２０１８．９．１２～９．１６　台風に振り回されたハノイ　その２　～　２日目　市内観光　鎮国寺と車窓の景色　～

2018/09/12 - 2018/09/16

ぼんやりとテレビを見ていたある日。
なんとも素敵な夕焼けのCMが流れました。
ま「あーああいうリゾートでのんびりしたいね。」
あ「どこ？」
ま「ベトナムの中部だよ。行ってみたいね。」
あ「いいねー。」
ま「あ、セントレアからは直行ないよ。まっすぐ行けるのはハノイかホーチミン。世界遺産があるのはハノイ。ハロン湾ね。」
あ「じゃあハノイ。」

という最初に見た夕焼けからはまったく違う場所になりました。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

割と大きな通りに面しているホテルなのに、お部屋の中は静かです。
朝は割りとwi-fiの接続もいいので、台風情報をチェックしてから朝食に向かいます。

１階までの吹き抜け。
何か落としたら、殺人犯になりそうな高さです。

屋根の上にあるのは水道のタンク。
一般のご家庭では水圧が低いので、いったん屋根の上に水を上げてから下に落とすのだとか。
上に上げる動力はなにでしょうね。

朝食は２階のピアノバーで。
入ってすぐにジュースとシリアル。
相方さんはマンゴーがお気に入り。

サラダ。
野菜を洗うお水が心配だったので、食べるのは控えました。

フルーツと点心とハム。
フルーツはどれを食べてもおいしかったけど、スイカが一番甘かったですね。

ホットミール。
一番手前はおかゆでした。
お腹の調子があまりよくなかったので、おかゆはありがたかったです。

ベトナムはパンがおいしいと聞いていましたが、ホントにおいしかった。
クロワッサンなんて絶品。
毎日食べました。

フォーと卵料理は作っていただけます。
フォーはチキンと牛肉から選べます。
フォーのスープだけ頼んでいる欧米人もいました。

昨日食べたチキンのフォーがおいしかったので、頼んでみました。
朝食とは思えない、たくさんの量でした。
これだけでお腹いっぱいになるよ。
このあと調子こいてオムレツも頼んでしまって、案の定お腹が苦しくなりました。

コーヒーはウェイターさんが持ってきてくれますが、いつもの癖でブラックで一口。
「にがーい」
そう、朝のコーヒーも濃いベトナムコーヒー。
ミルクをたっぷり入れるととてもおいしいコーヒーになりました。

こちら側はまだ使われていない席。
奥に白いグランドピアノがありますね。

夜はピアノの演奏を聞きながらお酒が飲めるようです。

私たちのお部屋は、806号室。
でも、ロビー階がGなので、実質９階です。
エレベーターの回数表示は8で終わりなんですが、まだ上に何かあるようです。
エレベーターの脇にレッドカーペットの階段がありました。
この上は何があるんだろう？

相方さん、すたすた登っていきます。
一番奥にジムがありました。

エレベーターのドアもガラスです。
２基しかないけれど、割とさくさく動きます。

朝8：10にロビーに集合ということでしたので、８時にはロビーに下ります。
まだガイドさんは来ていないようデしたので、外に出てみました。

ホテル入り口の階段。
ハノイは漢字で書くと「河内」。
市内が３本の川に囲まれていて、すぐに洪水になるそうです。
日本風にいえば「輪中地域」ってとこでしょうか。
だからホテルの入り口もかさ上げしてあるのでしょう。

この階段のすぐ脇に椅子とテーブルがあったので、座ってみました。
ホテルの前は割りと大きな較差店になっています。

どっちからきたら、どこへいけるのか。
さっぱりわかりません。

言うほど交通量、多くないじゃん。と思っていたら、あっという間にこうなりました。
この車はホテルの前にずっと路駐。

ぶつからないのが不思議。

旅行者にはわからない、ローカルルールがあるんでしょうね。

外にいても暑いので、ロビーの中に戻りました。
間口は広くないけど、天井が高いので圧迫感はありません。
そして、そんなにエアコンも効いてない。
エアコンが苦手な私らにはちょうどいい。

