2018/09/18 - 2018/09/19
88位(同エリア185件中)
m-aさん
この旅行記のスケジュール
2018/09/18
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バスでの移動
7:30 ハッシラビート →13:00 ティネリール
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車での移動
13:30 ティネリール →14:00 ゲストハウスアーモンド
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14:30-18:30 トドラ渓谷トレッキング
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バスでの移動
翌朝10:30 ゲストハウス前で乗合タクシー乗車 → 11:00 ティネリール着
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バスでの移動
12:30 ティネリール発 → 19:30 マラケシュ着
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この旅行記スケジュールを元に
サハラ砂漠の街ハッシラビートからバスで4時間。トドラ渓谷の玄関口となるティネリールにやってきました。ここは有名な日本人宿があり、トレッキングガイドも手配してくれるのです。予約のメールのやりとりだけでも親切で心強く、緊張感あるモロッコ一人旅の中でオアシスのような場所でした。
トドラ渓谷の景観は圧巻!4時間ほどのトレッキングも景色だけでなく、ノマドのテントにお邪魔する興味津々なアクティビティでした。
メクネスの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11407438
シャウエンの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11407955
フェズの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11409419
砂漠ツアーの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11410990
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□9月12日深夜 成田発(カタール航空)
□9月13日 カサブランカ着、メクネスへ移動
□9月14日 メクネス観光、シャウエンへ移動
□9月15日 シャウエン
□9月16日 シャウエン→フェズ→メルズーガの移動
□9月17日 砂漠ツアー
■9月18日 ティネリール
□9月19日 マラケシュへ移動
□9月20日 エッサウィラ
□9月21日 マラケシュ
□9月22日 マラケシュ
□9月23日 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サハラ砂漠の街からティネリールまではバスで4時間。7:30に出発し、荒野をまっすぐ走ります。
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途中には街もいくつかあり、ロバの馬車を駆る人も見かけました。この辺りはリッサニという街。砂漠で何日か過ごす人は、バスで30分のこの街まで観光に来るようです。シャウエンからの直通バスもあるっぽい。
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快適にドライブしていたはずなのに、途中の道が前夜の雨で冠水してました。砂漠に来たはずなのに、なにこの光景。
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バスのお腹に荷物を積んでいるので、下手に強行突破すると荷物が浸水してしまうらしく、ちょっと立ち往生しました。結局軽い浸水は我慢して、強行突破しましたが。
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冠水エリアを抜け、ようやく快適にバスが走り出しました。こういう分かりやすい道路風景を見てると、レンタカー借りるのもありかなって思っちゃう。(いや、レンタカーであの冠水エリアは渡れない・・・)
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ティネリールに着きました。トドラ渓谷に行くにはここから30分ほど乗合タクシーに乗らなければなりません。まずはタクシー乗り場にたどり着かなければなりません。
バスから降りてスマホを取り出してると、すかさず道案内をかってくるおじさん登場。チップが要るけどまあいいや。案内してもらいましょ。 -
乗合タクシーなので人が集まらなければ出発せず、結局30分くらい待って出発。
道案内のおじさんは「この後のトドラトレッキングもガイドしてあげるよ」「アーモンドのみちよさんとは友達なんだ」等等うざかったけど、予約済みだからときっぱり断りました。10ディルハムほど渡すと、ちゃんと降りるべき場所で降ろすよう、知り合いの乗客に私のことを頼んでいってくれました。
うざいのを避けるには、さっさとチップを渡すのが良かったのかな。でもそれもちょっとな・・・。 -
トドラ渓谷の徒歩30分ほど手前の場所が、今夜の宿「ゲストハウスアーモンド」です。とっても有名な日本人宿。
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ここはリビング。チェックインの書類書いたり、お茶飲んだり夕飯を食べたりするくつろぎスペース。
宿の奥様のみちよさん。ホスピタリティあふれる柔らかな口調の、とっても寛げる方でした。同じ日に泊まった人の中には何週間も何ヶ月も滞在しちゃってる人もいましたが、納得の居心地です。
ていうか、一泊・二泊しかしない人のほうが珍しいらしい。 -
ここが今夜の寝室。カーペットの上は日本式に土足禁止です。
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予約していたトレッキングガイドさんと落ち合うため、渓谷に向かって歩きました。
これは道の途中にあった小学校。小さくてカラフルな建物です。
ゲストハウスには8歳のお嬢さんがいましたが、学校の施設が小さいので、授業によっては別の建物に移動するから都度送り迎えをするそうです。大変だ・・・。 -
ガイドのアブドゥルとは道の途中で落ち合い、トドラ渓谷に向かいます。
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渓谷の入り口付近にはお土産屋さん多数。ターバンなどの布製品が多数。砂漠で買ったのと同じのも売ってたので、量産品なんですね。
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この泉は、昨日の雨でちょっと濁っているけど、とっても美味しい湧き水なのだとか。
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水を汲みに来る人も多数。ゲストハウスで同宿した皆さんも、翌日は水汲みに連れ立って出かけてました。
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ロバを連れたノマドの女性もいました。今日のトレッキングでは、彼女たちの住居を訪ねるのです!
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この切り立った岩がトドラ渓谷!
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ここは、ロッククライミングの聖地なのです。観光クライミングもできます。人間が小さい!
