2018/10/12 - 2018/10/14
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雨ふり三太郎さん
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6月の台風により中止になった石垣旅行の代わりにやって来た車で行ける離島、浜比嘉島。旅行に出ると雨が降る「雨ふり体質」の厄落としに、沖縄でのパワースポット巡りを企画。島全体が琉球神話の聖地である浜比嘉島のアマミチュー、シルミチュー巡りの島紀行。
前半のアマミチューの墓へのお参りを済ませ、次はシルミチューへ。その前にちょっと磯遊びな島二日目後半です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて。一旦ホテルに戻りのんびり休憩。時刻はお昼すぎ。雨が止んだので、島の探索を再開しようと、再び車で島の集落を目指します。
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まずは、やって来たのはここ。浜比嘉ビーチ(ふるさと海岸)
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とてもきれいな砂浜のビーチ。ここは人工のビーチですが見晴らしがよく、目の前が海中道路。駐車場も道路挟んですぐなので便利。この日は泳いでいる人はいませんでしたが、浜辺でBBQを楽しんでいる方が多くいました。
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ポコポコと海に並ぶマッシュルーム。石灰岩の作り出す楽しい景色。
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ふるさと海岸にある、竜宮神サングヮチャーを祀る拝所。ここは旧暦の3月3日に豊漁と船の航行の安全を竜宮神に祈る場所。私も旅の無事を祈ります。
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さて次は、ふるさと海岸からすぐの小さな港にある「丸吉食品」さんへ。ここは持ち帰りのもずくコロッケが有名ですが食事スペースもあります。雰囲気は昭和の海の家。好きですこういう懐かしい雰囲気。
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テレビでも沖縄のご当地グルメとして紹介される有名店。ここで、もずくコロッケと、カニもずく天ぷらを買う予定でしたが、「カニ漁に出れなくてないのよー」とのことで、コロッケだけ購入。残念。
ちょうどお昼時で奥の食事処にはお客さん数組。注文の魚からあげ定食を調理されてましたが、その魚の大きさがすごい!25cm以上はあるかと。どんと一匹丸揚げでした。それでお値段700円ぐらいだった。夫もお腹空いてたら食べてみたかったと言ってました。 -
持ち帰りのもずくの横にはこんなお守りも。ススキなどの葉を十字にしたお守り「サングヮーサン」古くから病気や事故などの禍を招くマジムン(魔物)から人々守ると信じられています。
今でも家族が旅行に出る時や子供の遠足などの時にはお弁当にサングヮーを忍ばせておくとか。心温まる風習です。 -
もずくコロッケを買った後は、同じ浜沿いの道にあるこちらへ。
手作りのトンボ玉工房の「緑の風」さん。 -
工房併設の小さなお店ですが、店内は数人の人がネックレスやイヤリングを選んでいました。ここでは浜比嘉島で生成された塩をトンボ玉に閉じ込めて作った「マース玉」を作っています。聖地「浜比嘉島の塩」でお清めの魔除け効果があるとか。
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色々と見ていたら、キラキラと金箔が煌めく綺麗な大き目のトンボ玉を使ったネックレスが。これをヘアゴムに作り替えていただくことは可能か尋ねると、オーナーさんは、「できますよ。すぐに5分ほどで作りますね」と気軽く受けてくださいました。
その間におしゃべり。浜比嘉島のご出身ですか?
「沖縄ですが島出身ではなく移住者なんです。ここには火の神様がお祭りされた場所があるんです。この仕事は火とは切り離せません。ここしかないと思い切って移住しました」と。なるほど。浜比嘉島には他にも移住してきた作家さんがおられます。皆さん、この島から芸術的なインスピレーションやパワーをもらっているのでしょうか。 -
私は選んだトンボ玉は、ごく薄い緑の色ガラスに煌めく細かい金箔の砂。「これは、私が浜比嘉島に移住した最初の夜に見た天の川からイメージして作った作品なんですよ」と。煌めく金が星の輝きのようです。これに、小さいマース玉を組み合わせたヘアゴムは娘へのお土産です。娘からのお土産リクエストは「お守りになりそうな物か綺麗な髪飾り」これなら「マース玉の魔除け効果ヘアゴム」で丁度いいかな。マース玉の中の白い塩が花のように見えます。
オーナーさんからすぐ近くの「ヌン殿内(地頭代火の神様)」の場所を聞いていこうと店を出たら土砂降りの雨。しかたなく諦め車へ。 -
本当は「東の御嶽」「シヌグ堂」などを見に行くつもりでしたが、断念。ホテルへと車を走らせます。
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時刻は13時。お昼ご飯変わりの「もずくコロッケ」を頂きます。中にはもずくがたっぷり。荒くつぶしたジャガイモの食感も美味しい。程よい塩味がおいしいコロッケです。
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コロッケと一緒にこれも買いました。自分用に買ったはずが、今は娘の財布の中。もう一つ買えばよかったな。
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コロッケを食べている間に雨もあがり、薄日がさす。部屋から見ていたムルク浜。せっかくだから行ってみようとロビー横の道から浜を目指します。
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緩やかな傾斜の道を下り
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レストラン前のプール横に浜に下る階段があります。
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階段横には大きなシーサー。狛犬みたい。
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浜に降りる階段は長く。大変でした。
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階段を降りると浜の家。10月中は営業してますが、この日は利用者も無く台風の後始末をしながら営業されてました。
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見上げたら、あんな上にホテル。3~4階分は階段を下りたと思います。
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浜はここからさらに歩いて
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やっと到着。
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曇ってても綺麗な海。海水浴客は家族ずれ一組だけ。お母さんは寒いと言ってましたが子供は元気に波打ち際で遊んでいました。
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浜の右手には大きな岩山。
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岩山には切れ目があり、そこを通って向こうに出れそう。
