東地中海クルーズ アテネ~ローマへ (4) 世界遺産・オリンピア遺跡

2018/10/19 - 2018/10/29

Peloponnesos半島北東部~西部へ ナフプリオン港を出た船は朝方、カタコロンに入港しました。
今日はオリンピック発祥の地世界遺産・オリンピアを訪問します。
2つの川に挟まれた緑豊かな聖地です。

エリア ミケーネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝日が昇ります。お天気ですね。

パンと煮豆サラダとフルーツの簡単な朝食をいただきました。

これからバスで行くところはオリンピック発祥の地・ Olympia です。

巨木のお出迎え。

緑いっぱいの広大な遺跡です。

今は建物の礎石が残るだけですが。

柱の本数と大きさを見ると

かなり大規模な施設だったようです。
ゼウスの神殿はこの辺り？

古代オリンピックの始まりは紀元前8世紀とか。

伝染病の蔓延に困ったエリス王イフィトスが争いをやめ競技会を復活せよと言うアポロンの啓示を受けたからだとされています。

これがゼウス神 への奉納競技の始まりで1000年以上、293回に渡って行われましたが、

394年にローマ帝国皇帝テオドシウス1世の異教神殿破壊令により廃止されました。

このように聖なる火が採火されます。とパネルがありました。

採火式が行われる「ヘラの神殿」
(東京オリンピックでは2020.3.12の予定 )

オリンピア遺跡全体のの遺跡配置で確かめながら歩きます。

彼方に大きな体育館があったと聞きます。

ヘラはゼウスの妻、嫉妬深くゼウスの愛人に対して厳しく当たったとか。

敷石にも違いがあり用途別に使い分けていたようです

屋根がどのようであったか気になります。

競技場の方へ歩を進めます。

ここが競技場のゴールラインだそうです。

めいんろーどを通ってバスに戻りました。し

次に訪れたのは遺跡から発掘された数々の像、壺、などの
貴重な遺物を保存 展示しているオリンポス博物館。

ギリシャ神話に基づく像がさりげなく置かれていてちょっとびっくり。

全知全能の神ゼウスについて資料から知るところでは
ゼウス（Zeus）
ユピテル (Jupiter) ジュピター
父クロノスが率いるティタン神族との戦いに勝ち、神々の王となる。最高神、雷神、絶倫万能の神で、妻ヘラの目を盗んで浮気を繰り返した。ゼウスが愛した女性たちとの間には、多くの子供が産まれた。
主なゼウスの子供たち
オリンポス12神
アテナ、アポロン、アルテミス、アレス、ヘパイストス、ディオニュソス
文芸の女神
9人の娘たち:ミューズ
三美神 優雅の女神カリス。
英雄 ペルセウス、ヘラクレス
その他 エウロペ、ペルセポネ、ヘレネ

ヘルメス(Hermes)
メルクリウス
(Mercurius) マーキュリー
(Mercury)
　嘘つき、泥棒の神様。神々の伝令役。ゼウスの忠実な部下で、アルゴスの暗殺など多くの密命を果たしている。
ゼウスとマイアの子供。羽根の生えた空を飛べる靴をはき、神々の使者として世界を駆ける伝令神。旅人の安全を守る役目もある。

　ペルセウスのメドウサ退治にも協力した。

神話の知識があればもっと深く鑑賞できたでしょうね。

女性は豊かで伸びやかな身体つきで襞の多いドレスをまとっています。

男性は胸板の厚い逞しい像

これが人間と交わったという かの白い牛？

ミノタウルスの話を思い出しました

牛の胴体に描かれた線文字

胸の人形がユニーク

襞の細かさにびっくり。

副葬品の数々

優美なドレープの衣装を纏った貴婦人

優れた技術を示しています

ワインでも入れたらしいガラス器

鑑賞が終わって外へ出ました。
ランチタイムが近いのでバスで移動して

郷土料理のレストランにやってきました。

心弾ませ店内へ

素朴なサラダと、オードブルが供されました。

ムサカがサービスされました。
なかなか美味しかったですよ。

食事が終わりとなりのへやにいきました。

地産品を販売していました。

香辛料いろいろ

午後はカタコロンの町で下車し 自由に買物などを楽しむ人あり、
船に戻ってゆっくりくつろぐ人あり自由に過ごしました。

綺麗な日没が始まります。

夜はステージのショウを見ます。

遅くなっても帰りの時間を気にしないでいいのでゆっくりと
楽しみました。