【6歳8歳子連れ海外】ミャンマーで友人と再会！人の優しさに触れた旅【ヤンゴン篇】

2018/12/23 - 2018/12/31

高校・大学時代のバイト先で一緒に働いていたミャンマー人たち。働き者で優しい彼女らと親しくなり、家に行ったり旅行に出かけたりと仲良くしていました。そんな彼女たちが祖国に帰って１７年。ひょんなことから連絡がつき、会いたい！ということで会いに行ってきました。

子連れなので、今回はヤンゴン近郊とバガンに絞って旅をした記録です。

12月23日成田空港→ヤンゴン
12月24日ヤンゴン観光→国内線でバガンに移動
12月25日バガン観光
12月26日バガン観光→深夜バスでヤンゴンに移動
12月27日ヤンゴン観光
12月28日ヤンゴン観光
12月29日バゴー 観光
12月30日ヤンゴン観光→22時発の飛行機で帰国
12月31日成田空港に到着

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 1.5

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月23日。一足早く冬休みをとり、成田空港にやってきました。目的地はミャンマー！歩きながら漫画を読む子どもたちです。

飛行機は11時発のANA。日系の国際線は初めて。

9時前にチェックインし、早めに出国審査を済まし、搭乗エリアに向かいます。すると、夫の名前がアナウンスされているのに気づきました。嫌な予感…。ミャンマー入国には6カ月のパスポート残存期間が必要ですが、夫のパスポートはどうやらギリギリなのです。ちゃんと日数まで確認していなかったけど、大丈夫かな…？

ANAのカウンターに行くと、予感的中。やはりパスポート残存期間が10日足りないということ。私がしっかり見ておけば良かった…。家族全員の旅行を取りやめるか、夫だけやめるかの決断を5分以内にお願いします、と言われて、泣く泣く夫を置いて出かけることにしました。長男はショックで泣きだすし、私も未踏の地で息子2人にスーツケース２つ抱えて大丈夫か？と不安になります。

飛行機に乗る前に、現地で会う友人に電話で状況を伝え、次にミャンマーで予約している国内線のキャンセル手続きのため、現地の代理店にメールを入れます。日本の代理店で良かった！

夫が両替したドルを少し預かり、もう出発です。

チャイルドミール。なぜかハンバーグが2個も入っていた。ゼリーとお菓子しか食べない息子たち。

こちら大人の機内食。天ぷらを卵で閉じたのと、海苔巻き、パン…炭水化物が多くないか？味はまあまあだけど、白米のベトベト感はどうにかならないものか。

ひたすらゲームをやり続け、到着1時間前に寝てしまう息子たち！やめてくれ～！

往路は8時間。アジアだけどそれなりに長時間。ちなみに復路は6時間。

ヤンゴン国際空港に到着！
出発前に、「ご主人に、何にも心配しないでと伝えて」と頼もしい言葉を言ってくれた友人。今日からしばらくお世話になります。

日差しが眩しい。こちらは真夏です。早速、夏仕様に服装をチェンジ。

空港に到着すると、出口付近は出迎えの人で大混雑。もし待ち合わせするなら、出口付近は避けた方が賢明かも…。人混みをスーツケース２つ引っ張りながら進んでいくと、友人が私の名前を呼んでいます。良かった！会えた～！17年ぶりの再会です。

ホテルに荷物を置いて、すぐに近くのカフェへ夕飯を食べに行きます。友人夫妻が2組、揃って出迎えてくれました。みんな日本語がペラペラだから楽です。

太い麺の焼きそばと青菜のあんかけ。
息子たちも麺は気に入り、バクバク食べています。さらにチャーハン、長男はチキンカツバーガーを食べました。

このカフェまでは徒歩で向かいましたが、初めて歩くヤンゴンの道は舗装こそされているものの、穴が空いていたり、ゴミが散らばっていたり、暗闇にいきなり人が座っていたり、野良犬がいたりとちょっとドキドキ。車がビュンビュン通る道路を、駐車車両を避けながら歩きます。中には裸足で歩いている家族もいて、とても新鮮です。一応都会だけど、みんな民族衣装を身につけていて、すごくオシャレ。

ヤンゴンの宿は、ホテルヤンキン。
日本から電話したあと友人が素晴らしい機転をきかせてくれていました。実はこのホテルの部屋が4人には狭いため、友人が広い部屋に変更してくれていたのですが、夫が来られなくなったため、ちょうど良い広さの部屋に戻してくれていました。それにより、宿泊費が2日分ほど安くなりました。朝食付きで1泊50ドル。

ダブルベッドにキッチンつき。
スーツケースを２つ広げても余裕の広さです。
こじんまりしたホテルですが、外国人観光客がたくさん来てました。もちろん日本人も。

トイレ、バスルーム、洗面所はとても広い！お湯の出も申し分ない。

時差が2時間半あるため、子どもたちは夕飯後はすぐにぐっすり。

私たちの部屋は屋上のペントハウス。夜景も朝焼けも綺麗でした。

12月24日、朝6時半に友人が車で迎えに来てくれました。朝イチでシュエダゴンパゴタに行くのです。8時を過ぎると暑くなり、裸足でパゴタを歩くと足の裏が熱くなるとのこと。

