2018/12/07 - 2018/12/07
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Mame Fさん
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この旅行記スケジュールを元に
3年に一度開かれる瀬戸内国際芸術祭(Setouchi Toriennale)でも有名な、直島を中心とする瀬戸内海の島々。
直島には2回ほど旅行したことがあるので、今回は、犬島と豊島を日帰りで旅してきました。
女性4人旅。
ほぼ、アート鑑賞オンリーの旅でした。
問題は、広島からの行き方です。フェリーがあまり便数がないので、とても難しいです。
私たちは、結局、広島から岡山へは新幹線のぞみで移動し、
9:25 岡山発(JR赤穂)~ 9:42西大寺着
10:05 西大寺駅発(バス)~ 10:35西宝伝着
11:00 宝伝港発(旅客船)~ 11:10犬島港着
犬島見学(滞在時間1時間50分)
13:00 犬島港発(旅客船)~ 13:25 家浦港着
豊島見学(滞在時間約3時間)
16:25 家浦港発(旅客船)~ 16:50 宇野港着
17:07 宇野駅発 ~ 17:59 岡山着
という行程で行ってきました。ちょっと忙しかったです・・・。
3~11月までと12月~2月ではフェリーが変わりますのでご注意ください。
豊島では、「テシマサイト」という会社でガイドツアーをお願いしました。おすすめです!
(表紙は犬島精錬所美術館)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 レンタカー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
広島からはのぞみで岡山駅に移動。
岡山駅からJR赤穂線で西大寺駅まで移動し、そこから、バスに乗り換えて西宝伝まで約30分。
徒歩5分で宝伝港に移動し、11時に旅客船「あけぼの丸」に300円で乗船し、11時10分に犬島に到着しました。
台湾、香港などの外国人観光客が結構いました。
犬島港のすぐそばの犬島チケットセンター(上の写真)でチケットを2,060円で購入。このチケットで、犬島精錬所美術館、家プロジェクト、くらしの植物園の3か所を鑑賞できます。
このチケットセンターには、ショップとカフェときれいなトイレがあります。犬島 自然・景勝地
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犬島の地図です。
右上の港から海沿いに精錬所美術館まであるいて3分。 -
看板
犬島精錬所美術館 美術館・博物館
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振り返るとチケットセンターが遠くに見えます。
この日は天気があまり良くなく、写真が暗いです。 -
中に入ると、銅の精錬所跡がほぼそのまま残っています。
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昔の煙突を生かして、空調は自然の風と地熱を使って行っているそうです。
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写真では分かりにくいですが、明治の遺構と美術館がとても自然に調和しています。
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美術館の中は写真撮影不可でしたが、中の作品は、アーティスト柳幸典氏の独特な世界が広がっていました。
特に最初の、イカロス・セルが不思議すぎて・・・。こどもでも楽しめるかも。人が少ない冬季に行く方がおすすめです。
建築家、三分一博氏の建築も素晴らしかったです。
行く前の想像よりとても面白い美術館だったので、もっと時間が欲しかった・・・。
でも、広島から乗り換え乗り換え、結構苦労して行ってよかった・・・と思いました。 -
駆け足(本当に)で精錬所美術館の後ろにある丘から精錬所の遺構も見学し、その後、犬島家プロジェクトを鑑賞しました。
まず最初は、精錬所美術館の入口から徒歩3分くらいのところにある、F邸(民家を改築してアートプロジェクトを作っているので、元の家の名前が付いている)
中は撮影不可です。
作品は、名和晃平の「Biota (Fauna/Flora)」
次に、石職人の家跡を見学。(写真忘れた)
オープンスペースなので、だれでも見学できます。犬島「家プロジェクト」 美術館・博物館
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S邸
荒神明香の「コンタクトレンズ」という作品でした。 -
次に、A邸
ベアトリス・ミリャーゼス「Yellow Flower Dream」 -
中の谷東屋(休憩所)
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C邸
下平千夏 「エーテル」
中に糸がたくさん張ってありました。(中の撮影不可) -
