2018/12/23 - 2018/12/31
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gamzeさん
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この旅行記のスケジュール
2018/12/24
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ホテルテンプルビューバガンに宿泊
2018/12/25
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ダヤマーズィカ寺院
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この旅行記スケジュールを元に
大学時代のバイト先で一緒に働いていたミャンマー人たち。働き者で優しい彼女らと親しくなり、家に行ったり旅行に出かけたりと仲良くしていました。そんな彼女たちが祖国に帰って17年。ひょんなことから連絡がつき、会いたい!ということで会いに行ってきました。
子連れなので、今回はヤンゴン近郊とバガンに絞って旅をした記録です。
12月23日成田空港→ヤンゴン
12月24日ヤンゴン観光→国内線でバガンに移動
12月25日バガン観光
12月26日バガン観光→深夜バスでヤンゴンに移動
12月27日ヤンゴン観光
12月28日ヤンゴン観光
12月29日バゴー 観光
12月30日ヤンゴン観光→22時発の飛行機で帰国
12月31日成田空港に到着
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24日18時半、バガンのニャウンウー空港に到着しました。出発が遅れたので、だいぶ到着もずれ込んでます。タラップを降りると、目の前の平屋が空港です。ヤンゴンから北に飛行機で1時間半。
中の待合所でスーツケースが来るのを待ちます。ひとつひとつスタッフが徒歩で運んでくるので時間がかかります。 -
外は真っ暗…
スーツケースをもらい出口を出ると、目の前のカウンターに向かいます。バガンの入域料ひとり25000チャットを払うのです。ここでもらうチケットは、たまに見せろと言われるので、常に携帯します。
空港出口でガイドさんと無事に落ち合い、車でホテルに向かいます。ガイドさんはちょっとですが日本語が話せます。もちろん英語も。 -
ホテルに荷物を置き、ちょっとだけ夜のバガンを散策。
バガンには、王朝が栄えた11世紀から13世紀に建てられた仏教遺跡が林立しており、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつとされています。今は夜なので、全くパゴタは見えません。
こちらはローカナンダー寺院。ライトアップされてキラキラ。1059年にバガン王朝の創始者アノーヤター王が、スリランカ王から譲り受けた仏歯の分体を納めるために創設したそうです。 -
涅槃仏ショット!
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こちら、ローカナンダー寺院の境内です。もちろん裸足。暗くて見えない中を裸足で歩くのに慣れません。
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こちらは靴入れ。この時はまだサンダルではなく、靴を履いていたんだなあ。
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この日の宿は、ニューバガンの西の外れにあるホテルテンプルビューバガン。屋上テラスからサンセットが見られるということで、選びました。ニューバガンの一番端なので、自力で回る人にはアクセスがあまり良くないかもしれませんが、車を頼んでいるならば気にしなくて大丈夫です。
シングルベッド2つ、朝食付きで39ドル。お得です。 -
夕飯は日本から持参したインスタント蕎麦。
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シャワーとトイレもバッチリ。ミャンマーのホテルには必ず洗面所にビーチサンダルが付いているので、床が濡れても大丈夫。
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小さなバルコニーが付いていて、目の前に古いパゴタが。パゴタビューという部屋です。
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日の出を見るために、朝6時に屋上テラスへ。まだ真っ暗。やはりサンライズ待ちの宿泊者にお願いして撮影してもらいました。
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幻想的。
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月が出ています。
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退屈~
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だんだん明るくなってきた。
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日の出!
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気球!
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空からの眺めはどんな感じだろう。
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きれい。
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最初は暗くて、靄がかかっていた風景ですが、徐々に靄の中にパゴタが林立してるのが見えてきます。感動!
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たくさん飛んでる。
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テラスでぼんやり座るだけでも楽しい。
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他の場所からはどんな風景が見えるのかな。
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パゴタの上を何十もの気球が飛び、それを眺めながら朝食を食べます。遮るもののないバガンの端だからこその風景です。パゴタに登らずともサンライズを楽しみました。子連れには早朝外出は無理なので、この宿を選んで良かった!
