火と氷の大地　アイスランド南部周遊　１１日間④

2018/09/15 - 2018/09/25

ＮＨＫ「地球でイチバンの氷の世界と大地の鼓動・極北編」やＴＢＳ「世界ふしぎ発見」を観て、行きたいと思っていました。
何といっても「地球のロマン」！！ユーラシアプレートと北アメリカプレートが分かれ、日本で再び出会う！これこそロマン！と思い、一目見て見ようと決定。

旅程を作るのに参考にしたのは「地球の歩き方GEMSTONE　アイスランド　地球の鼓動が聞こえる・・・ヒーリングアイランドへ」https://www.arukikata.co.jp/guidebook/series/gem/gem39



〇9/15（土）　成田空港→ヘルシンキ
〇9/16（日）　ヘルシンキ→レイキャビク
〇9/17（月）　レイキャビク→セルフォス
〇9/18（火）　セルフォス→キルキュバイヤルクロイストゥル
〇9/19（水）　キルキュバイヤルクロイストゥル→ヘプン
〇9/20（木）　ヘプン→ドラングシュリーズ
●9/21（金）　ドラングシュリーズ→レイキャビク
●9/22（土）　レイキャビク
〇9/23（日）　レイキャビク→ヘルシンキ
〇9/24（月）　ヘルシンキ→
〇9/25（火）　→成田空港


【7日目：9/21（金）】
まずはケリズの火口跡（Kerid Crater）へ。知らなかったのですが、ナビが急に教えてくれたので、寄りました。
地図がなかったので、レンタカーにナビをつけたのですが、ほとんど使いませんでした。
だって「この先300キロ道なりです。」とか言われてもねぇ。そもそも1号線だけを行くのに迷子になる訳がない。ずっと黙ってるくせに、急に喋りだして観光案内もしてくれるのです。

寄ってみたら意外と良かったです。ここが噴火してマグマがぐつぐつしているところを想像しながら一周ぐるっと回ってみました。

昼前にレイキャビクに到着し、少し早めにチェックインし、荷物を置いてオールドハーバーへ。
港の近くには美味しいシーフードレストランがあるはず、と思い、探しに。港近くのビストロで身がゴロゴロ入っているロブスタースープを食べました。カフェオレボウルくらいの食器にスープ、パンで軽い昼食です。
少し足りないけど、このくらいにしておかないと高くて・・・。

ついでにオールドハーバーの桟橋沿いにあるホエールウォッチング会社の案内を貰いに行きました。ホエールウォッチングは何度かやっているので興味もなかったのですが、なんとなくやってみることに。夜にパンフレットの検討をします。

この日はブルーラグーンを予約しているので時間調整のために、途中にあるシェルトゥンへ。これもナビがいきなり教えてくれました。
木道に沿って行くとボコボコ地熱が沸き上がっています。硫黄の匂いがして、なんとなく落ち着きます。

レイキャビクからブルーラグーンは41号線で行けば楽なのですが、空港からレイキャビクに向かう時に通った道ですし、違う道を行こうと42号線を使いました。舗装されていない道がずっと続き、途中で引き返そうかと思うくらいでした。未舗装道路はゆっくり走らないと砂利を跳ね上げ、車体に傷がつきます。これは補償外のことが多いので、気をつけましょう。段差も多く底をひっかけやすいです。

16：00にブルーラグーンを予約していたのですが、15：30に着きました。少し早めでも入れてくれると口コミがあったので入ってみたら大丈夫でした。
タオル掛けがあるのですが、みんな同じタオルなのでどれが自分のかわからなくなってしまいます。自分のタオルを持って行くか、目立つビニール袋に入れておくと良いでしょう。当たり前ですが、貴重品は入れないように。他の人が間違えて使ったタオルでも気にしないというのなら何でも良いかも。

あまり温泉が好きではないので、頑張って1時間くらいは入ろうと思ったのですが、あっという間に4時間！！
泥パックをしたり、ドリンクバーでジュースを飲んだり、打たせ湯、スチームサウナ、ミストサウナ等を巡っているとすぐに時間が過ぎていきます。

