快晴に誘われて晩秋の上高地へ

2018/10/25 - 2018/10/26

朝の天気予報で全国的に快晴が２日間続くと言ってます。
珍しく二人とも予定が入っていません。
どっか行こう！
「上高地は穂高の絶景が見られるぞ！」「いいね！」と出発です。
何度も訪ねている上高地ですが雲一つない上高地にはなかなかお目にかかれないものです。
紅葉には少し遅かったですが絶景を拝めました。

１日目はゆっくり出かけて松本市内に泊まるだけ。
２日目は朝早くから上高地へ向かいます。

一日かけて明神池、河童橋、田代池、大正池を廻りました。

エリア 上高地(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目は朝早く宿を出発します。
沢渡の駐車場からタクシーで河童橋のバスターミナルへ向かいます。
タクシーは沢渡からバスターミナルまで１台４０００円。
５人で乗れば1人８００円です。バスより安い。
バスターミナルのカラマツは黄色に紅葉してます。

穂高・岳沢にはまだ日が当たらず日陰の中なので明神池を目指します。
往きは梓川左岸コースを行きます。
歩いている人はほとんど居ない中を進みます。
葉の落ちるカサッという音だけが聞こえます。

一時間で明神岳が見えて来ました。
予報通りの快晴！

明神館を左に行くと明神橋。
明神橋から臨む明神岳。

こっち側の方が良いかな！

真ん中がいいかな！
うーん、すごくいい天気！

梓川が朝日に輝きます。

穂高神社奥宮の明神池に入場。
穂高神社はアルプスの総鎮守。
本宮は安曇野市の穂高にあり、奥穂高岳の頂上には嶺宮があります。
上高地の地名は神降地すなわち神が降臨するところに由来すると言われています。

１０月８日に行われる例祭「御船神事」で使用する船と明神池。

紅葉と桟橋

逆さ紅葉

風がないので見事に池面に映ります。

手前が一の池、奥が二ノ池です。

所々に岩が有って日本庭園のようです。

島ごとの枯れた樹々の姿が良い風情を醸し出します。

紺碧の空が水面に写ります。

どこから撮っても絵になります。

この景色を見られて入場料３００円は安い！

明神池の脇には嘉門次小屋が建ってます。
嘉門次は英国人ウェストンのガイドとして上高地・穂高を案内した。
ウェストンは著書『日本アルプスの登山と探検』で上高地を世界に紹介した。
毎年6月第1日曜日には功績を称えてウェストン祭が開催されます。
この小屋は１８８０年（明治１８年）に建てられた。

ここのイワナの塩焼きは絶品です。

嘉門次小屋の由来を記した看板。

帰りは梓川の右岸を歩きます。

右岸の遊歩道は木道部分が多く歩きやすいです。

岳沢口湿原

苔に覆われた樹と岩が美しい。

池に写る青空ともみじ葉が秋の終わりを告げています。

岳沢口湿原
静かな空間です。

朝日に輝く池面がキレイ！

猿の群れが居ました。
小さな赤ちゃん猿も連れてます。
これからの厳しい冬を過ごすのは大変なことです。

この辺りは枯れ木が多く昔の大正池のようです。

河童橋まで戻ってきました。
奥穂高・岳沢にも日が当たるようになりました。

何度も訪れた上高地ですが、今日が最高です。

空気が澄んでいて奥穂が迫ってきます。
真ん中に高く見えるのがジャンダルム、すぐ右にロバの耳も良く見える。
その横が奥穂高3190ｍ、日本で３番目に高い山です。

河童橋わきの白樺荘の従業員も出て来て撮影会してます。
本当にきれい！

その白樺荘に今年新しくオープンカフェが出来ました。
真正面に奥穂を望む最高の立地です。
コーヒー６５０円と高めですが、天気の良い日は最高です。

河童橋の少し下流から穂高を望みます。

大正池に向かって左岸を歩きます。
化粧柳と穂高。

田代池から見る穂高

田代池
緩やかな流れに心安らぎます。

田代池

遊歩道を通ると間もなく大正池です。

大正池まで下って来ました。
以前よりだいぶ立木が減りました。

のんびり一日歩きました。
最高の天気で気分もハレバレ！