これは面白い！よく見つけましたね。
  是非　墓紀行極めてください。
  
  

  ねこいしさん からの返信 2025/01/06 08:30:03

  RE: おんなじところを歩いてる！

  ElliEさま
  
  あけましておめでとうございます！
  今年もよろしくお願いします。
  
  やはり趣味が似ていますねー
  ここ覚えてる！といった感覚で拝見するのも大好きなので、台南の旅行記楽しみです♪
  
  両親とはバンコクに行って参りまして、一昨日帰国しました。
  すばらしい道を見つけてもなかなか思うように歩けず（両親に路地裏愛好の趣味が無いので）無念でしたが、元気に帰ってきただけで御の字です。
  目的地への道中こそが楽しいのに、たまにタクシー移動すると「これは良いわ」と両親は嬉しそうで、わたしとしては「こんなのは旅じゃない」とくすぶる、そんなことの繰り返しで。
  ElliEさんのご家族が羨ましいです。
  
  台湾のお墓も興味深いんですよね。
  でも野犬問題が怖くて、なかなか踏み込めませんでした。
  墓地紀行はサイドワークのように続けていこうと思っています♪
  
  ねこいし