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朝食はビュッフェスタイル。子どもたちは自分で食パンを食べたらしい。私はビーフンや野菜炒め、スープなど。
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外はかなり気温が低い。上着は必須です。
1時間以上付き合わされて飽きた子どもたちは、絵を描いて待ってくれました。 -
すごく居心地のいいホテルでした。ホテルの前にはEバイクもあり、すぐに借りられるようです。スタッフの方もみなさん穏やかで非常に良く、とてもオススメです。
荷物を車に積み、お世話になったホテルをチェックアウト。観光に出かけます。昨日のうちにガイドさんには、ある程度行きたい場所は伝えておきました。 -
ダーマヤーズィーカパゴタ。軍人の心霊写真が撮れたということで、その霊が祀られてました。
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1196年に作られたそう。
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すごく歴史を感じます。
上から見ると、通路の白が星型のようにパゴタを囲んでいるようです。 -
ニャウンウーの朝市に連れて行ってもらいました。
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狭い通路をどんどん進む息子たち。
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干した魚。
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いろいろな野菜。紫色の小さな丸い野菜は茄子。煮込みに使うそう。
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地元の買い物客がたくさんいました。
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女性たちがたくさん働いていて、市場の主役は買い手も売り手も女性!働き者!
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細い木組みが弱々しく見えるけど…
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なんの野菜だろう。
女性たちが顔に塗っているのは、ミャンマーの日焼け止め、タナカ。 -
これがタナカの木。これを石で擦り、出てきた白いローションを顔に塗ります。
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名もなきパゴタ。こういう風景がバガン全体に広がっていました。
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バガンの代表的なパゴタの1つ、シュエズィーゴンパゴタ。1102年に建立。
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鐘に書かれているミャンマー語が可愛い。
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こちら、名前を忘れてしまったけれど、内部に仏教壁画がうっすら残っています。かつての瞑想するための施設だそう。中はかなり暗いです。
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バガンの陶器。これらは村々で水を保存するための甕だとか。
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かなり大きい。
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次は、お坊さんたちの食事風景を見学しに、僧院に来ました。
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たくさんのお坊さんたちの食事は、立ち会っていた男性が寄進したということで、日本円で15万円くらいかかっているそう。
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お坊さんたちの食事を見てみたらお腹が空いてきました。笑
子どもたちの希望で、日本食のある店へ。
掘っ建て小屋で料理を作って、外のテーブル席で食べます。寿司もありましたが、衛生面が心配なので、親子丼にしました。
ちなみに店の向かいがゴミの集積地で、めちゃくちゃ臭いがしました。あまりオススメできません。。。 -
親子丼。味はまあまあ。
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ティーローミィーンロー寺院。
1215年建立。赤いレンガ造りが特徴。 -
このパゴタに入る前に、土産物屋でミャンマーの蹴鞠用のボールを買いました。竹で編んであり、足だけで鞠を落とさないように蹴り続けます。ガイドさんが一緒に遊んでくれて子どもたちは大興奮!パゴタ巡りは子どもには退屈だろうから、ちょっと遊んでくれたのはありがたかった。
1つ2000チャット。140円くらい。 -
ティーローミィーンロー寺院内の回廊。壁に仏教画が描かれています。裸足の足に、石の床がひんやり気持ちいい。
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だいぶ年季入ってますが、装飾の美しさに惹かれます。
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よく残っているなあ!
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お土産屋の前に置かれていた籠と弁当箱。お店の人のお昼ご飯かな?この籠バックが欲しかったのですが、さすがに持ち帰るのが大変かなと思い逡巡していたら、買う機会を逃してしまった。
お弁当箱は後日スーパーで見つけてゲット!汁物にも強いそう。ちなみに、私が買ったのはタイ製ですが、ミャンマーで一般的に使われていると友人が言っていました。 -
本日の宿のチェックイン時間が近づいて来たので、再び車で移動。
その道すがら、パゴタが林立する場所があり、私だけ撮影タイム。パゴタに飽きた子どもたちはガイドさんと一緒に車で待機。 -
ものすごく古そう。
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中には日本人のチームがお金を出して修復したというパゴタもありました。
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本日の宿は、オールドバガンという、城壁に囲まれた考古学保護区にあります。この区域にはかつてたくさん宿があったそうですが、保護区に指定されると同時にほとんどが追い出され、今は5軒だけが営業を許されています。追い出された住民たちの居場所としてニューバガンができたのです。
どこのホテルも高級リゾートで、バガンの他地域と比べたら宿代は高いけれど、エーヤワディー川のほとりという絶好のロケーション。また、考古学博物館や漆器博物館も近くにあります。
我々が泊まるのは、バガンホテル リバービュー。かのアウン=サン=スーチー女史も宿泊したと、ガイドさんが言っていました。敷地内にパゴタが2つあり、プールや、川沿いのテラスにはレストランも。広い広い敷地に、平屋建ての建物(宿です)が点在していて、川に面したテラスは眺めが良さそう。
我々は敷地の一番奥にある、デラックスリバービューという部屋で、まさに川の目の前。朝食付き121ドル。夫がいたら、エキストラベッドを36ドルでプラスしなければなりませんでした。 -
ウェルカムフルーツ。ミャンマーのバナナは大変美味しい。
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早速フルーツやお菓子を食べている子どもたち…
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ベッドには石の装飾。
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バスルームの奥にテラスが。
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パゴタ型のティッシュケース。洒落てる!