のんびり楽しみたければツアーではなく、個人で行きましょう。ここに1時間とかはつまらなさ過ぎます。
全体的にぬるいので、湧き出し口を探しましょう。その辺は熱いくらいなので、日本人だらけです。
髪の毛を濡らすとゴワゴワするので大変です。打たせ湯をやってしまったので濡れてしまい、その後数日こまめにトリートメントをしましたが、なかなか直りませんでした。どうしても髪の毛は濡れてしまうので良いトリートメントを持って行きましょう。
備え付けのコンディショナーはあまり役に立ちません。シャワーキャップのマダムたちを見かけましたが、やはりオバちゃんくさい・・・。諦めて楽しんだ方が良いです。
顔パックは１５分くらいで洗い流さないと肌がピリピリします。渡される時に注意はされますが、英語が苦手な方は念のため覚えておきましょう。サイトを確認すると1人1回となっていますが、何度でももらえます。東屋に行けば配っていますし、泥を持ったスタッフがブルーラグーンの中を巡回しています。

日本人のオバちゃんたちがロッカーの場所を忘れてしまってずっと全裸で探し回っているところに行き遭いました。同じロッカーがたくさんあるので、自分の場所は忘れないように。その人たちは2階なのに１階を探し回っていたようです。

空港へ行き、レンタカーを返してからバスでレイキャビクへ。バスターミナルで大型バスから小型バスに乗り換え、３番バス停で下車。
既にチェックインをしているのですが、夜の町だとなかなかホテルが見つからず焦りました。荷物がなくて本当に良かった。
時間は既に22：00過ぎ。渋滞でバスが遅れたため、レストランへ行く時間が無くなってしまいました。慌ててスーパーで買い物をし、夕食としました。

クレーター　　　　　　　　　　　　　　　　　400
昼食（ロブスタースープ）　　　　　　　　　1,590（シーバロンの隣の店）
バス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3,340
夕食（パニーニ+バナナ）　　　　　　　　　　 989
ガソリン　　　　　　　　　　　　　　　　　4,888（21.28Ｌ×229.70）+税

〇ホテル　：　Metropolitan Hotel
ホテルから港は歩いて５分ほど。チョルトニン湖も５分ほど。立地がとても良い。
夜はフロントに人がいなく、チェックインが遅れた人は名前を書いた紙とともに鍵がフロントの上に置き去りになっている。防犯上どうなんだろう。

●走行距離　２８７Ｋｍ
　６日間の総走行距離　１，４６１Ｋｍ


【8日目：9/22（土）】
昨日オールドハーバーで集めたパンフレットを比較して良さそうなホエールウォッチングツアーを決めました。
窓口で申し込んだら酔い止めの薬をくれました。海外の薬はちょっと心配でしたが、乗り物に弱いので飲みました。海外の薬に抵抗があるのなら、いつも飲んでいる薬を持って行きましょう。酔い止めは必須です。

ツアー開始が9：30。船に乗り込み、備え付けのつなぎの防寒着を各自着て、出発です。この防寒着のお陰で全然寒くありません。
3時間くらいのツアーでしたが、結局クジラもイルカも何も見られませんでした。いたのはカモメくらい。自然のものだし、仕方がない。ちょっとハードなクルーズだと思えば、景色も良いし、天気も良いし、最高でした。

オールドハーバー近くの昨日とは別の店で今日もロブスタースープ。混雑している店でしばらく待ちましたが、美味しかった。
シーバロン　Geirsgata 8, 101, Reykjavik, Iceland　　http://www.saegreifinn.is/en/

一度ホテルに戻り、荷物をおいて、着替えを済ませて身軽になって市内観光へ。またハットルグリムス教会へ行き、エレベーターで上の展望台に上りました。丘の上とはいえ、あまり高くはないので、見晴らしはいまいちです。

その後ロイガヴェーグル通りやスコウラフェルズスティグル通りをそぞろ歩いたり、カフェでお茶したり、チョルトニン湖を眺めたり。

翌日は早朝にバスで空港に向かうので、シミュレーションをしにバス停まで行きました。ホテルからバス停までどのくらい時間がかかるか、スーツケースを引っ張るのに道の状態はどうか、街灯のあるところだけを通って行くにはどうしたら良いのか等々、頭の中でいろいろ想定して明日に備えました。

夕食はバンカ通りにあるビストロへ。アイスランド最後の夜なのでちょっと良い食事をということで、ちゃんとしたレストランへ。白身魚のソテーが美味しかったです。やはり島国ですね。シーフードにハズレはないような気がします。