I邸
オラファー・エリアソン 「Self-loop」
犬島精錬所美術館にも鏡を使った作品がありましたが、こちらは鏡が主役でした。
ここで、12時40分くらいでしたので、13時のフェリーに乗るために港に向かいました。 -
少し忙しかったですが、無事13時に豊島の家浦港行きの旅客船に乗船。
そういえば、乗船券は犬島チケットセンターで鑑賞チケットと一緒にクレジットカードで購入できました。片道1230円。
ランチする時間はなかったし、犬島の食堂はチケットセンターのカフェとUkicafeというところ以外開いていなかったので、朝、西大寺駅前のコンビニで買ったパンなどをフェリーで食べました。
犬島にコンビニ等お店はなかったと思います。(チケットセンターに、お土産用のステキな焼き菓子はあった) -
25分で家浦港に到着。
そこでテシマサイトのガイド、森島さんと合流。レンタカーで移動し、まず心臓音アーカイブへ。港からだいたい10分くらいでした。
一般的には、豊島では電動自転車で移動するのが一番人気なようですが、レンタカー(7人乗り5000円)での移動は、電動自転車が不安な私たちには楽々で、寒くないし、よかったです。
クリスチャン・ボルタンスキーの心臓音アーカイブは、海のすぐそばにあります。
(鑑賞料510円)豊島 自然・景勝地
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中では、文字通り、世界中の人の心臓音を聞くことができます。
暗い中で、音と、そのドンドンという振動音と、音に合わせた光を感じるのですが、本当に不思議な感覚でした。
自分の心臓音を録音することもできます。(登録料1540円)心臓音のアーカイブ 美術館・博物館
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その後、豊島美術館へ。(1540円)
こちら、2017年のトリップアドバイザーで「旅好きが選ぶ!日本の美術館・博物館ランキング2018」で、美術館部門で日本一になったそうです。
また、口コミの影響で、世界中からセレブが訪ねているとのこと。へ~~~。
テシマサイトの森島さんのガイドのおかげで、いろいろと面白い話を聞きながら島やアートについて学ぶことができました。
豊島美術館は、普通の美術館とは全然違います。
(実は、あれ?これだけ?と思いました・・・)
広島市出身の内藤礼氏のアートと、西沢立衛氏の建築と、自然の風・光の融合・・・。
この日は風が強く、たくさんの枯葉が芸術作品の一部になっていました。豊島美術館 美術館・博物館
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時間があまりないのに、欲張ってまだまだ行きます!
次は、「檸檬ホテル」へ。(500円)
スープストック東京がプロデュースする、アート兼宿泊施設です。
夜ごはんももちろん、美味しいそうです。
お風呂がアート過ぎて「・・・」なので、泊まるかどうか悩みどころ。
遊び心が必要です。 -
そして、家浦港の方に戻って、横尾館へ。(510円)
横尾忠則氏の作品が古民家に展示してあります。
好みが完全に分かれる作風でした・・・。豊島横尾館 美術館・博物館
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最後に、港に帰る途中にある「いちご家」へ寄ってくださいました。
いちご農家がやっている、人気のデザート店です。いちご家 グルメ・レストラン
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11月ころからいちごの季節なので、季節限定の「いちごたっぷりクレープ600円」や「いちごたっぷりパフェ550円」が食べれます。
普通のいちごクレープは400円。 -
いちごたっぷりクレープをお店で食べ、いちご1パック(600円)を買って帰りました。
クレープはボリュームたっぷりでした。船の時間が近づいたので、半分は残して船で食べました。
皆さん、船に乗る直前に買いに来るので、結構混んでます。早めに行きましょう。 -
16:25発の宇野港行き旅客船に乗って(写真なし)、豊島とはさようなら。
テシマサイトの森島さんのおかげで、楽しいお話を聞きながら、見たいところを全部見て、食べたかったいちごを食べれて、大・大満足でした。
16:50くらいに宇野港に到着し、17:07のJRで宇野駅から岡山経由で広島に帰りました。宇野駅 駅
-
ちなみに、豊島・小豆島行きの旅客船乗り場は、宇野駅から左に5分ほど歩いたところにあります。フェリー乗り場と違うので気を付けましょう。。。
旅客船は人専用、フェリーは車も乗れる大きいものだと思います。
(写真は17時ころで暗いのですが、宇野駅を背にして正面の丸い建物の左側に豊島への旅客船乗り場があります)
フェリーと旅客船の便が特に冬は少なくて、スケジューリングが大変でしたが、楽しいアート満喫の島旅となりました。
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