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この道の奥がエーヤワディー川。朝食会場です。
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とにかく広い。
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南国の雰囲気。
14時にチェックインし、16時までホテル内で休憩することにしました。
プールに入ってみましたが、いくら暑いとはいえ、ミャンマーの北に位置するバガン。木陰にあるプールの水は氷のように冷たく、腰までが限界でした。子どもたちや、他の宿泊者は頑張って泳いでいましたね…。
タオルはプールサイドで借りられます。温かいお湯もプールサイドにあり、すごく居心地が良さそう。わざわざ日本から水着を持って来たかいがありました。 -
部屋のある階に降りる階段。
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プール。
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プールの更衣室には、男女の人形が。こちらは女子更衣室。
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敷地内にあるパゴタ。
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16時、再びガイドさんの車で次のパゴタへ。
馬車がたくさん待機してますね。 -
タビィニュ寺院。
バガンで一番高いパゴタです。そして珍しく壁が白い。 -
近くで見るとこんな感じ。2016年の地震で、バガンのパゴタの多くが被害に遭い、このパゴタの上部も修復中でした。
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回廊を進みます。
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奥に何か見えてきた!
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横顔が美しい。
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ビリケンさん似⁈
天井ギリギリに収まっています。 -
こういう仏像は落ち着きます。
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自生してるサボテンと一緒に撮ってほしい、と次男。
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これ、タイヤをリサイクルしたゴミ箱!かわいい!
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お次はアーナンダ寺院。手前に写り込んだ白塗りの子どもが怖い…。タナカ塗りすぎじゃね?
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子どもたちの前を歩くのがガイドさん。
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木製の扉。10メートル近くありそう。
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この寺院の仏像は立ち姿です。
他の寺院同様、東西南北それぞれに仏像がいます。みな顔が違います。
ここの仏像は、遠くから見たときと近くで見たときとで、表情が違って見えることで有名ですが… -
遠くから。
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真下から。
遠くからだと優しい顔、近くだと怒って見えます。子どもたち、何度か離れたり寄ったりして興味津々でした。 -
このパゴタの壁には何千だか何万だかの仏像が収められているのです。
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巨大な仏像とは違い、日本でも馴染み深いお顔の仏像です。
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夕陽に照らされ、美しい外観。
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アーナンダ寺院は、バガン随一の美しいパゴタだそう。
ガイドさんが、この角度がきれいだと教えてくれました。 -
さあ、サンセットの時間が近づいてきました。
現在、パゴタに登るのは禁止されており、いくつかの決められた丘から見ることになります。
車で到着した丘は人が溢れていて、入れる余地がなさそう。ということで、次の丘に向かいます。 -
サンセットには間に合いましたが、期待していた光景には出会えませんでした。バガンでサンセットを楽しみにしていたので、ちょっと残念。明日また来てみようとガイドさんに伝えて、予約しているレストランに向かいます。
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パペットショーが見られるので外国人観光客に人気のナンダレストラン。ガイドさんに予約もお願いしてしまいました。ツアー客が多いので、予約が賢明です。
