年末は久しぶりの宮島・厳島神社へ（１）まずは島内観光

2018/12/26 - 2018/12/27

今年の年末は11月に出産した広島の長女の処へ初孫の顔を見に行きがてら宮島にも足を延ばしましたが、初曾孫の顔を見せる為に金沢の母をピックアップしてからの広島行きで、随分と長い移動時間となりました。
長女のマンションに近い広島駅近のホテルに宿泊し先行していた家内や次女と合流してから、折角なので宮島は日帰りとせず江戸時代から続く老舗として有名な宮島の温泉旅館「岩惣」に宿泊する為に随分前から予約を入れました。
先ずは宮島へ近づくフェリーからの大鳥居を見た後、岩惣に荷物を置いて島内の大聖院とロープウェイで弥山の獅子岩展望台まで登った島内観光！
昼食に名物のアナゴ飯は食べましたが、名物に旨い物無し！岩惣で出たアナゴ料理とは比較にならない程度だったので写真は掲載しません。
やはりアナゴは素材の脂の乗り具合と鮮度、そして焼き具合をかなり加減しないと美味しくならないのだと痛感しました。
表紙写真はほぼ満潮時間の大鳥居を外海から見た景色。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 交通手段: 新幹線 JRローカル

岩惣に荷物を置いてから厳島神社の裏手を通って大聖院へ向かいます。
この頃は未だ潮が満ちていました。

土産物屋が続く通り。

通りの脇の川岸に鹿を見かけました。

大聖院の入り口に着きました。

山門には仁王さんが居ますが、その向こうに見え隠れする石段が気になります。

やはり結構な石段がありました。

ふと左手を見ると五百羅漢が立ち並ぶ脇道がありました。

皆、毛糸編みの帽子を被っていて可愛いです。
此処ではこの後の日程を考え、膝に自信がない私と現役舞踊家とは言え、陛下と同じ歳の母は石段の下で待つことにして、家内と次女だけが参拝。

大聖院からロープウェイ乗り場を目指して歩く途中で展望台から見下ろすことが出来た大鳥居。

途中、別の場所からは五重塔も見えました。

紅葉谷公園に向かう道も今は冬枯れです。
紅葉の頃はさぞ美しい事でしょう、でも観光客で一杯でこんなに静かな景色は望むべくもありませんが・・・。

今晩泊まる岩惣旅館です。
詳細な写真等は次の旅行記で。

ロープウェイの案内。
結構な登り道なので時々走るのはご遠慮します。

さて最後に胸突き八丁のロープウェイ乗り場への階段を上ってゴンドラに乗り込みます。

宮島ロープウェイは前半の部分はスキー場にあるようなゴンドラで、途中から獅子岩への大型ロープウェイに乗り換えます。
ゴンドラからはウメモドキらしい木が見えました。冬枯れの景色でひときわ目立つ紅い枝ぶりが其処此処に見えました。

獅子岩展望台からの眺望。
呉方面や江田島も良く見えます。
天気が快晴なら言う事なしでしたが、まあ雨が降らなかっただけ良しとしましょう。
私と母は此処から岩惣旅館へ戻り、家内と次女は先の弥山山頂への往復薬1時間の追加トレッキングへ。
後から聞いたら思った以上に岩だらけで随分と歩き疲れたらしい。

岩惣での夕食後に見学に出かけた厳島神社の夜景、ライトアップ。

大鳥居もライトに浮かび上がります。

水面に映る建物がとてもきれいです。

翌朝、参拝途上に千畳閣と五重塔を見上げて。

この日の干潮は朝6時前ですが未だ潮は満ち始めたばかり。
それでも大鳥居が水面に映る程には水が来ていました。

さあ、厳島神社への参拝です。

11時近いのに此れほど奇跡的に人影が無いのは、今日が12月27日と平日であるお陰。
でも午後には混み合う事でしょう。

能舞台にも冬の低い朝日がゆったり差し込んでいます。

厳島「神社」と呼びますが屋根には千木らしきものは見えません。資料によれば平安時代以降、江戸時代までの神社には千木がない建築が多いらしい。
だから千木のある神社は平安以前か江戸以降の建築と言う事らしい。
檜皮葺の屋根が美しいです。

裏手の反橋の下は未だ干上がっています。

早く潮が満ちてくれば良いのにと思いますが中々上がって来ませんね。

正面もこの通り。ですが実は左手からジワジワ来ています。

参拝を終える頃にようやく潮が満ちてきました。

参拝を終えて、岩惣に預けた荷物はフェリー乗り場に届けてもらいました。
今日は昼過ぎに広島発の新幹線に母と次女とで乗り、金沢まで戻る予定です。
家内はもう少し長女の処に産後の世話で残る事になっています。

この旅行記へのコメント （1）

• salsaladyさん 2019/01/07 09:39:29

  宮島の全景が見られるロープウェイは必須ですね～

  ☆宮島を訪れるには満潮時をチェックしていく方が賢明ですね。
  
  ☆昨年春に訪れた頃も、夕刻まで干潮で。。。外国人が鳥居の前にスタンバイして～
  
  ☆何度行っても素晴らしい神社だから。。。