2018/11/21 - 2018/11/26
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ミストラルさん
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滞在3日め。
生憎の雨。雨が少ない小笠原では恵みの雨も、旅行者には嬉しいものではない。
雨だからといって、宿に引きこもっているのも勿体ない。
こんなこともあろうかと、持ってきた簡易ポンチョを羽織って、今日も出発!!
3日めは沢山ある砂浜のいくつかをハシゴ。
砂の色が違ったり、砂浜ごとに個性? があるのが面白い。
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朝、起きると外は雨。
しかも、まぁまぁの降り。
山や農業センターの植物たちのことを思えば、よかったね~、ではあるのだけど、旅行者のオレにとっては喜ばしいものとは言えない。
この日は朝の散歩はなし。
写真は宿の敷地内に生えてたバナナ。小笠原ではキングバナナと呼ぶらしい。
沖縄の島バナナと同じものなら、食べごろはもう少し先かな? -
最初に向かったのは、宿の前の道を道なりに行き止まりまで行った洲崎の海岸。
採石場の先みたいな場所にあった。
ここの海岸は砂浜ではなく、大きめの石がゴロゴロしている石浜。
海流の問題なのか、ゴミの漂着も多く、天気の悪さも手伝って、綺麗な場所には思えなかった。
という訳で早々に退散。 -
来た道を引き返し、農業センター方面へ。
途中にあった川。
小笠原に淡水魚はほとんどいないのだけど、とりあえず覗き込んでみると、小さな魚が逃げていくのが見えた。
ヨシノボリ? グッピー? -
八ッ瀬川というらしい。
東京都内に自然のままの川なんてある訳ない!! のだけど、それは1000km離れた小笠原の地でもやはり同じらしく、しっかり護岸されてた。
東京らしさ、なのだろうか!? -
八ッ瀬川沿いを走っていく。
近くに川があるためか、周辺の光景は瑞々しく、イメージ通りの南の島らしい景色が続くが…… -
ちょっと引いて写真を撮ると、こうした綺麗な遊歩道が整備されていたりする。
もちろん、安全にこの景色を楽しめる利点はあるのだけど、ここまで来ても、本来の自然の景色はないんだなぁ、と思うと、ちょっと残念なようにも感じる。
自然遺産の島だからこそ、本来の自然をそのまま残した方が、とも思う反面、オレだってこの遊歩道の恩恵に与った訳だし、どちらがいいのか…… -
川沿いを走った先にあるのが小港海岸。
スクーターを止めたら、域内に入る前の約束事、外来種の侵入を予防するための作業を。小港海岸 自然・景勝地
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海岸までの道は、どちらを向いてもハスノハギリが群生している。
ハスノハギリの森。
好きな木で、ウチにも鉢植えがあるけれど、こんな密生と、巨木を見ると、わざわざ鉢植えにして、部屋の中でチマチマ育てるなんてことがバカバカしく思えてくる。小港海岸 自然・景勝地
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ハスノハギリの実は沖縄でも見たことがあったけれど、ここはこれだけ多く生えていることもあって、実を付けた木も多く、実もいっぱい落ちてた。
昔のオレなら、間違いなく拾って帰ってきただろうなぁ(笑)小港海岸 自然・景勝地
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小港海岸。
白く細かい砂の砂浜。
すごく広いのに、その時、そこにいたのはオレと同行者だけ。
ものすごく静か。小港海岸 自然・景勝地
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砂浜を歩いていると、自分ら以外の生き物に遭遇。
冬毛のムナグロが1羽、佇んでた。
近くを歩いても逃げることなく、そこに。
彼(彼女?)はそこで何をしていたんだろう?小港海岸 自然・景勝地
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バッタもいた。
広い小港海岸で、人2人、鳥1羽、バッタ2匹……
ありがたがって写真を撮ってみたのだけど、固有種だったりするのかな?小港海岸 自然・景勝地