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柱の装飾。
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バガンの伝統芸能である操り人形のショーを見ながら食事ができる。これが人形。
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ミャンマー料理のセット。15000チャットとかなりの高額ですが、みんな頼んでいるし、ものは試しと頼んでみました。味はまあまあですが、これで千円越えは正直高い。さらにこのあと、大変な事態に…
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舞台袖では民族楽器を使って演奏している人たちが。
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操り人形とはいえ、大きさがそこそこあるので、操り手自身が人形と同じような動きをしてなかなか激しい。内容もわかりやすく、私は楽しめました。
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こんな感じで、途中から操り手も見せる演出。
満足してホテルに戻ります。
せっかくリゾートホテルにいるので、翌日はチェックアウトの12時に迎えに来てもらうことにしました。 -
フロントにそれとなく置かれていた花。
この日の深夜ーー
急にお腹が痛くなり、トイレに駆け込みました。
ぎゃあ、これはやばそうな痛み…ミャンマー行くとみんなお腹壊すよ、とは聞いていて、食べ物や水には気をつけていたのだけど…。おそらくレストランで食べた料理の中の、海老が原因ではなかろうか。食べたときに、ちょっと変な味だなと思っていたのに、食べてしまった。
そこから4時間近く、便器から離れられないまま陣痛並みの痛さに七転八倒、水状態の下痢が止まらない。吐き気もあるが、腹痛がひどすぎて吐けない事態。
夫もいないし、翌日私は動けるのだろうか。このまま体調が悪化して動けない事態になったとき、子どもは対処できるだろうか。嫌な想像ばかりが駆け巡ります。明け方、下痢止めを服用し、ようやくトイレからは出られたものの、今度は熱が上がってきました。 -
朝、熱がぐんぐん上がり、39.6度。起き上がれないまま9時半を過ぎ、子どもたちが空腹を訴えている。子どもたちだけで行かせるのも心配だし、這うようにして朝食会場に連れて行きます。日差しを遮る場所のない、川沿いのテラス。健康体ならものすごく贅沢な環境だけど、今の私には過酷すぎ…。
立ち上がるのもしんどいため、子どもたちに、オムレツを英語で注文してくるよう伝えました。トゥーオムレット、プリーズといえば通じるから、と。はたして、半べそかきながら戻ってきた子どもたちの手には、オムレツと目玉焼きが…。しかも、オムレツには嫌いな野菜がたくさん。ノーと言ったけど伝わらなかったらしい。渋々ながら全て食べ、食パンを焼き、フルーツやジュースを自分たちで取り、なんとか朝食は終えました。 -
午前中にヤンゴンの友人に電話したところ、ガイドさんと直接友人が話してくれて、ホテルを出たらガイドさんの自宅で寝かせてもらえることに。
その前に、寒気がひどくて震えている私の状況を見て、ガイドさんが病院に連れて行ってくれて、点滴を打たれ、薬をもらいました。すべて含めて20000チャット(1400円ほど)で済みました。自分の症状を英語で説明するのがままならなくて、情け無くなりましたが…。
お昼を食べてないので、パン屋に連れて行ってもらい、子どもたちに食べさせます。ミャンマーの惣菜パン、なかなか美味しいです! -
パン屋のショーケース。写真を撮る余裕が出てきました。
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ガイドさんは5人兄弟。母や兄、妹家族などと大家族で暮らしていました。頑丈な鉄の門を開くと、大きな二階建ての家の前に広いスペースが。そこにテーブルとベンチがあり、小さな子どもや母親たちが寛いでいます。この写真は子どもが撮影したミャンマーのお茶。美味しかったみたい。
私はガイドさんの妹が作ってくれたお粥(鶏肉と生姜の中華風粥で、絶品!)を食べて二階の部屋を借り、昼過ぎから19時半までひたすら眠りました。
その間、子どもたちはミャンマーのサッカーをして遊んだり、おやつをいただいたり、長男はハンモックに揺られて酔って吐いてシャワーを浴び、次男は遊び疲れてベンチでぐっすり…と、いろんなことがあった模様。でも、窓の外から子どもたちの笑い声が聞こえてきたので、安心して任せていられました。
20時半発の深夜バスに乗る際、なんとガイドさんがヤンゴンまで付き添ってくれることになりました。ガイドさんの兄がバス会社を経営しているとはいえ、なんて優しいのだ…涙
出発前にまた美味しいお粥を食べさせてもらい、熱はまだ39度台だけどかなり体調は回復しました。
観光は出来なかったけど、ミャンマー人の優しさに触れる貴重な体験になりました。もちろん謝礼は弾みましたよ!
8時半にバスに乗り、ヤンゴンに戻ります。
またいつか、バガンでリベンジするぞー!
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