2017/11/23 - 2017/11/23
205位(同エリア6987件中)
とーりさん
職場から勤続のご褒美として3日の連続休暇とそれに2日の有給を絡めて9日のお休みをもらいました。例のごとく旅行の計画を練っていると、ふと、あと何カ国訪問すると「ヨーロッパ制覇」できるのだろうと思いました。ヨーロッパの区域をウラル山脈以西に首都のある国とし、日本国政府の承認国48カ国と捉えると、この段階での未訪問国家は全部で16カ国。結構散在しており、制覇するには計画的に訪問する必要がありそうです。ということで、今回は落穂拾いのごとく、取りこぼしていた小国家群のモナコ、サンマリノ(アンドラは入口のカタルーニャ州の独立問題が頂点を迎えていたため後日)と位置的に他の未訪問国とセットにしづらいアイルランドを訪れることにしました。また、前回訪問時はまだNGだったイタリアの美術館での写真撮影が解禁されたということで、その所属名画との再会も目的のひとつとしました。
実際訪れたニースやモナコは、リゾートらしい南仏の美しい海岸風景や豪華な施設に目を奪われ、駆け足訪問となったアイルランドでは、予想以上の素晴らしい街並みに滞在の短さを悔やみ、最古の共和国サンマリノでは独立国とは何かと思い、再会したルネサンス絵画の色褪せない美しさに改めてときめきを感じるなど、落穂拾いではなく、大きな収穫があった旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(11/17)羽田発 ⇒ 北京 ⇒ ローマ ⇒ ニース
2日目(11/18)ニース市内観光 & モナコ市内観光 ⇒ パリ ⇒ ダブリン
3日目(11/19)ダブリン市内観光 ⇒ アムステルダム ⇒ ボローニャ
4日目(11/20)サンマリノ市内観光 ⇒ ミラノ
5日目(11/21)ミラノ市内観光 ⇒ フィレンツェ
6日目(11/22)フィレンツェ市内観光 ⇒ ローマ
7日目(11/23)ローマ市内観光
8日目(11/24)ローマ市内観光 ⇒ 北京
9日目(11/25)北京 ⇒ 羽田
今回は7日目①です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行の最終観光地ローマを、今日と明日2日で回ります。前回は3日で回ったのでここも強行軍です。
ホテルは朝食が付いたのでありがたく食べてから出発しようと思います。 -
こんな感じで適度に食べました。
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さあいよいよスタートです。
(ホテル7:29 ⇒ 7:35テルミニ駅) -
私が予約したのはホテルガッレスですが、本館ではなく別館で、私の棟の入口にはホテルクリスティーナという看板がかかっていました。どうやら隣接ホテルを買収し、別館として利用しているようです。
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とりあえず昨日到着したテルミニ駅に着きました。
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まずはここから、バスでボルゲーゼ美術館へ向かいます。駅前広場にはバス乗降場が整理されています。
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チケットはこちら、ヨーロッパ到着初日にローマ空港で買っておいたローマパスを利用します。値段は38.5ユーロしました。これはローマ市内の見どころ最初のふたつまで無料で以降は割引、市内公共交通機関が3日間無料になるというパスです。ローマ市内は無料で訪れることができる施設が多いので元が取れるかはわかりませんがとりあえず買いました。いよいよ出番です。
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バス停は広く乗場がたくさんありますが、乗るバスの番号から乗場案内を探します。今回乗るのは910番バス、これで美術館付近まで行くことができます。バスは頻繁に発着していてそれほど待たずに乗ることができました。
(テルミニ駅7:54 ⇒ 8:08ボルゲーゼ美術館) -
15分ほどで美術館前のバス停に到着しました。
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やって来ましたボルゲーゼ美術館。前回も来たので2度目です。開館直後の9時予約で来ました。
ここは日時指定でローマパスも使用できます。日時は業者に依頼し予約してもらいました。入館料も高め(13ユーロ)なので、ローマパスの最初の見どころ2か所無料の1か所目に当てました。
(ボルゲーゼ美術館8:30切符交換、9:00~9:45) -
時間が来て入館です。日時指定のため予約は面倒ですが、ゆえに入館人数は制限されることになるため、中は空いていて鑑賞するにはよい環境です。
まずは「レダと白鳥」、ダヴィンチが描いたものの模写のようです。 -
ティッツァーノ「聖愛と俗愛」です。ボルゲーゼ美術館の代表作ともいえる名画です。
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こちらはヴェロネーゼ「魚に説教する聖アントニオ」です。聖書を理解していないと主題の意味は解りませんが、遠景の美しさはよくわかります。
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そしてラファエロ「キリスト降架」です。
と、ここで大ピンチです。デジカメのメモリが限界になってしまいました。メモリカードの容量はそれほど小さくはなかったのですが、今回の旅行では写真を撮りまくっていたので、限界点に達してしまったようです。仕方ないので慌てて不要な写真を消去して、急場は凌ぎました。 -
気を取り直してラファエロ「フォルナリーナ」です。同じ画が他にもあったような気がします。
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こちらもラファエロ「ユリウス2世の肖像」です。これも同じ画がフィレンツェ・ウフィツィ美術館にありました。
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さらにラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」です。反射してうまく撮れませんでした。
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ドメニキーノ「ディアナの狩猟」です。こちらも有名な画です。
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こちらはコレッジョ「ダナエ」です。この主題は多くの画家が描いていますが、画家によって随分構図が違います。
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そしてクラナハ「ヴィーナスとハチの巣を持つキューピット」です。クラナハらしいといえばそれまでてすが、裸に帽子というのはちょっと違和感を覚えます。
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こんな感じで名画が展示されています。日本に来ればそれぞれ黒山の人だかりができるような名画ですが、それがふんだんに展示されているのは贅沢な気がします。
