鹿島槍～五竜岳 扇沢 in 八方尾根 out / たまにゃー北アルプス

2018/07/21 - 2018/07/23

GWの悪沢岳山行時、千枚小屋でご一緒した山岳会のOさんと二泊三日のテン泊。
場所はOさんのリクエストで今回の鹿島槍、五竜。
五竜は以前唐松登った時に見た馴染みのある山でしたので二つ返事でご一緒させて頂きました。

余計な食料、ガスあるうえ、三人用テント装備が重いのなんの…種池山荘直前で傾斜が上がると完全に脚が止まりました。
軽量化が今後の課題です。

夕食の担当はOさん、フリーズドライの米系、私はあまり喉通らないのですが、初日にハンバーグ二個、二日目にブリとサンマ出して下さり、具材とタレとあいまって無理なく食べられました。
瓶詰めで重かったのですが、味噌系の漬け物も食を促進、自分的には当たりだったと思います。
農鳥、白峰南嶺で思いついた昼食弁当化作戦、朝野菜とパスタを茹で弁当箱につめたら、案外イケました。
茹でただけでなく、油で火を通せばもっと食進んだことでしょう。

貴重な朝の時間のOさんの行動は学ぶことばかりでした。
ホームセンターで買われた安いバーナーであっという間にお湯ができること…。
朝食はパン、パッキングまでの時間が早いのなんの。
行動時間が前倒しになり、山行にゆとりができます。
私はOさんを待たせてばかり、さぞじれったかったことでしょう。

さて山行、二日目、冷池のテン場から五竜取り付くまでは最高のトレイルでした。
布引取り付くと左に見える立山劔…私が北で一番好きな山々です。
南アルプスの布引山とはえらい違いでした(笑)
北峰から下降してから、真正面の五竜、振り返る鹿島槍の表情が刻一刻と変わります。
一方で想像以上の岩場に面喰らいました。
南アルプスはさほど岩場無いので戸惑いましたがなんとかすべてクリア、いろいろな山域経験する必要性を感じました。

二日目以後抜きつ抜かれつした若い男性二人組、五竜山頂でお話させて頂いた皆さん、そしてなによりもこんなマイペースな私に三日間も付き合って下さったOさんに感謝しております。

エリア 五竜(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

先週は南アルプスでしたが今回は北アルプス。
扇沢、なんてキャパがデカい登山拠点なんでしょう…。
二泊三日テン泊の旅の始まりです。

扇沢 自然・景勝地

柏原新道、初っ端に斜度グンと上げればトラバース、こんな雪渓横切ること一度。
テン泊装備が重いのなんの…。

GWの悪沢、千枚小屋でご一緒した山岳会のOさんと。
だらしないことにわたしゃ種池山荘手前でもう失速気味。
ここでしばし休憩、頭から水かぶったように汗で濡れました。

爺三つ愚直に踏みます。
途中、なんと前回のTJARのワン・ツーコンビとすれ違います。
南アルプス南部の守護神、望月選手と山で会うのは3度目です。

見よ、この絶景(笑)

