2017/10/29 - 2017/10/30
361位(同エリア1789件中)
のまどさん
ローカル体験ができたウードムサイを去り、旅も終わりに近づく哀愁を感じながらルアンプラバンに向かいます。
最初に訪れた時は期待外れに思いましたが、未開の地を訪れた後の都会には安心する所がありました。ホテルやレストランでのサービスが贅沢に思えます。ルアンプラバンには古都ならではの趣きがあります。朝の托鉢を見学し、フライトまでの時間を最大限に使ってお寺を駆け足で回りました。
ラオスには世界的に有名な観光地はありませんが、素朴で温かい国民性が何よりの魅力だと思います。収穫の多い快適な旅になりました。また戻って来たいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ウードムサイの新バスタ―ミナル。かなりお金を掛けている感じです。
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いつもの通り荷物を預けて少しブラブラします。
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ちょっと量が多いけど健気な日本語表記入りのカイペンを買います。ちなみにタイ製。
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近くのこじゃれたカフェで抹茶ラテ。のまど母が作ってくれた抹茶アイスを思い出して一気に飲みました。
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イチオシ
バス旅もこれが最後。見慣れたはずの熱帯雨林を車窓から名残惜しく眺めます。
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途中に休憩で寄った街の雑貨屋。この所せまし感は居住地では見られません。
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ルアンプラバン到着。ターミナルからホテルに移動中のトラックでウワバミが撮影したサイドミラーに写る僧侶。かなりマニアックなショット。
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僧侶が降りた寺ではたくさんの少年僧がいました。これが古都ルアンプラバンの序章。
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本日のホテル、Lakhangthong Boutique Hotel。ここも古いお寺をイメージした造りで中はモダン、履物は脱いでスイカジュースがウェルカムドリンク。ある程度のレベルのホテルでは定例のおもてなしかもしれません。外国人ウケします。
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ナイトマーケットを一本外れれば庶民の生活に密着した市場があってほっとします。
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今日もやはり夕食はメコン川沿いのレストラン。
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未開の地を踏んだ後では都会の味がしますが、むしろ嬉しいです。前回の店と同じようにウェイターの青年の一生懸命さが感じられます。
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泡が立ちすぎですが、ビアラオ。この旅では1日大瓶を5-6本は消費していました。ほーほほ。普段と違うのはワインや蒸留酒など他のお酒にあまり手を付けなかったことです。
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翌朝、朝の托鉢を見るために一人で起きて暗い街中を歩きます。いました、僧侶の列。
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座って待ち構えていた婦人たちから食べ物をもらう。
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撮影場所が近すぎたので道路の反対側に移動。お経を唱える僧侶たちに向かって手を合わせる主婦。
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イチオシ
去り際に更に食べ物をもらっていきます。なるほど。
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本来は純粋な宗教行為であったはずが、ルアンプラバンでは見学する観光客があまりにも多いためフラッシュを焚くことが少ないように日の出直前に時間設定がされたり、撮影に夢中になって車にひかれたりしないよう托鉢時間内は車の通行が禁止になったりしているそうです。
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宗教の世俗化については旅先でよく考えさせられます。いずれにせよ見学のマナーは守りたいものです。本当は撮影などせず遠くから眺めているのが一番なのですが。
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すっかり明るくなりましたが、ナイトマーケット入口周辺では観光客が売り子からもち米やお菓子を買って托鉢に参加しています。「やってみよう」という若い日本人女性の声が聞こえたので堂々と近くで撮影します。
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ホテルに戻り、ウワバミを起こして朝食です。スムージーとフルーツは良かったんだけど、汁麺頼んだら辛ラーメンが出てきて大変ショック。
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さて、日もすっかり高くなり歩くとすぐに汗ばむようになりました。
今国立博物館になっている所はかつて王宮だった。 -
プーシーの丘に登る入口にあるWat Pa Huak。訪問者が数多いる中で壁画の保存状態が優れていることに驚きました。
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イチオシ
丘の上に登りました。ルアンプラバンが京都に例えられるのがよく分かります。街の眺望に優雅さがあるんです。
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メコン川の対岸は訪れる人が少ないんだろうな。もう1泊してもよかったかな。
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頂上のお堂です。
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丘を降りて。大通りの白壁の建物に気品を感じます。
