2018/11/21 - 2018/11/26
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ミストラルさん
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日本に数多ある水族館をすべて行き尽くすべく、各地を飛び回っています。
全国に115施設ある水族館の中で、もっとも行きにくいのが小笠原の「小笠原水産センター 小さな水族館」です。
その難敵に挑んだ? 時の話を備忘録的に。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11月21日、9:40頃、竹芝桟橋旅客ターミナル。
いつもの仕事先に向かうのと同じ時間に同じ電車に乗り、いつもより少し手前の浜松町で降りて竹芝桟橋へ。
水族館巡ラーの間で、ラスボスとされる小笠原水産センターへの旅の始まり。
いつもの水族館行きは、もっとビジネスライクなのだけど、未知の小笠原ということもあって、いつもとは違うワクワク感。竹芝客船ターミナル 乗り物
-
目的の父島まで24時間を過ごすおがさわら丸。
目的地の移動が長いのは好きではないので、船旅はこれまで経験がなかった。
酔うのかな? 24時間もの間、時間を持て余したらどうすればいいんだろう? 等の不安も。
一応、本と酔い止めは持って行った。 -
出航。
おがさわら丸はその巨体をグルリ回転させると、小笠原へ向かって進みだした。
出航後、すぐにくぐるレインボーブリッジ。
上は何度も通ったけれど、下から見上げる経験はあまりない。
本部港から伊江島へ渡った時も、すぐに瀬底大橋の下をくぐったことを思い出す。 -
竹芝~大井~羽田へ。
空港が近づくにつれて、頭上には沢山の飛行機が。
海上のD滑走路。この位置から見たのは初めて。
ちょうど正面でテイクオフ!! 結構離れていて迫力には欠けたけれど…… -
おがさわら丸の4デッキの案内カウンターの下にある紙の水族館?
父島に住む作家が製作したらしい、和紙でできた魚たち。
色や形が結構リアルだなぁ、なんて思っていたら、ちゃんと小笠原の魚というお題目で作られたものだった。
正面のパネルにはちゃんと魚名板もあった。 -
東京湾内は波も穏やかで、船の速度も遅いのでほとんど揺れない。
でも、出航から約1時間で横浜、そこから横須賀までさらに1時間。
見知った場所は眺めていても楽しかったけど、速度制限のある浦賀水道はほんとにゆっくり進む。
出航日は暖かかったけれど、それでも日が陰ると屋外テラスでは少し寒い。
写真は東京湾を出た直後くらい。ここからが本当の勝負? 船速は増し、海のうねりも大きくなってきた。 -
テラスで体が冷えたので、お茶タイム。
7デッキの展望ラウンジでコーヒータイム。
アップルパイは船内で焼いたという名物? らしく、オレもひとつ。
個人的にはもう少しリンゴが入ってて欲しかったなぁ。
お値段380円也。 -
16時を過ぎると、日が傾き、沈んでいく。
その頃には船も揺れ始め、その揺れは時間が経つにつれて大きくなっていく。
ランチタイム終了後、レストランでは島の歌い手、Okeiさんの1時間ほどのライブがあったのだけど、そのライブ中も大きく揺れてた。
歌も素敵だったけど、それ以上に、あの揺れの中でサンダルで立って動かずに歌えるOkeiさんがスゴイと変な感心。
この2時間くらい後、夕飯を食べたのだけど、揺れは強烈さを増していて、この時点で同行者が船酔いに。
オレはひとりで、2人分の夕食を食べるハメになり、必要以上におなかいっぱい。 -
おが丸パックで申し込みをしたので、船室は2等寝台。
という訳でここが24時間を過ごす自分の部屋。
オレは下段。
カーテンを閉め切ってしまうと、意外と個室感もあって、思っていた以上に快適。
シャワーも浴びられるし、食事やラウンジ、テラス等々、船内を歩き回ることもできる。
横になって寝られるし、飛行機の長時間フライトに比べればずっとラクだと思った。 -
寝台は奥行き2m、幅80㎝、高さ90㎝くらいな感じ。
夜中は盛大に揺れ、寝ていても船首に波がぶつかる“ドーン”という音が定期的に響いていた。
眠っていても体は寝台ごと大きく上下していて、ものすごく揺れていることは分かった。
でも、そんな中でも酔うことなく眠れたし、起きている時も読書もできた。
どうやら、あまり船酔いしない体質らしい。酔い止めは飲んでいたけど。 -
かなりしっかり眠っていたので、日の出も見に行かなかったのだけど、聟島列島が見えてきました、というアナウンスで外に出てみた。
暖かな空気と、日差しが南に来たことを実感させてくれる。
遠くに島は見えていたけれど、それ以上に船の周りを飛ぶカツオドリの姿に惹きつけられた。 -
カツオドリを見たのは初めてではないけれど、自然の中で見たのは初めて。
羽ばたくでもなく、羽を動かさずに滑空してるだけなのに、船を追い越したり、上昇したり、後ろへ下がったり、着水して再び飛んでも、すぐに船に追いついてくる。
おがさわら丸も20ノット以上の速度で航行しているはずなのに、素晴らしい飛翔術に圧倒された。 -
船と並走するように飛んでるカツオドリが時折、水面へと急降下する。
どうやらトビウオが飛んでいるのを捕まえに行っているらしい。
一瞬、トビウオの姿も見えたけれど、おがさわら丸からトビウオ撮るのはオレの持ってる機材じゃ不可能だな。遠すぎる。
夏場とかだともっと沢山飛ぶのだろうか? -
カツオドリの見物を終え、寝台に戻るとそのまま寝てしまった。
起きた頃には、もう二見港に入港、みたいなタイミング。
起きて荷物をまとめて下船。
その後、イルカツアーに参加する予定だったので、宿泊する宿の人に荷物を託して大村の街へ。
小笠原で最初のランチは、港からすぐのところにあるハートロックカフェのサメバーガー。
ようやく揺れないところで落ち着いて食事ができるはずが、頭の中がグルグルしていて、気持ち悪いことこの上ない。
ハンバーガーは美味しかったけれど、揺れない陸上で船酔いしそうになってた。ハートロックカフェ グルメ・レストラン
-
オレが乗ってきたおがさわら丸にはヘリコプターが積まれていて、そのヘリコプターが街の中を運ばれていた。
外来種駆除か何かに使うらしい、とのこと。
自衛隊の施設まで運ぶそうなのだけど、人の手押し!!
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