街中の交差点の際に建つホテルなので、車寄せがありません。
そのため大型バスが止められないので、大型バスで乗り付ける大陸観光客もいません。
客層は欧米系が主流のようです。
スタッフは若く親切で、大きな通りに面しているとは思えないぐらい静かでした。
部屋のwi-fiが弱いことを除けば、いいホテルだと思います。

観光に出る前にトイレに行っとこうと、ロビーのホテルへ。
そこに緑色のポロシャツを着ているガイドさんらしき女性がいました。
きっとこの人が今日のガイドさんなんだろうな、と思っていたら本当にそうでした。

迎えのガイドさんと合流して、車に乗り込みます。
ハノイ市内の道路は道路が狭いので、大型バスでは回りにくいのでミニバンでの移動になります。
車の中には女性の2人組が乗っていました。
あ「今のところは昨日の親子と一緒じゃないね。」
ま「でも、まだあと一組ぐらい乗ってきそうだよね。」
小さな不安を胸に車は出発です。
ガ「もう1つホテルに行きます。パンパシフィックホテルです。」
ま「昨日の親子はパンパシじゃなかったから、違う人なんじゃない？」


車窓からの眺め。
ベトナムの建物は黄色が多いような気がする。

ベトナムの国会議事堂。

手前のバイク、荷物落ちそうだけど大丈夫？なんだろうね。

ハノイが首都なんだと実感する瞬間。

街角のカフェ。
入りたいけど二の足を踏んでしまう。

一般の人は入れなさそうな建物。
何かは不明

湖が見えてきました。
ホアンキエム湖かと思ったけど、なにか様子が違います。
ま「これタイ湖？」
あ「タイ湖って、あの？」
ま「無錫旅情のことを言いたいんでしょ？」
あ「そうそう、上海　摩周湖　汽車に乗り～」
ま「それちがうから。位置関係おかしいし。国境越えてるし。」
上海　蘇州と　汽車に乗り　が正しい歌詞です。
そしてタイ湖ではなくて、太湖です。

ホアンキエム湖周辺よりすっきりしている感じがします。

パンパシフィックホテルで1組のゲストをピックアップ。
若いご夫婦でした。
この日はこの6人で観光をします。
最初から乗っていた女性2人組は、昨日の観光も同じガイドさんだったようです。

まずは鎮国寺へ。

入り口に金魚売りの女性がいました。
ベトナムでは願掛けで金魚を湖に放すとか。（うろ覚え）
この女性は放流するための金魚を売っています。
（もちろん無許可営業）

ベトナムの女性を見てて思ったんですが、高確率でユニクロのエアリズムパーカー（みたいなの）を着ています。
この女性もそうだし、ガイドさんもそう。
ユニクロなのかバッタもんなのかはわかりませんが、よく着ていました。
私も日本から着ていったのですが、なにしろ暑くて着てらんねーよ状態でした。

対岸にあるのはザ ハノイ クラブ ホテル & レイク パレ レジデンス （The Hanoi Club Hotel & Lake Palais Residences）というホテル。
トリップアドバイザーではなかなかの高評価のホテルのようです。

鎮国寺の入り口。

6世紀の創建でハノイ最古の寺といわれる。西湖にせり出す島の上に建ち、阿弥陀如来などの数々の仏像が祀られています。
17世紀にホン河から王離宮のあったこの場所に移されました。

入り口が3つあります。
真ん中の大きい入り口は王様の入り口。

平民は右の入り口から入ります。

欄干にも国の花の蓮。

では慈悲に導かれて入場。

地面もなんかありがたい。

なんとなく中国っぽい塔が見えてきました。

なんとなく西遊記に出てきそうな雰囲気です。

黄色い塀を見ながら進みます。

花開浄界香成雨（花は浄界で開き香りの雨となる）って言う意味なんでしょうか。

こっちはさっぱりわからん。
戌寅（つちのえとら）は、「ひのえうま」とかとおなじ干支の読み方。
ちなみに「戊辰戦争」は、その年の干支が「戊辰（ぼしん）」だったことから。