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ところでボルゲーゼ美術館は彫刻も充実しています。
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なかでもこちら、ベルニーニ「プルートとプロセルピーナ」は傑作です。生々しい動きを捉えた作品の出来栄えは素晴らしいものがあります。
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その写実性を角度を変えて見ることができるのも、彫刻の醍醐味です。
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この柔らかな肉体美を表現しているのが大理石とは。驚嘆するほかありません。
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こちらは「眠れるヘルマプロディートス」。17世紀発見されたものだそうです。
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ベルニーニ「アポロとダフネ」です。逃げるダフネが木になっていく様子がわかります。
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同じくベルニーニ「ダヴィデ」です。フィレンツェのアカデミア美術館と同じ題材で、場面も同じようなところだと思いますが、様子は大分違います。この像自体も、正面から、右から、斜めからと角度を変えると違った動きに見えて面白いです。
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こちらはカノーヴァ「パオリーナボルゲーゼの肖像」です。
新古典主義の頂点をなす作品で、当時、歴史上の人物をこのような姿で現すのは異例だったようです。 -
再び絵画へ戻ります。カラヴァッジョ「病めるバッカス」です。確かにあまり健康的な画には見えません。カラヴァッジョ初期の作品のためか、まだ優しい絵柄です。
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こちらもカラヴァッジョ「馬丁の聖母」です。このあたりは明暗法が確立してきているのか、引き付けるものがあります。
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同じく「聖ヨハネ」。ここボルゲーゼ美術館はカラヴァッジョ作品も充実しています。
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なんとか撮り切ったのでボルゲーゼ美術館を出ます。
(ボルゲーゼ美術館9:45 ⇒ 10:20テルミニ駅) -
本来はここから次の目的地であるコロッセオに向かう予定でしたが、予備のメモリカードをホテルまで取りに戻らねばなりません。という訳で、バスでいったんテルミニ駅へ行きたいのですが、乗るべきバスがわからず少し迷ってしまいました。
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何とか着きました。時間のロスを少しでも短くしたいので急いでホテルへ戻ります。
(テルミニ駅10:20 ⇒ 10:29ホテル) -
着きました。ホテルで新しいメモリカードに交換し、ここからどうするか戦略を練り直します。
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練り直した結果、ホテル自体がメトロB線のカストロプレトーリオ駅に近いのでそこから乗車し、コロッセオ駅で下車することにしました。
(ホテル10:56 ⇒ 10:57カストロプレトーリオ) -
こちらがカストロプレトーリオ駅。壁には落書きがされ、あまりいい雰囲気ではありません。
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ここで初めてスリの未遂に遭いました。
メトロが到着し、乗車するため奥へつめようとすると、先に乗った母子の団体がもの凄い力で押し返してきます。瞬間的にこれはスリだなと思ったので、幸いまだ閉まる前のドアから下車し、隣のドアから乗車しました。ドアが閉まり逃げ場が無かったら格好のカモになるところでしたが何とか虎口を脱しました。スリたちも列車を降り、諦めて「カモ~ン」などと挑発しています。ちょっとムカつきましたが、心の中でアカンベーをしてやり過ごしました。
(カストロプレトーリオ11:00 ⇒ 11:05コロッセオ駅) -
そんなこんなで3駅乗って無事コロッセオ駅に到着です。
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駅を出るといきなり目の前にコロッセオが。この演出は大好きです。
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ローマパスを持っている人はこちら、と表示がされているのでわかり易いです。
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こちらもいつも混雑しています。ローマパスをファストパスとして最初の施設として使う人が多いのでしょう。私もそのクチですが(通常利用の場合12ユーロ。フォロロマーノ、パラティーノの丘と共通)。
(コロッセオ11:10~11:42) -
まずは模型がお出迎え。当時の威容を再現したものでしょう。
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階段を登り、まずは上部から俯瞰します。前にも来たのでじっくり観光するのはやめときますが、一応ぐるっと回ることにします。
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ありきたりですが、こんなものが西暦80年にできたとは驚くほかありません。日本ではまだ卑弥呼が現れるずっと前で歴史以前です。
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外側に目を向けるとコンスタンティヌスの凱旋門が見えます。
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こちらは凝った造りで建っています。コロッセオより新しいですが、これも西暦315年完成と古のものであることに違いはありません。
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階段を降り、下部に来ました。
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ここは地下になっていて、猛獣を入れる檻などがあったそうです。
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急ぎ足ですが、とりあえずひと回りしたのでコロッセオを出ます。
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