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足元を気を付けながら
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ゆっくり
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到着。岩山の向こうにもまた岩。さすがは天然ビーチ。面白い風景です。
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この岩山の更に向こうへと浜は続いています。夫はどんどん進んでいましたが、私はここまで。
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ぼんやり眺める海は、波音だけの静かな風景
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足元にはかわいい貝殻。と思ったらヤドカリでした。
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再び空は暗くなり、そして雨。急いでホテルへと戻ります。
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当たり前の話だけど、これを昇るのかと思うと・・うんざり。この浜はホテルから近いけど、ある意味遠い。時間にして十数分はかかります。
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途中のシーサーは愛嬌があります。足元にはたくさんの貝殻や珊瑚の枝。私も拾った貝殻をお供え。
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階段の左右は草木が生い茂り、多くの蝶が飛んでいました。これはアオスジアゲハ。シロオビアゲハも多くいました。
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ホテルでしばらく休憩。先ほどの雨はほどなくあがり。よし。思い切って出かけよう。
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やって来たのはホテル近くのアマミチューの墓の前にある比嘉の集落。細い小道が続く集落の中。小道の事をすーじぐぁーというらしい。
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珊瑚の石垣や漆喰赤瓦の屋根。沖縄の昔ながらの原風景です。
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真っ白なシーサーは今にも動き出しそう。この集落の奥の山道をしばらく上ると「ノロの墓」があります。鍾乳洞を石でふさいだ墓はアマミチューとそっくり。きっとこの島の歴代のノロを手厚く埋葬したお墓なのでしょう。お参りさせていただきましたが、熱心に参拝されていた方々が居たこともあり、写真は撮りませんでした。
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次に訪れたのは兼久ビーチ。ここの駐車場に車を置き歩きます。
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兼久ビーチは大きな岩山や奇岩が点在する天然浜。その不思議な風景から多くの方が訪れて写真を撮っています。
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そのビーチ前の道を一番奥に進んだ先にあるのが「シルミチュー霊場」
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緩やかな勾配の道沿いに進む
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どんどんと辺りは鬱蒼とした亜熱帯の森に。
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鳥居が見えてきました。ここがシルミチューへの入り口です。
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シルミチューは沖縄では「シネリキヨ」と呼ばれる男神。伝説では久高島に降臨した「シネリキヨとアマミキヨ」の二神は久高には住まいに適当な洞窟が無かったので、洞窟の多いこの浜比嘉島に移り住み、ここで子孫を残したとか。その二神が暮らした洞窟がこの「シルミチュー霊場」
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長い階段の先にシルミチューの暮らした洞窟はあります。
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森の中は空気が澄んで濃い山の香りがします。
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登り切った先には入り口を柵で覆われた洞窟。ここがシルミチューの洞窟霊場です。
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この柵の向こう、鍾乳洞の奥には壺が一つ置かれており、毎年の年頭拝みには島の神官が兼久の浜で拾った小石を一つ壺に入れて拝むのだとか。安産や子孫繁栄。女性の様々な悩み事にご利益があるということです。この日も何人もの人がお参りに来ていました。私ももちろんお参り。健康祈願をお願いしました。
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さて、本日の予定を終えてホテルに戻ると辺りは夕景。残念ながら夕焼けは見れませんでしたが、海の色は青さを増して綺麗です。
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入浴を済ませて夕食へと向かいます。
場所は1Fにある沖縄郷土料理「ゆくい処ムルク」本当はレストランハピナを予約していましたが、台風停電の影響でハピナの営業はしばらくお休み。よってこちらの「くわっちー」コースへと変更いたしました。 -
ハピナが営業していないこともあり、この日もほぼ満席。
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次々運ばれるお料理はどれも美味しく。新鮮な近海物とマグロの刺身。たっぷりの海ぶどう。
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もずくや島野菜の天ぷら。サクサクで美味しいけどすごく量が多い。2人で食べきれるかな。
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ゴーヤチャンプルは少し濃いめの味付け。お肉はランチョンミート。美味しい。
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車エビとアボカドのマスタードソース和え。これもたっぷりの量。
この後、黒毛和牛のグリル、ご飯にお漬物が出てきましたが、お肉は柔らかく、焼き肉風のタレの味も美味しい。けれど、お腹がかなり苦しい。夫も同じくデザートは無理と断ってました。 -
私は頂きましたよ。デザート。濃厚なガトーショコラとフルーツ。これ以上は何も入りません。何というか、すごいボリュームのコースでした。
お腹もいっぱいになったので、この日はこれで早めに休みました。
3日目はここまでです。ありがとうございます。
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