この塔への入り口はここ。
こちらは後で観光します。

突き当りまで進むとおおきな菩提樹の木がありました。

鎮国寺です。
雨季なのにお天気がよくてそれはありがたいんですが、なにしろ暑い。
日陰はまだいいけど、日向にいると汗がとめどなく流れます。

右から書くんですね。

仏教寺院なので、南無阿弥陀仏。
でも、日本のそれとは違うような。
どちらかというと、チベット系にあるような鮮やかさです。

中も撮影OKです。

お供え物がきれいに積まれています。

どなたがどんな仏像なのか、さっぱりわかりませんが、台湾のお寺の仏像と似ている気がしました。

中に入ってもエアコンが効いているでもなく、ひたすら暑い。
扇風機も回っていないし。

ベトナムには熱心な仏教徒が多いらしく、一生懸命お祈りしていらっしゃる方も。
ガイドさんも熱心な仏教徒らしく、お詣りをしていました。

手前のバナナのようなお供えは、仏手柑。
柑橘系の果物です。
日本では鹿児島で栽培されているとか。

お寺には不似合いな頑丈そうな箱がありました。

消火器かとおもいきや、お賽銭箱でした。
お供えの横にお賽銭をおいてお詣りをするのが本当らしいのですが、どこの国にも賽銭泥棒という輩いるようで。

では外に出て記念撮影。
汗だくになるだろうからと、日本からはいてきたGパンでこの日は行動しましたが、暑いのなんの。
帰国してから、夏用のトレッキングパンツを買いに行きました。

大きな菩提樹。
いい日陰を提供してくれます。

菩提樹の根元にもお線香。
信仰の深さがうかがえます。

先ほど通過した黄色い門をくぐります。
小さな祠らしきものがたくさん並んでいます。
ここはお坊さんのお墓です。

なるべく天界に近いところにいけるように、だったかな。

ここでもお詣り。

ガイドさん、どこのお寺でも熱心にお詣りしていました。

ベトナムにいるんだけど、なんだか台湾にいるような気もしてきた。
中国には行ったことがないんで。
ハノイは中国国境にも近いから、仏教に関しては中国色が強いのかも。

瓶に金魚。
何かの願掛けかしら。

やっぱり黄色が多い。

ガイドさんいわく、ここから見るのがベストショットなんだとか。

お墓なのに国旗がはためく。

記念撮影。

確かにベストスポットかも。

と、そこへ相方さん登場。って入ってくんな。

どいていただきました。

日本ではあまり聞かなくなった「強い子のミロ」。
ミロを売っているのかは不明。

えーここ、車両進入禁止じゃないの？
青色のナンバーは行政機関の車で、ここまで入ってこられるんだとか。
けっしてベンツだから、というわけではありません（あたりまえか）。

警察官がいました。

きたときに金魚を売っていた女性は無許可販売なので、おまわりさんが来ると撤収です。
乗っているバイクは、あまり警察らしくないですが。

車に乗ってほっと一息。
なにしろ暑い。
では次の観光に向かいます。

調べてみたけど、何の建物か不明。

ホーチミン廟が見えてきました。

ベトナム国民が今も心から敬愛する故ホーチミン元国家元首を祭る。
廟内には冷凍保存されたホーチミン元国家元首の亡骸がガラスケースに入れられて安置されている。
ベトナム国民にとって非常に大切な場所のため、内部での私語や列を離れての行動は厳禁。
カメラの道持ち込みも禁止という厳重な警戒。
リュックサック以上の大きな手荷物は、手荷物預け所に預けてから入場する。
開館時間が短いこともあり、観光客や修学旅行生で毎日大混雑。

なので、車窓から観光。

衛兵の交代式をやっていました。
遠目からでも長蛇の列がわかります。

並んでいます。

まだ並んでいます。
日本人も根気よく並ぶけど、ここではみなさんもきちんと並びます。

ベトナム外務庁舎。

遠目で。

車窓から。

車窓から。

車窓から。

あーきれいに並んでる！って、歩道だし。

なにかお店広げてるし。

なにやら楽しそうな建物。
私立の保育園だそうで。

自転車にたくさんの荷物を乗せてる女性。

比較的裕福な家庭の子が通うらしい。

こういう女性、たくさんいました。
でも男性が天秤棒を担いでいるのは見ませんでした。