2018/11/15 - 2018/11/15
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bunbunさん
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天気が良かったのでレンタカーで袋田の滝に行って来ました。
記憶が薄れていますが、茨城に住んでいた40年程前、友人を案内して多分夏に一度行ったことがあります。当時とくらべて展望施設は随分充実し、土産店も多くなっており、観光客の多さにもびっくりしました。
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駐車場に車を置いて滝に歩いて向かいます。
通り道にあったピラカンサスの実。
青空に映える赤とオレンジ色が綺麗ですねえ。 -
山の紅葉は綺麗ですが、ピークをちょっと過ぎてますか。
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さらに歩くと、
「―徒歩5分― 滝の駐車場
滝へ一番近い 大駐車場 500円」
なんて看板が見えてきました。(写真右下)
私が車を置いた駐車場は300円/日でしたし、それより離れた駐車場は無料でしたが満車でした。 -
袋田の滝に向かって西に進みます。
旅館や食堂だ。 -
北側の岩山。
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滝川に架かる滝見橋を渡りました。
北側の岩山。 -
北側の岩山。
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土産物店がたくさん並んだ通りを進みます。
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袋田の滝観瀑台へのトンネル入口にあった袋田の滝の案内板。
フォートラさんの写真サイズでは文字が読めないと思いますので、簡単に説明します。
中央下やや右は観瀑台へと続くトンネルの入口で、その左に入場券販売所があります。入場料は個人大人¥300、子供¥150です。トンネルを図の上(西)方向に直進した突き当りの手前(入口から250 m)右側に第1観瀑台があります。突き当りの左側に、20人程が乗れる高低差約40 m の日立製エレベータ(日立製作所発祥の地は茨城ですからね)2基がり、第2観瀑台に上れます。第2観瀑台は下から第1、第2、第3の高さの異なる3つのデッキから構成され、異なる滝の姿を眺めることができます。また、トンネル入口から210 m地点の右側は吊り橋があり、今回は観瀑台での滝見学の後にこの橋を渡って月居山(つきおれさん)ハイキングを行います。 -
トンネルに入りました。
右前方が明るいねえ。 -
イルミネーションです。
球に近い多面体ですね。正5角形と正6角形の組み合わせはサッカーボールと同じです。 -
第1観瀑台にでました。下から見上げた袋田の滝です。
「袋田の滝は幅73 m、高さ120 mあり日本三大瀑布の一つとなっています。西行法師が秋の季節に訪れ「この滝は四季に一度づつ来て見なければ本当のよさは味わえない」といって、春、夏、冬と三度の季節にも滝を見に来たので別名「四度の滝」とも呼ばれています。
また一説では滝が四段になっているので、その呼び名が出たともいわれています。
「赤紅葉よこたてにして
山姫の錦織りなす袋田の滝」 西行法師
茨城県・大子町」
―説明板より―
昔来たときはもっと水量が多かった気がしますねえ。 -
行列に並んで約15分待ってからエレベータに乗り、第2観瀑台にやって来ました。
第2デッキから見た袋田の滝。
この後の写真も含め、どうしても滝の部分は暗くなりますが、これは岩の色が黒いことと日が当たっていないためです。今日のように快晴の日は、日が当たっている部分と日陰のコントラストが大きくなり、カメラの露出は平均で決まりますので、日陰はどうしても暗
くなります。観光後に寄った食堂のお姉さんの話ですと、上部の除き、年間を通してこの滝に日が当たることは無いそうです。滝が北西を向いていて、周りを山で囲まれているからですかね。 -
木の葉を避けて、第2観瀑台第2デッキから見た袋田の滝。
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1つ上のデッキに上って、第2観瀑台第3デッキから見た袋田の滝。
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縦長で、第2観瀑台第3デッキから見た袋田の滝。
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第2観瀑台第3デッキから見た紅葉の絶壁。
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第2観瀑台第3デッキから見た紅葉と袋田の滝。
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第2観瀑台第3デッキから見た紅葉。
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第2観瀑台第1デッキに下りました。
脇にあった茨城県ジオパーク構想・袋田の滝ジオサイトの説明板。(フォートラさんにアップする関係で、図の位置をアレンジしています。)
「“袋田の滝”誕生ストリー」です。
滝の岩は「水中火山岩」と書かれていますが、詳しくはアイスランダイト質安山岩です*)。
*) 茨城県北ジオパーク推進協議会 -