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地元の小学校。Ecole Premiere、フランス語は植民地時代の名残でしょうか。ラオスの中でも豊かなルアンプラバン。ここから世界に羽ばたいていく子どもたちがたくさんいればいい。
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Wat Sensoukhharam。
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仁王立ちの仏像、ミャンマーを思い出します。南伝仏教。
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更に金色の仏像。
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Vat Syrimoungkoun Xaiyaram。装飾が洗練されています。
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民家の装飾。お祭りでもあるのかな。
家屋は高床式の名残のような感じがします。 -
イチオシ
Vat Pak Khan Khammungkhun。仏像を拝むこの回廊は荘厳そのもの。
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ナムカン川とメコン川の合流点。水の色が違うということは水温が違うのでしょう。
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こじゃれたカフェでアイスコーヒーを買います。冷たいコーヒーは気温が40度近くなる夏場でもヨーロッパでは目にしたことがありません。
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Lakangtong Guesthouse。快適な滞在ができるという推薦をしておきます。
空港までの送迎は無料。辛ラーメン以外は費用対効果抜群です。 -
ルアンプラバン空港までは20分。お寺を模した構えです。
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ラオス最後の食事。ごはんにしました。
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搭乗優先の筆頭が僧侶と言うのはさすが仏教国です。
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ラオ航空に乗り込みます。丸2週間滞在したラオスとついにお別れです。
ラオスは発展から取り残されていますが、頓着しない純朴な国民性に魅了されました。次に来る時は南に行ってみたいですね。 -
1時間のフライトでバンコク到着。乗り継ぎ時間が8時間もあるので、せっかくなのでウワバミを置いて一人街に出掛けます。
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ラオスからバンコクに来ると随分都会に思えます。という感想を持つことは往路で乗り継いだ時から分かっていましたが。
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でも仏花を売る出店はエキゾチック。
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お目当てはこちらルンピニ。
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ルンピニ公園は結構広く、ジョギングをする人が大勢いました。大都会の中で憩いの場。亀の餌付けをしている人がいました。
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屋外ジムなんていうのもあるんですね。
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で、ここに来たのはバンコクで廃止されつつある屋台村が生き残っているという情報得たため。でも、見事になかった・・・衛生面から政府は排除しようとしているのだけど、個人的に残念。
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代わりにおしゃれなショッピングセンターの食品売り場で買って食べたトリのから揚げ。これがむちゃくちゃおいしかった。ラオス旅行の終盤はバンコクの食事を心待ちにしていました。
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さて、万事に備えて早めに空港に向かいます。アイスコーヒーを買って
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バービー電車に乗って♪クレジットカードの宣伝?自分だったらホテルやレストランの清算の時に出すのは恥ずかしいかも。
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から揚げだけではお腹が満たされないので空港で頑としてタイの微笑みがウリのタイ料理を食べます。
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トムヤムクンと生エビ、クンチェーナンプラー。高かったけど満足。
この生エビ、ベルギーで本格的なものを出すところがあるんです。しかも、空港からそんなに遠くない所に。 -
スワルナブミ空港はとても広いですが、すぐにウワバミに再会できました。
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最後の1杯。アルコールは高いので私はマンゴージュース。思い返せばこの日は珍しくアルコールを全く飲まなかった。
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さあ、タイ航空に乗って中世暗黒のヨーロッパに帰ります。
ちなみに行きにキャンセルされたフライトについてはルフトハンザに根気よく(=しつこく)食い下がった結果、1人600ユーロの補償金が支払われました。これもEU規則のおかげ。EU万歳!
<完>
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kayoさん 2019/01/16 01:54:00
- 屋台がない???
- のまどさん、今晩は~☆
今年もよろしくお願いします!
ラオス旅もとうとう終わっちゃったんですね。
私はバンコクに住んでいた5年間でラオスは行きまくりました。
もう15年以上前になりますが、バンコクから入ると全く別世界で、
何度もリピートしました。ウドムサイとかルアンナムターなんて
地名だけ聞くだけでワクワクするのは私だけかも?
観光地化されたとはいえ、まだまだタイと比べれば素朴さが残っていて、
良い所ですよね。
ラオスは北と南が一番ラオスらしい私のお気に入りです。
バンコクの屋台村がなくなったって?
そこら中のソイにあった屋台がなくなったって事でしょうか?