これはこれで味があってイイもんです。
にしても標高2,600手前で森林限界抜けてます、笊なんか山頂まで樹林帯ですよ…。

爺二つ振り返って。
登山開始5時間足らずでこんなん見れちゃうんです。
椹島からじゃ千枚、赤石小屋着いてないんじゃないですかね。

向かいの斜面中腹に冷池山荘、今日はその先で幕営

小屋手前の上り

種池山荘以後咲いてた花、ミヤマキンポウゲ

キヌガサソウ

これでもかチングルマ

イワツメグサ

ウサギギク

ハナニガナ？

テン場は小屋先8分とのこと、トイレ遠いのが難点ですが…

展望はまずまず(のはず)。
手前が我々のテント、三人用。

冷池山荘 宿・ホテル

明けて二日目、今日は鹿島槍、五竜越えるタフな一日になります。
ガスってますがイイ雰囲気、こりゃー期待できる。

(^_^)v

やったね、布引、槍双峰ズドン

どでかく見えたピラミダルな布引に取り付きます。
上り易い傾斜、標高高いからカラッとひんやりしてコンディションよし。

えっちら上っていると左手には立山とキング劔。
もーテンション、マックスまで上がります。
北アルプスもええなぁ～～～

さ、いざ猫耳

うぇるかむチングルマ

ジャコウソウ越しに雪渓

まずは南耳

立山とキング劔
以前富山に住んでいただけに思い入れのある山です

＼(^o^)／

鹿島槍ヶ岳 自然・景勝地

感無量っす。
今日は撮って下さる方がいる山域ですから。

次いってみよー北耳、大迫力

足下には雪渓、南アルプスよりやはり雪多いなぁ

北耳より昨日悶えながら越えた爺三人衆までのリッジラインが気持ちイイ

(゜A゜;)ゴクリ

キレット越しの五竜、迫力ある山塊

振り返って猫耳北

大迫力

切れ込んでます、山の奥深い場所にいる実感

鎖場、この辺りが通過に神経使います、ってか唐松まで何度も鎖場続きますんでその洗礼

キレット小屋、立地最高

朝仕込んだメシ、パスタらしきもの

小屋の前にはキング劔、絶好のロケーション

キレット小屋過ぎりゃ楽勝でしょ、振り返って鹿島槍

もうちょい進んでからの鹿島槍、いい眺め

いざ五竜、序盤はピーク巻きながら

五竜まで二つピークこなすんかな？

上がって下がって、コル、なかなか標高あげません。
キングが縦走する我々を見守ります。

あらまあと四つ

(-。-;)

なめんな五竜

本体手前のゴジラの背に唖然、巻かないみたいっす

ゴジラの背に取り付きます。
ゴロゴロして進まねぇ～。

グワングワンの背にのっかって、本体取り付くのにまた叩き落とされます。

チャレンジ200。
真正面で対峙した時はあれどこ登るんだ～って思いましたが、取り付けば案外イージー。
ですが尺取虫でしたよ、五竜、タフな山でした。

着いた山頂稜線。
北耳からキレット挟んでの慣れない岩陵歩きはタフでした。

キツかった～～～
とったど～～～

＼(^o^)／

五竜岳 自然・景勝地

さ、テン場へ。
小屋直下だから楽チンっす。

テン場脇に咲いてましたコマクサ

ユリも

五竜のアーベンロート期待してたら富山側から雲攻勢

五竜山荘 宿・ホテル

恥ずかしげに頭覗かす五竜

ありがとーおひさま

明けて三日目、はなっからガスと強風、こんな日だもんいました、雷鳥。
風やら岩場やらでこの後の写真はろくなのないので挙げません。
唐松手前はまたもやタフでした。
舐めてごめんなさい。

(-。-;)

到着、唐松は前登ったからパス。
小屋でコーヒー呑んでまったりとな。

唐松岳頂上山荘 宿・ホテル

さ、八方尾根、白馬の稜線はガス

丸山ケルンかな？
稜線降りたら暑いのなんの。
昨日のルートとうって変わって牧歌的。

いいねぇ、八方尾根

樹林も絵になります八方尾根

青空にキスゲさん、上りのキツそうな場所に咲いています

こりゃシモツケソウ

ハクサンシャジン

真打ち八方池、これ見れたんだから岩陵ガスでもヨシとしないといけませんね

八方池 自然・景勝地

下界へのフリーパス、南アルプスならこの先の長く熱い樹林帯下降修行がお約束ですからここは天国です

八方池山荘 宿・ホテル

白馬駅まで歩いて信濃大町に乗り捨てたクルマの回収です。
ガラス越しに自撮り、無駄にデカいザック。

右私の注文、2,5玉分。
一ヶ月は冷やし中華見たくありません。

絵夢 グルメ・レストラン

駅前から見えおった

白馬駅 駅

大糸線の旅、車窓の眺めもえがった