2018/10/27 - 2018/10/29
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Naokichiさん
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私の祖父がかつて戦争で大連に行っていました。その話を聞いたり、当時の写真を見たりして、ぼんやりといつか行きたいと思っていました。そんなことも忘れていた折、中国語を勉強する妻から大連というワードが出てきて、途端に一つに重なったような気がして。土日に休みを一日くっつけて2泊3日で大連へ行く機会を得たのでした。
今回はフリープランのパックツアーで渡航。旅順には現地のオプショナルツアーを付け加えました。結果的に、オプショナルツアーは付けて大正解!旅順には車をチャーターした方が圧倒的に回りやすく、かつ様々な歴史の話を聞きながら歩けたのはよい選択だったと思います。
ちなみにオプショナルツアーはコチラで頼みました。
→http://www.dlachikochi.com/view.php?id=259
それにしても10月とはいえ、大連は寒かった!でもあと一日あれば、と思うくらい他にも見どころはあったので、また暖かい季節に訪れたい街です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
二日目の朝です。朝食は中山大酒店の頂上階レストラン。
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一際高い建物なので景色が壮観です。
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朝食食べたら少し散歩。奥に見えるは大連駅。
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この日は申し込んでおいたオプショナルツアーで旅順に。ハイヤー貸切のガイド付で600元です。案内してくれたのはシン・ブンシさん。この場を借りてお礼申し上げます。
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車で1時間、旅順区に到着!
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史跡としてきちんと整備されています。
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イチオシ
まずは北堡塁へ。
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シン・ブンシさんが案内してくれます。もう1万回は来ているそうで何でも知ってます。
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ロシア軍が築いていた塹壕です。
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中に入ってみます。横幅は思ったより低く、涼しいです。
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ここで生活しながら攻撃出来るようになっていたのだと。
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宿舎です。当時のままです。これだけ頑強だと日本軍が苦戦していたのも頷けます。
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慰霊碑です。ここを陥落させるために8千名もの日本軍兵士が命を落としたのだとか。手を合わせます。
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塹壕です。穴が開いているのは日本軍の機関銃の痕です。ロシア軍からの攻撃を受けながらもこれだけの銃弾を浴びせた。壮絶極まりません。
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爆破させて接近戦に持ち込み、押し切ったそうです。
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歩いているとこれだけ長く壁が築かれていたのでした。
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東鶏冠山北堡塁を出て、次なる場所は水師営に。
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ここで乃木希典とステッセル将軍が会見し、日本軍の勝利で決着しました。歴史ある場所です。中に入ると当時の写真が飾られていますが、中には非道い写真もあり、とても載せられるものではありません。改めて戦争からは何も生まれないと思います。
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そして二〇三高地に着ました。思っていたよりも観光のために整備されている印象です。黄色い建物でチケットを買いますが、この時はオプショナルツアーにチケット込みでした。
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敷地内は途中までトラムに乗って移動することになります。
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トラムには5分も乗っていなかったと思いますが、綺麗に整備されている203高地を気持ちよく駆け抜けていきます。
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中腹辺りで降りてここからは徒歩です。
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秋の紅葉と、抜けるような青空が気持ち良いです。山道を歩いていきます。
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てっぺんが見えてきました。
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イチオシ
感慨深いです。
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てっぺんに来ました。銃弾を形取った慰霊塔。乃木希典が名付けたと言われています。ここから旅順港にいるロシア軍艦を狙ったということですが、果たして。
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旅順港を望む景色を見てみます。確かに旅順港が望めますが、遠い!当時日本軍の砲撃の最大射程は7,000メートルだったそうです(世界最高水準)。余裕で届いたのだとか。現地から見ると、こんなところから攻撃するなんて凄すぎです。。
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使用された大砲のレプリカです。
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別の道から下山していきます。こちらはやや獣道っぽいのですが、見どころがあるため。
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脇道を降りたところにひっそりと、戦争で亡くされた乃木希典のご子息のお墓がありました。手を合わせました。
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戻ってきてまたトラムに乗って入口まで戻ります。
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203高地を後にして、車で旅順港を通っていきます。
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最後に訪れたのはここ。白玉山です。
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イチオシ
白玉山塔。日露戦争に勝った日本が、軍の重鎮だった東郷平八郎と乃木希典の発案で、1909年に戦死者追悼のために建立されました。巨大でした。
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近くで見てみます。
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白玉山から望む旅順。こんにちの旅順は穏やかです。
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イチオシ
旅順湾も本当に綺麗に望めます。流石、軍事拠点とするだけあって、湾へ入るにはあの狭いところを入ってこなければなりません。
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天気も晴れて、爽快です。
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イチオシ
旅順口の石碑。
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最後にもう一枚。
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ツアーで周る場所は終え、車で戻ります。途中、大連外国語大学を通りました。シン・ブンシもここで学んだそうです。ちなみに日本語ばっちりです。日本語を学ぶのに有名な大学とのことです。
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海岸線は気持ちよいです。
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大連市内まで戻ってくる時に昨日、星海広場で眺めた星海湾大橋を通ります。シン・ブンシのクールだけど気さくな人柄と、素晴らしいコーディネートに改めて感謝したい。旅順は車でなければ中々大変です。しかしながら旅順駅や旅順港など、他にも見どころはあるし、何よりも歴史を感じる、ずっと行きたかった場所でした。思い出深い一日になりました。
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