2018/10/22 - 2018/10/22
408位(同エリア1671件中)
naoさん
京都市伏見区深草は、全国の稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社の南側に位置し、京都と伏見を結んで南北に通る伏見街道に沿って広がっています。
かつての深草は、農業のかたわら土器を作る小さな農村に過ぎませんでしたが、豊臣秀吉による伏見城の築城と城下町整備の恩恵を受け、村は大きく様変わりすることとなり、特に名所や古刹が多かったことから、参詣の旅人で大いに賑わいました。
徳川幕府の一国一城令で伏見城が廃城されて以降、商業の町として再出発した伏見とともに発展をつづけた深草も、鳥羽伏見の戦いの戦場となり、町は焼失してしまいます。
その後、明治31年(1898年)に陸軍38歩兵連隊が伏見に駐屯したのに続いて、明治41年(1908年)には第16師団が深草に駐留するようになり、師団司令部や兵舎の置かれた軍需産業の町として活況を取り戻します。
京阪本線墨染駅近辺から伏見稲荷大社にかけて、南北に延びる伏見街道沿いに広がる現在の深草には、明治時代以降に建てられた京都らしい商家や町家が点在する、情緒ある町並みが続いています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京阪本線墨染駅にやって来ました。
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ここから伏見稲荷大社を目指して、伏見街道沿いの深草の町を歩きます。
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こちらは宇治茶のお店です。
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お店左手の露地の奥には、「竹聲」と名付けられた日本茶の茶房を開いておられます。
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由緒ありそうな看板を掲げるこちらはお米屋さん。
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こちらの町家は製麺業を営んでおられるお宅です。
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玄関上の虫籠窓がアクセントになっている町家です。
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紫陽花で知られる藤森神社の西の参道です。
では、ちょっと境内へ・・・。 -
先ずは手水舎で手を清めます。
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拝殿前の阿形の狛犬と・・・
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吽形の狛犬の間を抜けて・・・
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本殿へ。
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本殿横にくくり付けられたおみくじ。
果たして吉凶や如何に・・・。 -
町並みに戻って来ました。
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煙出しの越屋根がある町家です。
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こちらの町家には、瓜型の虫籠窓が開けられています。
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背の高い虫籠窓が整然と並ぶ町家です。
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お客さんをお迎えする狸さん。
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たわわに実ったピラカンサスの実。
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こちらは提灯屋さんです。
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浅黄色の土壁が、何とも言えない風情をたたえています。
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チラッと見えた途端、一瞬にして目を奪われた町家です。
何か引き付けるものを感じてしまいました。 -
疎水と並行して延びる京阪本線。
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こちらは藤森駅です。
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整然と並ぶ自転車。
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こちらはカフェです。
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ささやかな犬矢来が、京都の町家であることを教えています。
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竹の外格子をめぐらせた町家です。
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伏見深草の町並みです。
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玄関先の大きな甕がアクセントになっている町家です。
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こちらは、町の風景や古い建物を緻密なパッチワークキルトで描く作家さんの工房です。
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道路から一段高く敷地を設定した町家です。
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玄関先には、虫喰い丸太で落下防止の手すりを設けておられます。
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こちらの町家は、玄関以外に、裏庭へ抜ける門も設けておられます。
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いかにも「京都」といった趣のある町家の上空を・・・
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飛行機雲を残して飛行機が飛び去って行きました。
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こちらはカトリック伏見教会です。
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太い駒寄をめぐらせた町家です。
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こちらは、龍谷大学の深草町家キャンパスです。
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「深草町家キャンパス」は、町家の活用を通じて地域の子どもやお年寄りと連携を図りながら、地域社会と共に発展することを目的として設置されました。
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軒先に鉢植えを飾っておられる町家です。
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こちらの洋館は鍼灸院さんです。
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軒の出の深い下屋が架けられた町家です。
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こちらの町家の玄関上の格子窓が、下地窓のような雰囲気を醸し出しています。
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手の込んだ縄のれんが掛かるこちらは、スッポン料理のお店のようです。
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右側の町家の屋内には、スッポン料理のお店の名前が染め抜かれた暖簾が掛けられていて、板前さんが行ききしていたので、2軒を上手く使い分けておられるんでしょうね・・・。
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ベンガラ塗も鮮やかな町家です。
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前庭を板塀で囲った町家です。
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浅黄色の土壁と、白漆喰塗の壁を使い分けておられる町家です。
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厨子2階部分を千本格子で覆いつくしておられるのは、伏見稲荷大社御用達の海産物屋さんです。
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ちょっと粗目の格子を入れた町家は、2階の腰壁を銅板で覆っておられます。
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こちらはお米屋さんです。
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典型的な伝統様式の町家のお隣には・・・
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伝統様式を活かしつつ改修された町家があります。
エアコンの室外機を格子で隠すなど、細かい配慮が行き届いています。 -
伏見深草の町並みを見返した光景です。
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こちらは京阪本線深草駅です。
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銅板葺の玄関庇を下ろした町家です。
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こちらの町家もベンガラ塗が外観を引き立てています。
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瓜型の大きな虫籠窓が特徴的な町家です。
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さて、二駅半歩いて伏見稲荷大社にたどり着きました。
見所の千本鳥居には外国の観光客が押し寄せていたので、写真を撮る気にはなりませんでした・・・。 -
では、伏見深草の町歩きを終えて、この駅からJRに乗って次へ移動します。
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