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ガイドのアブドゥルは、このあたりの岩は全部登ったと言っていました。数百メートルあるそうです。観光クライミングだと、20m程度を体験で登るそうです。
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足場はしっかりあるので、そんなに怖そうではないですね。あと3日ここにいたら、たぶん私も登っていたと思います。今回は1泊2日だけなのでトレッキングを優先。
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ロッククライミングスポットから左の階段を進んだ方向がトレッキングルートです。
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階段があったのはちょっとだけ、あとはずっとこんな感じの大きい石がゴロゴロしている道でした。今回、靴をどうしようか迷いに迷って、こちらのサイトで質問してアドバイスをもらい、軽登山靴を持ってきました。
スニーカーでは靴底にあたる岩の衝撃で、かなり疲れてしまったと思います。この4時間のためだけに持ってきた軽登山靴でしたが、大正解でした。 -
ガイドさんを頼むかどうかも迷いましたが、これも頼んで正解です。一応トレイルはついてますが、岩のせいで分かりづらい場所は多いし、標識やリボンやペンキなどのきちんとした目印はないので、ガイドさんなしでは歩いてても不安で仕方ないと思います。
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目指すのはあの山の鞍部!この距離感だとあと1時間半くらいかな。
トレッキングを手配してくれた、ゲストハウスのみちよさん曰く、普通は午前中スタートしか受けないそうですが、予約時に山ガールぶりをアピールしたところ、「そんなに山に慣れてるなら午後イチスタートでも大丈夫」と判断してくれました。 -
ちょっと休憩の図。ターバンをベルベル風に巻いて帽子代わりにしています。50ディルハムで買ったこのターバン、便利すぎ。日差しよけに使いまくりました。
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スタート地点の標高が1250m。最高地点が1930m。これを往復4時間で歩くので、高尾山程度のレベルですね。
山の上を縦走する人もいるらしく、スペイン人カップルと行き交いました。道中ですれ違ったのはこの2人だけ。 -
ここが最高地点。ノマドが料理するときの風除けに作ったという壁がありました。
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ここからは緩やかな下りです。
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前日に降った雨でちょっとだけ溜まった水で、洗い物をしている様子が遠くから見えました。
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今からお邪魔するノマド一家のテントに到着。風景に同化しすぎていて、言われてもなかなか気づけませんでした。
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この石の壁は、家畜の囲いのようです。動物を飼って、育てては売って生計を立てているのだとか。
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黒い小ヤギが飛び跳ねてました。
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おお!本当に住居がある!
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家畜のスペースと、タープを張ったテントと、いくつかの洞穴がありました。
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一家の長のおじいさん。ミントティーでもてなしてくれました。あちこち写真撮ってもいいよ、とのこと。このチップも貴重な現金収入なのでしょう。
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おばあさんは、孫をお昼寝させながら、衣類の手入れをしていました。
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お嫁さん?娘さん?も出入りしてお仕事していました。
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こういう洞穴がいくつかあって、台所用・倉庫用・寝室用、みたいに分かれているようです。自然な洞穴でなく、一つ当たり6ヶ月かけて彫って作ったものだそうです。ノマドはこういうのを作って定住化するわけですね。
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ミントティーの準備はガス缶でやっていましたが、その辺の植物をストックしておいて焚き付けにする釜戸も使っているようです。
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いくつもの洞穴の遠景。ここで一家15人で暮らしているそうです。
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タープとゴザでできた、リビング代わりのスペースがありました。ここで一息つかせていただきます。
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ミントティーを淹れてくれるおじいさん。ガイドのアブドゥルが、ここまでけっこう楽々登ってきた話をしたらしく、「そんなに山道を歩けるなら、独身ならノマドの嫁になれば」とか言われました。
モロッコ人、結婚してるか聞くのが好きすぎます。面倒なので自分は既婚者ってことにしておきます。 -
麓で見かけた、ロバをつれたお嬢さんたちが戻ってきました。片道2時間、毎日往復しているそうです。
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帰り道。モロッコの山岳風景を堪能するのはこれが最後。乾いた岩とむき出しの地層。平らな山頂がどこまでも続く・・・。岩石砂漠っていうやつです。
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雄大な風景だけど、日本の緑の山も恋しいな。
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植物はこんなのしか生えていません。ノマド一家のかまどの焚付けにしていたのもこれでした。
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ティネリールの街が見えてきました。
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下山。カスバの中を通ってゲストハウスまで帰ります。このカスバ、古い建物あり、動物あり、畑ありで、タイムスリップしたかのような素敵な場所でした。ホテルもあるらしく観光客がうろうろしてました。
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ゆったりおしゃべりしている地元の人たち。都会でも田舎でも、常に見かける光景です。
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19:00までには宿に戻り、シャワーを浴びて、次はモロッコ料理教室!
作り方を教えてもらいながら見てるだけですが。 -
日本でも作れそうな材料の、タジン鍋の作り方を教えてもらいました。
タマネギを敷いた上に鶏肉を乗せるのがポイント。 -
玉ねぎ、鶏肉、じゃがいも、人参、かぶ、トマトを順に並べていきます。
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味付けに、パクチーとニンニクを散りばめ、塩コショウ、ジンジャーパウダー、サフランをふりかけ、オリーブオイルを回しかけ、水少々。
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沸騰するまで強火、その後弱火で45分。シンプルだけど時間がかかる。
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夕食。モロカンサラダとタジン鍋。モロッコのおもてなし料理はこの組み合わせになるんですね。冷蔵庫を借りて、フェズで買ったビールを冷やしていたので、飛行機を降りて以来ひっさびさのアルコールです。
やっぱりお酒がつくと食欲が増すし、同じメニューでも美味しく感じるし、ゆったりとした時間が過ごせる気がするんだなあ。
ここに数週間滞在している皆さんは、キッチンを借りて自炊しているそうで、それも楽しそう。すっごく良い場所で、長居したいのは山々だけど、明日の昼前にはマラケシュへ向かいます。
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