今の休暇村はすごい！　

2018/12/01 - 2018/12/02

休暇村加太へ行ってきました。
まだ子どもが小さかったころ、夏休みになると毎年のように行っていた近江八幡休暇村は、安くてお手軽な公共の宿でした。

でも、久々に行った休暇村加太は、私の知っている休暇村ではありませんでした。
客室がおしゃれで、食事が豪華でした。
インフィニティの露天風呂も景色がすばらしく、とてもよかったです。
しかも新しくて気持ちよかったです。
細かいところにもいろいろと工夫がありました。
これは他の休暇村へも行ってみなくては。

もう一つ今回の旅の目的は西国三十三所巡りです。

今年は「西国三十三所　草創1300年」ということで、深い信仰心を持っての巡礼の旅ではなく、スタンプラリーをしながら、お寺巡りを楽しみたいという浅い気持ちから始めて、ぼちぼちまわっています。

エリア 加太(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0

まずは紀三井寺から。

長い階段を登ります。
２３１段もあるそうな。

長い階段の途中に、日本名水百選に選ばれた三井水が流れ落ちていました。
紀三井寺という名前の由来になった水です。

鮮やかな朱色の鐘楼

本堂。
大きくて堂々とした立派な本堂です。

本堂

境内からは遠くに海も見える絶景。
桜の季節にもう一度来てみたいです。

多宝塔

こんなにきらきらの観音様がおられました。
きらきらだけれど、木造で、木造の立像仏としては、日本最大だそうです。
圧倒的な存在感がありました。

夕方、休暇村加太に到着しました。

ちょうど夕日が沈むいいタイミングでした。

南国みたい。

休暇村の建物に入ると、広々としたロビーがあり、紀淡海峡の絶景が目に飛び込んできました。
おまけにちょうど夕日が沈むところでいきなりテンションがあがりました。
なんていい場所に建っているのでしょう。ひゃーとなりました。

カフェ

部屋は「和洋室ツイン　シャワー・バルコニー付」です。

モダンな造りです。

バルコニーからの眺めも、開放感あふれる癒しのオーシャンビューでした。

夕食は、スタンダード会席です。

名前はスタンダードだけれど、私たちにとっては豪華な会席でした。

しかも、夕食時間内ならいつ行ってもよいというのが、よかったです。
たいてい、6時からとか7時からとか予め夕食時間が決められていることが多いのに、これはよいサービスだと思います。

ひとりずつに舟盛り（姿づくり）がありました！

鯛のあらだき。ちょっと苦手。
おいしいけど、最後まできれいには食べれませんでした。

熊野牛のせいろ蒸し。
お肉がすごく薄かった。
もう少し食べたかったです。

かに茶碗蒸し
熱々でした。

小フグ天ぷら

鯛釜飯。
適当な所で自分で火をつけて炊きました。
だから出来立てほかほかでした。
食べきれるかしらとはじめは心配しましたが、全部きれいに頂きました。

私たちには、コース料理だけでも十分でしたが、さらにサービスコーナーがあって、セルフでいろんなものが頂けました。
これは野菜の蒸し物。

里芋の煮物

かき揚げ

フルーツ

ケーキ

ちりめん山椒ご飯

あと、お吸い物などもありました。
満足過ぎる夕食でした。

朝食は、海の見える窓際に案内されました。
この景色で、食欲も進むというものです。

目玉焼きを作ったりできる陶板が心憎いサービスです。

二段になっている和食膳です。
少しずつおいしいものが入っていました。
ふたがセルフサービスのお料理と取るときのお盆になります。

セルフサービスコーナーには、またまたいろいろなお料理がありました。
ついいっぱい取ってきてしまう私たち。
所狭しと並ぶごちそうの数々。
昨夜あんなに食べたのに・・・

飲み物。
これは牛乳と野菜ジュース。

生野菜

茶がゆ

出し巻き。
目の前で焼いてくれていました。

湯豆腐

フルーツ
和歌山らしくミカンがありました。

ヨーグルトやワッフルもありました。

朝食で一番気に入ったのは、その場でにぎってくれるおにぎりです。
こんなにたくさんのメニューがあって、どれにしようかと迷うほどでした。
ここの支配人が考案されたとかで、行列ができるほどの人気でした。
おいしかったです。

ハンドドリップで淹れてくれるコーヒーがまたいいサービスだなあと感心しました。

朝9時ごろから15分間だけ、大浴場の写真が撮れるというサービスもありました。

露天風呂はインフィニティ風呂になっていました。
失礼ですが、休暇村とは思えません。素敵です。

目の前に海が見え、最高のながめです。
夜も朝も景色を眺めながら、ゆっくりとつかって癒されました。
関空が近いので飛行機もたくさん見ました。

休暇村のあちこちで見受けられたアイディアがこんなところにも。

夏の暑い時期には日よけ対策として、この笠をかぶってお風呂につかるのでしょうか。
なんと風流な。

中のお風呂も広々としていました。

次の日も快晴です。
チェックアウトして粉河寺（こかわでら）に向かいました。

立派な門が出迎えてくれました。
仁王さんの像があります。

広々とした境内。
空いています。

仏足石。
お釈迦さんの足跡で、大きさは人徳の偉大さを表しているそうです。

ここも紀三井寺に負けないくらい大きくて立派な本堂。

西国三十三所のお寺はさすがに立派なものばかりで、あまり信仰心のない私でも、仏様の存在を身近に感じるというか、敬虔な気持ちになります。

土日でしたが、意外にも参拝する人が少なくて、落ち着いて心静かにお参りすることができました。