遠くからでも目立つロゴ。

ヤンゴンで一番大きなパゴタである、シュエダゴンパゴタにやってきました。駐車場に車を停めると、車に靴を置いて行こうと言われました。え！ここから裸足？とびっくりするも、郷に入っては郷に従え。恐る恐る裸足で歩きます。裸足に慣れない子どもたちは、最初は嫌がっていました。

パゴタの中は掃除がされていてきれいでした。

願いごとを考えながら鐘を鳴らしてごらん、と教えてもらっている次男。

初めて見るシュエダゴンパゴタは、修復中とはいえ、すごい迫力。高さ100メートルだそう！

伝説では2500年前、考古学的には1000から1500年前に建てられたという、ミャンマー仏教の総本山。中には仏陀の遺髪？が納められていると信じられていて、非常に重要な聖地だそうです。

圧巻の一言。

パゴタを取り囲むタイルがかわいい。仏教説話だろうか。陶板を焼いて作っているらしく、もっとじっくり見たかった。

これらは寄進により作られているそう。というか、すべてのパゴタが寄進なのかな。

中央に鎮座する巨大なパゴタの周りに、様々なお堂がありました。一つ一つに意味があるはずですが、子連れにはハードルが高く、聞けませんでした。

友人が説明してくれていますが、子どもたちは2分と耐えられない…

青空に金色が映えます。

シュエダゴンパゴタを見終わり、朝ごはんを食べに出かけます。

カンドージー湖の目の前、ヤンゴン動物園にもほど近いところにある、Signature Restaurantに連れて行ってもらいました。

ミャンマーの料理のほか、シンガポール、チャイニーズなど幅広いメニューがあります。朝ごはんを楽しむミャンマー人がたくさんいました。

湖の目の前という絶好のロケーションで、レストラン自体もオープンエアな作りで、気持ちがいいです。

テーブルには点心がずらり！

せっかくミャンマーに来たので、ミャンマー料理を。

ミャンマーの国民食、モヒンガー。

米の麺に、ナマズのダシのスープをかけて、揚げ物などをトッピングします。濃厚なんだけどしつこくなく、むしろトッピングの揚げ物がちょうどいい。辛くもないです。生臭くもない。美味しくてスープはすべて飲み干しました！

顔ほど大きな肉まんにかじりつく長男。しかし肉の味付けがちょっと予想と違っていたようで、半分でギブアップ。

こちらは、パンにつけて食べるスープ。

脂で和えた麺。マイルドな味。

点心のシュウマイ。左が牛肉とパクチー、右はエビ。どちらも肉がぷりぷりで、めちゃくちゃ美味しかった！

ミャンマーのミルクティー。知らなかったけれど、ミャンマーは紅茶の産地だそう。こちらの紅茶は濃く煮出して甘くしたものでした。現地で飲んだお茶はどれも美味しかったなあ。

腹ごしらえ後は、レストランのすぐそばにあるヤンゴン動物園に向かいます。

チケットは友人が買ってくれてしまいましたが、外国人用の入場料が設定されているようです。

まるで鳥の羽のよう！

象型の水道。

こちらの動物園、なんと象に餌やりができるのです！餌を求めて、象が鼻を目の前まで伸ばしてきます。

象は大人気で、人だかりが絶えません。

ひとつひとつの獣舎が離れていて、暑い中歩くのはかなり大変。

インスタスポットでしょうか。赤が映えます。

小麦粉？で何やら作っているおじさん。

この動物園にはホワイトタイガーがいるのです！

ジャーン！

のんびり寛いでます。

そこかしこに置いてある甕。水が入ってるらしいですが、私たちは飲まないほうがいいですね。


暑くて子どもたちはバテバテ。湿気がないのがマシですが、体力を奪われます。

お昼頃にホテルに戻り、荷物をまとめて移動の準備。夕方の便でバガンに向かうのです。

スーツケース一つはフロントに預けて、もう一つのスーツケースに荷物をまとめます。

空港まで全員で送ってくれて、チェックインまで面倒見てくれました…さらに、ミャンマー国内で友人たちと通話できるように、スマホを用意して、名前や番号まで登録してくれて…涙

彼らのサポートがなければ、乗り切れなかったかもしれません。

ヤンゴン国際空港から国内線に乗る前に、ケンタッキーで腹ごしらえ。味は日本と変わらないけど、スープやチリソースは独自なのかな。

国内線は、バガンに拠点を構える日系代理店サラトラベルさんに手配をお願いしました。ミャンマーは航空機の時間変更が頻繁に行われるらしく、旅行者はメールを確認できないことが多いため心配が多いと知り、リコンファームをしてくれる代理店に依頼したのです。

案の定、時間変更があり、事前に伝えていたホテル受付にも連絡をくれて助かりました。日系ならではの気遣いがあり、手数料もほとんどかからず、おすすめです。

国内線は、中でも割とマシと言われるエアカンボーザ。プロペラ機です！タラップが新鮮！

1時間半のフライトは低空飛行で景色も見えて楽しかった。

短いフライトなのに機内食が出ました。
クロワッサンにはジャムが挟まっていて美味しかった。ケーキは一口で満足。

こちらはヤンゴン郊外。

だんだん暮れていきます。

すごく綺麗です。

この後、バガンの空港でガイドさんと落ち合います。うまく会えるかな？