上の説明板の続きで、この地域の地質学的歴史。
すごいね。地球が誕生した46億年前*)から始まっている。
銀河系の直径は10万光年(1光年=約10兆km)、太陽系は中心から3万光年の位置にあります。
「5億年前の世界」に「ゴンドワナ大陸」と記載されていますが、通常「ゴンドワナ大陸」というと、2億4000万年前の世界」に記載されている「パンゲア大陸」が、1億8千万年前頃に、南北2つに分裂してできた南側の超大陸を指します。
*) 地球と同時期にできたとされる火星-木星間の小惑星帯から来たと思われる隕石の放射性年代測定値です。ここで用いられる元素は、半減期が45億年と極めて長いウラン238Uや同7億年のウラン235Uです。これに使われる鉱物は通常それが生成された時点でウランを取り込み易いジルコン(ZrSiO4)で、最終的にウランは鉛に変わります。小惑星探査機「はやぶさ」や「はやぶさ2」で小惑星の岩石を持ち帰ることは、こういった地球や太陽系の起源を知る上で非常に役に立ちます。 -
第2観瀑台第1デッキから見た紅葉と袋田の滝。
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エレベータで下りて第1観瀑台に戻り、その南端から見た袋田の滝。
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紅葉も入れてもう一枚。
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第1観瀑台を出て、滝川に架かる吊り橋にやって来ました。
よく揺れる吊り橋から見た袋田の滝。
左に見える建物は第1観瀑台です。 -
少し南に進んで、袋田の滝と絶壁。
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吊り橋の南方向。
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さらに、少し南に進んで、袋田の滝と絶壁。
滝の横に来てしまったので殆ど見えませんね。 -
滝川。
ごろごろしている大きな岩は、袋田の滝ができる過程で崩落した水中火山岩でしょうね。 -
少し進むと、南側の絶壁に鉄の階段がついており、その上り口に「月居山(つきおれさん)ハイキングコース」の案内板がありました。なんせ私は高い所が大好きなので、上らない手はないと思い、挑戦しました。
この後私が歩いたコースを案内図の一部を拡大して赤線で示します。目標は標高404 mの月居山でしたが、途中で時間が無くなりましたので、目前で断念して下山しました。現在地から下山地点までの歩行距離は約2 km、所要時間約1時間30分、最高地点は前居山前山の約380 mです。高低差は現在地の標高約140 mを差し引いて、約240 mとなります。前居山前山までは急勾配の階段が続きますので、80階の高層マンションの階段を1階から最上階まで一気に上るという感じになります。
月居山ハイキングを予定される方がいらっしゃいましたら、上り坂の傾斜が緩い逆方向に進むルートをお薦めします。 -
標高188 mまで登ってきました。
木立の間から見える袋田の滝上部。 -
標高190 m。
木立の間から見える袋田の滝上部。 -
少し登って、木立の間から見える袋田の滝上部。
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少し登って、袋田の滝上部。
右側が袋田の滝の最上部ですね。 -
標高208 mまで登ってきました。
ここでちょっと脇道にそれて、生瀬滝を見に行って来ます。 -
袋田の滝が大分低く見えます。
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見えました。袋田の滝の上流にある生瀬滝です。
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ズームしときますか。生瀬滝。
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途中で見えた、標高406 mの生瀬富士(左)と標高420 mの立神山(右)です。
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月居山と前居山前山の間の鞍部にある月居観音堂。
「正しくは月居山光明寺観音堂といいます。宗派は天台宗で大同二年(807年)に建てられたと言われています。このお堂の中には運慶の作と伝えられる高さ6尺(約1.8m)の聖観世音菩薩が安置されています。永保三年(1083年)源義家が奥州征伐の時、このお堂の中に一夜おこもりして戦勝を祈願したと伝えられています。
茨城県・大子町」
-説明板より― -
鐘撞。
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門。
観音堂へは裏から入って来とことになります。 -
案内図がありました。
月居山はすぐ近くです。
途中ですれ違った、お年を召したお姉さんに、「月居山の紅葉はすごく綺麗なので、是非行かれたらいいと思います。」言われましたが、山頂まで16分と書かれており、時間も無くなって来たので勇気ある撤退を選択して下山することにしました。 -
途中で見えた紅葉の絶壁、第2観瀑台(左中程)、袋田の滝(右下)。
下山の道は結構なだらかです。
こちらから登るのが正解ですね。 -
下山しました。所要時間1時間30分です。
滝川にいたダイサギ。 -
駐車場で車を取って帰ります。
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