翌朝早いので、20時くらいに寝ようとしたら、いきなり火災報知器が！！どうしようかと迷いつつ、着替えて、貴重品を持って階段でロビーに降りたところ、私が一番最後でした。すぐに部屋を出たつもりが、他の人はパジャマに裸足、手ぶらで飛び出してきていました。
緊張感を持っているつもりが、平和ボケをしているのだとつくづく思いました。着替える暇なんてなかったのですね。
30分ほどして警備員が駆け付け、内を確認しようとしたのですが、夜はフロントに人がいないホテルだったので、まずは電話でホテルのスタッフを呼び出して、到着を待って中を確認して・・・と1時間以上外で待たされました。
結局何もなくて部屋に戻ることができました。スタッフが説明をしたのですが、「良いニュースと悪いニュースのどちらから聞きたいかい？」しか聞き取れませんでした。何が原因だったのか・・・。

ホエールウォッチング　　　　　　　　　　10,990
昼食（ロブスタースープ）　　　　　　　　 1,490
ハットルグリムス教会エレベーター　　　　 1,000
カフェ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 595
夕食（鱈のソテー+紅茶）　　　　　　　　 4,590
スーパー　　　　　　　　　　　　　 　　　　468

〇ホテル　：　Metropolitan Hotel

エリア その他の観光地(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケリズの火口跡（Kerid Crater）

ケリズの火口跡（Kerid Crater）の周囲の風景

細い道が続いている。

縁だけでなく、火口の中にも降りられます。

思わず見逃してしまいそうなホテルの外観
看板などはありません。

この通りでホテルを見つけるのはタイヘン。

シンプルな部屋
チェックインし、荷物を置いてから、ブルーラグーンへ。

旧港近くのレストラン。
ロブスタースープ。美味しい！

レストランの室内
お洒落です。

このレストラン。

レストランの外観

レストランの外観

旧港にはホエールウォッチングのツアー催行会社がたくさん並んでいる。

旧港

レイキャビクからケフラヴィーク方面へ行く途中にある噴出孔。

硫黄の匂いが立ち込めています。
良い匂い～。

全く人がいません。

途中の湖

いよいよブルーラグーン！！

エントランスへ行く道も気持ちを盛り上げてくれます。

ついに！

ちょっとぬるいけど、熱い場所を探して彷徨います。
足下が痛い所もあり。

一番安いプランですが、飲み物付き。

吹き出し口の近くは熱めなので、日本人が固まっています。

深い所は１６０センチ以上ありますので、潜ってしまいます。
髪の毛が濡れるとゴワゴワしてしまうので、濡らさないように四苦八苦。

この広い湖だけでなく、ミストサウナやスチームサウナ、ドライサウナ、打たせ湯等々様々なものがあり、長時間いても楽しめます。

駐車場への別の道。
入れませんが、ここにも白い水が広がっています。

１週間頑張ってくれた愛車（レンタカーだけど。）
空港へ返しに行きます。

空港で買ったサンドイッチ。
ホテルの部屋で夕食。

朝一で旧港へ。
ホエールウォッチングに出発。

中央の会社でホエールウォッチングを申し込みました。
どこも内容が似ていたのですが、気持ちの良い対応をしてくれたスタッフがいる会社にしました。

穏やかな日

デンマークの国旗？
デンマーク海軍？

朝礼かな？

ホエールウォッチングの船

みんなお揃いの防寒着を着ます。

何かがいる！

何もない大海原
天気は良いけど、大揺れです。

クジラは見られなかったけど、イルカはたくさんいました。

景色も楽しめます。

漁船の後を海鳥が付いていきます。

日差しが強いので、日焼け止めをお忘れなく。

海から見るレイキャビクの街並み

違う店でロブスタースープ。
味は昨日の店の方が好み。
とても混んでいて、外で少し待ちます。

レストランの外観。

レイキャビクのオイストゥヴェトリル広場
首都の中枢なのに、人影がない・・・。

ハットルグリムス教会の展望台（？）からレイキャビクの街並み。

ハットルグリムス教会の中も個性的。

とっても良い天気。

カフェで一休み。

首相官邸かなぁ・・・。
余りに小さいからわからない。

国会議事堂かなぁ・・・。

チョルトニン湖

バンカ通りにあるリストランテ。

アイスランド最後のディナー。
ちょっと張り込んで白身魚のソテー。

アイスランドではディナー（アルコール抜き）は大体５千円が最低ライン。