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都内最南端のバス停。
バスでも小港海岸には来られるが、オレらと入れ替わりで来た人は自転車で、途中、歩いてきている人も見掛けた。
結局、バスには最後まで乗らずに終わった。小港海岸 自然・景勝地
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小港海岸を散策していると、雨が強くなってきた。
東屋でしばらく雨宿りをするも、一向に止まないどころか、弱まる気配もない。
仕方ない。
腹をくくって、来た道を戻ることに。
寒さに震えながら走っていると、途中にカフェが見えたので飛び込んだ。
自家栽培されているという島のコーヒーとシフォンケーキのセット。
暖かな店内から雨に濡れるコーヒーの木を眺めながら、コーヒーをいただくしばし贅沢なひととき。
小笠原産コーヒーは、苦みも酸味もマイルドです、と説明を受けたけれど、苦みや酸味ももちろんながら、味自体もかなりマイルドだった。
コーヒー好きの人には、少々(かなり?)物足りなく感じるかも。
バナナのシフォンケーキはとても美味しかった。 -
屋外に並んだコーヒーの木。
収穫する、しないを抜きにしても、年中屋外で育成できるのは羨ましい。
店内には小さなポットに入った苗も売られていて、思わず買いそうになったが、ウチにもコーヒーの木があるのを思い出して、思いとどまった(笑) -
雨が弱くなってきたので出発。
ランチをするため、大村の街方面へ。
途中、道から沈没船の写真を撮っていると、下へ降りる道があったので、行ってみることに。 -
境浦海岸。
ややグレーがかった色の砂の、硬く締まった砂浜。
すぐ後ろに森が迫っていて、あまり広い砂浜ではなかった。境浦海岸 ビーチ
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砂浜から振り返ると、テリハボクとハスノハギリの巨木が茂る森。
テリハボクもハスノハギリも沖縄にもあるけれど、こんな巨木が密集しているのはあまり見たことがないような気がするのだけれど……
小笠原の環境に合っているのだろうか?境浦海岸 ビーチ
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お腹が空いた、とか言いながら、大村の街に向かう途中、昼間のとびうお桟橋へ。
枝サンゴがスゴイ!!
チョウチョウウオの姿がチラホラ見えるが、夜と比べるとずっと魚の数は少なく、静か。
ツアーに出ているのだろう。船もおらず、人もいない。ひっそりとしている。 -
魚はどこに行ったんだろう? なんて思っていたら、シロワニ登場。
桟橋の下に消えていった。 -
ようやく大村の街に着いた頃には、14時を過ぎていた。
ランチタイムを過ぎると、閉店してしまう店が多く、行こうと考えていた店は軒並み営業時間を過ぎていた。
開いていたハートロックカフェに入り、メカジキフライカレー。
危うくランチ難民になるところだった。ハートロックカフェ グルメ・レストラン
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ランチの後は、二見港の周辺を散策。
やけに沢山セットされたアノールホイホイ。
船や荷物について、他の島へ分布が拡大しないよう、港の周りは重点的にセットされてるらしい。
そこいらじゅうにいる、と聞いていたアノールの姿はなく、ホイホイに引っ掛かったものもなし。
駆除され尽くしてしまったなら悪いことではないのだけれど…… -
宿の夕飯。
毎晩、品数豊富で美味しい食事を用意してもらった。
島食材も多く使われ、舌でも小笠原を楽しませてもらうことができた。
島寿司、尾長鯛の煮つけ、ハルダマのおひたし。
尾長鯛はハマダイ、ハルダマは沖縄で言うところのハンダマ。
どれもとても美味しかった。 -
午前中、降り続けた雨は午後には止み、夜はすっきり。
星を眺めてみようと外に出るも、月が明るすぎて星はほとんど見えず……
月って明るいんだなぁ、と、あらためて驚かされた。
時折、月明かりの中を、オオコウモリが横切っていく。
波の音しか聞こえない、とても静かな中、月明かりの中見上げる空に、くっきり浮かび上がるコウモリ。
幻想的でさえあった。
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