もしそうだとしたら寂しいです。バンコクの食文化こそ屋台だと信じていたので。
変わっていくバンコク、渋滞だけは変わらないと思いますが、やっぱり寂しい。
これも旅行者の勝手な思い込みで、タイ人にとったら日本のような綺麗な町並みを
目指しているのかも知れませんが。
私もそろそろアジア回帰の旅にしようかな~っと思いました。
kayo
- のまどさん からの返信 2019/01/19 08:50:47
- RE: 屋台がない???
- kayoさん、こんにちは。
メッセージありがとうございます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。
お返事が遅れてしまい、ごめんなさい。
スマホではなく自宅の大画面でマルタ旅行記を拝読してからの返信にこだわっていました。マルタ島はイタリア文化の中に少しだけアラブの雰囲気がある気がします。個人的にチュニジアはローマ文化の影響が見られ、モロッコはマグレブの文化が勝っている気がします。kayoさんがどのような感想を持ったのか楽しみにしています。
> 観光地化されたとはいえ、まだまだタイと比べれば素朴さが残っていて、
> 良い所ですよね。
> ラオスは北と南が一番ラオスらしい私のお気に入りです。
ラオス、はまりました。本当に気楽に旅ができる国でした。珍しく現地人とケンカした覚えもあまりなく。経済的には中国、政治的にはベトナム、文化的にはタイに近い国ですが、やはり独自の魅力が存分にあります。
>
> バンコクの屋台村がなくなったって?
> そこら中のソイにあった屋台がなくなったって事でしょうか?
> もしそうだとしたら寂しいです。バンコクの食文化こそ屋台だと信じていたので。
> 変わっていくバンコク、渋滞だけは変わらないと思いますが、やっぱり寂しい。
タイは住んでこそ魅力が分かる国なのでしょうね。屋台村の排除は本当に残念に思います。町の美化や衛生管理という理由はあると思いますが、屋台を生活の中心に置いている市民が少なからずいるでしょう。
> これも旅行者の勝手な思い込みで、タイ人にとったら日本のような綺麗な町並みを
> 目指しているのかも知れませんが。
> 私もそろそろアジア回帰の旅にしようかな?っと思いました。
kayoさんはヨーロッパ全土制覇の勢いですね。短期間で多数の国の観光名所を抑える計画力に脱帽します。ヨーロッパ旅行に情熱を注ぐkayoさんとアジアに魅了されるのまど。より遠くにあるものが欲しくなるのでしょうか。
バックログが甚だしく溜まっております・・・
-
- jijidarumaさん 2019/01/16 00:13:13
- ラオス、不思議な光景
- のまどさん、
おめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
相変わらずのエネルギッシュな旅、ラオスは混沌としているような、
昔の日本を感じるような国ですね。
ラオス、不思議な光景・・・と思ったのは托鉢僧にご飯を用意して待つのは
いずれも女性、宗教心は男女変わらぬ国と聞きますが、こうした光景は
不思議に思います。
"中世暗黒のヨーロッパ”のクリスマス・新年は如何お過ごしでしたか?
jijidaruma
- のまどさん からの返信 2019/01/19 08:19:46
- RE: ラオス、不思議な光景
- jijidarumaさん、こんにちは。
お返事遅くなってごめんなさい。平日はほとんど家に寝に帰っているだけのような生活なので。
あけましておめでとうございます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。
> 相変わらずのエネルギッシュな旅、ラオスは混沌としているような、
> 昔の日本を感じるような国ですね。
そうですね。高度経済成長期の日本と似ているかもしれません。ラオス自体そんなに成長しているようには見えませんが。ヨーロッパから日本と東南アジアを時折訪問するといかに共通点が多いか思い知ります。
>
> ラオス、不思議な光景・・・と思ったのは托鉢僧にご飯を用意して待つのは
> いずれも女性、宗教心は男女変わらぬ国と聞きますが、こうした光景は
> 不思議に思います。
確かに写真に映っているのは全員女性ですね。男性の寄進者もいましたが、大多数は女性でした。仏教で女性は穢れた身であるからより深く信仰しなくてはならないのか、それともラオスでも女性が勤勉だからなのか、それとも仕事をしていないからなのか。
> "中世暗黒のヨーロッパ”のクリスマス・新年は如何お過ごしでしたか?
訪問を重ねるとアイルランドに戻ってきた気がしますが、移住する予定も意向も今のところありません。
『若きウェルテルの悩み』の影響力は驚異的ですね。ワイマールには一度行ったことがありますが、静かな佇まいの中で歴史的な価値の高さに感銘を受けました。
今年もjijidarumaさんとご家族にとって素敵な年になりますように。
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