2018/11/09 - 2018/11/09
686位(同エリア1062件中)
ちゃむさん
今年の紅葉は山形へ。
一日目は立石寺と銀山温泉。二日目は酒田観光と最上川舟下り、三日目は羽黒山と湯殿山の即身仏を廻ります。
はじめての山形新幹線。福島駅までは新幹線らしく高速で進みますが、福島駅を出て在来線の線路に下りてからは、中央線快速程度の低速で住宅地を抜けていきます。
これからの区間は携帯の電波が繋がりにくくなるという車内アナウンスが流れた後、電車は突如山間に進入。両側に山が迫り、目にも鮮やかな紅葉に息をのみます。
窓外に目を向けていると線路脇のコンクリート壁の上に、電車を見下ろすカモシカの姿。初めて見る本物のカモシカ。しかも新幹線から。
一瞬のことに声も出ず、隣に座る友人に告げる暇もないまま、あっという間にその姿は見えなくなってしまいましたが、なんとも白昼夢のよう。
山形駅でレンタカーを借りて、立石寺へ向かいます。
立石寺の程近く、立ち並ぶ民家の垣根はみなドウダンツツジでしょうか、燃えるような緋色に金の大銀杏。秋たけなわ、この旅で見られるであろう紅葉の様子に期待は高まります。
雨上りのしっとりとした空気ながら寒さは感じられず、これからひたすら階段を登り続けることを考えると、上着も車内に置いていざ立石寺。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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立石寺
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登山口階段を登った正面に根本中堂
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山門に向かう途中には、この地であまりにも有名な句を残した芭蕉とその同行者である曾良の像があります。
それにしても芭蕉が奥の細道の旅に出たのは40代半ばであったはず。
なぜその姿はいつも、こんなに年寄りじみているのか。 -
山門
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まだいくらも上っていませんが、毎度のことながら動悸が激しく休み休み上り続けます。
あせもになりそうなほど汗をかいてしまいました。 -
仁王門
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五大堂へ着きました。風が涼しい。
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ここへは以前も来ました。蝉時雨のなかを半死半生の思いで辿り着いた割には、小さな町を眼下に、なんの感懐もなかったことを思い出します。
今は見渡す限り、秋の山々です。 -
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五大堂の長押の隙間にたくさんの名刺が置かれていました。私も真似をして置いてきました。
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登り来て 見るものすべて 秋の色
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立石寺のそばのお蕎麦屋に入りました。
黒蜜のたっぷりと掛かった温かいおはぎと -
山形のだしがかかったお蕎麦を食べました。
立石寺を後にして銀山温泉へ向かう途中、車窓から見渡す限り、稲の刈入れが終わった田がどこまでも続きます。実の重さに撓んだ柿の木、山の向こうに陽は沈みかけ、最後の陽光に明るむ空気の色には早くも冬の訪れが感じられました。 -
暮れなずむ銀山温泉。温泉街の趣が最も濃く漂う時間帯ではないでしょうか。
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